にっぽん丸の【グルメ】大解説!乗船〜下船まで一晩食べまくったレビュー!

こちらでは、クルーズ船【にっぽん丸】でいただいた、すべての料理と飲み物の詳細なレビューをご紹介します。
旅の参考に、ぜひお読みください。
目次
リドテラスでショコリキサー
乗船は、上のランクのスイート宿泊のお客様や車椅子などサポートが必要なお客様から。聞きやすい大音量アナウンスで呼ばれるので、自分の部屋番号を含む数字が呼ばれたら、受付カウンターへ行きます。
そうして乗船したら、真っ先に向かうのはショコリキサー狙いの『リドテラス』です!
7Fにあるリドテラスは、プールと同じ空間に作られたカフェテラスのような空間。
両舷の大きな窓。
天井から降り注ぐ太陽の日差し。
中央にプールを据えて、浜辺を思わせるストライプのソファーが並んでいます。
この場所でいただけるのは、(もちろん無料!)GODIVAのショコリキサーなのですっ!これ本当に楽しみにしていました!
ウエルカムドリンクのような、ウキウキした気持ちでいただくショコリキサー…!
(`・ω・)最高の船旅の始まりを予感させますよね!
これが何杯でも飲み放題ときたもんだ!
乗船が早い人たちで、すでに行列が形成されていました。
提供する窓口が1つしかないので、5分ほど並んで待望のショコリキサーを入手!
こちら、GODIVAのショコリキサーのレシピそのままのものが提供されます。生クリームやチョコソースなどのカスタムは注文できません。あるがままをいただくのみ。
サイズはSか、R(レギュラー)かの二択。しかし、GODIVAでいただくサイズ感よりもちょっと小さいような気がするのですよね。
Rサイズで、通常のSサイズよりちょっと大きいくらい。
Sサイズで、通常のSサイズよりちょっと小さいくらい。そんな感じのサイズに思えました。私個人の体感によるサイズ感なので、正確ではありませんが。

この日は五月晴れ。カラッと爽快な青空が広がって、やや暑さを感じる日だったので、ショコリキサーの冷たさが美味しくて堪らないっ!
一緒にいただくのは、にっぽん丸の名物バーガーとその日によって異なるミニサイズメニューです。この日はバーガーを含めた3種類が提供されていました。
- シンプルな野菜と肉のパティが挟まれたミニバーガー
- メキシカンタコス
- 椎茸と冬瓜の中華スープ
これだけで、ちょっとしたランチになりそうなメニューですが、これらを目の前にして(食いしん坊な)私がまず感じたことをお伝えします。
( ´・ω・)…………小さい。手の小さな私の握り拳くらいではないか。
この第一印象、本当に悲しかった。食いしん坊な私には、あまりにも小さすぎました。
けれど!周りの方々の印象は、とっても良好そうです。一緒にいる夫の感想も上々!考えてみれば、このドリンクやミニバーガーたちは、乗船直後にいただいています。
そう、乗船直後。現在時刻は夕方16時すぎでございます。
つまり…本格的なディナーがすぐそこに迫っている!
こんなところでお腹をいっぱいにしては、大変問題なわけでございますわね!
私、自分が食いしん坊だからって、サイズが小さいことだけを問題にしてしまいました。
サイズよりも重要なのは味!味ですよね!

まずは、にっぽん丸の名物ミニバーガーをいただきました!
こちらは、レタス・トマト・玉ねぎ・肉のパティが小さなバンズに包まれたミニバーガーです。レタスの片面にマヨネーズは付いていますが、それ以外のソースはありません。
別添えでケチャップがいただけますので、味付けは各自で行うタイプでした。
特筆すべきは、パティ!
肉肉しく、ギュッと詰まったパティが美味しい!
作り置きっぽさはあるのも、ジャンキーな味が良かったです。ケチャップ味というシンプルなものだから、子供から大人まで抵抗ある人はほとんどいないでしょうね。
ただし、本当にミニ!小さい!なので、これでお腹を満たそうとするのは、ちょっと難しいサイズです。これでお腹にエンジンかけるくらいならば、ちょうど良いでしょうw

