紅葉の箱根!強羅の静かな宿へ!【別邸今宵】の大人だけの空間
久しぶりに、ロードバイクの絡まない旅行に行ってきました。
こんなに何もせずにゆっくりする宿は、初めてです!
大人旅もいいかもしれない(*´ω`)
目次
- 【別邸今宵】大人だけの宿
- ロビーも部屋も静か
- デジタルデトックス?
- ラウンジでウェルカムフリードリンク
- 豪華なディナーに舌鼓!
- お風呂、岩盤浴、ジャグジーでまったり
- コーヒー無料!いつでも無料!
- 朝から土鍋ご飯で和定食!
- 何とお土産いただきました!
【別邸今宵】大人だけの宿
箱根という賑やかな観光地の中にあって、足音が響いてしまうほど静かな宿に泊まってきました。
そのホテルは、【別邸今宵】
「大人の隠れ家」と称したホテルは、強羅駅から徒歩10分ほどの好立地です。近くには他のホテルも乱立している中、別邸今宵は本当に静かな宿でした。
それもそのはず、「中学生未満の宿泊はご遠慮いただいております」の別邸今宵は、大人しか入れないホテルなんです!音に敏感な夫にとっては、何よりも嬉しいお宿!
別邸今宵は、たった14室しかないホテル。大人限定な上に少人数だから、とっても静かなんです。
部屋のほとんどに露天風呂が付いていて、部屋から出ることがなくても、ゆっくりとお風呂も楽しめます。一部の部屋を除き、箱根の山々を見ることのできます。
ひと言で感想を言うなら、「最高(`・ω・)!」これ以外の表現ができそうにないほど、ゆっくりできたホテルです。
見どころ・おすすめポイントたくさんあったので、それぞれご紹介していきます!
ロビーも部屋も静か
本当に静かなホテル別邸今宵。部屋の中さえも本当に静かでした。
宿泊した部屋は、露天風呂付のスタンダードツイン。部屋の写真は撮っていたものの、見事な手振れで見られるものではなかったので、公式HPの写真を。
私達は、和室ではなく洋室。絨毯敷の部屋でした。
入り口を入ったところに、テレビと向かい合うソファーが二脚。リビングとして使えそうな約六畳ほどの空間があって、その右手に寝室があります。リビングと寝室もドアで区切れるので、音や光が気になる人は締め切って使えます。
寝室は上の写真のようなロースタイルのベッドがあり、ベッドサイドにテーブルやランプは無いシンプルな寝室でした。
ベッドとの対角には、パナソニックの空気清浄機が鎮座しており、好きに使えます。また、寝室にもテレビが置いてありました。
寝室の外に繋がるドアからは、露天風呂に出ることができます。チェックイン時にお湯は溜められていないので、使う時には各自でお湯を溜めて入ります。
シャワー等はなく、本当に湯船のみ。檜の露天風呂です。
こちらの部屋は眺望がないタイプだったので、目隠しのブラインドが外との境目となるように設置されています。露天風呂利用時は、それを下ろして使うのかな。気にしない人はそのままかもしれませんが、目の前には従業員用なのか、質素な階段があったので、人の出入りが絶対にないとは言い切れない場所でした。
デジタルデトックス?
ちなみに、なんとデジタルデトックスができます。
最近流行りですよね。フロントにスマホなどを預けて、デジタルな世界から離れてみよう!というプランを出しているホテルもあるんですが、この別邸今宵はそんなプランがなくても、勝手にデジタルデトックスになっていました。
その理由は、電波が届かない!
Wi-Fi環境はあるんです。ちゃんとルーターもあって、各階に電波を届けようという努力はされているんですが、静かな環境を守る部屋の壁の厚みのせいなのか、箱根という山の立地がさせるのか、電波がとにかく不安定です。
チェックイン時に、この説明を受けましたが、まさかここまで電波が届かないとは思っていませんでした。部屋で仕事をしようと考えていたなら、相当困ったでしょう。私は、この部屋にいる限り、ネット検索で1ページも開くことができませんでした。(電話はできます)
お陰で、普段は手放せないスマホを完全に放置して、夫とまったりのんびり喋りながら夜を過ごすという贅沢を味わえました。こんな旅行もたまにはいいですね。
ラウンジでウェルカムフリードリンク
ラウンジでは、チェックインから16時30分までの間、フリースタイルのウェルカムドリンクが楽しめるようになっています。
なんと、ソフトドリンクだけではなく、お酒もあり!
この日提供されていたのは、ウイスキー、オリジナルゆず酒、オリジナル芋焼酎の三種類です。
ちょっと飲むにはちょうどいいグラスが、常に綺麗な状態で並べられているので、好きにとっていきます。おかわり自由です!
