タイ観光の移動手段!激安BTSの利用手順!白熱値段交渉トゥクトゥクを紹介!
今回は、タイ旅行の移動手段から2つをご紹介します!タイと言えば、名物トゥクトゥク!そして、バンコク・スカイ・トレイン通称「BTS」です。
目次
- タイの観光名物トゥクトゥクに乗りたい!
- トゥクトゥクの値段交渉!どうやるのが正解?
- いざトゥクトゥクで出発!
- 街の上を走るBTSに乗ってきた!
- 慣れれば簡単!切符の買い方
- 改札の通り方は行きと帰りで違うよ
- 車内は静か&涼しい通り越して寒い!
- BTSの疑問?時刻表はどこ?
タイの観光名物トゥクトゥクに乗りたい!
タイと言えば、名物にもなっているトゥクトゥクにはぜひ乗りたいな〜と、日本にいる時から考えていました。
今より交通網が発達していなかった頃は、主要な移動手段の一つだったトゥクトゥクですが、地下鉄のMRTやバンコク・スカイ・トレインのBTS、道路はGRABなどの交通網が発達したため、観光名物の一つとして大きな都市部で残っているのが現状のようです。
料金は、観光名物なので割高。しかも、値段交渉しないと決まらないので、ある意味では時価とも言える料金設定をしています。特にひと目で観光客とわかる服装では、最初から料金を高めに言われるので、交渉する気力や勇気がなければ、他の移動手段の倍以上の金額を支払うことになる恐ろしい乗り物…
でも、乗ってみたい(*´∀`)!
好奇心って、何よりも強いですよねw
観光初日からトゥクトゥクに乗るチャンスを伺っていたんですが、利便性や料金面で見ると、どうしてもGRABやBTSの方が便利だったので、ほとんど乗る機会がありませんでした。
しかし、待ちに待った大晦日!とうとうトゥクトゥクに乗るチャンスが巡ってきたのです!
大晦日のディナーを、バンコクで有名なスカイバーのシロッコにしようと決めて向かったところ、大晦日という特別な夜なので、通常料金よりもはるかに高額でした。
あまりの高額な料金設定に手も足も出ず…
周辺で他のレストランを探すも、なかなか見つけられずにいたため、とりあえずホテルに戻ることにしました。
この時、シロッコから少々歩いていたので、おそらく地図上では★マークの付近にいたと思います。そこから宿泊していたホテルまでは、約4.2km。この距離なら、トゥクトゥクでもそんなに高くないかなと思って乗ってみることに!
トゥクトゥクの値段交渉!どうやるのが正解?
まずは、値段交渉に入る前にここから目的地までの移動費用の相場を調べることをおすすめします!
バスやBTSを利用すると比較にならないほど安いので、比較するならGRABでしょう。私たち夫婦も現在地からホテルまでもGRAB料金を調べて、200バーツ以下ならトゥクトゥクに乗ろう!と決めました。
早速、路上にいたトゥクトゥクのドライバーさんに声をかけてみることに…
夫(;´ω`)「は、Hello〜」
ドライバーさん( ・∇・)「〜〜〜!〜〜〜?」
私( ´・ω・)何言ってるか早口でわかんない〜!
値段交渉する前に、まずは目的地を言わないといけませんでした。
スマホの地図を出して、ルート案内を表示させた状態でドライバーさんに見せます。そうすると、目的地とGoogleマップ推奨のルートが何も言わなくても伝えらるので。
ご注意( ・∇・)!
この時、ドライバーさんにもよりますが、スマホを持っていかれます。(他意はなさそうです)
盗難というわけではありません。
人が操作するスマホで地図見るのって難しいですよね。ドライバーさんも自分の目で確認したいようで、何も言わずにスマホを持っていっちゃう人もいますので、ご注意ください。
不安だったら、スマホホルダーを使用して、紐やチェーンの部分を自分で持っていると良いと思います。
地図を見せたら、そこから値段交渉です!
値段交渉と言えば!「1,000円だ!」『300円がいい!』「じゃあ800円でどうだ!」『まだ高い!350円』という風に、こちらが決めた金額よりも低い金額から交渉をスタートして、お互いに自分の希望する金額になるように値段を言い合うんだと思っていました。
なのに夫…始めから希望額でスタートしちゃった( ゜д゚)
夫(`・ω・)「200バーツ!200バーツ!」
ドライバーさん(`・ω・)「400!400!」
夫(`・ω・)「200バーツ!」
ドライバーさん(`・ω・)「380バーツ!」
夫(`・ω・)「200バーツ!」
ドライバーさん( ´Д`)「? 350!」
なんだか途中でドライバーさんが異変を感じたようです。どうやら、彼にとってもいつもの値段交渉とは違うことに気が付いた様子w
まさかの最初から希望額でスタートする形式とは、考えていなかったでしょう!
