【第18回】新しいマウスピース到着!待っている間の歯列の変化に驚き!

キレイライン→インビザラインを初めて、早くも3年目に突入しました。なかなか終わらない歯列矯正にイライラしながらも、今日も頑張って歯並びを直していきます!

目次

これってどうなの?マウスピースの耐久力問題

2024年1月に新しいマウスピース作成を依頼して、到着まで1〜2ヶ月待ちとなりました。それまでの間は、これまではめていた最終セットのマウスピースを装着し続けることになりました。
難点があるとすれば、長期間の使用による耐久力の低下です。

通常、インビザラインのマウスピースは1週間ほどで交換するため、何ヶ月も同じマウスピースを装着し続けることは想定していないと思います。
とはいえ、そう軟弱な作りでもないので、簡単には壊れません。手荒な扱いさえしていなければ大丈夫とは思います。

けれど、私は今のマウスピースを2023年11月9日からずっと装着し続けているんです!
2024年1月を迎えると、もう2ヶ月も同じマウスピース…
さすがに耐久力が心配になってきました。

1つ違うくらいでは、新しいマウスピースを装着した際にそこまでの問題は起きませんが、マウスピースを装着していないと歯列が後戻りして、新しいマウスピースが装着できない状況に陥ってしまう可能性があります。
それを防ぐためにも、できるだけ最終セットのマウスピースを装着していたいのですが、2ヶ月も経つとだいぶグニャグニャになってきた感が出てきました。

初めは硬いマウスピースも、常に口の中にあるとある程度の柔らかさが出てきます。無意識に噛んだりしちゃってますしね。
ゴム掛けをしていると、食いしばりのような状態になりやすいため、マウスピースの劣化も早まっているような気がします。

以前もマウスピース作成待ちの期間に装着中のマウスピースが破損する事件が起きました。
今回もすでに破損気味になってきていて…

マウスピースを外す際、必ずどこか1点に力がかかりますよね。テコの原理のように1点にのみ力がかかりやすくなるため、そこからマウスピースが裂けました。
完全に分裂はしませんでしたが、下のマウスピースの左の奥歯から2本目と3本目の間に、亀裂が入ってしまったことがあったんです。

かろうじて繋がった状態は維持できていますが、マウスピースを装着しても以前のような矯正力は感じられない状態になってしまいました。
現在2ヶ月使用し続けているマウスピースは、まだそこまでの劣化はしていませんが、やはり前回破損した部分と同じところが弱くなってきているのを感じます…

マウスピース作成待ちの期間の変化

どうにか新しいマウスピース到着まで、最終セットのマウスピースの耐久性が持ちました。壊れずに済んで良かったのと同時に、不思議な変化がありました。
その変化とは、ずっと下方向に下げたかった前歯が、ちょっとだけ下がってきたかもしれないという変化です。

2023年の後半は、前歯の1本を下方向に引き下げながら、捻れを正しい向きに変えていくため、マウスピースとゴム掛けをしていました。
けれど、捻れはマウスピースを続けていく間に良くなりつつあるのですが、下方向に引き下がってきてくれません。

ずっとその状態が続いていたのですが、ゴム掛けをしなくなった2ヶ月の間に、0.5mmくらいかな?ほんのちょっとだけ前歯が下がって、マウスピースとの間の浮きが少なくなったように感じられました!
この変化は、一体何が原因で起きたのかさっぱりわかりません…

本来、力をかけなければ歯列は正しい位置に定着しないはずなのですが、ゴム掛けをしなくなったことで変化が起きた点がまず不思議です。
生活習慣は全く何も変えていないので、変わった点はゴム掛けをしているかしていないかだけ。
そうなると、ゴム掛けによる力が働かなくなったことが要因ですよね。…不思議!

待望のマウスピース到着!治療方針に疑念…!

