飛鳥2から見る伊東花火大会!クルーズ最終日!下船まで時間がない!【3日目】

飛鳥2で見る伊東市按針際花火大会クルーズも、今日で最終日です。
あっという間に過ぎてしまう時間に、悲しみと切なさを胸に、最後の数時間も飛鳥2を満喫しました!

目次

モーニングドリンクサービス

今朝はさすがに早起きできませんでした。前日は寝るのが遅く、さらには朝3時に起きていたため、朝まで一度も眼を覚ますことなく眠りについていました。
しかし、この飛鳥2のベッド…本当に快眠させてきますよね。さすがシモンズのベッドを全室に置いているだけのことはあります。

さて、今朝もモーニングドリンクサービスをいただきに、パームコートへやって参りました。
この日は下船日ということもあり、昨日より1時間早い朝6時からスムージーが提供され始めます。
下船日は乗船日と同じく、何かと忙しないため、できれば昨夜のうちに船内新聞を読み込んで、利用したいサービスがいつまで営業しているのかを確認しておきたいですね。
私たち夫婦が利用したいサービスは、大体ドリンクサービスなので、営業時間は下船ギリギリまでやっているのが嬉しいです。

2025年8月11日飛鳥2朝のスムージー

朝から雨模様ですが、パームコートの落ち着いた雰囲気は晴れても雨でも、いつも通りで素敵。
この日のスムージーは、バナナでした。定番の味ですが、昨夜の縁日夜食で食べ過ぎた内臓には、消化の助けとエネルギー補給に最適の食材ですね。
バナナの甘くて優しい味わいが、お腹をゆっくりと動かしてくれました。

パームコートも、いつもより早い時間から乗船客がやって参ります。やはり下船日となると、皆様行動が早いですね。少しでもお部屋の外の素敵な空間で、最後の数時間を楽しもうと全力です。
しかし、そうゆっくりばかりしていられないのが下船日の忙しさ。スムージーを飲んで少し休んだら、下船準備のために一度お部屋に戻らねばなりません。

下船準備

下船準備は、荷造りです。
飛鳥2では、下船日の朝7時頃までにスーツケースのような大型荷物をまとめてお部屋のドアの外に出しておくと、スタッフさんが港に降ろしてくださる無料サービスがあります。
乗船時の荷物預けサービスと一緒ですね。

ただ、下船日の朝からのサービスなので、結構時間が厳しいです。
朝が遅い方は、前夜のうちに準備しておくことをおすすめします。
こちらのサービスは、無理に利用する必要はありません。乗船時は預けたスーツケースでも、自分で港まで持って降りたい場合には、自分で持って行って構いません。

ただ、タラップ内の移動があるので、大きい荷物や重い荷物の持ち歩きは、少々大変かと思われます。
タラップ内の傾斜は港によりますが、本クルーズで利用した横浜港大さん橋では、ゆるい坂道となっておりました。タラップとの接続部分は段差があり、重い荷物を持ってヘアピンカーブを曲がるのは手間ですよ。

また、前夜のうちに乗船証とクレジットカードの紐付け手続きを終えている必要があります。
乗船中の船内でのお買い物は、乗船証を提示するだけで大丈夫ですよね。それらの料金は前夜のうちに利用明細が届きます。
まだクレジットカードとの紐付けが終わっていない方は、下船前夜のうちに急いでレセプションで手続きを終えましょう。時間が迫ると、本当に混み合いますから。
今回のクルーズでは、紐付け手続きが行えるのは下船前夜の午後22時まででした。クルーズによって違いがあるかもしれません。お部屋に届けられる案内を、ご確認ください。

下船準備は、この2つが主なものです。
これらが済んだら、あとは下船の時間までのんびりゆっくり過ごしましょう。

朝食

前日が朝食7時〜だったので、今日もそうだろうと思い込んでいたら、今朝は6時30分から始まっていました!
下船日はいつもと予定が異なるものが多いので、船内新聞で確認しておくのが重要ですね。
うっかりしていて、パームコートでのんびりしていましたよ。
早速、5デッキの朝食会場フォーシーズンダイニングへ。

2025年8月11日飛鳥2朝食

最後の朝食も和食で始まります。
金華鯖をメインに、ご飯のお供と豆腐のお味噌汁が並びます。この日もサラダバーは健在。好きなだけ野菜とフルーツを盛れますよ。

金華鯖は美味しい脂がじんわり染みて、朝食のメインを張るにふわさしいのですが…夜食で食べ過ぎている胃袋には少々重いですねw
こういうときほど、滋養のあるあおさと豆腐の味噌汁の美味しさが、胃袋に沁みます。
梅干しもとっても美味しい!

