日本で1番豪華なクルーズ旅行へ!【飛鳥2】で横浜〜伊豆諸島周遊クルーズ!【予約〜乗船前夜〜船での1日の流れ】
人生初のクルーズ旅行!日本で1番豪華な【飛鳥2】に乗って行ってきました!
第一弾は、今回のクルーズの航路や概要、荷物や服装、予約から準備、船内の食事についてをご紹介します。
目次
- 人生初!【船旅】の予定航路と概要
- クルーズ船で過ごす1日の流れ
- クルーズを予約〜乗船前日までの準備
- 1.乗船の準備について
- 1−1.クルーズの予約と支払い
- 1−2.準備する荷物
- 1−3.駐車場の予約はいる?
- 1−4.ワクチン接種とPCR検査の流れ
- 2.服装について
- 2−1.日中の服装
- 2−2.17時以降のドレスコード
- 2-3.部屋着
- 3.食事について
- 3−1.フォーシーズンダイニング
- 3−2.リドカフェ&リドガーデン&リドグリル
- 3−3.パームコート、ビスタラウンジ、イー・スクエア
- 3−4.ザ・ビストロ
- 3−5.ピアノバー、マリナーズクラブ
- 次回は「部屋と船内の設備」をご紹介します
人生初!【船旅】の予定航路と概要
夫(`・ω・)「クルーズ船というものに乗ってみたい!」
私( ゜д゚)なん、だって…?
夫(`・ω・)「人生は一度きりだよ!」
私(≧▽≦)「行くー!」
というわけで、またも夫の突然の提案により、人生初!船でのクルーズ旅行を体験しに行ってきました!
今回乗船することにしたツアーは、日本で1番豪華と言われる飛鳥2に乗って、横浜〜伊豆諸島を周遊するクルーズです。
まだリンクが残っていれば、飛鳥2公式のサイトがこちらから見れます。
「秋の連休伊豆諸島周遊クルーズ」
数日前から台風14号接近に伴い、航路が変更される連絡が届いていました。変更後の航路は未定でしたが、本来ならば、伊豆諸島を巡っている9月18日には横浜港に帰るとのこと。
実際の航路は、9/17の夜から相模湾内に向けて進み、相模湾内をくるくる回って、荒れた海を避けていたようでした。
9月18日の午前中くらいだったかな?その頃には横浜港に早々と帰ることが決定され、船内アナウンスが流されていました。
横浜港の大桟橋で受付とPCR検査を済ませ、昼頃に乗船。
夕方17時に出港して、翌日からは伊豆諸島をゆっくりと周遊。(寄港はしない)
夜の内に横浜港を目指して、最終日の朝9時に横浜港にて下船。
こんなスケジュールで2泊3日を楽しむクルーズを予約しました。
なにせ人生で初めてのクルーズなので、何をどう準備したらいいのかわからず、色んな動画をみて、色んなブログを見て、飛鳥2公式サイトの注意事項からツアー会社の注意事項まで、とにかく色んな情報を集めていました!