もう1つ注文したのは、メキシカンタコス。こちらはスパイシーなソースが入っていて、メキシコの風を感じましたw
薄くもっちりした生地の中は、ピーマン、トマト、玉ねぎ(入ってたかな?)、ひき肉。
量はかなり少なめです。こちらもお腹いっぱいになってしまわないよう、ミニサイズでの提供になっており、iPhone7よりも一回り小さいサイズでした。
例として、iPhone7と比較してみると、iPhoneの方が大きいのがわかります。
具材の少なさもあり、少食な方でもこれ1つは楽々食べ切れる大きさでしょう。
ちなみに…。2泊以上のクルーズでは、日中ずっと振る舞われるショコリキサーですが、1日に提供できる数量は限られています。量に達したら売り切れです。翌日まで飲めません。
先着順で提供される上に、おかわりも自由です。お飲みになりたい方は、乗船後まっすぐにリドテラスへ向かうのが得策ですよ。
ラウンジ海の夕方と朝

リドテラスから1つ下がって、6Fにはラウンジ海があります。こちらでは、常時無料で提供されるソフトドリンクがあり、時には生演奏も聴ける静かな空間です。
まったりのんびりしたい方は、ぜひ訪れてみてください。
ラウンジ海でいただける飲み物は、コーヒーや紅茶など定番のものに限られます。乗船直後と朝食後に訪れましたが、あまり色々は置いてないようです。
飲み物は、バーカウンターで注文して受け取ります。
席は自由。好きな席で好きな飲み物をいただいて、ゆっくり過ごすのがここでのマナーw
バーカウンターがあるので、夜にはお酒の提供があるのでしょう。(きっと。たぶん)
今回は別のバーを利用したため、こちらのお酒メニューは確認できていません。
バーカウンターの壁一面に、焼酎やジャパンウイスキーと呼ばれるお酒の瓶が綺麗に並べられていましたので、きっとそれらもいただけるのだと思います。
朝(朝食後かな?)には、他の時間帯と違うメニューも提供されていました。
それが、朝限定のドリンクとプチサイズのパンです。

残念ながら、この存在を知らずメインダイニング瑞穂でお腹いっぱい朝食を食べてしまいました。もうひと粒も入りそうにありません…
にっぽん丸は情報が少なすぎるんですよ!このことを知っていたら、お腹に余力を残しておいたのに!
私は『ドリンクビネガー』という珍しい飲み物を注文しました。名前からしてお酢だとはわかるのですが、どんな味がするのか想像ができませんw
( *´∀`)こういうのが楽しくて仕方がないです!

ドリンクビネガーは、まさにお酢っ!の味がしました。
けれど中にフルーツっぽさもあり、果汁もしくはフルーツジュースで割っているような味がするのですが、いかんせんお酢の味が強すぎてw お酢は全く薄まっていません。濃いです。
ひと昔前…「お酢を飲んで健康に!」みたいなの流行りましたよね。黒酢やりんご酢のようなもの。ああいうのを飲み慣れている方でしたら、グイグイ飲めるのではないでしょうか。
飲み慣れていない方は、ちょびちょび飲んでください。喉にきますw
メインダイニング瑞穂のディナー
にっぽん丸のディナーは、創作フレンチコース。
今夜は前菜から始まり、デザートまで全6品の料理が並びました。
- サーモンのアスピック(レモン風味のクリーム)
- マッシュルームのフラン(松の実と舞茸のグラッセ)
- オマールのカスレ風
- オレンジのソルベ
- 鹿児島県産黒毛和牛ローストビーフ(グレイビーソース)
- パリブレスト(パパイヤ・リンゴ)
- にっぽん丸特製白パン・グラハムレーズンパン
- 珈琲・エスプレッソ・紅茶

