経験者が語る!クルーズ旅行で無くて困った物!あったら良かった物!各3選をご紹介!

豪華なお船に乗って、目的地まで楽して飲み食いしながら移動できるクルーズ旅行。
しかし…持ってくるの忘れちゃうと困るものがあるんですっ!
それが何だか、想像できますか?

目次

クルーズ旅行とは?

クルーズ船のイメージ写真

クルーズ旅行とは、フェリーよりも大きく豪華な客船と呼ばれるお船に乗り、国内のあらゆる土地や海外のあらゆる土地を巡り、航海をして船旅を楽しむ旅行のことを指します。
最大の特徴は『移動も楽しい!』ですね。

新幹線なり車なり、飛行機なりと様々な移動手段がありますが、移動中はやっぱり『移動』でしかありませんよね。
退屈しないように本を持ち込んだり、動画をダウンロードしておいたりと、事前準備がないと時間が潰せず退屈してしまいます。
そんな移動中の退屈時間…それが全く無いのが、クルーズ旅行です!

クルーズ旅行は、出発地となる港で船に乗り、そこからもう楽しいばかりが待ち構えています!
カフェでウエルカムドリンクを楽しみ、ディナーには豪華なフレンチコース料理!
深夜には、ちょっと小腹を満たせる夜食がビュッフェ形式で並び、そんなビュッフェは朝から晩まで24時間止まらず営業!
胃袋がもう1つ欲しいくらいですw

そんな素敵なクルーズ旅行ですが、荷物の忘れ物は本当に…最悪の自体を招きかねません。
海に出てしまうと、船の中にあるショップしか入手経路がないのです。
場合によっては手に入らず、困ったクルーズになってしまうことも…

そんな経験しなくて済むように!
クルーズ経験者の夫婦が、【無くて困った物】と【あったら良かった物】をそれぞれご紹介します!
( *´∀`)皆様の旅の参考になれたら嬉しいです。

無くて困った物3選!

クルーズなくて困ったものイメージ画像

これは…身をもって経験したお話です…
あまりに恐ろしい出来事がゆえに、今でもその苦しみとともに忘れることができません…
( ´Д`)皆様は忘れないように。ホント気をつけてっ

1.楽な靴(着脱&履き心地)

意外と忘れがちな物の筆頭ではないでしょうか。私はスッカリ忘れましたw
なぜなら、「豪華客船で旅行でしょ?だったら綺麗な格好したいもん!」と意地を張って、7cmヒールで出向いたからです。
いや本当に…辛かった…

船旅をイメージだけすると、船に乗っているから移動距離はたいしたことないし、歩くことは少なそうに思いませんか?私は思いました。そう思っちゃって、軽く考えていました。
こう考えてると、痛い目を見ますよ。私のように…

意外と歩くんです。船内をくるくるクルクルと。
そうして1日に歩いた歩数は、1万歩超!
船内でのイベントは、乗客が飽きないようにと趣向を凝らしていて、階層も時間帯もバラつかせています。頑張れば、9割のイベントに参加するのも無理ではありません。

エレベーターはありますが、エレベーターは上下の移動しか助けれくれません。甲板などの場所によってはエレベーターがなく、階段を使わなくてはならないところもあるため、歩くのは必至です。
私たち夫婦は、飛鳥2に初めて乗船した際には、毎日14,000歩も歩いていましたからねw 笑えますよね。毎日どこをそんなに歩いたのかわかりませんが、歩数計にはそれだけの歩数が計測されていました。

そして下船した日、私の足は靴擦れが破けて血が…もちろん靴にも付着…
もう絆創膏とかそういうレベルではないくらいに、ダメージが大きすぎました。

オススメは、着脱しやすくて歩いていて負担にならなくて、靴下履いていなくても履ける靴です。
こんなオススメをするには、もちろん理由があります。
痛くて辛い経験からくる理由が…

想像してみてください。
大浴場でひと風呂浴びた帰り道、体温は上昇・汗がじんわりする素足で履きたい靴はどれですか?
一日中観光で歩き回り、ディナーでじっくり2時間座ったあとに立ち上がって辛くない靴はどれですか?
今、ご想像した靴。それがあなたの『楽な靴』になります。

荷物が増えますが、一足あると本当に足へのダメージが軽減されます。場合によってはダメージがゼロです。
旅行に行ってケガをしないよう、自分に合う靴をぜひ見繕ってください。

ご注意!
船の規定(安全上のルール)によって、禁止されている靴があります。
禁止事項に引っかからない安全な靴を、どうぞ持ち込んでくださいね。

2.楽な服(部屋の外にも着ていけるもの)

人に見られても平気な部屋着って、お持ちですか?
私…そんなの持ってなかったです……(恥)

これも『楽な靴』と同様に、無くて本当に困りました。いや、私が甘く考えすぎていたのでしょう。シミュレーションが全く足りていませんでした。
「夜(お風呂後)は、部屋の外に出ないし」と、考えていたら危険です。『人に見られてもいい部屋着』持って行きましょう?

