ロードバイク初心者が買ったら便利に思う物!

夏ですね。連休ですね。ロードバイクはじめようかな?って考えている人は、ロードバイク本体以外に何買おうか迷ってるんじゃないですか?

初心者さんにおすすめ!
ロードバイクはじめる時に、買うと便利な道具類と選び方ポイント!ご紹介します。

目次

 

ロードバイクってお金かかる趣味ですね

ロードバイク人気が高まって、走っているとたくさんのロードバイカーさん達に出会えます。最近はコロナのこともあるので、無言会釈や片手上げなどの挨拶が主流になってますが、小さな動作でも挨拶してくれるロードバイカーさん達、素敵です(*´ω`)

さて、ロードバイクってお金かかる趣味ですよね。ロードバイク本体だけでも、約10万円前後。素材やメーカーにこだわると、桁がひとつ増えるくらいのものも普通にありますもんね。上を見ちゃえばキリがないんですが、せめて見た目くらいは好みなロードバイクで楽しみたいですね。

私と夫のロードバイクは、現在価格差がとんでもないことになっています。
私は、約8~9万円で手に入れた安いルイガノCEN。コンポはシマノのSORAが付いてます。ペダルとホイール以外、すべて完成車の状態のまま。ペダルとホイールは夫のおさがりです。
夫は、約43万円のビアンキOLTRE XR3ディスクブレーキ仕様。コンポはシマノの105が付いて、最近ホイールを買いました(約20万円)。まだ到着していないので、ペダル以外は完成車の状態のままです。

こうして金額を見てみると、やっぱり高いですね。
そんな高い趣味のロードバイクですが、やっぱりロードバイク本体だけでは楽しみ切れない!走りづらかったり、体力消耗しすぎたりして、オプションで色々買い集めないと、楽しみ切れません!

でも、そんなお金ない!という初心者さんに、厳選おすすめ道具類をご紹介します!
ロードバイク本体を買ったら、快適なライドの為にこれだけは揃えておこう!っていう物と、それを買う時の選ぶポイントも!
ぜひ参考にしてみてください。

 

1.サイクルウエア

サンティックの夏用サイクルウエア女性向け

私はロードバイクはじめて6年目までサイクルウエア無しで走っていました。そんなに走りに行ってなかったこともあるんですが、ご近所ライドのゆるポタがメインだったので、必要性を感じなかったんですね。
20~30km程度なら、慣れてくれば2~3時間程度で走れます。そうなると、サイクルウエアじゃない安いスポーツウエアでも十分でした。

でも、夏だけは違うから気を付けてほしいです。
夏の暑さは本当に厳しいです!青空で晴れてくれるのは嬉しいけれど、炎天下の直射日光を浴び続けている体は、本当に辛いです。だから、ちょっとした体への負担が体力を大きく削り、イライラを増幅させます。

マラソン用のウエアを着ていた時は、ポケットの向きが合わず、ポケットから中身が落下しました。
胴回り部分に余裕があるデザインなので、走ると邪魔になり、膝に触れてまとわりついたりもします。

紫外線カットを重要視して黒色の安いスポーツジャージを着ていた時は、通気性の悪さに気持ち悪くなりました。
かいた汗がウエアに染み込むんですが、生地がやや厚めだったせいなのか、乾きづらくて動きが制限される感じでした。

夏は特にロードバイク向けのサイクルウエア、あると体が楽になれますよ!実体験からのおすすめです。
背中ポケット本当に便利!マラソンとかのウエアを兼用してもいいけど、走りながらポケットに入れた物が落ちる心配ないし、走りながらポケットの中の物を取り出せるのは、サイクルウエアならでは!

選ぶ時は、夏向けはとにかく通気性と速乾性が高いものを選んでください。信頼性のあるメーカーなら、どのサイクルウエアでも大丈夫だと思いますが、たまにネットでとんでもない口コミの物もあるので、買う時には口コミを絶対チェックしてからがいいです。
サイクルウエアの特性上、サイズやデザインは体にフィットしがちになるんですが、通気性と速乾性が高ければ、体にフィットしていても暑さを感じにくいです。無駄に大きいサイズにした方が、関節の曲げ伸ばしの邪魔になるので、適正サイズがいいですよ。

 

2.サングラス

ぜひ買ってください。ロードバイク買ったら、一緒に買っていいくらい必要になります。
どうしてかと言うと、ロードバイクのスピードが原付バイクくらいは出るからです。それだけのスピードで走ると、目がものすっごく乾きます。なんなら、飛来物が目に直撃することもあります。

私の実体験ですが、山を下っていた時に目の前から黒い物体が右目のサングラスを直撃しました。正体はおそらく蜂!クマバチだったような気がするんですが、一瞬の出来事で種類までは見えませんでしたが、サングラスに傷を残すくらいの勢いと音で正面衝突しました。
ハチの存在に気が付いた時にはもう遅くて、気が付いたと同時にサングラスにぶつかっていたので、避けようがなかったと思います。
ハチなどの虫以外にも、石や水たまりの水なども跳ねて顔にぶつかることも多いです。

