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【第15回】インビザライン延長線?!取り残された前歯の行方は？クリニック閉院のお知らせ？

by prdox · 公開済み 2023年11月19日 · 更新済み 2024年11月20日

大体の歯並びが揃ってきているのに、取り残された前歯の隣の一本…これだけ言うことを聞いてくれないのだが、そんな時にクリニック閉院のお知らせが届くという不安の爆弾が投下されました。

衝撃！クリニック閉院のお知らせ届く！

2023年10月某日…一通の衝撃的なメールが届きました。それは「クリニック閉院のお知らせ」と…
( 　゜дﾟ)う、嘘だろ？…

通院している歯科医院が、まさかの閉院！
こうなると困るのが、まだ治療途中の歯列矯正の行方ですよ！このまま放置されたらマズイ！と思って、急いで歯科医院に電話して聞いてみました！

私( 　゜дﾟ)「あ、あの、閉院のお知らせってメール見て…」
歯科助手さん( ´∀`)「お電話ありがとうございます。メール見てお電話してくださったんですね」
電話に出られたのは、いつも対応してくれる歯科助手さんでした。
歯科助手(; ´ω`)「メールにあった通り、本院は11月をもちまして閉院することになりました」
私( 　゜дﾟ)やっぱり閉院するんだっ！「あ、あのインビザラインはどうなるんでしょうか？まだ治療途中なんですがっ」
食い気味で質問する私。やっぱり気になるのはソコです！

歯科助手さん( ´∀`)「そちらはご安心ください。メールにもご案内していた通り、転院をご希望の方には近隣の提携クリニックへの転院が可能です」
私(≧▽≦)良かったー！！！！！！メールよく読んでなかったw

歯科助手さんのお話では、東京プラス歯科矯正歯科は他にも支店があるので、近いところから転院の紹介をしてくれているそうです。
閉院のお知らせのメールには、閉院のご挨拶とともに近隣の提携クリニックへの転院案内フォームが添付されていたようで、そこから転院の手続きができたとのこと。もちろん電話での手続きもできるとのことで、このまま電話で転院の希望を受け付けてもらいました。

( ´Д`)閉院するかと思って、本当にビックリしました。最近、悪質な歯列矯正をやっていた歯科医院が突然閉院（倒産）して、患者がなすすべなく放り出されるというニュースを見たので、非常に焦りました。
ちゃんとした歯科医院で良かったぁ〜！

転院に関して気になる点は、ただ一つ。料金です。
インビザラインは結構高額な治療費を全額前払いしています。そのため、途中で転院すると、場合によっては料金が再度同額かかってしまうこともあるので怖いんですよ…
今回、最も気になったのはその点でしたが、歯科助手さんから「料金はかからない」との回答をいただけました！

転院と言っても、見ず知らずの他院への転院ではないし、患者の個人の私的な理由でもないため、歯列矯正のために支払っていた料金内の治療として、転院先の歯科医院でも同じ治療を引き続き受けられるとのこと。
また、閉院する歯科医院の医師・歯科助手さんたちも近くの歯科医院に異動するようなので、引き続き同じ方に診てもらえると聞いて、安心しました。

2年目のインビザラインの現状報告

さて、衝撃の閉院のお知らせの一ヶ月後には、予定していた再診日でした。もう何回目になるか忘れたインビザラインの最終セットが終わり、今後をどうするか、現状はどうなったのかをチェックしてもらうための再診です。
( ´Д`)めっちゃ不安…なぜなら、前歯だけやっぱり取り残されたままだから。

現在の歯の状態は、上記のイラストの通りです。
3セット目くらいから、中央の前歯の左隣の一本だけ、マウスピースと噛み合わない状態となったまま9セット目まで終わりました。

マウスピースとの繋がりを強くするため、歯の表面に突起を付けて矯正力をUPしているんですが、その突起がもうマウスピース側と合わないんです…
凸凹がずれている状態と言えば、イメージしやすいでしょうか。カチッとハマる突起の部分が、予定とは違って歯が下に降りてきていないため、マウスピースがここだけ浮きます。

どうにかならないものかと、指で引き下げようとしたり、紐で括って引っ張ろうとしたりしたんですが、効果は全くありませんでした。どれも医師の指示ではないので、１〜２回試しただけで止めました。
で、やっぱり前歯の左隣だけ隙間があるんですよ〜。

他の歯並びは大体揃ってきました。あとはこの前歯と、その下にある歯がちょっとズレているくらいなんです。
下の歯は、前歯を下方向に引っ張るため、マウスピースに切り目を入れて、ゴムを引っ掛けて下方向に引っ張る治療を急遽追加しました。
その時の記事はこちら→【【第12回】歯が動かない?!マウスピースから取り残されてしまった歯の行方！】

