初めてのロングライド 若干のトラウマ
こんにちは(*´ω`)
何事にも初めてがありますね。
初めてだからこそ、加減がわからず失敗することもあります。
失敗を繰り返して、人は成長するものです。
トラウマにならない限り。。。
初めての遠出
まだお互いのロードバイクを買って2、3ヶ月頃のことです。初心者同士ですが、ならばこそ一緒に走ってみようではないか!となりました。
ロードバイクの教則本としていた「弱虫ペダル」でも、一緒に走ると前を走っている人が風よけになるので、人数が多いほど後ろの人は楽に走れるとありました。
「集団」とか、「シェル」とか呼ぶようですね(*´ω`)やってみたい。。。
一緒に走る仲間は周囲にいないので、必然的に夫と2人きりです。私はその方が落ち着きます。
夫(*´ω`)「今度の休みに遠出してみない?」
私(*´ω`)「いいね!どこまで行ってみようか?」
夫(*´ω`)「よければ、この公園までどうかな?」
そこは観光スポットにもなっている大きな公園です。距離は片道約10キロ。まだロードバイクの不安定な細いタイヤに慣れていなかった私ですが、乗らなければ慣れることなどない!と、無性に意気込んでいました(;´ω`)今となっては「落ち着け」と言いたいです。
止める人もおらず、次の休みには2人で初めての遠出をすることにしました。
ロングライド?
ロードバイクでは10キロ程度はロングライドの範疇には入らないようですが、初心者の私たち夫婦にとってその頃は遠出の感覚でした。
意気込みはバッチリ!
ロードバイクのメンテナンスも完璧に整えました!
いざ、出発です!
はい。出発からすぐに問題が起きました。
夫が速いのです。追いつけないくらいに。。。(;´□`)
夫よりも後にロードバイクを購入したので、乗った回数は片手で足りるほど。それも近所を周回した程度です。それなのに時速何キロ出てるんだ?!と思える速度で走る度胸はありませんでした。
どんどん上がるスピードが怖くて、ブレーキから手が離せません。
私(;´□`)「追いつけないー!」
夫(*´ω`)「ん?どうしたの?」
叫ぶと、先を走る夫は減速・停車してくれるのですが、走り出すとまた追いつけません。「一緒に走る」とはなんぞや?と思うようなスピードの違いを感じました。
念願のロードバイクを手に入れて、ウキウキ絶頂の夫からしてみれば、スピードを出してみたい気持ちでいっぱいなのでしょう。
ロードバイクを手に入れて、まだ乗りこなせていない私はあたふたしながら乗るのがやっと。産まれたての小鹿のような不安定さでしか走れません。そしてスピードも出せません。怖いです。
しかし、このスピードにも慣れなければロードバイクを買った意味がない!(;´ω`)
夫がスピードを落としてくれたので、どうにか私も後を追って走れるようになりました。
そして「風よけ」です。夫の後輪に私の前輪がくっつくような距離で走れば、夫が風よけになって私が楽に走れるらしいので、頑張っていました。くっつく程には近づけないのですが、タイヤ一個分の距離まで近付けて走ることができました(*´ω`)
これが良くない結果をもたらしました。
夫(・ω・`)あ、車が来る。
信号の無い交差点で左側から車が来るのが見えた夫は減速しました。
けれど夫のすぐ後ろを走る私には、夫の背中以外見えません。慣れないスピードもあって、左右を確認できる余裕もありませんんでした。夫に無言で減速されると。。。結果はお察しのとおり。
私(;´□`)「おわわわっ!」
ガシャン!
車輪同士がぶつかる程度で転びはしませんでしたが、無理な体勢でブレーキを握った為、掌がジンジンと痛かったです。
私(´;Д;`)「危ない!怖いよ!減速するならちゃんと言って!」
夫(・ω・`)「ごめん。車が来たから止まらなきゃいけなくて」
私(´;Д;`)「私からは前が見えないの!」
急ブレーキとぶつかったことが怖くて、若干キレ気味の私に夫も若干イラついたようです。避ければいいのでしょうけれど、まだそこまでロードバイクを操れない私。どちらもまだまだ初心者でした。
ですが、この時は2人して転んで車にまでぶつかってしまうかもしれない危険性があったのは確かです。ただの自転車とは言え、ロードバイクはスピードが車並みに出ます。こういった危険性があるからこそ、公道ではマナーやルールを順守しなければなりません。
そして、そのルールをまず知ることが大切です。
これが夫と一緒に走ることがトラウマになった出来事でした(;´ω`)ふぅ。お互い無傷で良かった。
ロードバイクの手信号
この手信号、走る前に必ず覚えておいた方がいいです(`・ω・)危険性は身を持って体験したので!
手信号は後ろを走る人に、次にどんな行動が必要かを伝えるものです。なので基本的に背中、もしくは体の左右に手を伸ばしたり、手の形で合図を送ります。
「減速」
これは背中でグーを作ります。
右手を斜め下に伸ばした形でも同じ意味で使えます。
「停止」
右手を掌を後ろに見せるようにして、右斜め下に伸ばします。
※ローカルルールとして一部で使われている手信号があります。手をパーの形で背中に出すものです。一部ではそれで通るのですが、通じない地域もあるようですのでご注意ください。
「右左折」
曲がる方の手を真横に伸ばします。右折ならば右手を右側に、左折ならば左手を左側に。
「路面注意」これは障害物がある時などに使います。
右手を指を差す形にして、右斜め下を指差します。
「お先にどうぞ」後続の人と順番を入れ替わる時や、他のロードバイカーに先に行ってほしい時などに使います。
右手を右斜め下に伸ばし、掌を前後に動かします。
「お先に行きます」これは全国共通かわかりませんが、実際にあったので書いておきます。前を走るロードバイクを後続が追い抜く場合に遣います。
後ろから「お先に行きます」と声をかけてから、相手と横並びになった辺りで相手の視界に入る程度、視界を邪魔しない程度の場所で左手を横に伸ばします。
そして、どの手信号でも交通量の多いところでは、伸ばした手が車に当たる場合もありますので、伸ばし方やタイミングには十分に注意が必要です。
手信号は1人で走っている時には必要ないかと思いがちですが、最近のロードバイク人口の増加から見ると、どこの道路でも見ず知らずのロードバイカーと何キロか一緒の道程だったりするものです。
そこで先頭にいた場合、後続との不慮の事故を避ける為にも全国共通の手信号は知っていた方が安全です(*´ω`)
最後に。知り合い同士で出かけるならば、手信号だけではなく、声をかけてから手信号を行うと楽しいし、指示がわかりやすくなりますよ。