初めてのクルーズ旅行のとき、「お風呂入ったら出歩かないだろう」と安易に考えて、部屋着にシュミーズっぽいタイプを選んでしまいました。
折り畳んだ際のコンパクトさと軽量さは、ダントツ!荷物の隙間に入れられる部屋着で、夫に見られても問題ない部屋着を選んだつもりでした。

ふと、夫がこんな提案をしたときです。
夫(*´ω`)「夜のデッキで星見てみない?」
私(≧▽≦)「素敵ー!行くー!」

めっちゃ素敵な提案でした。(夫さん、ありがとう)
けれど、その時の私の服装はシュミーズ。決してこのまま部屋の外に出られる格好ではありません。たとえ船のルールが許しても、恥ずかしさが勝ちますっ。人様に見せられるような格好ではない!と、自覚していました。

さぁ、想像してみてください。
一日遊び疲れてお風呂でさっぱりしました。もう一度外着に着替えてお部屋の外に出られますか?
…悩むところですよね。外着となる服は、明日着る予定の方を出すか、今日着た服をもう一度着るかでも悩みますよね。
そうしてお部屋に戻ってきた時に、もう一度お風呂に入るかどうかでも悩みますよね。

こんな時、人様に見られても良い楽な服だったら、悩まないのです!それも『楽な靴』とセットならもっと快適!
気軽にお部屋の外を散策して、お部屋に戻ってくるだけ。
寝る前にコンビニに行くくらい気軽なものですよ。

部屋着とするなら、パンツスタイルをオススメします。
船は高速で移動しているので、無風なことはほぼありません。風も吹けば、デッキの上は爆風確実です。ロングワンピースで爆風のデッキに出て、吹き飛ばされそうになった私が言うから間違いありません。

オシャレが必要なディナー会場ほどの気合でなくて大丈夫です。
寝心地を重視しつつ、人様に見られても恥ずかしくないと思える程度のパンツスタイルの部屋着をぜひ一着!
食べすぎて、お腹が苦しい日にも着れますよ!

3.大浴場用の着替え入れる袋

つい忘れてしまう…何にでも使えるエコバッグ…
「あると便利なエコバッグ」って言葉のとおりですね。無くて困りましたもの。

困った場面は、大浴場への行き帰りです。
割と荷物が多くなってしまいますよね。着替え(下着&部屋着)、タオル、スキンケアセット、場合によってはシャンプーセットも。大浴場の洗面コーナーでヘアケアをするなら、ヘアケアセットも必要です。
あれこれ持っていったら、意外と荷物になる上に、小物が多いのが難点。

よくありませんでした?修学旅行で宿の廊下に、誰かの下着が落ちている…という事件。着替えに挟んでいたはずが、ポロリとこぼれ落ちてしまった誰かの下着…
全体朝礼で告げられるから、自分のだとわかっていても取りに行けませんよね。

クルーズ船でも、同様の事態が起きかねません。ちょっとした時に使える袋は、使いたい時に気がつくので事前の荷物で忘れやすいのです。
あらぬ落とし物をしてしまわないために、ぜひコンパクトに折りたためるエコバッグをお持ちください。

エコバッグは、お土産を入れるのにも使えます!
買い込みすぎちゃってスーツケースには入りきらなくなっても、エコバッグがあれば大丈夫。
オススメは、大きいサイズのエコバッグを1つ持っていくことです。「大は小を兼ねる」と言いますからね。持っていれば、必要なときに困りません。

あったら良かった物3選!

クルーズあったら良かったものイメージ画像

『無くて困った3選』はいかがでしたか?当日の困った自分を想像できたでしょうか?
ここからは『あったら良かった物』をご紹介します。
どういうタイミングでそれに気が付いたかもお伝えするので、「自分だったらどうかな?」と想像してみてください。
快適で素敵な船旅ができるよう、やっておける準備は全部やっておきましょう!

1.Myシャンプー

短いクルーズでは、たぶん無くても大丈夫。長期間になるときっと気が付く『髪へのダメージ』…
国内・海外どちらの旅先でも思いました。「なんか…髪が軋むんだよなぁ〜」というシャンプー。ブランドのものでも、そうでないものでもどちらでも経験したことなので、相性の問題なのかと。

1、2日なら問題はさほど無いのです。それくらいのダメージなら、帰宅してからいつもどおりケアすれば、すぐに元通りにできますから。
問題が自覚できるようになるのが、1週間以上の長期クルーズに乗船した場合です。
1週間も髪に合わないシャンプーを使い続けると、さすがに蓄積ダメージが回復困難なレベルに…

お肌にも同じことが言えるので、あったら良かったものは『Myシャンプー・トリートメント&ボディウォッシュ』ですね。
髪・肌に合わないアイテムを使い続けなければならないのは、本当に辛いですよね。クルーズという非日常の中では、常に『綺麗な自分』で過ごしたいのに、髪・肌はどんどんキシキシになっていく…なんて辛すぎるっ!(涙)

荷物にならない収納で持っていくならば、透明なチャック付き小袋がオススメです。
縦8×横6cmくらいの小さな透明の袋です。ジップロックのような何度も開閉できるチャックが付いて、このサイズなのがポイント!
1回分のシャンプーを入れるのに、ちょうど良いサイズなのです。

小分けにできて、嵩張らない。
まさに旅行にピッタリの液状アイテムの収納道具です!
袋にマジックで品名を書いておけば、何を入れたかも一目瞭然。
使うときは、袋の口を開けてもいいし、ハサミなどで袋の角を切って中身を出してもいい。使い終わった袋はそのまま捨てられるので、溢れないように神経すり減らすこともありません。
この方式の収納にすると、旅行最終日には荷物が減ります。ここが最高のポイントです!