2024年3月上旬!やっと歯科医院から、マウスピース到着の連絡があり、3月上旬に受け取りと施術を受けられることになりました!
長かった待機時間も、ようやく治療が進み、終わりが見えてくると安堵します。

けれど今回はちょっとだけ憂鬱…なぜなら、「アンカースクリュー」を打つ可能性があると前回言われていたからです!
「アンカースクリュー」とは、簡単にいうと歯茎に医療用の小さなネジを打って、そこに対してゴム掛けを行う治療です。
マウスピースでもワイヤーでも、ゴム掛けによる矯正では治療が進まないと判断された場合に選ばれる方法の1つ。

(;>△<)「歯茎にネジ打ち込んで、痛くないわけないじゃない!」
と、痛みに強い私もさすがに恐怖を感じる治療です…
けれど、これで長かった歯列矯正が終わるならば!と、腹を括っていたんですが、診察当日になって状況が変わりました。

2024年3月上旬。東京プラス歯科船橋医院に来院したところ、なんと今回は女医さんです。前回と前々回担当してくれた男性医師は見当たりませんでした。
これが話が食い違いだす始まりになるとは…

前提として。
私は、医者って業務は完全な担当性を敷くか、情報共有をきっちりやって誰でも診れる状況を作るかのどちらかだと思っています。
そうでないと、診察できませんよね。だって、患者の状態や今後の治療方針がわからないのに、治療のしようがないはず…と思っていたんですが…
これって、患者側の思い込みですか?

話は戻って、診察当日です。
この日担当してくれた歯科医師からは、「ゴム掛けの施術をする」と言われました。前回、別の医師にも同じように言われていたので、「ゴム掛け+アンカースクリュー」のことだとばかり思っていたら、インビザラインのシミュレーション画面を見せられたら、どうやら両者の間に相違があることに気がついたんです。

歯科医師が行おうとしているのは、これまでの半年間で効果がなかったゴム掛けと同じ手法です。歯の表面にボタンを付けて、そこにゴムを引っ掛けて歯を引っ張る方法。これは3回試して歯が引き下がってこなかったと実証済みです。
そして、私はアンカースクリューで歯茎からゴム掛けを行うものだとばかり思っていました。

もしかして、マウスピース発注段階で医師の見解が変わったのか?とも思って、質問してみたのですが、「これ以外に歯を治す方法はありません」と明言されてしまいました…
(  ゜д゚)いや、アンカースクリューがあるだろう…?違うの?

どうにもこの歯科医院。来院するたびに方針が変わる…。というか、患者の状態が全く共有されていないんじゃないか?という感じが否めません!怖い!
何度も医師に、「このゴム掛けの方法では効果が得られなかったのに、またすることに意味があるのか?」と質問しましたが、歯科医師からは「これ以外にはワイヤーするしか治せない」とはっきり言われました。

( ´Д`)もーどうするのよ、もー。覚悟決めてアンカースクリュー打って治療を終わらせようとしているのに。治療方針くらいクリニック全体で統一しておいてほしいわっ!

何度かの質疑応答の結果、私敗北…
専門知識と経験が相手にある分、予習してこなきゃ勝てないって…
もうどうするんだよ、これ…

険悪な雰囲気で施術されて、手元が狂っては困ります。それに、まだ歯列矯正自体が失敗するとは限りません。
唯一の希望が1つ提示されました。それは、マウスピースの付け替え時期を伸ばすこと。

これまで1週間したら次のマウスピースに機械的に付け替えを行ってきました。何となく違和感があったり合ってないような気がしたりしていたのですが、指示された通りに付け替えていくのが1番良いと思って。
今回は、その付け替え時期を見直しましょうと。
機械的に付け替えるのではなく、装着中のマウスピースにきっちり前歯が収まるようになってから、次のセットへと移行すると。

付け替えを行う周期を伸ばすことで、次のマウスピースの矯正力がしっかりと歯に与えられる状態になるだろうという考えのようです。
(`・ω・)理屈的には理解できる!という点で納得しました。

これからどうなる?どうする?

