8か月ぶりのFTPテストやってみた!8か月の成果は如何に?!

貧脚初心者を自称していた2021年1月に行ったFTPテストは散々な結果に終わりました。。。
それから約8か月が経過した今!貧脚中級者になった私の実力に変化はあったのでしょうか!?

目次

 

FTPテストとは何の数値?

ロードバイクをはじめてしばらく経つと、自分の実力を数値化して話している人達がいることに気がつきますよね。そこかしこで、「~ワットで~」とか「いつもの~倍で~」とか。
この数値の意味、最初は全然わかりませんでした( ´ω`)なんとなく、文脈から実力を数値化しているものなんだろうなということは理解できても、それをどうやって算出しているんだろう?と、ずっと疑問でした。
計測する機械さえあれば、すぐにわかるんですけどね( >▽<)

おそらく最初に知ることになるであろうFTP。このFTPとは、「自分が1時間平均して維持できるパワー(ワット)の最高値」のことを言います。闘値パワーとも呼ばれ、一緒にライドする人の実力を測る目安になるものです。
※ちなみに、パワーのことを「W」ワット数で表します。

このFTPがわかると、トレーニングの負荷を数値に合わせて調整しやすかったり、一緒にライドする人の脚力が想像しやすかったりします。
まぁ。。。それだけです(*´ω`)

でも知りたい!自分の実力が今どの辺にあるのか知りたい!
でもこのFTP値。どの辺が平均値なのかよくわかりませんでした。調べても、統計をとっているサイトがなくて、個々人でやっているだけという印象です。

FTP値以外にも、パワーウェイトレシオという値があり、こちらの方が実力比較としてよく使われているようですね。
パワーウエイトレシオなら、数値別のランクがありました。

パワーウエイトレシオの計算とランク

パワーウエイトレシオは、FTPよりもより実力がわかる数値として扱われているようです。
FTP値÷体重kg=パワーウエイトレシオ(W/kg)
この計算式で算出できます。

8か月前のFTP値から私のパワーウエイトレシオを計算すると、なんと貧脚ランクにも届いていなかった!
貧脚よりもさらに貧脚だったなんて。。。そりゃロングライドなんて無謀ですね。よく走ってたな~と思います。
この数値が、8か月のライドでどう変化したのか!やってみたいと思います!

 

ズイフトで出来るFTPテスト

ズイフトでも、簡易版とフルバージョンとの2つのテストから、FTP値が算出できます。
FTPテスト自体は20分間の全力走なんですが、テスト前後にウォームアップなどもあり、スタートから終了までの時間はもっと長くなります。
フルバージョンで約75分。簡易バージョンで約45分。ズイフトでFTPテストをすると、これだけの時間がかかるので、あらかじめ余裕うのある時にテストした方がいいですよ。テスト後は汗だくで、すぐに出かけるとかできませんから。

そして、このFTPテストの中にある20分間のテストブロックで発揮した平均パワーの95%がFTP値として表示されます。
全力の20分間。20分も全力走できるのか?という不安もありますが、自宅でテストができる環境なので、ギブアップも選択肢に入れている安心感がありますね。
(`・ω・)無理しない!これ絶対!

まずは画面の見え方です。
トレーニングメニューからFTPテストのフルバージョンか簡易版(shorter)か、どちらかを選んでおきます。ルートはこの際どこでも構いません。FTPテスト中は、ルートによる負荷は一切なくなります。ペダルにかけられる負荷は、FTPテストでかけられるものだけです。
なので、ヒルクライムルートを選択していても、ペダルの負荷は勾配関係ありません。

下の写真が、FTPテスト中のライド画面です。
画面左上に表示されるのが、FTPテスト中に行われる全メニューが表示されています。
メニューの右側に白い三角が表示されているところが、現在行われているメニューになります。

ズイフトのFTPテスト画面

メニュー一覧からは詳しい指示内容まではわかりません。
実際にそのメニューに突入した時に、詳しい指示内容が画面中央の上に表示されます。
下の写真だと、「5分間のウォームアップ中、144W出すように」との指示です。

ズイフトのFTPテスト画面
 

貧脚中級者の実力は?!

ズイフトの簡易版FTPテストは、20分間のテストとウォームアップを含めた全45分間です。
8か月前はたった56しか出せなかったFTP数値。一体どこまで数値を延ばすことができたのか?!

結果、56→99になりました。
(; ´ω`)えっと。。。あれ?喜んでいいのかな?数値、上がったもんね。でもまだ2桁なんだね。。。
よ、喜ぶべきですか?!!!!

頑張りに頑張ってみたんですが、300Wを超えるワット数のメニューが全くできませんでした。自分でそのワット数までギアを変えたりするわけではなく、ズイフト側からペダルに強制的に負荷がかけられるので、いきなり斜度39%の坂にいるような重さを体感しました。
これ。。。回らない!

体重をかけてペダルに乗っているのに、ペダルが完全に回らないんですよ。おかしいな、と思いつつ体重を乗せて、力もかけて、ようやくちょびっと回るくらい。。。本当おかしい。。。

300Wで走るメニューは20秒が二回、3分、2分間と合計四回あります。その全ての回で、ほとんど回せませんでした。
あまりにもペダルが回らず、ケイデンスがゼロになると、「ポポン!」とズイフト上で感知されます。「全然ペダルが回せていないから、負荷高すぎますね。じゃあ自分の力で300Wまで上げてきてください」って言われているみたいに、ペダルにかけられていた負荷が無くなるんです。

そうして自分でペダルをぐんぐん回して負荷を上げていくと、ある程度のところで再び「ポポン!」ってズイフトが感知し、「できるようになったみたいなので、負荷足しますね!」って感じで、ペダルに尋常じゃない負荷がかけられます。
これで結局ペダルが回せなくなって、再び負荷が解除される羽目に。。。

 

なめてた。。。完全になめてた

ロングライドもやってきたし、湾イチも走り切って、だいぶ自分としては実力がついたんじゃないかな?って期待していた分、この数値の変化はなんだか悔しかったです!
完全にFTPテストをなめてました!これ、キツいです!

サイコンを持っていないので、普段のライド中は体感で速度を測るくらいしかしていなくて。心拍やケイデンスは完全に「長距離・長時間を走りやすいか」だけを意識していました。
実力を測るテストで、こんなにも惨敗をきしてしまうとは。。。なんだか悔しい。。。

できれば再戦を申し込みたい!
また来年、実力を伸ばして再びFTPテストに挑みます!

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