【飛鳥2の3日目】下船日は朝から忙しい!下船前に満喫しておく場所とは?

クルーズ最終日は下船日でもあります。
下船時間は朝9時と、あまり時間に余裕がありません。ここは朝早くから活動を開始して、クルーズ最終日を満喫しきって大満足で帰らねば!

目次

5時:早めの荷造り!制限時間にご注意!

クルーズ最終日は下船する日です。この日はいつもよりも時間がタイトですので、早起きもしくは事前の準備が重要になります。
事前の準備とは、荷造りです。

下船する日の朝6:30〜7時の間に、部屋のドア外にスーツケースを置いておくと港に降ろしておいてもらえるのです。その時間制限が朝食開始時刻と重なるため、朝食前に荷造りを完了させなければなりません。
その日に使うものは手荷物に出しておき、もう使わないものはスーツケースに片付けましょう。
女性はメイク道具など、その日には使いたいけれど使ってしまったら不要になるものがありますよね。ゆっくり寝ていたいところですが、手荷物を軽くしたい場合は早めに身支度を整えなければ!

朝6:30までに荷造りするって、結構早いですよね。朝型スタイルに慣れている方でしたら何の問題もないと思われますが、これが豪華客船の飛鳥2のクルーズ旅行ですから、前夜は夜遅くまで遊んでしまうのですよ。寝ていられるわけがないw

飛鳥2下船時の荷物・清算案内

けれど、安心してください。これは必須ではありません。荷物預けは任意です。自由選択です。
スーツケースを港に降ろしてもらう作業は、無理にお願いする必要はありません。自分で持って下船することもできます。自分で持って下船するならば、下船時刻の朝9時まで荷造りする余裕がありますよ。

船から横浜港への連結スロープは、若干の坂道になっています。連結部分は段差があり、ローラー付きでも重い荷物は少々厄介かもしれません。
港までではありますが、身軽に下船できるサービスを利用するのはアリです。

荷造りさえ終わらせてしまえば、あとは下船時刻までじっくりまったりと飛鳥2のクルーズ最終日を満喫できます。
最後の日は下船して終わりではありません。下船するからこそ、隅々まで満喫しきらなければならないのですっ!
というわけで、まずは朝食2回行きましょうw

7時:朝食は2回ですよ!和食と洋食と

毎回恒例となった「食事は2回いただく」ですが、最終日もしっかりと2つの食事処で飛鳥2を堪能してきました。
最初にいただくのは5階にあるフォーシーズンダイニング、メインの食事処です。ここでは朝昼は和食を、夜は創作フレンチをいただけます。

和食の朝ごはんは、胃袋を適度に刺激して食事を美味しくいただく準備運動にピッタリ。最終日もしっかりと和食からスタートして、2回目のリドカフェでの朝食に備えませんとね。

飛鳥2フォーシーズンダイニングでの朝食

皮までパリッと焼き上げた焼き鮭、出汁がじゅわっと染み出す出汁巻き卵をメインに、白米の友達となるおかずが勢揃いしています。
これはご飯一杯では本当にもったいないですが、おかわりすると2回目の朝食に差し支えるので、何とか一杯で耐え抜きました。

夫のお気に入りは、梅干し。この梅干し、旨味がすごいんです!
昔ながらの梅干しっぽくて、余計な雑味がない分ご飯との相性抜群!一緒についてくるもう一種類の漬物が、口休めになって最高でした。

さぁ、恒例となった2回目の朝食をとりにリドカフェへ行きましょうw
リドカフェはやっぱり混雑しています。フォーシーズンダイニングは席に案内されますが、リドカフェはビュッフェスタイルのため自由席です。先着順なので、席を確保しているとマーキングできるハンカチの用意をお忘れなく。

リドカフェの名物「グリルコーナー」は、最終日だからこそ食べてから帰りたい一品です。
夫お気に入りのマンゴーのクレープと、私お気に入りのフレンチトーストをいただきました!やっぱり美味しいですね。自分で作るよりもしっとり&もっちりして、最高の味です!

