雨から身を守るロードバイクの雨装備!ウエア、ジェル、防水靴下!

ふくいち、つくいちと連続で霧雨の中のライドとなってしまいました。運が良かったのは、体調を崩さない程度で帰宅できたこと。。。運が悪ければ、と考えると、雨ライドって怖いですよね。

本格的な秋冬の気候になってきたので、雨対策も本格的にやろうと思います!
もう命を危険に晒さない!

目次

 

雨ライドは低体温症で命の危機に!

ロードバイクはじめる前なら、雨の日にライドなんてしないでしょう。と考えていたんですが、わざわざ雨の日に出かけなくても、曇り予報で雨が降ってしまうことなんて、よくあることだと最近は身を持って実感しています。
雨の中でロードバイクで走ることが、どれほどの危険が伴うのか、想像できていませんでした。体験してみないことには、意外と思いつかないものだったんですね。

夫が雨ライドふくいちで、命の危険を察してのDNFになって初めて、夫婦で「雨ライドって危険だ!」とちゃんと理解できました。

雨で一番怖いのは、体温が奪われていくことなんですよね。
もちろんロードバイクをコントロールしにくいとか、ブレーキが利きにくくなるとかもありますが、問題なく走行できている時ですらも命の危険に晒されているとは、まさか思わないですよね。

雨に濡れたウエア。それが体温を奪い、そのままにしておけば寒さが襲ってきて、低体温症までいってしまいます。そこまで体温が低下してしまうと、ライドを継続することはできません。寒すぎて体に力が入れられないし、判断力も落ちてしまい、とっても危険です。
たかが雨。されど雨。自然って時には人間に牙をむきますよね。

 

雨対策できる装備

雨の日ライドの怖さを身を持って体験したので、本腰いれて雨対策を考えています。
ネットやSNSで雨対策やおすすめ雨ライド装備などを探し、肌が弱い私たち夫婦でも取り入れられそうな装備をピックアップしてみました。

雨装備の目的は、
防水!
体温低下防止!
この二点に重点を置いて探しました。

 

レインウエア(上着)

まずはレインウエア。雨対策で調べると、真っ先に表示される装備品です。
ただし、登山向けと違って上着のみの場合が多いのはロードバイクあるあるなんでしょうか?

夫の今現在のレインウエアが、こちら。
mont-bell ストームクルーザージャケットです。

モンベルのストームクルーザージャケット

登山用のアウターなんですが、素材がGORE-TEX(ゴアテックス)で、めっちゃ雨を弾くのに、中の湿気は外に逃がしてくれるから蒸れにくい素材を使っています。付属の収納袋に入れると、だいぶコンパクトになり、持ち運びにも便利です。

耐水圧:50,000以上
透湿性:35,000g/㎡

ロードバイク用ではないので、背中ポケットがなく、体へのフィット感もありません。その為、空気抵抗が非常に大きくなってしまうのが今のところのデメリットです。

そのモンベルから、サイクルレインウエアが出ているんです!個人的にこれがイチオシかな?と思っています!
それが、mont-bell サイクルレインジャケットです。

モンベルのサイクルレインジャケット

耐水圧:50,000以上
透湿性:44,000g/㎡

登山用と同じく、防水性と透湿性に優れたゴアテックスを使用し、透湿性は登山用よりも高い数値!
背中は長めにつくられていて、ロードバイクの前傾姿勢にも対応できています。
両脇の下にはベンチレーションがあり、大きな開口部から中の湿気を逃がします。

モンベルのサイクルレインジャケット

ロードバイク用のレインウエアは、下のウエアが透けるくらい薄手なものが多い中、やっぱりある程度の厚みがあると安心感がありますよね。雨は可能な限り染みてきてほしくないです。

レースに出るような人でなければ、少々生地が厚く、ゴワついてしまっても、防水性・透湿性が高い方が良いと思います。雨が降れば巡航スピードを落とさざるをえないので、空気抵抗よりも雨を防げるかどうかの方が重要かなと。

 

レインジェル

調べていて初めて知った雨対策装備が、レインジェルです。
レインジェルって、名前からして何となく想像はできるんですが、「本当にあるの?」って感じですよね。ちゃんとありました。レースの世界で。

全天候型スポーツと言われるロードバイクなので、雨でも雪でもレースは基本的に開催されます。(ホビーレーサー向けは雨天中止もあります)
そんな時、ウエアなどの装備品だけではなく、肌に直接装備してしまうのが、このレインジェルです。

イメーナのレインジェル

主成分は白色ワセリン。その他はアロマで有名なジンジャー、レモングラス、ジュニパー、ローズマリー、ローズウッドが含まれています。
ジュニパーは、ネズっていう針葉樹の木です。これの木の実は、お酒のジンの香りの元ともなっています。アロマとしても使われることがあるようですね。

各成分の効能は、集中力UP、イライラ抑制、鎮静作用など。
成分がシンプルで、ワセリンの保護作用だけで水を弾いているんでしょうか?