そして、飲み物と一緒にちょっとしたお菓子やつまみも用意されています。
定番のパウンドケーキ、チョコケーキに、箱根のお土産によくある温泉餅も。甘い物だけではないのが、さすが大人の隠れ家を称するホテルなだけはありますよね。チーズおかき、わさびビンズ、ひと口チーズ、サラミなどもありました。
面白いところで、ミルキーやペロペロキャンディーも!
豪華なディナーに舌鼓!
旅行で一番の楽しみといえば、やっぱり豪華な食事!それも一日を締めくくるディナーは、特に思い出に残るものです!
薄暗いラウンジに案内され、各テーブルをほんのりと照らすロウソクの明かり。
ご案内されたメニューは、結構品数ありました!
まずは前菜の盛り合わせから。前菜盛り合わせなんて定番メニューでありながら、盛っているお品は定番じゃなかった!
里芋を揚げたものを田楽風に味付けてあったり、生ハムでイチジクのワイン煮を巻いてみたり、稲穂を揚げたのかな?ポン菓子みたいになってる稲穂があたっりして、珍しい前菜でした!
ポン菓子みたいな稲穂は、白い部分だけ食べられます。サクっとしてて、薄味のポン菓子って感じです。
美味しくて見た目が楽しくて、食事がこれから始まる助走になってるのが凄いですね!
続いては汁物です。
11月の箱根は、日が落ちると結構寒さを感じます。そんな体をお腹から温めてくれたのが、この御椀。
色々な具材が入っているのに、味がごちゃ混ぜになってなくて、なんだかシンプルなスープを飲んでいるかのような味わい!上に添えられている「いくらおろし」のぷちぷちとした食感が楽しい上に、次は何が出てくるのか楽しくなる御椀でした。
お腹も温まってきたところで、豪華なお刺身がきました。
夫婦で一皿のこちら。ちゃんと左右でそれぞれワンセットになっています。
エビ!こんなに甘いエビは初めて!付け合わせの大葉も大根のつまも、シャキっとした歯ごたえがある鮮度が保たれていました。
ここでガツンとメニューが入ります。国産牛フィレステーキ!これが一番の楽しみでした!
焼き加減はお刺身のお皿を片付ける時に聞いてくださいます。夫はウェルダン、私はミディアムでオーダーしました。
実は、このラウンジはウェルカムドリンクを飲んだ場所。鉄板焼き用の魅せるカウンターがあり、シェフが大きな炎をあげながらフィレステーキを焼き上げる姿が眺められます。
フィレステーキには、三種類のソースで食べるのですが、夫のおすすめは塩!私は、わさびとたまり醤油でした!
真ん中のソースが何だったのか忘れてしまったんですが、食べなれた味わいだったことを覚えています。玉ねぎベースのステーキソースのような感じでした。
と、ここである気遣いが。
他のお客さん達は、お酒を嗜みながら食事をいただいていたんですが、私たち夫婦は飲めません。夫は少し飲めますが、私は食前酒で気持ち悪くなるほど酔ってしまった経験があるほど飲めない体質です。
そんな私たち夫婦に、担当のスタッフさんがご飯を用意してくださいました!飲まない人は白米食べますよね!
嬉しいのが、ちゃんと小盛サイズなんです。この気遣いが素敵ですよね。
次の一品はメニューには載っていない「シェフからのサプライズプレゼント!焼きアワビ」です。
ふんわりと焼き上げたアワビに、レモンを絞って食べれば。。。それはもう美味!
塩の山に火をつけるという演出もあって、テーブルの上が華やぎました。
そろそろお腹も満たされつつある後半。夫のお腹はかなりいっぱいだそうで。。。デザートまで辿り着けるのか不安になるほど。
でも、出てきた料理を見ると、つい手が伸びてしまう!
一口サイズの創作寿司。これ、さっぱりしていて、ふんわりとワインが香って、美味しかったです。こういう味付けの料理は初めてだったので、一口目は頭が混乱しましたね。
一緒に提供された右側の椀は、洋風の茶碗蒸しです。上にかけられている餡にはとろみがあり、フランボワーズが使われています。酸味はほとんどなく、柔らかな甘みとスッキリとした風味が感じられました。
下にある茶碗蒸しの中には、アワビにエビなどが入っていて、じんわりとお腹を温めてくれる美味しさでした。
ようやく締めの料理となります。
見た目は蕎麦?と思うような外見ですが、これでも「うどん」です。竹炭を練りこんで作られたうどんは、最後を締めくくる優しい出汁に包まれていました。刺激が欲しい人は、柚子七味を入れると、ぴりっとした辛さが刺激になって更に美味しさアップ!