「食のにっぽん丸」と呼ばれるディナーがいかほどの味か…
前菜は、サーモンのアスピック。日本料理でいう煮凝りでサーモンや野菜をゼリー状に固めた料理です。そこに添えるのは、真っ白なクリーム。
見るからに華やかで鮮やか。お見事!と言いたくなる見栄えの一皿に、最初から感動が走りました!
クリームは真っ白で、チーズクリームかな?と思わせておきながら、レモンの香りが強く香る!
上下のゼリー(煮凝り)とサーモン、それにクリームを一緒に頬張れば…至福っ!
ケッパーというスパイスを初めて食べましたが、これがあるか無いかだけで、味に違いが出るんですね。レモンの酸味がさらに強められ、まったりとした口触りのサーモンがさっぱりいただけます。

2品目はスープに当たる一皿です。今回は洋風の茶碗蒸しとでも言いましょうか。マッシュルーム、舞茸などのきのこがふんだんに使われたフランです。
フランとは、卵や牛乳、ブイヨンなどで具材を蒸した料理を指します。日本のお菓子でいえばプリン、料理でいえば茶碗蒸しが該当します。
細かくカットされたマッシュルームがフランの中にたっぷりと入っていて、その下に舞茸のグラッセがソースの如くに配置されていました。
このきのこ尽くしの料理…めっちゃお腹に優しい!
胃袋にエンジンをかけに行く料理として、最高に適切!
フランに凝縮されたマッシュルームも美味しいのですが、脳と胃袋が食べ慣れた舞茸のグラッセの方に興味津々ですw

3品目は魚料理ですが、今夜はオマール海老が使われた料理となっていました。
これ…っ!もう最高に美味しかった!
『カスレ』とは、フランス南西部の郷土料理の1つです。白インゲン豆と肉をじっくりと煮込んだ料理ですが、今夜の料理名は『オマールのカスレ風』。正式なカスレではなく、それに準じた料理ということなのでしょうか?
これがまた、美味しくて美味しくて美味しくて…っ!
オマール海老は、日本で食べる一般的なエビとは食感が違いました。プリプリっと歯を弾くような弾力が魅力のエビとは違い、ふわっと柔らかい食感!
そこに付けるソースの美味しいことと言ったら…もう最高です!
オマール海老を焼いたようなこんがりと香ばしが含まれていて、そこに幾層にも重ねられた味の旨味!
煮込みに煮込んで、味がぎゅ〜〜っと凝縮されているソースがメインでいいのではないですかね!それくらい美味しかったです!
このソースを、にっぽん丸特製の白パンに付けて食べると…もう幸せで幸せで。
ぜひ、このソースとパンのマリアージュを楽しんでいただきたい!
おすすめです!
オマール海老は殻に入った状態で提供されますが、半分に割ってあるし、フォークで抑えて殻と身の間にナイフを入れると、スッと取り出せました。
こういうナイフとフォークの扱い、本当はとっても苦手な私です(汗
でも、そんな不器用な私でも簡単に身を殻から取り出せました。

メインに行く前に、濃厚なエビの味を口の中から忘れ去ってしまわないといけませんね。
それに最適な口直しは、オレンジのソルベです。
金色のスプーンが添えられた細いグラスに浮いているソルベ。
ソルベは氷菓子のことを指します。日本風に言い換えると、オレンジのシャーベットですね。
シャーベットってだけでも口の中がスッキリしますが、オレンジの爽やかな酸味がより口直しにぴったりの一品になっています。
オレンジの味も濃厚ではなく、ほど良く薄められているのがちょうど良い塩梅でした。

さぁ、メインディッシュの登場です!
待ちに待った『にっぽん丸名物ローストビーフ』が、満を持しての登場ですよ!
この名物ローストビーフは、他の方の動画やブログでたくさん目にしていて、食べてみたくて仕方がありませんでした!
見るからにレアな仕上がりの1枚のお肉。
すでに脂身からは「とろぉ〜」とした食感が目に見えていますw
お皿の中央に乗ってしまうほどのサイズは、ちょっと小さくないか?と思いましたが、大丈夫です。ご安心ください。折り畳まれているだけですから。
左右の端が下側に折り畳まれていて、本来の肉のサイズはお皿を超えてしまうほどの大きさがあります。
ナイフはローストビーフに抵抗なく入り、軽く引くだけで簡単に切れてしまうほど柔らかい!
お皿の右側には、味変となる山わさび・わさび・梅ペーストが用意されています。ローストビーフは油分が多い料理ですから、これらサッパリ系の味変のお供を付けるのがベストですよ!
なんと、お肉の下にはポテトも隠れているというサプライズ。
6品のコースだとお腹いっぱいになるかな〜?と思っていましたが、十分にお腹が満たされてきましたよ。

