デカトロンのロング手袋あったかい!実力ありの手袋レビュー!

デカトロンで冬用のロードバイク手袋を購入してから、ちゃんとライドに出るのは初めて!
鎌倉・江の島ライドで感じたデカトロン冬用手袋の実力をご紹介します!

目次

 

デカトロンの冬用手袋使ってみた!

2021年11月中旬。秋も深まってきた頃に、鎌倉・江の島ライドでデカトロンの【TRIBANサイクリング手袋】を使ってみました。
天気は快晴。日差しを浴びている場所では温かいと感じますが、日陰に入れば肌寒く、空気はやや冷たいと感じられました。外気温は約15度。そこまで寒くはないものの、走れば空気の冷たさを感じるほどです。

デカトロンのロードバイク冬用手袋の機能などの紹介は、こちらの記事へどうぞ。
ロードバイクの冬装備!昨年の経験を活かしてロング手袋購入!

本格的な冬を前にして、デカトロンの冬用手袋の実力を試してみたいと思います!
ライドの為の手袋は安全に直結するので、この手袋が使いやすいものだといいな。

 

温かさ

ロードバイクの冬用手袋の一番求められる機能といえば、温かさ。これを外しては語れませんね。
デカトロンの冬用手袋は、温かさはバッチリ!これ以上ないくらい温かさを感じられました!

手袋の内側はフリース生地のような、ふわっとした起毛素材です。その為、手を入れた瞬間から温かさを感じられるのが嬉しいです!
指先まで温かく、走行中も冷えを感じることは全くありませんでした。
この防寒力があれば、冬のライドだって乗り越えられそうです!

 

透湿性

どれほど温かくても、手袋の内側が濡れてしまえば冷えていくんですよね。だから、湿気を外に逃がす透湿性は、非常に重要です。
デカトロンの冬用手袋は、う~ん。。。微妙?

全く湿気が逃げないわけではないとは思うんです。でも、体感した個人的感想でいうならば、「めっちゃ全力で走ったら、手汗は乾かなそう」です。

防寒性に重点を置いているのかもしれないですね。温かいことは温かいので、外気温や風で冷えることはなさそうなんですが、自分の手汗で冷えてしまう可能性は否めないかな~と思いました。

冬ライドで、指先まである手袋で手汗がどうなるか経験したことがないので、このデカトロンの冬用手袋を着用して、どうなるか。今後のライドでわかったことがあれば、また追記していきたいと思います。

 

ハンドル・スマホ操作性

非常に悪い!これは悪い!
でも、これはデカトロンの冬用手袋に限ったことではないような気もします。

デカトロンTRIBANの冬手袋

防寒性を重視したロードバイクの冬用手袋を探してみましたが、どれも同じような造りをしていました。特に、外気温10度以下を想定してい手袋は、指先まで厚みのある生地で覆われています。風を通さないような造りではあるんですが、そのせいでハンドルは握りづらく、ブレーキとなると手の小さな人は、ひと苦労するんじゃないかな?と思えるほど。

実際に私は、ブレーキが持ちづらくて難儀しました。
もともと手が小さくて、ブレーキは指先にかかる感じだったんです。それが冬手袋を着用したことで、指先の引っ掛かりが浅くなり、ハンドルとブレーキを一緒にしっかり持つという状態が難しくなりました。
下ハンドルを持てば、多少はブレーキを持ちやすいですが、ライド中ずっと下ハンドルでいるわけにもいきませんしね。

スマホの操作性もイマイチです。当然ですね。
親指、人差し指、中指の三本分は、スマホのタッチパネルに干渉できます。でも、干渉できるからといって、使いやすいというわけではありませんでした。カメラを起動するだけでも、何度も画面に触れないと認識してくれなくて。
手袋の厚み分だけ、スマホが持ちづらいとも感じました。スマホ以外の物も落としてしまわないように気を付けたいです。

 

クッション性

デカトロンの冬用手袋には、親指の下の部分と小指の下の部分の二か所に、薄いながらもクッションが付いています。これが意外と役立ちました!

デカトロンTRIBANの冬手袋のクッション

めちゃくちゃライドする本気の人には、薄手の手袋の方が好まれるようですが、ゆるポタ勢や初心者さんはクッション付きがいいですよね。ハンドルを長時間握っていると、手のひらが痛くなるので、クッションがあると痛みを和らげることができます。

見た目も厚みも薄いクッションではあるんですが、ちゃんとクッションの役割を果たしてくれていて、長時間のライドでも手のひらは痛みませんでした!
手袋の生地自体も、厚みがあるものが使用されているので、夏用手袋よりも全体的に柔らかさがあるのがいいですね。

 

着脱のしやすさ

着脱は、難あり!非常に面倒でした。着ける時が!
デカトロンの冬用手袋は、手首部分にファスナーやマジックテープがありません。手首部分を絞る造りにすることで、脱げにくいようにしています。それが着脱の面倒さに繋がっています。

絞りがある分、手をねじ込むのに力がいります。すっと手を滑らせたら入っていくわけではないので、手袋を着脱するのが、夏より面倒だと感じました。

おそらく着けやすいようにと、紐が縫い付けられているんですが、これがあっても着けるのが楽になったとは感じませんでした。手袋を持とうが、紐を持とうが、するっとは着けられません。

脱ぐ時は、指先を掴めば、するっと脱げるので簡単です。指先のない夏用手袋は、手袋を脱ぐと生地がひっくり返ってしまうことがありますが、指先のある冬用手袋ではそれが起きないのがいいですね。
ファスナーやマジックテープがないからこそ、脱ぐのが楽ともいえます。

 

洗濯のしやすさ

実は、着脱を楽にする為にあるだろう紐。あれが干す時に役に立ちました!まさか、こんなところで役に立つとは思っていなかったんですが、物干し竿に直接吊り下げることもできるし、洗濯バサミで留めることもできて、洗濯の時にこそ役に立っています。

デカトロンTRIBANの冬手袋の紐

汚れは落ちやすそうですね。今回のライドで、ひどく汚れたわけではないんですが、予洗いなしで綺麗になりました。でも、泥汚れが付いたら、さすがに予洗いは必要でしょうね。

生地に厚みがあるせいで、乾きにくさがあります。天気の良い日に朝から干していたんですが、八時間くらい干して、ようやく乾きました。
指先、手のひら部分の内側がなかなか乾かきません。ひっくり返すこともできないので、天気が悪い日に干したら、翌日まで干し続けないと乾かないかもしれないですね。

 

総評

使いやすさはイマイチ!
でも、温かさは最高!
(`・ω・)「買って良かった品!」にランクインです!

ちょうどいい値段、長さ、サイズ感の冬用手袋をずっと探していたんですが、デカトロンの冬用手袋はイイですね!初めての冬を迎える人には、ぜひ使ってみてもらいたいです。

値段が手ごろで、ちゃんと温かいというのが、何よりもおすすめです。
もちろん値段の高い、しっかり高性能な手袋を買うのが一番かもしれないんですが、冬のロードバイクは夏とはまた違うので、夏だけしか走らないという人もいると思います。

手袋ひとつとはいえ、ちゃんとした物を買おうとすると、決して安い買い物ではないので。「冬ライドを試してみる」という時には、ぴったりです。

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