クルーズ船って、礼儀やマナーに厳しいイメージがあったんです。確かだいぶ以前のニュースで見たのは、イギリスの方のクルーズ船で、日本人客がドレスコードを守っていなかったことで、メインダイニングに入れなかったとか、ネクタイを渡されて、それを着けない限り案内されなかったとか聞いたことがあって…
「クルーズ=怖い!(;>△<)」というイメージがありました。
ただ、今回の飛鳥2は日本国籍の船なので、全く知らないマナーがあるわけでもなさそうだし、言葉が通じるだけでも安心感が段違いなので、初めてのクルーズ旅行にはピッタリじゃないかなとなりました。
この先で詳しくご紹介させていただきますが、スタッフさん達は優しいし、接客は極上だし、何も怖がることなかったなと今では思います。そして「もう一度行きたい!」とも。
旅行代金は、部屋のランクによって変わります。
費用は基本2人1組としているので、1人利用の場合は表示価格よりも高い金額が請求されます。3人以上の場合は、部屋を分けるかエキストラベッドが入れば、それで対応するかなどになると思います。ちなみに、子供も同料金が基本です。
飛鳥2の特徴は、全室が海側に窓があります。なので眺望の良し悪しやバルコニーの有無、部屋の広さなどでランク分けされています。
料金が安い順に、部屋のタイプと料金を並べてみました。
部屋タイプ | 料金 |
Kステート | 140,000円 |
Fステート | 165,000円 |
Eバルコニー | 193,000円 |
Dバルコニー D3ディートリプル | 198,000円 |
Cスイート | 292,000円 |
Aアスカスイート | 338,000円 |
W和洋室スイート | 367,000円 |
Sロイヤルスイート | 641,000円 |
通常の旅行に比べると段違いに高いんですが、この料金の中には、ほどんとの船内施設の利用料金・飲食代金が含まれています。
基本の朝昼晩のメインダイニングでの食事、カフェでのソフトドリンクや軽食、ジムや大浴場の利用、バンド演奏やミュージカル、映画鑑賞、ライブラリーの利用などが全部含まれていて、この金額です。
旅行先のホテルで、当たり前ですが食事ごとにお金かかりますよね。それが全部旅費に含まれていると、旅行中にお金の心配いらないんです。
その不思議な感覚、「なんか得してる…」って思えるから面白いですよ。前払いしているだけなんですけど、接客レベルや提供される食事やドリンク内容を比べると、圧倒的お得感!
上記の料金は、飛鳥2の公式サイトに提示されているもので、ツアー会社を介して予約した場合には多少の変動があると思います。
クルーズ旅行って、旅行日の2年前くらいに企画されて発表があり、1年半前くらいから予約がスタートするのが一般的だそうです。
だから、直前になるともう空いていないことがほとんどでした。
早割を利用できるクルーズもあるようなので、来年分の目星をつけておいたら、早めに予約した方が良いみたいですね。ただ、いつ発表されるとかわからないので、ツアー会社に会員登録しておくとか、飛鳥2の会員登録とかしておくと、情報を掴みやすいと思われます。
クルーズ船で過ごす1日の流れ
船内イベントや船室の詳しいご紹介の前に、今回の伊豆諸島周遊クルーズ船に乗船してから航海日の過ごし方、下船時までの一連の流れを、ザックリご紹介します。
1日目:入港した飛鳥2に乗船!
時間 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
9〜14時 | 横浜港 大さん橋ホール | 荷物の預け入れ PCR検査(待機1時間半) |
14:30 | 横浜港 大さん橋ホール | 乗船 |
15時 | 11デッキ パームコート | ウエルカムドリンク バンドの生演奏 |
15〜16時 | 6デッキ 各所 | 3ヶ所でミニイベント(ダーツ、ダイスなど)参加賞がもらえる |
16:30〜 | 6デッキ ザ・ビストロ | ティータイム |
16:45〜 | 7デッキ プロムナードデッキ | 避難訓練 避難場所でカードキー認証を受けるだけ |
17:10 | 7デッキ プロムナードデッキ | 出港イベント バンド生演奏 出港のドラ |
17:15 | 5デッキ フォーシーズンダイニング | ディナー |
19:00 | 11デッキ パームコート | バンド生演奏 |
19:45 | 7デッキ 自室 | 船酔いのため就寝 |
2日目:台風14号接近中!航路変更!
時間 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
7時 | 5デッキ フォーシーズンダイニング | 朝食(和定食) |
7:30 | 11デッキ リドカフェ&リドグリル | ビュッフェでデザートとコーヒー |
9時 | 11デッキ ビスタラウンジ | 船首のバーでひと休み |
10時 | 12デッキ フィットネスセンター | ジムでトレーニング |
11時 | 12デッキ グランドスパ露天風呂 | 大浴場と露天風呂でのんびり |
12時 | 5デッキ フォーシーズンダイニング | 昼食(和定食) |
13時 | 11デッキ リドカフェ&リドグリル | ビュッフェでデザートとコーヒー |
14時 | 6デッキ モンテカルロ | カジノでひと遊び(ルーレット) |
16:30 | 7デッキ 自室 | ドレスに着替え |
17:15 | 5デッキ フォーシーズンダイニング | ディナー (インフォーマルナイト) |
19時 | 6デッキ モンテカルロ | カジノでひと遊び (ブラックジャック、ルーレット) |
22:30 | 7デッキ 自室 | 就寝 |
3日目:クルーズ最終日!