新しいマウスピースは7セット分。各1週間とすれば最短で7週間ですが、今回はもう少し長くなると想定して、遅くても2024年5月に一度様子見をしようということにまとまりました。
ただなぁ〜…どうも納得できない部分が大きすぎて困っています。

私が困っているポイントを、箇条書きにまとめました。

  1. 歯科医院が民事再生中。倒産して消えてしまわないか心配
  2. 来院ごとに治療方針が変わって困る
  3. 患者情報が共有されていなくて、こちらの意思が伝わっていない
  4. 上記の不信感が何度もあってこれからの治療に信頼するのが難しい

…こうして見ると、医者選びを間違えたんじゃないかな?って思ってしまいますね。
ただ、医療行為って本当に結果が出ても大きく外れない限りは正誤がわかりません。専門知識のない患者からすれば、多少間違っていても最終的に「求めた状態の範囲内」に収まれば、「治った」ということになるんですもの。
途中経過や信頼関係の欠如など、医療者側にとってどうでも良いことなのでしょうか?

やっぱり念頭にあるのは、治療費です。
このマウスピース矯正のために88万円もかかっています。包括サービスのため、やむを得ない事情+通院しているクリニックの提携先でなければ、転院すれば治療費が再度支払直しになります。歯列矯正の辛いところですよね。

けれど、全く歯列が治っていないわけでもないのです。現状がどうあれ、良くはなってきているのです。だから、あとちょっと治すのが無理なわけではないだろう…と思いたいっ!
頼むから無事に夏までに終わってくれ〜!

驚きの変化に…!これが「本当のゴム掛け」効果?

2024年3月23日追記
この記事に書いた内容のゴム掛け治療の効果が、今までと段違いだったことをお伝えしますっ!
これ凄く効果出てる!驚くくらい、ちゃんと効果があるって実感できてる!

ゴム掛けは、上下方向に歯を動かしたい時にする治療方法の一つです。
私の場合は、前歯の左隣の歯が他の歯に比べて歯茎にめり込んでいる感じで、歯の長さが短いです。それを下方向に引き下げることで、歯の長さを揃えるというもの。

マウスピースから置き去りにされた歯の新しい矯正

イラストにすると、上記のような状態でゴム掛けを行っています。
引き下げたい歯は上の前歯の1本です。そこにゴムを引っ掛けるためのボタンと呼ばれる銀色の突起を接着剤で取り付けて、同じように下の歯には2点同じボタンを設置し、三角形になるようにゴムを引っ掛けています。

これによって歯の長さが異なる短い歯を引き出して、長さを揃えられるというものなのですが、2023年の後半から同じ治療はやってきていました。
その時は半年ほど同じゴム掛けを行っていたのですが、ほとんど効果が出なかったんです。

原因は不明。そのまま転院となって、船橋院の歯科医師には「前歯のゴム掛けは一般的に最後まで残りやすい部分ですから」とのこと。
つまり、前歯を引き下げる治療はそれなりに時間がかかるものだし、治療の成果が出にくいところだということらしいです。

だからって、半年もずっと変わらずっていうのは、治療する身としては「ちょっと様子見すぎじゃない?」ってイライラしていました。
そこへ来て、「ゴム掛けで治します」って言われても信じられないんですが、言うに言えない弱虫な私は歯科医師の言うなりになってしまって…

と思っていたら、あら不思議!歯並びに変化が現れてきましたよ!
(≧▽≦)ちょっとこの変化って、私が半年も前から望んでいた変化じゃありませんこと?
まぁ〜!!なんてこと!歯が綺麗に整い始めているじゃありませんか!