これが、素直な日本人です(`・ω・)!
4、5回くらい値段の言い合いをしたんですが、なかなか値段が下がらないので、夫の気持ちは「無理なんだろうな」と諦めがついたようです。呆気なくその場を立ち去り始めました。
本来ならば、この引き際で値段交渉の大詰めとなるんでしょうけれど、本当に諦めて帰っていく夫に、私も動揺していましたw
嘘?!帰るの?(((; ゜д゚ )))
これにはドライバーさんもビックリ( ゜д゚)?!
ドライバーさん(;>△<)「200!200!OK!」
夫( ´・ω・)ふぅ。ダメだったな〜
私( ゜д゚)「え?200?200で良いって言ってるよ?」
夫(*´∀`)「え?本当?」
こんな値段交渉になるとは、本当にビックリです。
思いがけず素直に希望額で交渉したら、(ほとんど)揉めずに料金が決まりました。
ドライバーさん、ありがとうございます(*´∀`)!
いざトゥクトゥクで出発!
トゥクトゥクにはドアも壁もないので、料金が決まったらそのまま乗り込みます。
前部分はバイクのような運転席。後ろはベンチシートの乗客が乗る部分です。
ぱっと見ると、トゥクトゥクは定員2人くらいかな〜という風に見えるんですが、大きなサイズのトゥクトゥクもたまに見かけます。定員2人のタイプが多いようです。
大きなサイズだと、ベンチシートが前後2列になっていて4人乗れそうな広さのタイプを見かけました。
車全体の装飾は、おそらくドライバーさんの趣味?好み?だと思うので、電飾キラキラのもあれば、シンプルな昔ながらっぽいトゥクトゥクもあります。
私たち夫婦が乗ったのは、昔ながらっぽい感じのタイプで、派手な装飾がほとんどないものでした。
いざ、出発!は急発進からのスタートでしたw
路肩からぐいーんと急加速して道路に合流。そのまま普通に車と混じって道路をひた走ります!
壁も窓もドアもないので、疾走感と爽快感が凄まじく楽しかったです!
私(*´∀`)「凄い!楽しー!あはははははっ!」
夫(*´∀`)「風が凄いね!」
ただし、気を付けるポイントが2つあります。
一つは、カーブです。カーブに減速はもちろんしますが、この速度で安全なのか?という速度で曲がる上に、壁も窓もありません。座席と同じ高さの柵が周りを囲っていますが、座席と高さが同じなので支えにはなりません。
天井部分に掴まれる手すりがあるので、そこを持つか、足を踏ん張って振り落とされないように頑張るかしかありませんw
もう一つは、路面の凹凸です。海外にはスピード出しすぎ予防のために、道路の所々にちょっとした凸があります。ハンプって呼ぶらしいですね。ここを基本的に爆走しますw
ある程度の減速をしているのか、それとも吹っ飛ばない最低限のスピードで突っ込んでいるのか定かではありませんが、当たり前の顔してハンプに突っ込んでいくので、上下の揺れも半端ではなかったです。
こんな刺激的な移動手段は人生初でしたw
最早、移動手段ではなくアトラクションで良いのでは?と思うほど楽しい乗車時間でした!
また、タイに行くなら絶対乗りたい(≧▽≦)!
変なところに向かっていないか、一応スマホで地図を表示させながら、目的地に向かっているか確認していました。時々、主要道路ではないところに入り込むので、裏道や近道に詳しいんだと思います。
トゥクトゥクは普通乗用車よりもやや小さいので、混雑する主要道路よりも路地の方が走りやすいのかもしれませんね。
彼らにとって、一度走り出したらさっさと目的に送って、次の乗客を探した方が稼ぎになるのだし、ゆっくり走るのは勿体無いというところでしょうか。
でも、そんな爆走が堪らなく面白い!
ホテルのロータリーに無事到着して、料金の支払いとなります。
トゥクトゥクから降りると、値段交渉の勢いなんて全く見せない穏やかなタイ人になっていたのには、別の意味で驚きました!
タイでは、『人に怒らない』教育をしているそうです。何かあっても過ぎたことと、怒るという行為をしないそうです。(かと言って、決して怒らないわけではないですよ)
裏道を走ってくれたお陰で、混雑していた道路をすり抜けて、思ったよりも早くホテルに帰ることができました。
降車する時に支払う金額で揉めるというトラブルを聞いて身構えていましたが、穏やかに挨拶するドライバーさんに、すっかり心が洗われた気持ちです。
決まった200バーツを支払い、追加でチップを20バーツお渡ししました。
街の上を走るBTSに乗ってきた!