時間 | 場所 | 行動 |
---|---|---|
6:30 | 7デッキ 自室 | 荷造りしてドア外にスーツケースを出しておく |
7時 | 11デッキ リドカフェ&リドグリル | ビュッフェ形式の和洋食 |
8時 | 6デッキ ザ・ビストロ | コーヒー飲んで最後の休息 |
〜9時 | 6デッキ アスカコレクションズ | ショップを見て回る |
9:30〜 | 5デッキ レセプション | 下船 |
同 | 横浜港 大さん橋ホール | 荷物受け取り 駐車券の割引処理 |
クルーズを予約〜乗船前日までの準備
クルーズ旅行って、少し調べると色んな準備をしておかないといけない物が多くて、スーツケースに入るのか、荷物の制限サイズをオーバーしないか不安で仕方ありませんでした。
しかも、クルーズ初心者だから、何が必要か全くわかりません!これが1番困りました。
初心者でも安心してクルーズ旅行を楽しめるように、ここからは全3回に分けて、準備するものや便利グッズ、船内の過ごし方、部屋の設備などをご紹介していきます!
備忘録としても書いていくので、結構細かに書かせていただきます!それでクルーズ旅行初心者の誰かの役に立てたら、嬉しいですね(*´∀`)!
ではまず、「予約〜乗船準備」と「服装やドレスコード」と「船内での飲食」の3点をご紹介します。
1.乗船の準備について
ここでは、クルーズの予約と支払い、準備する荷物、駐車場の予約、ワクチン接種とPCR検査の流れについてご紹介します。
1−1.クルーズの予約と支払い
まずは旅行会社や飛鳥2公式サイトから、クルーズの予約をします。
基本となっている料金から割引はほとんどないようです。クルーズ会社によっては、プラスのサービス(駅から港までの無料送迎、エステのサービス券など)なんかを付けるなどして差別化を図っているようですね。
私たち夫婦は、「クルーズバケーション」という国内外のクルーズ旅行を紹介する会社を介して予約しました。これと言って特に理由があったわけではないんですが、「クルーズ・マスター」と呼ぶ資格保有者によるおすすめクルーズ案内がサイトにびっしり掲載されていたので、クルーズ旅行の全体像が掴みやすくなりました。
これだけの情報をしっかり案内できる会社なら、大丈夫じゃないかな?と思って、ここで予約した次第です。
約1〜2ヶ月前に予約が完了し、最初は預かり金という名目で3万円ほどの金額をお支払いしました。
旅行日程が確定となって、キャンセル料が発生する前日までに残りの旅行代金を支払うという形が取られていました。
支払い方法は、指定口座への振り込み、クレジットカード払いが選べます。
私たち夫婦は、クレジットカード払いを選びました。結構な金額での決済だったので、カードポイントがめちゃくちゃ溜まりましたね!
1−2.準備する荷物
荷物は基本的には普通の旅行と同じで良いんですが、一つだけ絶対に違うのが「買い物できる場所が限定されている」ことです。
船の中にもショップがあって、お土産やTシャツなんかを買うことはできます。船のランクや航路によっては、(おそらく)ドレスに近いような服なんかも販売している可能性はあると思います。
それと、生理用のナプキンや酔い止め、アイマスクや耳栓なんかも船内のショップで買うことができますが、全ては「船内価格」です。「観光地価格」とも言いましょうか。
ちょっとだけ高いんですよね。ドラックストアで買えば、もう少し安く買える物でも少し高い金額になっていますし、選べるほど種類がありません。
身につける物で、肌に合わない商品しかなかった時には我慢するしかなくなるので、自分の体質にあった薬、肌に合った服はできるだけ持っていった方が良いですよ。
具合が悪くなってしまった時には、船にある救護室を利用することができますが、営業時間が決まっている上に診察と薬の提供には別途料金がかかってしまうため、利用を前提として行くのはどうかな〜と思います。
外国籍のクルーズとなると、治療方針や薬の種類も異なってくるだろうし、やっぱり自分である程度の準備は必要だと思います。
特に今回は、酔い止め薬がめちゃくちゃ活用しました!というか、なかったら航海中ずっと苦しみ抜いていたと思います。これについては別途詳しくご紹介しますね。