2.ハンガー&S字フック

ふと気がつくのは、お部屋に戻った瞬間ですかね?
クローゼットに服をかけるとき、意外と服が多くてハンガーが足りないことって、実はよくあることなのです。
ハンガーはたくさんあるように見えたのですが、服をかけてみると足りないなんて、不思議ですよね。

ハンガーは、針金製の薄いタイプが持ち運びにはオススメです。
服には最悪なのですが、繊細な服は備え付けのハンガーを使い、針金ハンガーは丈夫な生地の服に使うようにすると、少しはマシかと。
しっかりしたハンガーで、スーツケースを一杯にするなんて勿体無いですからね。

S字フックは、思っている以上に便利ですよ。
服やカバンを引っ掛けるハンガーの代わりにもなるし、ベッド近くで濡れタオルを引っ掛けておいて、加湿器代わりにもなります。
引っ掛ける突起さえあれば、どこにでも移動ができるのも便利ですよね。これだけで収納力アップです。

同じ理由から、マグネットタイプのフックも便利!
引っ掛ける突起がなくても、クルーズ船の壁や天井は大体マグネットがくっつけられます。(繊細な壁紙の部分へのご使用はやめた方がいいですよ)
どこでも収納場所に早変わりするだけでなく、高さも自分の好みの位置に調整できるので、子供が自分で自分の荷物を管理することもできます。

3.小さいカバン

小さいカバン。ぜひお持ちになって。いつもの観光よりも肩が楽になりますわよ!
これは『無くて困ったもの』でご紹介しようか迷ったのですが、「困った」というわけではないので、『あったら良かったもの』でご紹介します。

クルーズ船内では、基本的にお会計はありません。乗船証を認証するだけで買い物ができるので、お財布を持たなくて良い空間なのです!
つまり!いつものカバンから、持たなくて良いものが出てきますよね…!

  • お財布:会計しないからいらない!
  • ティッシュ:どこにでもあるからいらない!
  • 鍵:クルーズ中は金庫の中で十分!
  • モバイルバッテリー:コンセントは船内にたくさんある!
  • 消毒液:船内にたくさんある!

だいぶ荷物を減らせましたね。もう、リップと乗船証さえ持っていれば十分なのではありませんか?
けれど、ハンカチやサングラス、メイクポーチも持ちたいですよね。
となったら…『小さなカバン』が役に立ちます。

いつもより小さくて軽いカバンなら、肩への負担も軽減!
荷物が多くて肩が凝っている方も、クルーズ中だけはミニマリストさん!
小さなカバンで、気楽に旅を楽しんでみませんか?

実は、船内にいるときにも小さなカバンは便利ですが、寄港地に観光に出る際にも便利です。
寄港地では支払いが発生するので、さすがにお財布は持って歩かなくてはなりませんが、それも旅行用の小さいタイプに入れ替えておけば、荷物の軽量化が叶います。
大きい荷物を持っていると、それだけで体力を削られてしまいますからね。荷物を減らし、軽くして、観光のための体力を温存するのがベスト!船内でも寄港地でも使えて、便利このうえないですよ。

小さければどんなタイプでも良いですが、オススメはショルダーバッグ。
両手が使えるし、スリや強奪にも強い形状です。
身軽な格好は旅行の味方!
ぜひ、小さいカバンをお持ちになって。

荷物は詳細シミュレーションが鍵!

クルーズ役立ち情報イメージ画像

クルーズ旅行に限らず、どんな旅行でも荷物を持ち忘れると、簡単には取りに戻れません。しかし、クルーズ旅行は船の旅。周りは海ですから、買いに出ることもかなり難しい環境に置かれます。
忘れ物は、本当に辛い!旅行の質を落とすし、しばらく立ち直れないと旅行にも影響が…

忘れ物リスクを減らすには、荷物リストを作るのと良いですよ!
リストに沿って荷造りすれば、うっかりミスの忘れ物が少なくなります。
その荷物リストを作るのにオススメな方法が、『詳細シミュレーション』です!

朝から寝るまでのいつもの流れを、詳細にシミュレーションしてみると、行動ごとに必要な荷物がはっきりしますよね。
シミュレーションしながら荷物リストを作成して、その荷物リストのとおりの荷物をパッキング!
そうすれば、忘れ物なんてありません。
私たち夫婦はこの方法で、忘れ物ナシを実現しています。

この記事が、旅の参考になれると嬉しいです。
素敵な旅になりますように!

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