失敗しない【Grab】の配車依頼!ピンがずれないコツをご紹介!

海外旅行で【Grab】使っていますか?
タクシーよりも安全で便利!だけど…問題もある!
今日は、その【問題】を解決するコツをご紹介します!

目次

Grabの問題は2つ!

私たち夫婦は、東南アジアを中心に海外旅行満喫中です!
東南アジアでは、Grabが大人気!地元のタクシーに乗るよりも、Grabに乗った方がぼったくりに遭わないし、言葉が通じなくても目的地まで運んでもらえる便利なアプリです。
現地の人ですら、Grabを利用する国もありますよw

そんな便利なGrabですが、これはな〜と思う問題点を感じました。

  1. ピックアップ場所のGPSが不安定すぎる
  2. 立体構造の建物で階層違いに到着されてしまう

この2点を何度も感じました。
まずは『ピックアップ場所のGPSが不安定すぎる』について、実際にあった現象をご紹介します。これはタイ、フィリピン、マレーシアで起きた出来事です。

ピックアップ場所は、スタート地点のこと。つまりは配車依頼した自分が現在いる場所のことです。
Grabアプリでは、青色のピンで表現されています。
この青いピンはGPSによって自動的に場所が決められていますが、場合によっては数100mも離れた地点を指していることがあるのです!

タイでは、空港の到着フロアに面した道路(地上階)で配車依頼をかけました。GPSが適切に作動しているなら、問題なくドライバーさんと合流できる位置です。
けれど、車が到着したのは大きな道路を渡った先にあるホテルのロビー!
GPSに任せっきりにして、ちゃんとピックアップ場所の地図を拡大表記して確認していなかったことにより、起きてしまった事件でした。

フィリピンでは、目印になるお店の前をピンで指定して待っていました。
ドライバーさんが決まって「向かっているよ!」とメッセージをくれた頃に、アプリ上でピックアップ場所を示す青いピンが移動しちゃったんです!
ピンのところにドライバーさんは向かってくるから、このままだと合流できない?!と焦って、移動した青いピンの位置へと全力ダッシュすると、再び青いピンが移動し始めて、結局最初に設定した位置に戻りました…

どちらの事件もドライバーさんがとっても親切な方で!少しの間待っていてくださったため、無事に合流することができました…!
あの時は、本当に焦りました…

最近(2024年12月)ではマレーシアですね。
ホテルのロビー&ロータリーが4階にあるという珍しい構造でした。目の前は交通量の多い道路で、しかも車線が複雑に入り乱れているタイプ…まるで首都高ですよ。
このホテルのロータリーに入るには、道路に面してあるホテルの駐車場入り口に入らなければならないのです。こんなの海外からの旅行客が知っているはずもありません。なんなら、ドライバーさんだって知らない方はいるはずです。
だって、ドライバーさん駐車場入り口を最初スルーして行ったものw

ロータリーが4階にあるホテルから移動しようと再びGrabで配車依頼をかけましたが、車はロータリーに入ってきませんでした。けれど地図上では、青いピンの位置付近をぐるぐる回っているのです。
平面な地図上では正しい位置がわかりにくいのでしょうね。

マレーシアの件の際には、ドライバーさんから依頼のキャンセル処理がされ、キャンセル料金3RM(約100円)が私たち夫婦に請求されました…
( ´Д`)なぜ?ちゃんと待ってたのに!

これに憤慨した妻こと私。Grabでキャンセル料金について調べ、悪質な場合はキャンセル料金を取り戻せると知って、Grabアプリに残っている履歴をチェックしました。
そこで判明した、自分たちのピンの指した位置が悪すぎた件が発覚…
ドライバーさんにご迷惑をおかけしたことを知りました…
m(__)mあの時のドライバーさん。お待たせしてしまって本当に申し訳ありません!

GrabのGPSだけに頼り、ピックアップ場所の正確な位置の名称まで確認していませんでした。
履歴を確認すると、私たち夫婦がピックアップ場所に指定していたのは、ホテルのロビーやロータリーではなく、道路を挟んで反対側にある銀行だったのです。

位置を特定できるはずのGPSですが、自分のいる場所が1m単位で特定できる訳ではないのだと、改めて感じました。
これにより、GPSによる自動の位置特定では、Grabを呼ぶのは大変危険だと判断した次第です。
特に、地上階に面していない場所への配車依頼は青いピンの位置のみならず、位置に指定している名称も確認しないといけないのだと。

マレーシアではキャンセル料金が発生するという痛手を被りました。そのおかげで、こうして【失敗しないGrabの配車依頼】のノウハウを獲得することができたのですから、良い結果に繋げられましたよね!