動画やブログ、クルーズ会社の注意事項を読んでみて、私たち夫婦が選び抜いた荷物一覧は、次の通りになりました。
まずはスーツケースに入れて行く荷物です。
- 泊数分の着替え(服、下着)
- スポーツウエアと靴下とシューズ(ジム利用時に必要)
- 水着
- インフォーマルナイト用のスーツとドレスと靴とアクセサリー(女性はストッキングも)
- 部屋着
- 泊数分×人数分のマスク
- スキンケア用品
- メイク道具
- 日焼け止め
- スマホ充電器
- ゴープロ充電器、替えのSDカード
次は、持ち歩くカバンに入れておく荷物です。
- 財布
- 常備薬(酔い止め、頭痛薬など)
- ワクチン接種済み証明書
- 本人確認証(免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
- 乗船券
- 健康チェックシート
普通の旅行と大きく異なったのは、ドレスコードがある日があるということでした。
ドレスコードは、大体17時以降の夜の時間帯の船内全体もしくは船内の一部の施設で適用され、ドレスコードに適していない服装の場合は出入りできない可能性があります。
今回のクルーズでは、2日目の17時以降が「インフォーマル」に指定されていたので、あらかじめ必要な服装一式をスーツケースに詰め込みました。
このドレスコードがわかるのは、乗船日の10〜15日前にクルーズ会社からのお手紙で知ることができました。あとは、乗船してから前夜に届く船内新聞でも確認ができます。
乗船前からドレスコードの有無がわかっているので準備はできるんですが、服から靴、アクセサリーまで丸ごと持っていかないといけないので、荷物がそれだけでも結構圧迫してしまって。入りきるかどうかに焦りました。
今回の伊豆諸島周遊クルーズでは、荷物の制限がありました。
1つの荷物は、荷物の3辺の合計が2m以内、重さは30kg以下であること。
これを超えた場合にどうなるのか不明ですが、破損については補償されませんよとのことです。
また、貴重品を預け入れ荷物のスーツケースに入れることは禁止されています。万が一の場合があっても、補償はされないので貴重品は持ち歩くカバンに入れておくようにと注意事項が記載されています。
もう一つ、普通の旅行ではない状況。部屋着です。
日本のホテルや旅館だと、浴衣や作務衣などの館内着が当たり前にありますが、クルーズ船には部屋着は基本的にありません。バスローブもありません。自室で寛ぐ用に、部屋着を持っていく必要があります。
このあたりの詳しいお話も、この先の「服装について」の項目でご紹介します。
1−3.駐車場の予約はいる?
予約すると料金は割高。
でも予約しないと、満車になってしまうかもしれない。
そんな時、どうします?
私たち夫婦が迷ったのが、駐車場です。公共交通機関を使った方が、駐車スペースの予約や確保のために早めに移動する手間がかからないし、万が一駐車場が満車だった場合に焦らなくても良いんですが、荷物が多いので車で移動したかったんですよね。
入港する横浜の大桟橋駐車場は、事前予約は可能です。
ただし、予約するとクルーズ割引やその他の割引の全てが適用されなくなってしまうので、指定された全額を支払わなくてはなりません。それだとちょっと高いんです…
横浜の大桟橋駐車場の料金は、土日祝日は1日2,000円。平日は1日1,500円です。
決して安いわけではないので、割引が適用されないのは辛いですよね。
今回のクルーズでは、9月17日の午前中に駐車して9月19日の朝9:50くらいに出庫。クルーズ割引適用で、2,000円でした。クルーズ割引が適用されなかったら、倍近い駐車料金のお支払いになっていたでしょうね。
時間貸しというよりも、1日単位の料金加算となると思って、早めに駐車するとまだ空いている確率が高いと思います。
私たち夫婦は、午前10時過ぎに大桟橋の駐車場に来ましたが、駐車場の奥の方はまだ空いている場所がいくつかありました。
大桟橋の駐車場はクルーズ利用者だけでなく、大桟橋に観光に来ている人も利用するので常に車があるようです。でも、満車で停められないというのは午後の方だというお話を聞いたので、予定されたクルーズの集合時間よりも少し早めに駐車しておくと、満車を避けられると思います。
