鉄ゲタからレーシング3への劇的な変化!初心者が最初に変えるべき部品はホイールだ!
夫とのゆるポタやロングライドになると、いつも千切られる私です。信号待ちからのスタート、上り坂に入る瞬間、下り坂の後半などで置いて行かれます。全くではありませんが、ほとんどついて行けない。
それが、ホイールを交換したら凄い結果になりました!
目次
ホイール交換で脚力の差が埋まる?!
夫( ´ω`)「今度のゆるポタでさ、ホイール入れ替えて走ってみない?」
私(; ´ω`)「え、別にそのままでいいんじゃない?」付け替えるの面倒だし。
夫( ´ω`)「付け替えやるから。やってみようよ!」
私(; ´ω`)「う~ん、それならやってみようかな」
夫(`・ω・)よっしゃ!その気にさせられた!
私(`・ω・)よっしゃ!レーシング3使える!
私は完成車を買った時そのままのエントリーモデルによくある「鉄ゲタ」と呼ばれる無名の重いホイールを装着しています。夫はお小遣いで買ったフルクラムのレーシング3のホイール。ホイール単体を持ち上げて思ったのは、非常に軽い!ということでした。こんなに軽いホイールだったら、もっと走るのが楽になるのかな~と思いながらも、夫個人の物なので借りるのを躊躇っていました。
いざ、ホイールを付け替えて25kmのゆるポタに出かけると、想像以上にロードバイクの軽さ、そしてペダルの軽さを感じました。こんなにも違うなんて!こんなに差が出るなんて!
私(; @ω@)「ふわー!何コレー!速いー!」
夫(`・ω・)「いつもより巡航速度が速いよ!いつもよりもプラス5~8km/hだね!」
私(*´ω`)「うわー!速い!何ソレ!足が楽なのに速い!楽しい!」
いつものゆるポタならば、10km先へ到着するのに50~60分くらいかかっていましたが、この日は13km先の目的地に到着するのに約40分と、圧倒的な速さで到着することができました!この差に一番ビックリしたのは、私本人です!
体感した変化「上り坂」
すっごいビックリでした!本当にこんなに坂がするする上れるなんて、今までに一度だってなかった!
そんな感動するくらいの変化を感じました。
エントリーモデルの鉄ゲタホイールでは、上り坂に差し掛かったところで後ろに引っ張られるような、やや後退するような重みを必ず感じていました。鉄ゲタならではの重量を感じるんですよね。
それが、フルクラムのレーシング3では全く違う感覚でした!
ペダルを回すと、するっと前に進み、そのまま前へ前へと上っていくではありませんか!
私(`・ω・)「何これ凄い!」
今まで感じていた後ろに下がっていくような感覚は、ホイールの重さがさせていたのだと実感できました。
ホイールを軽量化させるって、こんなにも大きな差を生むんですね。
体感した変化「ペダリング」
まだまだ初心者の私。ロードバイクを始めてからはだいぶ経ちますが、そんなに長い距離を走っていないし、走り慣れるほども走っていません。ホビーライダーの中でも初心者級を抜けきれないレベルです。
そんな私もペダリングを練習中ですが、そのペダリングが想像以上に上手くいった!
よく「ペダルは押す・漕ぐじゃなくて、回す」と聞きますが、いざそうしようとしてもなかなか上手くいきませんでした。ペダルに力をかけようとするほどに、ペダルに体重をかけて押し回すような感じにしかなりません。
GoProでフォームを撮影してみると、やっぱり回すのではなく押している状態だというのがわかります。
それが回せた!
ペダルのどこかでグっと押し込む・漕ぐような力の入れ方ではなく、どこに力をかけているのわからないような、クルクル回るような力の入れ具合?体幹移動?が、できました!
撮影したものを見てみると、体感したとおりにペダルがクルクルと回っていました!