その時に、下の歯の向きまで歪んでしまいました。治療のためとはいえ、せっかく綺麗に並んでいる歯が歪むのは、イライラしますね。
こんなことしなくちゃダメなの？と、ちょっとイライラしました。でも、素人判断はいけませんよね。イライラするのは、ゆっくり時間がかかる治療だから。このイライラを歯科医師や歯科助手さんにぶつけるのは違う！と考え、状況だけはしっかりお伝えしました。
患者が治療に協力できることは、言われたことを正しく行うことと、気になったことを包み隠さず伝えることですからね。

今後の治療方針とは？

今回は、久しぶりに歯科医師さんから直接診察＆治療を受けました。
よくよく思い出すと、本当に久しぶりですね。もしかしたら、最初の説明と診察以外では、２〜３回くらいしか診てもらってない…？あれ？…ま、まぁいいかっ！

歯科医師さんによると、今後の治療方針は前歯を下すことが優先されるようです。
前歯のすぐ隣の歯は、マウスピースに接触する面が小さいため、歯列矯正ではよく最後まで残ってしまうそうです。（私のようなケースは「よくある」とのこと）
なので、「安心してください」と言われました。私がだいぶ焦っていたのが伝わっていたようですw

まずは、手持ちのマウスピースが最終セットまで終わっている状態なので、次回分の型取りのため口内の撮影をしました。
それと同時に、現状のマウスピースに工夫をして、前歯が下りるように新たなゴム掛けを施します。

新たなゴム掛けは、対象の前歯一本だけに直接行います。
こんな方法あったんだっ！とビックリした方法でした。

まずは、上のマウスピースの裏側にゴムを引っ掛ける切れ目を入れます。そして、対象となる前歯の表面にはボタンと呼ばれる突起を付けます。つまり、一本の歯の裏と表にゴムを引っ掛けている状態です。これで対象の歯だけに、下方向に力がかかるようになると…。
(;＞△＜)前回これやって欲しかったー！

ブログを読み直すと、前歯を下に引き下げるためのゴム掛けを、だいぶ前から行っていたんです。そのたびに前歯だけ取り残されることはお伝えしていたんですが、治療方法は変わらず…結果も変わらず…
この前歯のせいで、治療が遅れているような気がしてなりませんでした。他に治療法があるなら、是非ともすぐに試して欲しかったです。

とりあえず、これで次回の診察日まで様子を見ることになりました。結果によって、診察日を変更する可能性があると歯科医師さんから聞いています。
前歯が全く下がらなかった・前歯がしっかり下がってきた。この２つの場合は、予定した診察日に診察して大丈夫とのことです。
前歯がちょっと下がりつつあるけれど、まだ下がりきっていない場合は、歯が下りるのを待ってから診察したいとのことで、自分で予約の取り直しを行うことになりました。歯が下りていない状態では、様子を見るだけで終わってしまうらしいです。

( ´Д`)お願いだっ！前歯よ、しっかり下に下がってきておくれっ！でないと、歯列矯正が終わらぬっ！
もうマウスピース矯正を始めて2年も経つので、平均的にはそろそろ矯正完了となるはず…そろそろ終わりたい！この面倒な手間の数々から解放されたい！綺麗な歯並びになりたいー！

クリニック移動?!無事転院できるのか？

マウスピース矯正では、こうした不安から歯科医院に色々言っちゃうっていうの、わかる気がします。
( ´Д`)とりあえず不安なんです！
治療方法はこれしかないの？本当にこれで大丈夫なの？ぼったくられてないの？などなど、本当に色んなことが気になって、それが正しいのかどうかの判断もできないから、より不安は強くなる悪循環なんですよね。

どれだけ正しい治療をされても、歯科医師さんや歯科助手さんとの信頼関係がなかったら、治療を途中で辞めちゃう人がいるのも頷けます。
この長丁場の治療は、本当に大変です！

もし、これから歯列矯正を始めようとする人は、信頼して通い続けられる歯科医院かどうかを、自分が納得できるまで調べてからの方が良いですよ。
「近くにここしかないから」の理由で始めると、途中から不安が不信感に変わり、治療を続けるのが怖くなります。

私は年末に、転院先の歯科医院への初診察が予定されています。今回の治療で前歯が下りるor全く動かないのどちらかならば、年内には転院先の感触を確かめられるので、次回のご報告をお楽しみにお待ちください！