飛鳥2リドカフェのオムレツ

そういえば、リドカフェのグリルコーナー近くには朝食の定番「オムレツ」を焼いてくれるコーナーがあるのを忘れていました!
和定食のだし巻き卵の方が好みだったせいか、最終日まで注文せずに日が過ぎてしまいましたね…これは残念。

リドカフェのオムレツは、お皿にイルカやペンギン、お船などをケチャップで描いてくれるサービスがあるので、ぜひ注文したかったです。
イラストはリクエストではなく、その時に担当するスタッフさんによって何が描かれるかランダム。出来上がってからのお楽しみオムレツは、子供も大人もはしゃぐ一品ですよ!

もちろん、味も絶品。とろりと半熟の卵のオムレツは、まさにプロの味です。
接着面がどこかわからないくらい綺麗な黄色に焼き上げられたオムレツは、芸術品に見えます。
(`・ω・)あのフライパンか?あれがあれば、私にも綺麗なオムレツが焼けるのか?

8時:朝食後の流れは?もちろんパームコートへ

2回の朝食を終えたら、流れに乗ってパームコートへ。最終日の本日ももちろんやっています!飛鳥2オリジナルスムージーの提供が!
本日のスムージーは、マンゴーとバナナです。

飛鳥2パームコートのスムージー

朝限定のスムージー、2年前は飲んだ記憶がありません…
広い飛鳥2の全てを見てきたわけではないので、うっかり見落としてしまっていたのでしょうね。
今回、スムージーを知ったのは偶然早朝からパームコートにいたからですが、フォーシーズンダイニングでの朝食の献立表の裏面にも記載してありました。他にも、色んなところでスムージーのサービスやドリンクがいただける場所の案内看板が立ててあるので、色々見てみるものですね。

3日もいると、やはり見慣れてきます。「あのカフェの案内か」と思って見過ごすと大事な内容だったりするので、とりあえずよく読んでおくことをおすすめします。
せっかくの無料サービスを、いただけないなんて残念ですからね。

スムージー以外にも、いつもどおりにドリンクを注文できます。下船までの僅かな時間ですが、パームコートやビスタラウンジの大きな窓から、横浜ベイブリッジを潜り抜ける瞬間が見えるので人気スポットでもあります。
窓際はやはり人気ですね。遮るものがなく港の風景を眺められるので。

だからこそ、少し窓から離れた席をおすすめしたい!
落ち着きなく人が行き来するほど混雑はしていないため、フロア中央に近い席からはパノラマで風景を眺められます!その見え方も圧巻ですよ!

9時:下船前の貴重な時間は6階のビストロで!

飛鳥2のザ・ビストロ

朝食を終え、カフェで一服もしたら、あとは下船時間を待つのみとなりました。そうなってからやっと待ちに待った「最後のカフェ」に出向く時です!
ここは下船時には外せないスポット!下船してからも飛鳥2の余韻に浸れる最後のスポットです!

レセプションと下船口がある5デッキは吹き抜け構造になっています。そこにある螺旋階段から6デッキに上がったところにある「ザ・ビストロ」へ行きましょう。
ここは、船内で唯一テイクアウトのドリンクが注文できるところなのです!

ザ・ビストロでは、コールドクレマコーヒーがいただけます。他のカフェスポットでは置いていないメニューな上に美味しいから、ぜひ飲んでみてください。
コールドクレマコーヒーは、たくさんのフレーバーが選べます。最初、このメニューの読み方がわからなくて、「ブラック・カフェオレ・ヘーゼルナッツ」というドリンクがあるのだと思ってましたw

飛鳥2のザ・ビストロのテイクアウトメニュー

写真はテイクアウトカウンターにあるメニュー表なのですが、テーブルにあるメニュー表はもうちょっと小さいタイプで、いい感じに名前が区切られていて…それで見間違えてしまった次第です。
一生懸命スタッフさんに、色んなフレーバー名を伝えながらコーヒーを注文する私たち夫婦。お客様とスタッフさんのお互いの頭に?が浮かぶという注文光景を思い浮かべてみてくださいw

種類名の羅列の意味がようやく理解できて、やっとコールドクレマコーヒーを入手できました!
テイクアウトとして注文しても、その場のテーブルに着席もできます。というか、下船日の朝はほとんどの方がそういう使い方をしていました。

9時:船員さんたちに見送られ…

朝9時を迎えると、5デッキにある飛鳥ビジョンには船員さんたちのメッセージ動画が流され、ピアノバーでは生演奏が始まります。
そして船内アナウンスにより、上のお部屋ランクから下船が順次始まっていきます。

