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【第22回】再開インビザライン！再びの歯列矯正は何か変わった？

by prdox · 公開済み 2024年9月9日 · 更新済み 2024年9月10日

やっと終わったかと思った歯列矯正でしたが、あまりに早く終わらせすぎたせいか「後戻り」によって歯列が再び歪んでしまいました。
もう一度、インビザライン開始します！

インビザライン後の「後戻り」どこまで戻った？

2024年5月にインビザラインによる歯列矯正を一度は終えましたが、前回お話ししたとおり…後戻りしちゃっていました！
今後は後戻りを直すため、再びインビザラインを始めることになります。

後戻りが発生したのは、最後まで歪みが治らなかった前歯の左隣の1本です。イラストでは黒い丸が付いている上の歯人ります。
この歯は乳歯から永久歯に生え変わる際、乳歯が邪魔をしてしまったため90度の角度がついた状態で永久歯が生えてきてしまった過去があります。

長年の歪みがあり、さらに少し長さが短く生えてきてしまったため、きちんと矯正するには時間がかかると診察では聞いていました。
確かに、約3年の歯列矯正で最後まで歪みの角度と長さが治らなかった部分です。

2024年5月の最後の診察時では、歪みはほとんど治り、歯の裏側から触ってみるとちょっと角度がまっすぐではないとわかる程度まで正されました。正面から見れば歯列は綺麗に整って見えます。
長さも両側の歯と揃い、納得いく矯正ができたと思っていました。
( ´Д`)が、…後戻り早かった…

歯列が治って、すぐに矯正を終えたせいか、食事をすることで歯の長さが短くなり、なんとなく角度も大きくなっていく様子が感じ取れたのです。
正面から見る程度では、長さははっきりと短くなったことがわかりましたが、角度まではなんとなくそう感じる程度。

鏡で見る分には、長さ以外に気にすることはないようにも思える程度でしたが、1ヶ月ほどで歯の長さは1mmほど短くなった状態が固定されるようになっていました。
わずか1mmですが、口を開けて笑った顔を見ると、歯並びが整っていないことがたった1mmでもよくわかります。そこだけ隙間があるのが見えるんですもの…
これじゃあ、歯列矯正が終わったとは言えませんっ！

後戻りの原因は？

後戻りの原因は、歯科医師さんからは何も言われませんでしたが、暗に「患者さんがリテーナーをちゃんとしなかったから」という感じは受けて取れました。
( ｰ̀ωｰ́ )失礼しちゃいますよね。22時間以上はリテーナー付ける生活送っていますよ！

とは言え、リテーナー装着時間は自己申告であり、矯正終了の解放感からリテーナー装着を忘れてしまう患者さんが多いのも事実。
私もその1人として扱われてしまいました。

けれど、私が予想する後戻りの原因は、歯科医師さんとは異なります。
私が予想した原因は、「歯列矯正を早く終えてしまったこと」です。

小さな力を長い時間かけて歯に加え続けることで歯の歪みを正ていくマウスピース矯正では、どれだけ矯正に時間をかけたかが鍵になります。
時間が十分でなければ歯の歪みは正されません。

私は、2024年5月に最終診察の予約を事前にしていました。そこで誤った考えになっちゃっていたんですよね。
「この最終診察で歯列矯正が終わる」と。

診察日は、あくまでも予定どおりに歯列が矯正された場合の予定日でしかありません。歯列が思うように矯正されなかった場合、矯正を終える日付は先送りになるのは当然です。
しかし、私は最終診察日の直前に歯列がとうとう整った！と喜んで、歯並びが整った直後に矯正を終えてしまいました。

素人の悪あがきですが…最終診察日に歯科医師さんに確認は取ったんです。
私( ´∀`)「ここで矯正を終えても、後戻りしませんよね？戻っちゃいますか？」
後ろ暗い意味：「歯並びが昨日整ったばかりですが、矯正終了しても歯並びはこのまま維持されますか？」

これに対して歯科医師さんは、
歯科医師さん(*´ω`)「ええ。リテーナーをちゃんと付けていれば戻りませんよ」
って言われたんですー！

きっと、私の質問の意図とは食い違った回答が返ってきたのでしょうね。質問の文章だけ聞けば、そう答えるのが歯科医師さんですものね。それ以外の答えって何？ですよね。
もっと具体的に、しっかり不安な点を言葉にして伝えておけば、矯正再開なんてことにはならなかったのかなぁ…

今後の治療方針

はてさて、インビザライン再開・初の診察では、どのような治療方針が提示されるのか…心臓ドキドキ、緊張の中で行ってきました。

診察台にすわり、今後の治療方針が明かされます…
ゴム掛けを覚悟していましたが、ゴム掛けはありませんでした。
歯の表面に接着剤で突起をつけて、マウスピースの矯正力を高める技法で治療が進められます。
突起を取り付けたのは、上の歯に3点、下の歯に2点の合計5点です。マウスピース側にも突起を引っ掛ける窪みが作られています。
再発注したインビザラインは全部で7回分。1週間ごとに付け替えが順調に進めば、7週間。2024年10月末頃には終了予定です。

しかし、前回の終わり頃もそうだったし、一度後戻りして現在があるため、1週間単位では付け替えられないであろうことは歯科医師さんも私も同意見です。
ただ、それが現状では見定めることができないため、歯がどのように動いていくかを患者自身がしっかりと観察して、異常があれば来院することになりました。

現状の歯列矯正での「異常」とは、
・2週間以上も同じインビザラインを装着し続けても歯並びに変化がなかったり、
・マウスピースと歯の間に隙間ができたり、
・痛みやその他異常と見られる症状が現れたりなどのこと。

通常で1週間に1セットのマウスピースを使用しますが、私は歯が動きにくいであろうことは想像できているので、2週間ほど同じセットを装着し続けることになるという考えです。
それでも2週間以上も歯並びに変化が現れないのは「異常」と判断されるため、マウスピースを作り直すか、他の手段が必要になるかの判断をするために診察を受けましょうということになりました。

(｀・ω・)今回の治療方針は、私もちゃんと納得です！
診察では、特に何も言われずにインビザラインの矯正を高めるための突起を歯の表面に取り付ける施術を行なっただけでした。