しかし、この日のフォーシーズンダイニングは人が少なめでした。
出遅れたといっても、まだ第一陣の食事が終わっていない頃のはずですが…
どうやら多くの乗船客がリドカフェ・リドガーデンの方へと行っているようですね。

朝食second

2回目の朝食タイム!と思ったら、最終日の朝はめちゃくちゃ混雑していました!
朝7〜8時は、空席を見つけるのも難しいほどの混雑っぷり!時間をずらそうにも下船の時間もあるため、遅い時間にはビュッフェが閉まってしまうので、より混雑しやすい状況のようですね。

2025年8月11日飛鳥2朝食

和食、洋食が揃えられているビュッフェですが、中には別の国の料理を見つけました!
毎回あったのかわかりませんが、最終日に見つけたのはフィリピンのお惣菜です。この飛鳥2にはフィリピン人スタッフさんが多く乗船しています。もしかしたら、それで?

飛鳥2の国内クルーズで、異国情緒あふれるご飯が食べられるなんて。それもまたクルーズの楽しみですね。
日替わりなのかクルーズ中はずっと同じなのか、確認できていませんが、日替わりだったら毎食の楽しみが増します!

ここで、気になった点が2つ。
1つ、リドカフェ・リドガーデンにある和食のメニュー。
2つ、ビュッフェのメニュー内容。

リドカフェ・リドガーデンにある和食のメニューですが、フォーシーズンダイニングの朝食と同じメニューがあるのですよね。
もちろんビュッフェ形式ですが、焼き魚も卵焼きもあるし、漬物もあるし。と、ここで「あれ?」と思いました。「全部ビュッフェにあるじゃない」と。
あえてフォーシーズンダイニングで食べるのも良いですが、洋食もその他のメニューもまとめて食べたいなら、最初からリドカフェ・リドガーデンで済ませられますね。

もう1つの気になった点は、ビュッフェのメニュー内容。
2泊3日のクルーズだったのですが、たった3日でビュッフェのメニューに飽きてきましたw
過去の飛鳥2クルーズでも似たようなメニューがビュッフェに並んでいました。料理の種類は多く、子供から大人まで好みも様々なメニューが並んでいます。

ただ3日も似たメニューが並ぶと、なんだか飽きを感じてしまいました。
これが1ヶ月以上も続くクルーズだったら、メニューはもっと色々増えていくのかもしれません。短期クルーズだからこそ、気になったのかな?

テイクアウトドリンクGETへ!

飛鳥2の下船時間は、朝9時です。朝食が6時30分からと、いつもより30分早められていますが、それでも船に滞在できる時間はとても短いですよね。
けれど、下船日にも飛鳥2を満喫できないわけではありませんよ!

下船日だからこそのカフェを利用しませんか?
吹き抜け5デッキから階段で6デッキへ上がると、その階段の反対側に『ザ・ビストロ』というカフェがあります。ビストロだけは、テイクアウトが可能なのです!

2025年8月11日飛鳥2ザ・ビストロ
2025年8月11日飛鳥2ザ・ビストロのメニュー

下船日の朝食後には、毎回このカフェが賑わいます。カフェ内でいただくこともできますが、ほとんどの方がテイクアウトです。
テイクアウトでドリンクを注文しても、カフェ内のテーブルでいただいても問題ありませんよ。
下船の案内があるまでビストロでのんびりと過ごして、ドリンクを持って下船する。このスタイルが最高!

船内で無料でいただけるドリンクの大半は似通っていますが、ザ・ビストロでしか飲めないドリンクがあります。そこも注目ポイント!
テイクアウトメニューの1番上の『コールドクレマ』のコーヒーです。
フレーバーがたくさんあり、甘いホワイトチョコや爽やかなオレンジなど8種類も!

専用サーバーによって空気を含ませて淹れたコーヒーは、苦味・渋味が抑えられて飲みやすいコーヒーになっています。クリーミーな口当たりで、砂糖やミルクを入れなくても飲めるほどでした。
普段から微糖派の方は、試しに砂糖やミルクを足さずに飲んでみてほしいです。コールドクレマの口当たりを体感したら、「ブラックも美味しい…!」と新発見になるかも。

下船

朝食もカフェも終えると、あっという間に下船時刻を迎えます。朝9時までには港に入り、船が固定されます。下船のアナウンスはそれからとなるため、それまではどこで羽を伸ばしていても大丈夫です。
お部屋にいても、ラウンジにいても、カフェにいても、どこにいても。