上のお部屋ランクから下船が優先されるのは…嬉しいことなのでしょうか?
私は、素敵な思い出が詰まった飛鳥2にはできるだけ長く居られることの方が「優先」なのではないかな?と考えます。時間に縛られず、ゆっくりのんびり…それがスイートと名のつくランクなのではないか、と。

けれど、下船後には駐車場や駅への無料送迎バスの混雑があるとわかっているからこそ、先に下船させるのが「優先」の本来の意味なのですよね。
うう〜ん…皆様はどちらが嬉しいですか?

下船のアナウンスが入ると、中央エレベーターホールから列に並んで下船口へと向かいます。
この日は下船の人の流れを作るため、吹き抜けにある螺旋階段は使用できません。ここを降りる人とエレベーターから来る人で2つの流れができてしまうのを防ぐためです。

最後のお見送りには、なんと!パームコートで仲良くなったスタッフさんがやって来てくださいました!
これは偶然なのでしょうか?それとも、この時間帯に下船だと知っていて来てくださったのでしょうか?とっても嬉しい配慮でした!

さらに、船員さんたちのお見送りの列には、歌手の小野正利さんも並んでいました!
最後の最後に、Hunter×Hunterを歌った方にお見送りしてもらえるなんて!
(≧▽≦)歌ってお見送りしてほしい!いや、一緒に歌いたい!

駐車場と駅までの送迎バス

飛鳥2下船時の無料送迎バス案内

横浜港大さん橋には、駐車場があります。そこに車を停めた場合、予約をしていなければ「クルーズ割引」が適用されるので、駐車場に向かう前に大さん橋の「総合案内所」に立ち寄ってください。こちらで手続きができます。

手続きするには、駐車券と乗船証の提出が必要です。見せるだけで手続きは済みます。
今回2泊3日でクルーズ割引を適用して、駐車料金は2,000円で済みました!
本来の料金では、1日2,000円かかります。これは有り難い割引サービスですよね!

そして、公共交通機関を利用して横浜大さん橋に来られた方は、桜木町駅までの無料送迎バスが利用できます。このバスは、飛鳥2が臨時で運行しているものなので、クルーズ客しか利用しません。
スーツケースもバスの荷物室に入れられるので、荷物が入るか心配しなくても大丈夫です。バスは下船時刻に合わせて運行しており、何本もあるので焦らずに乗れますよ。

2025年には【飛鳥3】が就航予定

横浜港〜伊豆諸島周遊クルーズは、これにて終了でございます。2泊3日の短いクルーズですが、1日1日がとっても濃密で、素敵な時間が詰まった毎日でした。
目白押しのイベントにたくさん参加するも良し、あえて何もしない贅沢な時間を過ごすも良し。人それぞれの時間を楽しみながら過ごせる選択の自由が、クルーズ旅行にはあるのだと思います。

そして、飛鳥2はそろそろお別れ予定ですね。
来年2025年には新造船の【飛鳥3】が就航します。それに伴い、飛鳥2はお役御免になるようです…
飛鳥2は古い客船というわけではないので、どちらも就航した2つの船でクルーズをやっていくのだとばかり思っていましたが、入れ違いになるのですね。残念です。

飛鳥2は2025年に最後の世界クルーズに出港します。
それを最後に、飛鳥3に次を託すそうです。
もしかしたら、私たち夫婦の飛鳥2旅行はこれが最後になるかもしれませんね…
( ´・ω・)ちょっと…寂しい…

けれど、次々と生まれ変わる新しいクルーズ船には、ワクワクが止められません!
どんな改善をしてくれたのだろうか?
どんな素敵な空間があるのだろうか?
そこで過ごす時間は、きっと何にも変えられない時間になるはず!

この記事や動画が、皆様の旅の参考になりますように。
( *´∀`)良い旅を!

今回のクルーズ旅行の1日目・2日目の記事は以下のリンクからお読みいただけます。
【飛鳥2の1日目】で伊豆周遊!食べ放題の船内!乗船初日の過ごし方
【飛鳥2の2日目】終日クルーズは何をする日?船上の過ごし方!
( *´∀`)ぜひご覧ください!

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