最後はデザート。パリブレストは、シュークリームの変形版です。
シュー生地をリング状にして焼き上げたものです。今回は間に栗のようなアーモンドのような味わいの冷たいクリームが挟まれていて、とっても美味!
添えられているフルーツは、パパイヤと青リンゴ。
濃厚なクリームの味わいと対比するスッキリした味わいのフルーツが、最後をサッパリ締めくくる一品となりました。

にっぽん丸のディナーでは、ドリンクはどのようなものがいただけると思いますか?
お水は無料で提供されますが、実はそれ以外はすべてが有料!(ちょっと悲しい…)
クルーズ旅行のディナーですから、もうちょっと無料でいただけるドリンクがあっても良いんじゃないかと思うのですが…ダメですか?
せっかくのディナータイムなので、夫は『エレガント・アップル』を私は『カオスグレープ』を注文しました。
どちらも1つ1,100円するドリンクです。
( ゜д゚)たっかいわぁ〜

『エレガント・アップル』は、爽やかさ爆発!リンゴジュースの感は残されていますが、それだけではありません。
2〜3種類くらい何か混ぜているだろう?と思わせるような、まるでカクテルのような味わいのジュースです。
爽やかさがあるので、味の濃い料理との相性が良さそうと思いました。
『カオスグレープ』は、まさに「カオス」w
赤ワインからアルコールを抜いたような味?なのかな?それだけではないのですが、この味をどう形容していいのか、全くわかりません。
単なる濃厚グレープジュースではないし、赤ワインのアルコールを飛ばしたものでもない気がします。
何か別の素材が混じっているような気がするのですが…果たして正解はなんだったのでしょうか?
大人の時間・Barタイム
7F船首にあるホライズンバーは、その大きな窓から船が進む先の風景を見ることができるバーラウンジです。
夜ならではの風景が見ることができるのも、素敵な場所。
ちょうど来店した際には、窓の外に熱海の街の明かりが見えていました。
夫も私も、バーなんてオシャレな場所にはほとんど行ったことがありませんw 全くのバー初心者!
そんな私たち夫婦ですが、せっかくのクルーズ旅行中なのでお酒っぽさや大人っぽい空間を楽しんでみたいと思い、スタッフさんに飲み物の相談をさせていただきました。
お酒のことは何も知らないので、お酒の名前を見ても味が想像できませんw 気に入った名前を選んでみるのも面白そうですが、バーではスタッフさんとのお喋りも楽しみの1つですよね。
ということで、「ノンアルコール・甘め」と「ノンアルコール・ややスッキリ」のリクエストに該当するドリンクを2つ教えていただきました。

どちらも見栄えが凄いことっ!
三角の足の長いグラスは『シンデレラ』。パイナップルが入ったカクテルで、スッキリした甘さが特徴的なドリンクです。
丸いグラスは『バージンブリーズ』。グレープフルーツを入れたスッキリさっぱりなカクテルで、具合の悪い私がまさに欲しかった味でした。

ドリンク注文でおそらく1ドリンク1皿提供されるのが、チャームというナッツなどの小皿ですよね。
こちらは、薄い塩味のミックスナッツと銀紙に包まれたチョコレート1粒でした。
どんな味のドリンクにも合うし、ちょっとドリンクの合間にいただくのにピッタリですね。
夫(*´ω`)「チョコ食べないからあげる」
私(≧▽≦)「いーのー?ありがとう!」嬉しい!
船旅の夜食は大人気!
この夜の夜食メニューは、以下の5品です。
これの他に3種類ほどのジュースがあり、席に着くと温かい番茶が振る舞われました。
- 焼きビーフン
- 大学芋
- 漬物(3種類)
- 白まんじゅう
- フルーツ(3種類)

