梅シロップ(ジュース)と梅干と新しい梅酒造り
今年は梅シロップも造って、梅ジュースにするつもりの夫。新しい梅酒も造って、更に梅干しまで作る気でいる。。。
作りたい欲求ばかり満たさないでっ(;´Д`)ちゃんと消費できるのか心配!?
目次
豪華梅づくし!3種類!
夫は今年はりきっていました。庭の梅の木から、十分に育った実が見え始めた頃から、そわそわワクワク(`・ω・)!!
そんな夫は、6月早々に梅酒作成を考え始めていたようです。
夫(`・ω・)「今年はね、梅シロップと梅干しも作ろうかなって!」
私(*´ω`)「いいね!梅干し好き!」
どーんと取ってきた梅の実を見せられましたが、スーパーのビニール袋5つ分は多すぎやしないかね?
一抹の不安を抱えながらも、夫の「作りたい欲求!」を止めることはできません。どんなに説得しても、作らないと気が収まらないようです( ´・ω・)食べられる分だけならいいんですけれど。。。さすがに量がね。多いよ。
2018年に初めて梅酒を造って、かなりの完成度だったことからやる気に満ち溢れている夫は、去年成功した梅酒を再び。そして梅シロップで梅ジュースにし、もうひとつおまけに梅干しを作る気でいました。
とっても豪華な梅づくし!だがしかし!夫は梅干しが苦手!食べられない!
まさか食べるのは私だけ?(; ゚ ロ゚)?さすがに無理だよ?
夫( ・ω・)「自分で作った梅干しなら、もしかして食べられるようになるかな。。。」
梅シロップの作り方
梅シロップは炭酸水やお水、お湯などで割って飲む梅ジュースの素になるものです。
作り方はとっても簡単!
- 洗って消毒した密閉瓶に、洗ってヘタを取って水滴を拭き取った梅の実を入れる。
- 氷砂糖を梅の実と交互に入れ、層になるように重ねる。
- 全部入れたら、蓋を閉める。
たったコレだけ3ステップ(*´ω`)!めっちゃ簡単!
去年の梅酒造りで慣れたせいか、夫の手際が良くなってスムーズな作業でした。
たった3ステップの梅シロップですが、完成まで約1~2か月と梅酒よりも早く仕上がります。
変化するのも早いかな~と初日から3日間の変化を写真に収めました。
昼頃に作った梅シロップは、夜には既にシロップが出始め、翌日の朝には瓶底に1cmくらい溜まるほどになっていました。
3日目の朝には6cmくらいまで溜まり、現在は瓶の7分目くらいまで到達中!
このままいくと溢れるんじゃないかと、ちょっとだけ心配です。
中に漬けてある梅の実の変化も早く、3日の間に色が変わり、シワが出来始めました。
梅酒と違うのは、お酒を入れるか入れないかだけ。たったこれだけの違いで、こんなに変わるとは驚きです( ゚ ロ゚)!