※クルーズ船の利用者は、旅行後に下船してから大桟橋の総合受付(インフォメーション)で割引処理をしてもらえます。
1−4.ワクチン接種とPCR検査の流れ
コロナだからこその手続きが必要なのは、クルーズに限ったことではありませんが、面倒ですよね。
今回のクルーズでも、事前のワクチン接種or陰性証明の検査と当日のPCR検査は乗船の必須条件とされていました。
まずはワクチン接種です。
今回のクルーズでは、2回以上のワクチン接種をしている必要がありました。もし、ワクチン接種が2回未満だった場合には、乗船日までに検査を受けて陰性証明書を取得する必要があります。
乗船客の全員が対象となるのが、乗船日当日のPCR検査です。
スーツケースを預けた後、到着順に検査を行います。ただし、集合時間は部屋のランクによって分けられているため、早めの時間帯に乗りたいと言っても、検査を受けさせてもらえません。
乗船は上のランクの部屋を予約している人から始まります。1番早い時間が9時からです。1番遅い時間は14時。
私たち夫婦は、Fステートを予約したので13時に集合となっていました。
PCR検査は、集団で行われます。そして、検査30分前から絶飲食です。水も飲んじゃダメ。
まず、大桟橋のインフォメーションが見えるスペースで待機し、一列ごとに仕切りの奥へと進みます。
仕切りの奥で、乗船券と健康チェックシート、本人確認証のチェックを受けて、次の仕切りの奥へと進みます。
ここでは検査をするため、約50人くらいが同じ仕切りの中で待機し、用意された席が埋まったら検査説明と検査がスタートです。
PCR検査は、持ち手の長い綿棒を使った唾液検査です。
説明はゆっくりしてくれるし、作業自体は3ステップくらいなので皆さん間違うことなく検査を受けていました。
唾液を含ませた綿棒を試験管の中に入れて、蓋を閉めて提出した人から、500mlの水を受け取って次の仕切りの先へと進みます。
最後の仕切りの奥は、左右に100〜150人くらいずつが座れる椅子が用意され、案内に従って前から詰めて座り、そこで検査結果が出されるまで約1時間〜1時間半ほど待機します。
待機中にはその日の船内新聞やイベント内容が掲載されたチラシが渡されるので、それを読んでいたり、正面の大きなモニターに写された飛鳥2の紹介動画や座ったままでできるストレッチなどが延々と流されています。
ここではもらった水を飲んでもいいけれど、食べる行為はまだダメです。検査結果が出ていないので。
トイレは奥にあるので、自由に行けます。
まとめて検査するため、待機時間が結構長いので、時間を潰せるよう本を持ってきていたり、ゲームを持ってきていたりする人が多かったです。
あと、用意されている椅子は抗菌仕様のためか、ツルツル素材で硬いです。座り心地はちょっと悪いのが辛かった…
ひとまとめの集団の検査が無事に陰性とわかると、そのブロックの団体は検査後に渡された整理券順に呼び出され、飛行機でいう保安検査を通過して、乗船となります。
荷物をX線チェックして、金属探知機みたいなゲートを潜ればOKです。今回は国内周遊だったので、検査に厳しさは微塵も感じませんでした。
2.服装について
クルーズ船を楽しむために、服装は本当に気をつけよう!気張っていくと、疲れる!(私がそうでした)
ここでは、日中の服装、17時以降のドレスコード、部屋着についてご紹介します。
2−1.日中の服装
クルーズ船にはドレスコードが基本的にあります。ドレスコードはその船のランクによって様々みたいですね。外国船で国外を1ヶ月もかけていくようなクルーズでは、フォーマルナイトはあるのが当たり前だそうです。
国内船だと、カジュアルで大丈夫というクルーズもあるようなので、服装は事前に送られてくるクルーズ情報を確認してみてください。
まずは、日中の基本的な服装について。
極端に露出が多い服とか、すぐに脱げてしまうようなミュールのような靴でなければ、「綺麗めな服装」をしていれば、基本的には問題ないようです。
ただ、「船の中」を移動するだけなのに、異常なほどに歩く機会が多いので、歩き慣れた靴やヒールの低い靴をおすすめします!