朝9時ころになると、5デッキのレセプション付近に下船口が用意され、ピアノバーでは生演奏が始まります。そして、吹き抜けに設置された飛鳥ビジョンには飛鳥2に乗船されているスタッフさんたちからの素敵なメッセージ動画が流され、華やかで煌びやかだった船旅の終わりを飾ってくださいます。

2025年8月11日飛鳥2ピアノバー

下船は船の準備が整う朝9時以降に、船内全体にアナウンスが入ります。最初はスイートの宿泊者(10デッキ)や車椅子など優先される方から始まり、順次9デッキ右舷・左舷、8デッキ右舷・左舷へとアナウンスが続きます。
乗船客数は満室で872名。デッキごとに分けても結構な人数がいますので、下船には結構時間がかかります。

私たち夫婦は、7デッキ右舷側に宿泊しました。
下船アナウンスが始まったのは、朝9時50分ころ。
実際に下船の列に並んだのは、朝10時15分ころ。

最後はエレベーターホールから下船口まで、スタッフさんたちの花道を通って行きます。
これが胸を締め付ける…!
「最後なんだな〜」
「これでもう下船なんだな〜」と感じてしまって、寂しい&悲しい!
たった2泊3日の船旅ですから、本当にあっという間すぎです!

横浜港大さん橋に降りると、人の流れについていくと先に降ろしてもらったスーツケースに出会えますw
スーツケースは最初に預けたカウンター付近に戻されます。荷物には部屋番号を書いたタグを付けましたよね?その番号を頼りにデッキごとに分けられているので、探すのも簡単です。
スタッフさんもいるので、部屋番号を伝えると探すのを手伝ってくださいます。

これで本当に、飛鳥2とお別れです。
駐車場に車を停めている方は、総合カウンターで駐車券のクルーズ割引の適用をお忘れなく。クルーズ割引で3日なら駐車料金は2,000円になります。
割引を受けないと、結構厄介な金額になりますよね。
バスを利用される方は、正面入り口のロータリーに桜木町駅までの無料送迎バスが運行されています。こちらのバスは飛鳥2が提供しているようで、料金はかかりません。スーツケースも一緒で大丈夫です。

最高の船旅の感想は?

伊東市の按針際花火大会を見るクルーズ、最高でした!
花火が上がるかどうか、天気が良くなかったため当日ギリギリまで危ぶまれておりましたが、花火開催が決まったときには船の中で歓声が上がりましたよw
食事や接客も心に寄り添う素敵なものばかり。
さすが日本のクルーズ客船のエース足る飛鳥2です!

食事量には、完全に大満足!
豪奢なフォーシーズンダイニングも良かったし、色々選べて食べられるリドカフェ・リドガーデンも大満足でした。
メニューの変わり映えがしない点が最終日に気になりましたが、クルーズ中には気にならなかったので、さほど問題ではなかったかな?と。

オールインクルーシブだから、船内のどのカフェ・ラウンジで飲食しても、別途お金を支払う必要がないのが嬉しいです!
コーヒーもオレンジジュースも、飛鳥オリジナルドリンクも全部無料!
もう料金をクルーズ料金として支払っているだけですが…w でもいくらでも無料でいただけるのは、感情的に嬉しすぎる!
これがクルーズ船の魅力ですよね。

航路によって見える景色は様々ですが、船の中の雰囲気はいつも温かく柔らかく、「1日でも長くここにいたい」と思いました。
非日常なのに、日常的な風景が船内にはあって、のびのびゆっくりが本当の意味でできる場所だなと。

今回は1番下のランクのKステートに宿泊しましたが、運よく窓から風景も(救命ボートも)見えるお部屋になり、お部屋からも海を眺めることができました。
お部屋も毎日綺麗に整えてもらえましたし、アメニティも十分な量が毎日補充され、快適な住まいを維持していただけました。
400室以上もお部屋があるのに、本当すごいっ!

飛鳥2はこれからも就航する予定ですね。世界一周という長距離クルーズは終わりを迎え、新しい飛鳥3にバトンを渡しましたが、日本国内や短期間のクルーズなどに焦点を当てるようです。
これからは2隻の豪華客船が、日本のクルーズを牽引していくのが楽しみでなりません。

1日目、2日目の記事はこちらからお読みいただけます。
船上で見る花火大会!飛鳥2で伊東の花火を観覧しに行く!【1日目】
飛鳥2から見る按針際花火大会!豪華客船から贅沢に花火鑑賞!【2日目】

飛鳥2伊東花火大会クルーズを、YouTubeで動画公開しています!
旅の参考に、ぜひご覧ください!

おすすめ