頬なら痛い程度で済むんですが、眼球はマズイ。。。
目の乾燥も冗談ではなくなってしまうこともあるので、目を守る為にもサングラスはぜひ!
ロードバイク専用とか色々ブランドはありますが、最初は安くて十分です。スポーツ用品店の片隅にある2~3,000円くらいのサングラスでも十分に使えます。

選ぶポイントは、調光、偏光機能が付いているものが最適です。
ただの紫外線カットサングラスだと、光の反射を抑えきれないので、眩しくて視界が狭まってしまうことがあります。色の濃いものも、トンネル通過時に周りが見えづらくなって危険です。
あとは、前傾姿勢で顔を下げた状態からでも前方の視認性が高いものがいいです。フチが太すぎると、左右や前方の視界が狭まってしまい、危険を判断しづらくなってしまうので気を付けてください。

 

3.スマホホルダー

BikeHolderとGENTOSの比較

サイクルウエアがあると、つい背中のポケットに何でも入れたくなるんですが、スマホだけはハンドル固定が一番です。
見知らぬ土地を走っている時に、地図を見るためにいちいちスマホをポケットから取り出すのは面倒なんです。その度に停車しなきゃいけないし、ポケットから取り出す時に落としそうになったことは何度もあります。

選ぶポイントは、視認性と固定方法です。
突然の雨にもスマホが濡れないように防水タイプもいいんですが、カバーがあると視認性が非常に悪いです。特に日差しが強くなる日中や夕暮れなど、サングラス越しだと何も見えないこともあります。
ほとんどのスマホは完全防水とはいかないまでも、多少は水に濡れても平気ですよね。土砂降りの雨だったらスマホホルダーから外してポケットに入れればいいので、防水タイプのホルダーじゃなくても十分です。

固定方法はゴムバンドが一番取り外ししやすいです。専用スマホケースをスマホに取り付けて、ケース裏面をハンドルに固定した台に取り付けるタイプもあるんですが、スマホを買い替えた時に対応外サイズだった場合に買い直しになってしまいます。
ゴムバンドの固定方法なら、ある程度の大きさまで使えるので、スマホを買い替えても使い続けることができるんで、使い勝手がいいですよ。

おすすめは、ゴムバンドで固定するオープンタイプのスマホホルダー。
スマホの四隅をゴムバンドで留め、ハンドルに固定するものです。何のカバーもありませんが、危険な運転をしなければ落車することはほとんどありませんし、これで十分です。
画面を遮るものがないから見えやすく、操作もしやすいし、停車時に取り外しが楽なのがおすすめポイント。

ただ、走りながらのスマホ操作は非常に危険です。車と同じで、ちょっと目を放した隙に、数mは進むし、何かが飛び出してくるかもしれません。走りながらのスマホ操作には気を付けてください。

スマホホルダーは、ネットで1,000円くらいから販売しています。ちなにみ私のスマホホルダーは、979円!十分使えます!

 

4.パンク修理キット

ロードバイクのパンク修理キット

ロードバイクでロングライドでも、ゆるポタでも、どこかしらに走りに行く時って、必ず持ってないといけない物がありますよね。パンク修理キット。これ持ってないと、突然のパンクで泣きたくなります。

まだ私たち夫婦がロードバイクをはじめたばかりの頃、自宅から遠く離れたところでパンクしました、私だけ。同じ道を通過したのに、夫は無事だったのが救いです。
パンク修理キットなんて持ってなくて、家に帰ってもパンク修理できないんです。そもそも、ここから10km以上離れた自宅まで自走できる状態じゃなくて困りました。
この時は、私はパンクしたロードバイクを押しながら歩きで家に向かい、その間に夫が一人先に家に帰って、車で救出に来てもらいました。ロードバイクを積み込める車でよかった。。。

手荷物は少なく!が基本のロードバイクですが、最低限1回分のパンク修理キットだけは持って行かないと、いざという時に困り果てることになります。

選ぶポイントは、自分のロードバイクのタイヤに合えば何でもいいです。値段によって性能差はあるようですが、レースにでも出るのでなければ、高い物を買う必要はありません。どうせ消耗品なので、安い方がいいです。なぜなら、どんな高いタイヤやチューブを買っても、パンクする時は1回でパンクするからです。

タイヤの種類別で用意するものが違うので、自分がクリンチャー、チューブレス、チューブラーのどの種類を使っているか確認してから修理キットを選んでください。

パンク修理キットの中身は、こんな感じです。※クリンチャータイプの場合

  • チューブ(劣化を防ぐ為、ひとつずつサランラップに包むとよい)
  • タイヤレバー(タイヤをホイールから外すヘラみたいな物)
  • 空気入れ(手動、ボンベどちらでも可)
  • 携帯工具(パンク修理には使わないかもだけど、あると何かと便利)
 

5.ビンディングシューズ&ペダル

ビンディングのセット

最後は、おすすめだけれど絶対ではないものです。ビンディングシューズとペダル!あると爽快・快適!なくても走れる!