私(*´ω`)「これが『ペダルを回す』ってことなのね!」
一度体感できると、鉄ゲタに戻っても力のかけかたがわかるようになりました。長く続けられないのは、やはり鉄ゲタだから?
下り坂勝負!どっちが速い?
ホイールの軽量化となるフルクラムのレーシング3。それとエントリーモデルで付いていた鉄ゲタホイール。下り坂ではどっちがより速いんでしょう?
下り坂はより重い方がスピードが出ますが、ロードバイクではどこまでの差になるのか、夫と人気のない坂道で実験してみました。
坂道の頂上から下りはじめ、ペダルを回すのは1回転分のみ。その後はロードバイクが自然と下っていくのに任せました。
すると、下り坂のはじめでは鉄ゲタの方がやや優位でしたが、スピードが乗ってくるに従ってレーシング3がグングンとスピードを伸ばしていきました。
坂道の中盤ではレーシング3が圧倒的に速く、ロードバイク1台分は先行した状態まで差が出ました。
初心者が最初に変えるべき部品はホイール
今まで、ホイールを変えてもそんなに変化は無いと思っていたんです。地面に直接触れる部品ではないし、軽量化すると言ってもたいした重さではないだろうと想像していました。
でも、「軽くて回るホイール」というものを使ってみると、その差は歴然であることを体感してしまいますね!これ、本当にすごい!
夫がなんだかんだとホイールを買い替えたのは、いち早くスピードアップする為、軽快なロングライドをする為だったのだと、今更気が付かされましたよ。
初心者が最初にカスタマイズするとしたら、まずはホイールからですね!それくらい違いがわかります。
おすすめはいつも同じ3つが出てくる
鉄ゲタ卒業ホイールとして、だいたいおすすめされるのが次の3つです。
フルクラム レーシング~
カンパニョーロ ゾンダ
シマノ WH~
ホイールって、ただの輪っかのくせにもの凄く高価です。なんなら完成車の2倍くらいの値段は軽く超えていきます。
そんなホイールの中で、エントリーモデルの鉄ゲタ卒業としておすすめされるには、低価格帯でないと手が出せないですよね。そうなると、だいたいこの3つのホイールがおすすめされます。これらは10万円以下なので、まだロードバイク沼にハマっていない初心者でも手が出しやすいものになります。
沼にハマると。。。ウン十万はするホイールに手を出したくなりますよ~
★フルクラム レーシング~
夫はレーシング3を使っていますが、数字が小さい方が軽くて高価です。
よく回り、剛性が強めという口コミが多いですね。平坦でもヒルクライムでも力を発揮しています。
★カンパニョーロ ゾンダ
エントリーモデルからの買い替えで特に人気が高いです。タイムが縮まるという口コミが多いですが、やはりエントリーモデル脱却用なのか、そこそこ走ると次のホイールに手を伸ばしたくなるようです。高性能ホイールの良さを教えてくれるモデルなのかもしれませんね。
★シマノ WH~
しなやかさがあってロングライド向けと言われています。高性能ホイール独特のラチェット音が静かで、軽快なライドを楽しめるとの口コミが多いです。
鉄ゲタ卒業のホイールの特徴として、アルミ製であることが多いと思いました。カーボン製ホイールは非常に高い!高額!これを鉄ゲタ卒業ホイールとするには、なかなか手が出せません。そうなると、やはりアルミ製一点なのでしょうか。
でも、軽量化できて、よく回るホイールなら何でもアリかなとも思えますね。
他にも性能や素材の違いでいいな~と思うマビックのキシリウムプロとか、カンパニョーロのボラワンとか、シマノのデュラエースとか色々あるんですよ。
買うんだったら良いホイール買わない?という欲求もありますが、ホイールも消耗品のひとつです。永久に同じホイールを使い続けられるほど頑丈ではありません。破損することもあるし、摩耗することもあるし。何より高いし。。。
迷いどころですね。鉄ゲタ卒業ホイールに何を買おう?