一緒に舞茸と大葉の天ぷらがありますが、小ぶりなサイズ感がちょうどよく、お腹にきちんと溜まりました。
最後はデザート。ミックスベリーの赤いソースが綺麗なティラミスです。
季節のフルーツにはパイナップル。パイナップルって、11月が季節なんですね。
最後を飾るデザートには、お茶か珈琲かを選べます。カフェインを夜に摂取すると眠れなくなるので、この日はお茶を選びました。ノンカフェインの番茶が美味しい。。。
全9品の会席で、あっという間の出来事かと思いきや、約2時間ほどかけて食べていました。そんなに長い時間をかけて、ゆっくりと食事するなんて、家ではほとんどありません。
食事時間さえも贅沢が散りばめられていましたね。最高です!
お風呂、岩盤浴、ジャグジーでまったり
別邸今宵は、施設はそこまで大きく広くはありません。どちらかといえば、こじんまりとした狭い方です。
でも、その狭さが移動の手間や面倒がなくてイイ!
2~4階が客室になっていて、2階にはラウンジとフロントがあります。
1階が大浴場、岩盤浴があるフロアです。ジャグジーは利用しなかったので、場所を把握していませんでしたが、おそらく3~4階あたりじゃないかな?と思われます。
大浴場とはいえ、こちらもこじんまりとしています。全14室しかないホテルなので、それで十分なんでしょうね。
洗い場は4つあり、湯舟は3人入ると狭いかな?と感じる程度の広さです。
大浴場の外側には、同じくらいのサイズの露天風呂もついています。
大浴場のお湯は、強羅温泉から引いていて、美肌やクレンジング効果もある泉質なんだそうです。他には、冷え性、疲労回復、筋肉痛など、観光で疲れた体を労わるにはぴったりですね。
コーヒー無料!いつでも無料!
最近のホテルは、フロントやラウンジにいつでも飲めるようにコーヒーマシンが置いてありますよね。別邸今宵もフロントの目の前に一台置いてありました。
ここで飲めるのは、コーヒーとカフェオレ、それぞれホット・アイスを選べます。
紙コップでの提供になり、自分で作ります。
フタはありませんが、ここで作って部屋に持って帰ってもいいそうです。
部屋にもティーパックが、二種類置いてあります。煎茶とローズヒップティー。ローズヒップティーを久しぶりに飲んでみましたが、やっぱりあの草っぽい味わいは、どうにも苦手です。。。でも色が好き。
朝から土鍋ご飯で和定食!
ディナーがあんなに豪華だったので、朝ご飯にも期待が高まります!
場所は、ディナーをいただいたラウンジと同じです。夜には見えなかった紅葉が、大きな窓の外に広がっているのが見えました。残念ながら、窓側の席には案内されなかったので、遠くで見るだけに。
ご飯の内容は、とっても充実していました!
この見事に並ぶ朝食メニュー!でも、まだ完成ではありません。ここに焼き立ての魚など3品が追加され、完成となります!
それがこちら!
焼きサバにふろふき大根、定番のご飯のおともが6種類もついて、生卵には普通の醤油とふりかけ状になったサクサク醤油とをかけていただきます!
代り映えしないメニューに見えますが、ひとつひとつが丁寧に作られていて、雑な味なんて一切ありませんでした。とっても美味しいの連続!昨日から「美味しい!」しか言ってない!
朝ご飯は洋食を選ぶことが多いので、和定食は久しぶりです。そんな久しぶりの和定食のメインとなるご飯と汁物が、土鍋で提供!しかも固形燃料でアツアツのまま食べきれるのが嬉しい!
土鍋で炊いたご飯は、ちょっとだけ「おこげ」があるのがいいですよね。夫はおこげが好きではないので、私が独り占めできてしまうのがなんとも贅沢!
豚汁もアツアツのままいただける上に、具材は控えめ。昨夜のディナーでお腹がいっぱいだから、量としては十分すぎるほどです。
こんな小さな見た目でも、ご飯も豚汁も4杯分ありました。しかも、足りなければ土鍋ご飯はおかわりができます。それも土鍋で炊かれたものがすぐに運ばれてきます!
何とお土産いただきました!
またもサプライズ!
実は、チェックイン時にお土産をいただきました!
ウェルカムドリンクでも提供されていた「温泉餅」です。これ、美味しいんですよ!素朴な餅と豆の味がイイ!
こちらの温泉餅、贅沢に7個入りひと箱をいただきました。
こんなに至れり尽くせりで、お土産やシェフからの一品プレゼントまであって、静かな場所でただのんびりする。
(*´ω`)最高の贅沢だ。。。
何もしない。
それが、こんなに贅沢になるなんて想像以上の贅沢を味合わせていただきました。
大人の隠れ家。。。また行こう!