どれをどのくらい食べるかは、自己判断。
夜食だから少なめに盛ってもいいし、お腹いっぱいになるまで食べてもいいし(夜遅いけどね)。
私は体調不良から回復したばかりなので、白まんじゅう(体調悪かったのに?w)とキウイフルーツだけにしておきました。
白まんじゅうは、ややモチっとした生地の中に優しい甘さの餡子がほど良く包まれていました。
餡子はこし餡。夜食としていただくには、ピッタリではないでしょうか。口当たりが良いし、甘みも程々で寝る前にちょうど良いです。
夜食べるなら、美容と健康(?)のためにもフレッシュなフルーツが良いですよね。
フルーツは、みかん・パパイヤ・キウイの3種類があり、それぞれ適度な大きさにカットされています。キウイは両端を切り落とし、さらに半分にカットされた状態で置いてあったのですが…
これ、どう食べるのが正解ですか?
スプーンで、ゼリーをいただくように掬って食べるのか。
ナイフで皮を剥いて、さらにカットしてフォークで食べるのか。
皆様はどうやっていただきますか?

とんでもないことに、目の前にあったナイフとフォークの存在に気が付きませんでした。手元にあるのは、小さなフォーク1本…
そこで私は、フォークをキウイの皮と身の間に滑り込ませてみることに。
思ったとおり、熟しているキウイの身に難なくフォークが刺さりました!そのまま皮に沿ってフォークを一周させると、ころんと果肉が取り出せひと安心です。
洋食スタイルで皮付きのフルーツをいただくのは、至難の業ですよね。
不器用さんの本領発揮とならないよう、こういうスタイルでフルーツをいただくお店に普段は近寄りませんw
朝食は半ビュッフェスタイルで
にっぽん丸メインダイニング瑞穂でいただける朝食は、和食と洋食の2種類ありますが、どちらも食べようと思えば選べるのが素敵ですよね。
一応、着席時にどちらにするか選択を迫られますが、よ〜くメニューを見てみると、「和食の方も洋食ビュッフェをお取りいただけます」とあるのですよ。
こう書いてあったら、『和御膳+洋食ビュッフェ』いきますよね!

洋食ビュッフェは、さまざまなメニューが並んでいます。
オムレツ、焼いたウインナー・ベーコン・ハム、じゃがいもやアスパラなどの炒め物、ガーリックハーブチーズ、トマトとオニオンの冷菜、中華スープ、ヨーグルト、蜜漬けドライフルーツ、9種類のミニパン、パンケーキ、サラダバー、フルーツなど。
これだけ選んでもお腹いっぱいになれそうです。

サラダは、自分で好きな野菜・ドレッシングを選んで作れる形式となっていました。
これなら、苦手な野菜を無理して食べなくてもいいから、安心して食べられますよね。
ドレッシングは3種類、リンゴ酢、オリーブオイルも別途あります。ヘルシーさん向けにドレッシングの代替え品が置いてあるって、凄いですね。

デザート関連は、4種類しかないのが残念!
できればもっと種類が欲しかったのが本音ですが、フルーツ以外の選択肢があるだけ良かったです。
ケーキは、クッキー&クリームのミニケーキ。こういう正方形のミニケーキによく感じることなのですが…味が軽くありませんか?
濃厚な感じのクリームではなく、ライトな口当たり。スポンジもフワッと空気をふんだんに含んだ感じの柔らかさで、そこにライトなクリームが乗っているかのような…
本音を言えば、「物足りない」ですw
もっとしっとり・濃厚なデザートケーキを希望したいのですが。
朝からは重過ぎますか?
結構イケちゃう方が多いと思います。提供したら、すぐに無くなっちゃうかもしれませんよねw