初のクルーズに浮かれた私は、7cmヒールの普段は履かない靴で行ったんですが、それがまぁ辛い…
足が痛いけど公共の場で靴を脱ぐわけにもいかないし、かといって他に靴はないので履いているしかないし。インフォーマルナイトの時にはさらに先端が尖ったタイプだったので、つま先がジンジンと痛みましたよ、本当に…
おしゃれするなというわけではないんですが、何日も船の中にいる・船内での移動が多い点を踏まえて、歩きやすくて綺麗な靴が良いだろうなと思いました。
水着やスポーツウエアは、その服を必要とするスペースにいる時・スペースに向かう時と自室に戻る時であれば、着用していて問題ありません。ただし、水着の場合は上着を羽織るようにとの注意事項があります。
ビーチサンダルは、基本的には禁止とされていますが、プール利用時であれば部屋から履いてきて大丈夫です。プールサイドに簡易のシャワースペースはあるみたいですが、更衣室はないので部屋で着替えるしかありません。
あと、航海中は常に強風です。外のデッキに出る時や夜にデッキに出る時には、防風性のある上着が一枚あると寒さを凌げます。女性はストールでも良いと思いますが、風に飛ばされないように気をつけてくださいね。天候によっては思っている以上に風が強いです。
寄港地で散策する場合には、スニーカーや歩きやすい服装に着替えてOK。場合によっては、登山に行くような服装をすることもあると思いますが、自分が動きやすい・安全であることが最優先なので、ドレスコードはありません。
2−2.17時以降のドレスコード
クルーズ船のドレスコードが適用されるのは、基本的に17時以降の時間帯です!
日中も船のランクに適した服装をとされることがあるようなんですが、国内船だとそこまで厳しくはないらしいですね。外国船だと服装は相手への敬意の表れとして、厳しく受け捉えられます。
このドレスコードの注意点は、日本でいう「カジュアル」や「フォーマル」とは、ランクが一つずつ高いと思った方が良い!
ドレスコードが「カジュアル」とされると、どんな服装でも大丈夫だと思いませんか?
例えば、こんな服装は「カジュアル」でもNGとされます。
クラッシュジーンズ、色落ちデザインのジーンズ、男性の半ズボン、つま先の出るサンダル、踵の固定されない靴、草履、下駄、極端に露出の多い服全般など。
飛鳥2で「カジュアル」というと、例えばこんな服装になるそうです。
襟付きのシャツ、スラックス、ブラウス、スカートなど。
どちらかと言うと、銀座とかを歩いている大人な男女の服装ってイメージを持ちました。
「カジュアル」でもちょっと綺麗めが基本なんで、その上の「インフォーマル」と「フォーマル」に一抹の不安しかありません(笑)
「インフォーマル」はちょっと格式高くしてみようかというイメージですが、日本での結婚式に参列するような服装です。
男性はスーツなどのジャケットを着用して、ネクタイが必須。女性やワンピースやツーピースなど。例とされるイラストには、踵もつま先も出ないタイプのヒールを履いています。
最後は最も格式高い「フォーマル」です。これは用意できる人と簡単に用意できない人がいるよね?って思うくらい、一般的に持っている人が少ないと思う服装でした。
「フォーマル」では、男性はタキシード、ダークスーツ、紋付、袴に白足袋。女性はイブニングドレス、カクテルドレス、ドレッシーなスーツ、留袖、訪問着、色無地など。
ちょっと安心なのは、ドレスコードは船全体で適用されるわけではなく、17時以降にドレスコードが適用された施設を利用する際に着用が義務付けられます。
フォーマルな服装は持っていきたくない人は、それを必要とするメインダイニングなどを利用しなければ、カジュアルな服装のままで大丈夫です。
2−3.部屋着
自室では誰に見せるわけでもないので、好きな格好で寛いで大丈夫です。ただし、部屋着のまま部屋の外へは出ることはできないので、寝る時のパジャマと部屋の外に出る時の服装とは別にした方がいいですよ。
寝る直前に「ちょっと星空でも見たいな〜」と思っても、部屋着だと外に出られませんから。