使い方は、アップオイルを肌に直接薄く塗った後に、少し厚めにレインジェルを塗ります。肌が露出しているところだけでなく、お腹や背中などウエアで隠れる部分にも使って効果があるとか。
アップオイルは、ホホバオイルを主成分に、レインジェルと同等のアロマ成分が配合されたものでした。

レインジェルの口コミでは、「インナーを一枚追加しているかのような感覚」と評価されていました。全く効果がないわけではないようですね。

雨で体温が低下する原因は、水分が蒸発する際に体から温度を吸い上げてしまうことにあります。肌に雨が降れていても、弾いてしまえば少しは体温低下を防げるという仕組みのようです。
けれど、実際に冷たい雨が体に当たっていることを考えると、レースで僅かの空気抵抗さえも惜しいという思いがあるからこそのレインジェルなのかな?とも考えられます。普通にウエアを着て雨を防いでもいいのかもしれない、と思うのが一般人の考え方なのか?
試してみたい気もしますが、肌が弱い夫婦なので肌に直接塗るという商品に対して、手が出しづらいです。

 

防水靴下

夫がふくいちで一番辛かったのが、足先からの冷えでした。靴も靴下も雨で濡れてしまい、靴の中は水没状態。その中で走って体温を上げようにも、足先からどんどん冷えていってしまったそうです。
これが冷たい雨の怖さですよね。。。

探したら、まさかの防水靴下が見つかりました!
SEAL SKINZ Walking Thin Ankle

まさかの「完全防水」と名高いロードバイク用靴下なのだとか!
口コミでは、雨用靴下の割には薄手の生地で、心地良いドライ感が楽しめる。とありました。雨に濡れてもドライ感があるということは、完全防水の謳い文句は伊達じゃないかもしれませんね!

SEALSIKNZの防水靴下

もうひとつは、Dex Shell ULTRALITE BIKINGショートソックス
こちらも、防水性と透湿性に優れた靴下と有名なのだそうです!全然知らなかった!

商品説明には完全防水とは書いていないものの、防水ソックスとして売り出しています。
口コミでは、防水性・透湿性が良く、自転車用シューズとの相性がいい。とありました。

DexShellの防水靴下

こに二つの防水靴下は、取り入れやすそうで今一番気になっています!
靴下という布地の装備を防水にするという発想がいいですよね。

 

シューズカバー

なんなら、靴下は普通のでもその上から防水性のカバーをしてしまえばいいじゃない!としたのが、防水シューズカバーです。
その中でも防寒で有名なパールイズミからコーティングシューズカバーを。

パールイズミのコーティングシューズカバー

見た目に違和感を覚えるほど、足元がゴツく感じてしまいますが、防水なのだから仕方ありません。
ミドルサイズの靴下とシューズをまとめてカバーし、空気抵抗まで減らしてくれる凄い商品です!
かかと~足首までの長さは、約18.5cm。ミドルサイズの靴下ならば、カバーの下に包み込める丈だそうです。

今持っている靴下を使いつつも、防水のカバーをプラスできるのが手間がかからずいいかな~と感じます。
空気抵抗も減らしてくれるし、蛍光色なので暗い道での走行でも目立ってくれそうなのがいいですね。

 

ロードバイクは濡れてしまうものなのか?

時間を使って色々調べてみたロードバイクの雨対策なんですが、完全防水ってやっぱり少ないですね。特にウエアに関して完全防水はありえないのか、上着しか見当たりません。レーパンが完全防水ということもないし、レインウエアのパンツも見つかりませんでした。

雨の日ライドは、体のどこかしらは濡れてしまうのが当たり前なんでしょうか?
それとも、これだけ装備していれば体温低下を免れるのでしょうか?
体験してみないとわからないのが悩ましいですね。

これからますます寒くなって、雨も冷たくなっていきます。
皆さんも気を付けてライドを楽しんでください(*´ω`)

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