梅干しの作り方
初めて作る梅干し!しょっぱいくらいが私の好みです(*´ω`)果たして夫は上手く作ることができるのでしょうか。
梅干しにはいくつかレシピがあるようです。まずは色を付ける赤シソを入れるか入れないか、塩分濃度もある程度増減可能のようですが、下手に減塩するとカビさせてしまうなど失敗の元になりやすいそうです。
そこで、できるだけシンプルな作り方を探し、それを実践することにしました。赤シソを使わない白梅干しを作ります。
- 梅の実が黄色くなるまで追熟させる。
- 梅の実全体が黄色くなったら、洗ってヘタを取って、水滴を拭き取る。
- 洗って消毒した容器に、梅の実と塩を交互に入れる。塩は梅の実に対して、20%の量を使用。
- 蓋の上に重石を乗せて漬けおく。重石は梅の実が潰れない程度の重さで。梅酢が出て、梅の実が完全に浸るか様子を見ながら、冷暗所で約1か月このまま。
- 晴れた日に、外で天日干しにする。梅干しを潰さない・傷つけないように取り出し、水で軽く洗う。平たいザルに梅の実を重ならないように広げ、太陽光に当てる。3~4日ほど干す。夜は屋内に取り込んで、雨や夜露に濡れないように。
- 梅の実がよく干されたら、ザルのまま半日~1日放置して熱を取り去る。密閉できる容器に入れ、約3か月以上を冷暗所で寝かせたら完成。
漬けおく時の容器には要注意です。
高い塩分濃度で長期間漬けおくので、塩や酸に弱い金属製の容器は避けます。プラスチック、ホウロウ、ガラスなどの容器がベストです。
重石もわざわざ購入する必要はなく、丈夫な袋に水を入れれば、好きな重さの重石が出来ます。
割と手順の少ない簡単な作り方を探したのですが、それでも結構な時間がかかる手間のいる作業ばかりです(; ´ω`)
こんなに大変な作業を毎年やっている人がいるのかと思うと、凄いな~と尊敬の念でいっぱいになりますね。
私はどこかで手を抜いて、カビさせてしまいそうなので、無難に美味しい梅干しを購入するタイプです。
庭の梅の実は、まだまだ熟成度が足りていません。3日ほど常温で追熟させて、やっと緑から黄色に変化し始めたところです。
香りはかなり良い感じです(*´ω`)桃みたいな良い香りがふわ~っと漂っています。
作り始めるには、あと少しだけ追熟期間が必要そうです。
今年の梅酒は漬ける物が違う!
去年も造った梅酒は、今年はひと味違うものを造りたいと考えていた夫。実は、夫の会社でも梅酒造りをしている方がいらして、その方はホワイトリカーは使わず、八海山などの日本酒やブランデーなどを入れていたようです。
試飲させていただいたところ、とっても美味しかった!と夫が感動していました。
夫(`・ω・)「今年の梅酒は何か別のお酒を使います!」
私(*´ω`)「味の変化が楽しみですね。ちなみに何を使うの?」
普段からお酒をほとんど飲まない夫婦なので、備蓄しているお酒がありません。梅酒造りに必要なお酒は1.5~2リットル。
夫(`・ω・)「とりあえずスーパー行こう」
スーパーの一角には梅酒造りコーナーが、この時期だけでていました。そこで偶然見つけたのが、こちら!
【清酒とくまる うまくち原酒】一体何のお酒なのか、よくわかりませんが、アルコール度数もそこそこあって、2リットル入っているので、梅酒に使うお酒としてはOK。
私( ´・ω・)「これは。。。どんな味のお酒なんだろうね?」
夫(*´ω`)「よくわからないけど、これにする!」
私( ´・ω・)「夫が良いなら」
梅酒は完成するまでに時間がかかるのですが、最初の数日は梅の実の色や状態が変化しやすいので、見ていると楽しいです(*´ω`)熟成されてるな~と。
初日は層に重ねた氷砂糖と梅の実が混ざった状態ですが、2日目になると重い氷砂糖が下に沈みます。その頃には既に梅の実がやや黄色く変化中。
3日目では2日目とあまり大差ないですが、週ごとに観察していると、梅の実にシワが入っていくのがよくわかります。
作りすぎ注意報
本当に作りすぎです。。。( ´・ω・)去年作った梅酒、杏酒、山桃酒、さくらんぼ酒すべて丸ごと残っているというのに、今年の分までさらに作るとは。
ここまできたら夫を止めないと、キッチンが果実酒で埋め尽くされてしまう!!
私( ´・ω・)「さすがに作りすぎではないかい?」
夫(; ´ω`)「いや~。。。でも作りたい。。。」
私( ´・ω・)「欲求を満たしても、消費できない物を増やすのはいかがでしょう?」
夫(; ´ω`)「。。。」
言えばその時は考え直したかに見えるのですが、梅を見ると再び「何か作りたい(`・ω・)!」と思い立ってしまうようです。最早病気の域かな?
消費できる量だけにしておこうと、去年から何度も言っているのですが、夫の耳に届かずとは、悲しいですね(; ´ω`)早く梅の時期よ過ぎ去ってくれ~!