まぁ出てもすぐにスタッフさんが飛んできて注意されるとかではないと思いますが、やんわりでも注意はされちゃうし、お客様が厳しい方だと直接注意されちゃうこともあるようなので、トラブルは避けましょう。
3.食事について
船内での飲食は、基本的に全て無料!無料というか、旅行代金に含まれているので支払い済みと言った方が正確ですね。
別料金となるのは、アルコール類、一部の特別なドリンク、お寿司などの技術を要する食事メニューなどです。飛鳥2では、朝から晩まで船内の上から下まで至るところで飲食が楽しめます。
また、食事する際には必ず部屋のカードキーを読み込み、どのデスクを利用したかもチェックされます。
カードキーは船内にいる間は常に持ち歩く必要があるので、ストラップを利用している人が多かったです。女性ならカバンに入れておいても良いんですが、カバンを持ち歩く必要が財布だけだったら、何も持っていない方が船内を散策する時に楽ですよ。
3−1.フォーシーズンダイニング
メインダイニングは5デッキにあるフォーシーズンダイニング。こちらは朝昼晩の食事が提供されるので、それ以外の時間帯では締め切られていたと思います。
朝昼は和食をどん!と提供しています。温かいお茶が言わずとも出てくる日本仕様は嬉しかったです。
夜はコース料理が提供され、格式高いレストランという雰囲気です。
アルコールなどの別料金ドリンクや、無料のソフトドリンクなどを注文することもできます。メニュー表の裏側に注文できるドリンクメニューが記載されています。
基本的に席は先着順で案内されますが、ある程度のリクエストは聞いてもらえる感じがしました。
やはり窓際は人気が高く、窓に近いところからどんどん埋まっていきます。窓から3列横並びに2人席が配置されるので、隣のテーブルとの間隔は結構近いです。
ただ、今はコロナがあるので透明なパーテーションで仕切られています。それがあっても、やっぱり近いなと感じました。窓際席に座ると、自然と人に見られる席になるので、それが嫌な人はフロア中央に近い方がおすすめです。
フロア中央の円形の壁の内側は、大人数の人向けにテーブルが配置されていました。夫婦2人だったので着席することはなかったんですが、主に子供のいる家族連れが利用している印象です。テーブルとテーブルの間の空間が広いので、スペースを必要とする人にちょうど良いのかなと思います。
3−2.リドカフェ&リドガーデン&リドグリル
メインダイニングと同じように朝昼夜の食事をビュッフェ形式で提供しているのが、リドカフェ&リドガーデン&リドグリルです。
この3つは別の施設のようはあるんですが、仕切りがなく、連なった造りをしています。また、提供されるメニューはこの3つでほとんど同じです。置き場所の有無によって、リドグリルの方にしか置いてない料理があったりもしますが、基本的には全部メニューは同じです。
また、メインの食事時間以外にも常に軽食を提供しており、コーヒーやソフトドリンク、ハンバーガーやアイスなどが注文できます。
席は自由席。自分で選んで、料理を自分で運んでくるスタイルです。なので、朝昼夜の食事がスタートするタイミングで一気に満席になります。
窓に面したカウンター席は人気です。2人席、4人席が作られ、カフェ・グリル・ガーデンそれぞれで席の雰囲気が異なります。
位置的にリドカフェとリドガーデンの右舷側は、比較的静かに飲食できる感じでした。
別途注文しに行かなければならないリドグリル付近は、最も混雑します。ビュッフェのメニューにも近いので、常に人が行き来している感じです。
リドグリルでは、朝昼晩で異なるグリルメニューが3品ずつ提供されます。
朝は、チキンサンドイッチ、チョコバナナクレープ、フレンチトースト。
昼は、シーフードハンバーガー、カレーハンバーガー、あと何かあったんだけど忘れました。
夜は、…船酔いで来ていないのでわかりません!でも何かあるはず!
卵コーナーでは、目玉焼きやオムレツが注文できます。上記のグリルと卵メニューに関しては、自分がカウンターへ行って注文し、番号札を自分のテーブルに置いて、料理の到着を待つスタイルです。
オムレツは、プレーンか粗みじん切りの野菜オムレツが選べます。
他にもアイスコーナーがあり、これが絶品でした!