ヨーグルトに添えた蜜漬けドライフルーツは絶品です!
ドライフルーツってだけでも甘いのに、蜜漬けになっているからより甘さが強くて!それが甘味のないヨーグルトに入れると、ドライフルーツの甘さがじゅわわ〜と溶け出して、さっぱりヨーグルトが一変します!
蜜漬けドライフルーツは3種類ありましたが、どれもおすすめです!
冷菜系の惣菜もありました。
チーズ2種類にハム(ハムと思っていましたが、ソーセージでしたね)。トマトとオニオンの和えものと、茄子の麻婆味噌。さっぱりめと味濃いめがそれぞれあるのは、嬉しいですね。
ガーリック&ハーブチーズは、ガツン!とガーリックの風味がします。食べすぎると、その後は口を開くのを躊躇ってしまいそうですw
気が付かないうちに、スメルハラスメントとか言われてしまわないか心配になりますね。でも食べちゃうのは、美味しいから。
さらに、前日の夕方リドテラスで提供されていたのと同じ中華スープが、今朝もありました。
前日も今朝も、このスープをいただいていないので同じ味かわかりません。メニューの名前が同一だったので、同じものかな〜と思います。

ビュッフェになくてはならないパン!パン好きさんなら嬉しいラインナップが揃っていましたよ!
食事パンからは食パン、山型パン。
惣菜パンからは、エンパナーダ、ウォルナッツパン。
菓子パンからは、パンデココ、クロワッサン、メープルピーカンナッツ、メロンパン、オレンジパン。
パンの種類が多いこともそうですが、味の種類が多いのも素敵!
これだけあれば…これだけで朝食は完成ですよ!
苺ジャム、ブルーベリージャム、バターもあるし、気が付きにくいですが、背後にトースターが置いてあるので、焼き直しも可能となっていました。

おすすめは、メープルピーカンナッツのパンです!
これだけは本当に食べてみてほしい!(次のクルーズにもあるかわかりません)
生地のサクサク感が半端ではありませんよ。表現ではなく、本当に噛んだ瞬間に「サクッ!」と音が鳴るんですから!
網み網みの生地に包まれたメープルシロップが、甘いこと甘いこと。
ピーカンナッツはそこに香ばしさをプラスして…もう次のひと口が欲しくなるっ!
お腹の許容量がもっとあれば…もう2〜3個おかわりしたかったです。
すべてのパンがミニサイズで焼き上げられているので、1個では確実に足りませんw これは1人3〜4個は食べるように設計されているはず!
私はその戦略にのり、パン5個+抹茶パンケーキ1枚を食べ切りました!
(≧▽≦)美味しかったです!
そして、待望のにっぽん丸名物のビーフカレーもいただきました!
ビーフカレーは黒々とした魔女の鍋のような器で登場。右隣にはカレーの友達のご飯、左隣には縁の下を支えてくれる福神漬けとらっきょう。
皆様はらっきょう派ですか?福神漬け派ですか?

食べることに夢中になりすぎて、カレーの写真を撮っていませんでしたw そこまで夢中にさせるにっぽん丸の食事に脱帽ですね。
ビーフカレーは、ピリリと辛めのルーでした。小さな子供にはちょっと厳しいかもしれません。
けれど、もちろん辛いだけではありません。辛味のあとから肉の甘みがじ〜んわりと広がっていくこの時間…幸せを感じられますね。
そこに、らっきょうの酸味でアクセントをつけ、カリカリとした食感を楽しむのが好きです。
福神漬けももちろん好きですし、普段は福神漬けがカレーのお供ですが、らっきょう独特の食感と味は特別ですよね。
小ぶりならっきょうより、中粒?くらいのサイズのらっきょうを齧るのが好きです。
あの食感は堪りません!
あれこれいただいて、最終的に3回のおかわりで朝食を終えました。
前夜はちょっと調子を崩してしまい、夜食が満足にいただけなかったので、朝からお腹が空腹を訴えていましたよ。
やっと満足いくまで食べられて、すっかり元気になれました。
にっぽん丸ワンナイトクルーズの食レポは、以上です。
素敵なご飯がいっぱいありましたが、体調が万全ならばもっと食べたかったという気持ちがゼロではありませんw ディナー後にもビュッフェスタイルで軽食からデザートなんかをいただけたら、嬉しいな〜。
クルーズ全体のレビューは、別記事&動画で公開中です。
ぜひそちらも併せてご覧ください。
( *´∀`)旅の参考になれたら、嬉しいです!
本クルーズの1日を、乗船〜下船までを網羅した記事は、こちらからお読みいただけます。
【【にっぽん丸】ONEナイトクルーズの1日〜乗船から下船までを徹底解説!】