本当にやっていることは変わらないんです!
歯の表面にボタンを付けて、ゴムを掛けているだけ!
正確に違う点を挙げるとすれば、ボタンの質とゴムの種類が違うくらいです。

違い1:「ボタンの質」
歯の表面に取り付けているボタンと呼ばれる突起が、以前使用していたものとは見た目が違いました。以前使用していたものは透明なプラスチック製の丸型と銀色のメタルでフック状のもの。
今回のボタンは銀色のメタルで丸型のもの。

ボタンの質については、取り付け施術をする際に説明があって、厳密にどちらだと効きが良い悪いはないそうです。ただ、物質的に外れやすい・外れにくいの差があるだけのことだそうです。
透明なプラスチック製は、見た目が気になりにくいけれど外れやすい。
銀色のメタルぽいものは、見た目が気になりやすいけれど外れにくい。

違い2:「ゴムの種類」
ゴム掛けのゴムには、径のサイズと強さのレベルで数種類あります。その中でそこそこの強度の「H3」を使っていました。ヘビーな3mmタイプ。タージマハルが印刷されているタイプのものです。
これが効果なかった半年間使い続けてきたタイプです。

現在使用中のゴムは「M3」でノイシュヴァンシュタイン城が印刷されているタイプを使っています。ミディアムな3mmタイプ。
ゴムの強度は「H3」の方が強めらしいですが、ゴム掛けは強い力の方が良いというわけではないということなのでしょうね。

違いはたったこの2点だけ。これ以外は患者側の視点・体感的には何も以前の効果がなかったゴム掛けと全く変わっていないように感じられます。
それなのに…歯並びが良くなっている変化が体感してわかるなんて…

まさか、この違いだけで歯並びが揃ってきているわけじゃないよね…?
行っている治療自体に変化はないはずなんです。もし、治療内容が同一であるとすれば、違うは施術者の腕前…ってこと?
(  ゜д゚)いやいやいや。凄すぎる違いじゃない?

次回の再診は、2024年5月中旬に予定しているのですが、もしかしたら本当にこれでマウスピース矯正が最後になるかもしれない…!
とうとうインビザラインと正式に卒業できる日がやってくるなんて…!
( TДT)嬉しくて泣きそう

キレイライン矯正の記事はこちらから↓
初回診察:【キレイライン矯正の初回診察を受けてきた!マウスピース矯正の診察内容は?
第1回目:【キレイライン矯正で歯列矯正やってみた!初めてのマウスピースの感触は?痛み・違和感・付け外しなどレビュー!
第2回目:【キレイライン矯正を装着した最初の一週間で感じた事、困った事
第3回目:【キレイライン矯正!初ハードタイプのマウスピースへ!2~4セット分の発注と歯を削るIPR!
第4回目:【2セット目のソフトへ移行!キレイライン矯正で本格的な歯列矯正が始まった!
第5回目:【キレイライン矯正4セット目マウスピース装着した4ヶ月目の現状と今後の流れ
第6回目:【キレイライン矯正最終セット!7セット目が終わった歯列はどうなった?

インビザラインの前回の記事はこちらから↓
【第7回】インビザライン始めました!歯列矯正のその後!キレイラインからの変更へ!
【第8回】インビザライン2回目の診察と5セット目の取り付け!まさかの施術付き!
【第9回】インビザラインで歯列矯正!治療経過・装着時のメリット・デメリットをご紹介!
【第10回】歯列矯正最終セット!マウスピース生活1年4ヶ月!歯は整った?綺麗になった?
【第11回】マウスピースで歯列矯正!最終セットとなるか?!インビザラインの再診察!ゴム掛け治療開始!
【第12回】歯が動かない?!マウスピースから取り残されてしまった歯の行方!
【第13回】マウスピース矯正の最終日となるか?!全41セットのインビザラインが終わらなかった日…
【第14回】マウスピース矯正最終段階!残りのセット数はいくつだ?また前歯だけ置き去り?
【第15回】インビザライン延長線?!取り残された前歯の行方は?クリニック閉院のお知らせ?
【第16回】インビザラインが終わらない…!まさかの危機に歯列矯正どうなる?
【第17回】ゴム掛け直し1ヶ月後の様子は?民事再生中のクリニックでインビザラインは完了するのか?

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