失敗しない配車依頼は初動が大切!

失敗しないGrabの配車依頼は、初動が大切です!
事前に準備しておけるものは準備して、ドライバーさんとスムーズな合流を目指しましょう!

事前にやっておくと良い行動は、ピックアップ場所の写真を撮る(目印になるものがあると良い!)、ピックアップ場所が名称で検索・指定ができる場所にするの2つです。
では、具体的なやり方をそれぞれ詳しくご紹介します。

1.ピックアップ場所は『検索』して決める

Grabで配車依頼をするには、まず目的地を入力しますよね。その次に「指定してください」とはならないけれど、依頼主がピックアップ場所の確認を行います。(それから料金決め)
ここでピックアップ場所をGPS頼りにしないことです!

スタート〜ゴールまでの全体地図が表示されたら、まずは青いピンのピックアップ場所を拡大表示して確認しましょう。その際、青ピンの位置の名称も表示されているはずです。
よく確認してみると、場合によって道路の反対側やワンブロック先の場所に青いピンが指定してあることがあります。これは大変危険です。

地図上で自分のいる正しい位置がわかれば良いのですが、海外だと地図上でも不安ですよね。
だからこそ『名称検索』が有効な手段です。

Grabのピックアップ場所検索欄

名称で検索すれば、必ず正しい位置にピンを指定することができます。
例えば、空港であれば到着フロアから外に出ると、Grab専用レーンの待機場所がある国が多いです。タクシーの待機場所のGrab版ですね。

まずはそこまで行って、それから名称検索しましょう。
国によっては、空港のGrabピックアップ場所の目印になる看板や、出口の番号が掲げられています。その現地まで行って写真を撮り、自分が正しい位置にいることを確認してから配車依頼をすると、間違い防止になりますよ。

稀に!Grabピックアップ場所に係員のような方がいらっしゃいますが、中には自分に配車依頼を指定するために現在の依頼をキャンセルしようとするぼったくりの人や、スマホそのものを奪う強盗もいますので、安易に現地の方にスマホを渡さないようにお気をつけて!
私( ー̀ωー́ )「ベトナムで現地の人にスマホ渡しちゃったよね〜」
夫( ´・ω・)「着いたばかりで頭が回らなかったよ…」
私( ´∀`)「スマホ奪われなくて本当に良かった」
スマホ渡しちゃダメ!絶対!

2.立体構造の建物は要注意

次は立体構造の建物にいる際の配車依頼のコツです。
Grabの地図は平面ですので、自分が2階以上の上層階にいてもアプリ上では地上階と同じ表記です。この間違いがスムーズな合流を妨げる要因となります。

前述した事件のように、マレーシアのとあるホテルはロータリーが4階と不思議な構造をしていました。そのため、正確にピックアップ場所を指定できなかったことにより、ドライバーさんからキャンセルされてしまう事件が…

立体構造の建物こそ、『名称検索』でピックアップ場所を指定しましょう。
大きな施設(ホテル、ショッピングモールなど)の場合には、入り口にGrabやタクシーを誘導する係員さんがいます。その方に名称を聞くのが1番間違いがありません。
きっと日に何度も聞かれているでしょうし。

ニノイ・アキノ国際空港第1ターミナルのGrabピックアップポイント
ニノイ・アキノ国際空港ターミナル1のGrabピックアップポイント

それと同時に、施設のどの出口で待っているかがわかる写真を撮影しておきましょう。
写真は重要な目印です。出入り口に番号が割り振られていたり、大きなモニュメントがあったりするなら、それが目印に最適です!

写真を撮っておくと、ドライバーさんとチャットができるようになった瞬間に、その写真を送信してください。
あとは現地をよく知るドライバーさんが、送信した写真の場所へとやって来てくださいます。
最終的にはドライバーさん任せになってしまいますが、海外旅行先では現地の方のほうがよく知っていますからね。

安心・安全のご旅行を!

結論!
Grabの配車依頼をする前に、

  1. 目印になるピックアップ場所を決める!
  2. 目印の写真を撮影する!
  3. ピックアップ場所は名称検索で指定する!
  4. ドライバーさんとのチャットに場所の写真を送信する!

これをやっておけば、かなり合流できないリスクは減らせるでしょう。
右も左もわからない海外で、色々と考えて準備するのは大変ですが、何度かやると慣れます。そうした頃には、あなたも旅慣れさんですね!

( *´∀`)この記事が、どなたかの旅の参考になれたら幸いです。
皆様、良い旅を!

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