ビンディングは、クリートという金具でシューズ裏面とペダルを固定し、ペダリングをスムーズにし、踏み込むだけでなく、脚を引き上げる時にも力を入れることができる道具です。
これがあると、ロードバイクが一段と楽しくなります!

でも、最初は脚がロードバイクに固定されちゃって、怖い!という気持ちの方が大きいんですよね。車の通りが少なくて、平坦で広い道があれば練習はできますが、走る道がいつもそうとは限りませんものね。
慣れてしまえば、本当に快適です!疲れていても、ペダルから脚を踏み外すことはないし、引き足の力も使えます。慣れさえすれば、段違いにロードバイクが楽しくなります!これは本当にそう感じました!

ビンディングには、SPDとSPD-SLと2タイプあります。まずは、2つの違いを説明します。

  • SPD:ロードバイク、マウンテンバイクなどに使用。脱着を頻繁に繰り返すことを視野に入れて製造される。SPD-SLと比べると、歩きやすい。シューズ裏面の形状によっては、スニーカーとほぼ同等の歩きやすさにもなる。
  • SPD-SL:ロードバイク専用ビンディング。大きなクリートで固定するので、ペダルに力を加えやすい。クリートが大きい為、歩きにくい。場所によっては床やクリート本体を傷つけるので、専用のカバーを取り付けないと歩けないこともある。

最近のロードバイクでは、SPD-SLが主流となってきていて、両方使えるシューズの種類が減ってきています。ペダルにおいては、両方のクリートを使えるというものが存在していません。
選べるシューズの種類を考えると、SPDはますます減っていきそうな気配が今のところあるようなので、今後のメンテナンスや買い替え頻度を考えるとSPD-SLの方がおすすめです。
でも、個人的には歩きやすいSPDの方が好き。

選ぶポイントも、SPDとSPD-SLの両方をご紹介します。

  • SPD
    シングルとマルチという2つのタイプがあります。マルチクリートの「M」が刻印されたクリートがおすすめです。
    マルチの方が外せる方向が多く、シングルに比べると外しやすいです。
    ライド先で歩きたい人は、スニーカータイプのシューズがいいです。本格的なロードバイクビンディングシューズよりも重くはなりますが、歩きやすさが段違いです。
  • SPD-SL
    黄色・青・赤の3色ありますが、色によって左右の角度に遊びがあります。
    黄色が一番遊びが大きく、左右に6度。青は2度。赤は0度、全く動きません。この遊びがあると、角度を変えて楽な姿勢をとることができるので、初心者さんには黄色がおすすめです。
    遊びがない方が踏み込んだ力をペダルに伝えやすいので、レース向きと言えます。
 

最初はなくても平気な物

誰かに憧れてはじめた趣味って、その憧れの人と同じものを手に入れたくなりますよね。けど、だいたいの趣味のものってちょっとずつ集めていくじゃないですか。一度にどーんと買うと、経済的に負担が大きい。。。
ロードバイクも例外じゃありません。

初心者なら、憧れはするけれど最初は無くてもいいよって物をまとめてご紹介します。

  • サイクルコンピューター
  • パワーメーター
  • ホイール
  • サドル
  • コンポーネント
  • サドルバッグ

このあたりの物は、ロードバイクで走ることに慣れ、自分の脚質がわかって、実力を高めたいと思ってから購入を考えても遅くありません。
付け替えのできる部品は、『自分がロードバイクで何をしたいか』によって選ぶポイントが変わります。最初から手を出すと、違うなって思った時にまた買い替えなければならなくなるのは、お金がもったない!

サドルバッグは、ロングライドの時に必要な場合もありますが、人によってはツールボックスだけで十分という人もいるので、やっぱり『自分がロードバイクで何をしたいか』がわかるようになってから、選んだ方が間違いが少ないです。

 

夏ロードバイクを楽しんで!

夏のロードバイク本番の時期がやってきましたね!天気や社会情勢なんかで、思うように走れないことも多いんですが、遠出するライドだけがロードバイクの楽しみじゃないです。
ご近所ライドだって、朝日を見ながら走れば爽快な景色が見れますし、人がいない時間帯を狙えば、静かに走ることも可能です。ロードバイクの楽しみ方は何通りもあります。

皆さんも、夏のロードバイクを楽しんでください(*´ω`)
私たち夫婦も、夏のロードバイクを楽しんできます!

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