続いて、最も安いであろう移動手段BTSをご紹介します。
BTSは「バンコク・スカイ・トレイン」が正式名称の電車です。街の上にレールを敷いて、交通渋滞をものともせずにバンコクを移動できます。
だいぶ広い範囲まで走っているので、街中から少し離れた観光名所へ行く際にも利用できると思います。ただ、駅から観光名所が遠い場合もあるので、BTSだけを移動手段とするのは難しそうです。
上の地図のカラフルなラインがBTS(バンコク・スカイ・トレイン)や地下鉄のMRTの路線です。市内から右へ一直線に伸びて、カクっと下に曲がる薄い青のラインは、空港行きの路線です。
多少の乗り換えはありますが、バンコク市内から空港に直通で行けるので、わざわざタクシーに乗りたくない人は、助かりますよね。
慣れれば簡単!切符の買い方
切符は、日本と同じように券売機での購入か有人カウンターでの購入となります。
券売機には2種類あって、硬貨専用と硬貨と紙幣のどちらも使えるタイプです。お金を入れる部分が明らかに違うし、券売機の画面の横には購入手順が図解されているので、戸惑うことは(基本)ないと思います。
それでも戸惑ったのは、海外旅行に不慣れな私たち夫婦ですw
まずは、英語表記に直したら、広域図になっている画面の『行きたい駅』付近をタップして、図を拡大表示させます。
駅名がわかりやすくなったところで、行きたい駅名をタップします。
料金や行き先の駅名を確認する画面に切り替わります。
購入枚数や行き先に間違いがなかったら、お金を投入して切符購入達成です!
切符は、昔は黒いコインタイプだったようですが、現在は少々厚手のICカードタイプとなったようで、取り扱い方法が裏面に記載されていました。
改札の通り方は行きと帰りで違うよ
切符の裏面には、改札を通る時にこの切符をどうすれば良いのかが図解されています。
駅名や料金、日付など日本の切符に記載されている情報が全くないのに、使い方が記載されているのには驚きましたが、慣れていない観光客にとっては、こちらの方こそ書いておいてほしい情報ですよね。
改札はわかりやすいようにしているのか、構造はとてもシンプルです。台数もそんなに多くはなく、改札を抜けた先には警備員?警察?の方が目を光らせています。微笑みの国で決して笑わず、険しい表情で乗客を確認していました。
改札に入る時は、機械の上にある丸い部分に切符をタップすると、通路のゲートが開く仕組みです。
反応がやや遅いので、ワンテンポ遅れて入るとちょうどいいのかもしれませんね。
改札を出る時は、改札機の側面(手前側)にある投入口に切符を入れます。
切符は若干の引っ掛かりがあるので、押し込むような感じで入れると投入しやすいです。
(写真が見えづらくてすみません💦初めてのBTSに舞い上がって、画角ギリギリだと気が付きませんでした)
車内は静か&涼しい通り越して寒い!
BTSの車内は、日本の電車のように綺麗で快適です。ゴミは落ちてないし、手すりや吊り革も十分にあります。日本に比べて手すりが多い印象でした。座るよりも立つ人のことを考えた設計なんでしょうか?
車内の椅子はプラスチック製の硬い椅子で、とってもひんやり冷たかったです!
そう!BTSの車内はめちゃくちゃ冷房が効いています!涼しいを通り越して寒いです!寒がりな人だったら、上着は必須でしょう。私は暑がりな方なんですが、それでも鳥肌が立つくらいに寒さを感じました。
入り口の上部には、現在地と行き先の駅名が表示されています。
これを見ていれば、アナウンスのタイ語がわからなくても安心ですね。でも、アナウンスもタイ語の後に英語でもアナウンスしていたので、英語ができればタイでは困らないでしょう。
そのどちらもできない夫婦でも、迷子になることはありませんでしたのでご安心くださいw
BTSの疑問?時刻表はどこ?
駅や電車のホームを探したんですが、時刻表がどこにも見つからなかったのが不思議です…
いつ来るのか、いつ発車するのかわからないと困ると思うんですが、全部ネット上に表示されているんでしょうか?
逆に、路線図は至るところに提示してあって、BTSで行き先に迷うことはありませんでした。
駅のホームや改札を入ったすぐのところ、電車の車内など、本当に色んなところにあります。電車の入り口上部にある表示では、乗り換え駅の表示もされていました。
トゥクトゥク乗車動画、BTS乗り方・切符購入手順紹介動画をそれぞれ公開しています。
こちらもぜひご覧ください(*´ω`)!
BTS切符購入・改札通り方紹介!
トゥクトゥクは写真や動画がほとんど残っていなかったので、ショート動画で爽快感を味わっていただければと思います(*´∀`)