チョコ、白いちご、抹茶、みかん、ゆずの5種類が常にあって、どれも美味しかったです!
アイスはカップに入れてくれるんですが、お願いすると一つのカップに二つの異なる味を乗せてくれます。
ワッフルを薄くパリパリにしたようなものがトッピングされて、そのまま食べても美味しいし、ワッフルみたいなのに付けて食べても美味しいし!もう最高でしたね!
3−3.パームコート、ビスタラウンジ、イー・スクエア
飲み物がいただける場所で、朝から晩まで営業しています。場所によって注文できるメニューが異なるので、場所の雰囲気や飲みたいメニューによって色んなところに行くのが、これまた楽しい!
パームコートは、リドグリルから近いので、流れでそのまま利用することが多かったです。
ここには舞台があるので、バンドの生演奏を聴きながらティータイムを楽しめたり、大きな窓があるので外の風景を楽しめたりします。
ここでは、飛鳥2オリジナルドリンク「ミックスベリーレモネード」が13〜17時の間だけ注文できるので、その時間帯は利用者が増加します。席が満席になることはなかったので、席数は見た目以上にあるようです。
ここはフッカフカのソファーがあり、観葉植物が置かれていて、リゾート風な雰囲気が楽しめる空間になっていました。
ソファーの形もいくつかあり、窓際の大きな卵型のソファーは1番のおすすめです!体が包み込まれるような柔らかさと背もたれの高さがあって、周囲を気にせずのんびり寛ぎやすいです。
ビスタラウンジは、パームコートのさらに先の、船首にあります。
船首にいることがわかる形状をした尖ったフロアで、天気が良ければすぐ側にある出入り口から、デッキに出ることができます。
ここではパームコートと同じメニューが注文できます。
イースクエアは、パームコートから船尾側に伸びる空間にあるフロアです。
作業するにはちょうど良い高さのデスクがあり、コンセントもあります。ひと仕事する人のための場所といった感じです。
ドリンクメニューは、こちらもパームコートと同じものが注文できます。
3−4.ザ・ビストロ
レセプション(受付)があるフロアから、吹き抜けの階段を登った先にあるコーナータイプのカフェです。席数は少なく、ちょっと足を休める場所といった感じですね。
ここではドリンクの持ち帰りができるので、お部屋や外のデッキでドリンクが飲みたい人は、ここで注文して持って帰っていました。
ここではクレマコーヒーやジンジャエールやオレンジジュース、ワインなどのメニューが注文できます。
席はちょっとしたカフェ風な席なので、長居するほど座りやすい椅子ではありません。歩き疲れた足を少し休める程度かな、といった感じでした。
3−5.ピアノバー、マリナーズクラブ
実は見たけど利用していないのが2つあって、それがピアノバーとマリナーズクラブです。
ピアノバーは、30分ほどのピアノの生演奏をしていたりもしたんですが、他のイベントとも被ってしまい、じっくり聴くことができなかったのが残念です。
バーとして利用できるのかよくわからなかったのは、テーブルに座っている人がいるのにドリンクが提供されていないんですよね。スタッフさんはいるけれど、営業しているのかどうかよくわからなかったので、あまり利用する機会がありませんでした。
マリナーズクラブは、イギリス風のインテリアが置かれる「紳士の社交場」といった雰囲気でした。ウイスキーやカクテルなどを注文できるようなんですが、すっかり忘れていたのと船酔いで営業している時間に訪れることができなかったので、最終日に見て回って終わりました。
次回は「部屋と船内の設備」をご紹介します
めちゃくちゃ長くなるので、3つに分けてご紹介します!
次回は、宿泊した「Fステート」の部屋の設備、船内の設備をご紹介します。
2022年9月22日更新!
予定していた「部屋の設備」と「船内設備」の紹介ブログです!ぜひクルーズ旅行の参考にしてください!
【日本で1番豪華なクルーズ旅行へ!【飛鳥2】その2!部屋の設備と船内設備をご紹介!】
2022年9月26日更新!
YouTubeで【飛鳥2の食事編】動画を公開しました!良ければ、ぜひご覧ください(*´∀`)!
2022年9月28日更新!
後編動画「部屋・船内・イベント紹介編」を公開しました!ぜひご覧ください(*´∀`)!