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【第23回】インビザライン治療に終わりが見えナイ？後戻りからの再治療の結果は？

by prdox · 2024年11月20日

厄介な歯列矯正終了後の後戻り…
こいつから逃れられないタイプの人がいることを、再診察でようやく知りました…
なんて厄介な！

行ったり来たり…チグハグ診療の行方

後戻りによって、再びインビザラインに帰ってきた私。
しかし、3枚目から動きが鈍くなり、4枚目で確実にうまく動いていないと確信が持てたため、手持ちのマウスピースを使い切る前に、再度診察に行ってきました！

4枚目のインビザラインを使っていて感じたのは、動かしたい歯にほどんと矯正力が届いていないんじゃない？という感覚です。
これを感じたのは、3枚目だったのですが、3枚目は14日間ほど装着し続けたらどうにか動いたんですよ。だから、4枚目も時間経過で最終的にはどうにかなるかな？と、経過観察しておりました。
けれど、動かなかった…！

4枚目を装着しで19日経過しても、歯並びは良くなりません。
本来なら、もうマウスピースに隙間なく歯がピッタリ合う状態でないとおかしいのですが、前歯の1本左隣の歯だけが置いてけぼりです。

気になるのはマウスピースと歯との隙間だけでなく、歯の表面に取り付けてもらった突起物もです。
マウスピースには、歯への矯正力を高めるための凹凸が付けられています。マウスピース側は凹のほう。歯のほうには凸となる突起物を手作業で取り付けています。
セメダインのような薬剤を練り練りして、凹のスペースに合うように作られているのですが、毎食の歯磨きでなんとなく削れている感じがするのですよ…
体感でしかありませんが、だから歯の動きが悪いのでは？と、私の見解です。

そしてやってきた再診察当日。
診察では、新しく見る歯科医師さんがいらっしゃいました。なんだかいつもよりスタッフさんが少なく感じます。他の患者さんもいらっしゃいませんでした。平日だからでしょうか。

歯科医師さん( ´∀`)「歯の動きが悪いと…じゃあ見せてもらいますね」
私(｀・ω・)「お願いします！」
歯科医師さん( ´∀`)「ふ〜む…。ちょっと噛んでみてください」
噛み噛みを4〜5回繰り返す。
歯科医師さん( ´∀`)「そうですね〜…チューイーで噛めば隙間がなくなるので、しばらくチューイーを噛んで過ごしてみてください」
私( 　゜дﾟ)「え？これを噛み続けるんですか？1日中？」
歯科医師さん( ´∀`)「テレビ見てる時間くらいでいいですよ。隙間が埋まる時間が増えれば、歯も動くと思うので」
私(; ´∀`)「そう…なんですね。わかりました」

問題はここから…
歯科医師さん( ´∀`)「インビザラインは、計画通りに歯が動くわけじゃないから、マウスピースは1週間で次々変えてサッサと終わらせて、不足しているところを作り直していくほうがいいですよ」
私( 　゜дﾟ)「…………そう、ですか」

前回、歯科医師さんに言われたこと
『マウスピースに歯並びが合うまで長めに同じマウスピースを装着し続けてください。歯並びが合ったら次のマウスピースにして進めましょう』
今回、歯科医師さんに言われたこと
『1週間ごとにマウスピースを取り替えて、動かしたりなかったら再作成して歯並びを直しましょう』
(;＞△＜)どっちが正しいのっ?!

以前も感じたけれど、今回もそう！このクリニック、医師が変わるたびに治療方針がコロコロ変わるから、何を基準にしていいか全くわからない！
今回は言っていることが真逆だから、どちらを選ぶか患者次第なの？というところも、大きな疑問を感じました。
だって、自分の状態に何が1番良いか【最善】がわからないんですよ…だからプロに聞きにいっているのに。
もうどうしたら…

そして、歯の突起物については診察もなく帰されました…
診察予約を取る際に、しっかり伝えておいたのに…患者の要望も確認していないのか？と疑いたくなる行動ばかりが目立って、ちょっと気持ちの面でイラッとモヤッとしています。

チューイーで歯は動いた？

それで、「チューイーを噛み続けることで歯は動いたのか？」ですが、微々たるものですが、動いているように感じます。
でも、噛まないと元に戻っちゃうので、どうなるか期待と心配が半々です。

歯が動くという範囲ですが、チューイーを30〜60分ほど噛んだままにしておくと、その後しばらくはマウスピースががっちりハマっています。マウスピースから浮いていた前歯も、隙間が減少しているのがわかるほどには力がかかっています。

けれど、一日効果が持つわけではないので、歯科医師さんが言うとおりに「テレビを見ている時間」くらいは噛み続けていようと考え、1日6時間ほど断続的に噛み続けています。
これがやりすぎなのか、足らなすぎるのかサッパリわかりません…テレビを見る習慣がなくて、テレビを見ている時間って1日6時間くらいで合ってますか？

ちなみに、チューイーとは、キレイラインで矯正していた際にいただいた下の写真の左側の白と緑の円筒形の物体です。
材質はゴムのような弾力のある柔らか素材で、撥水素材のような感じ。

主な使い方は、マウスピースを装着する際にのみ使います。上下のマウスピースを装着後、このチューイーを強く噛むと奥までしっかりと装着されるというものです。
しっかりと装着させるために、奥歯〜前歯に向かって位置をずらしてチューイーを噛みます。

と思っていたのですが…マウスピースにガッチリ合ったのは5セット目のマウスピースだけでした。6、7セット目のマウスピースでは、歯とマウスピースとの隙間は埋まらず…
どれだけチューイーを噛み続けても、歯とマウスピースとの隙間は1〜2mmほど空いたままで、どうにもならないと感じました。

問題は【痛み】と【持続力】

装着時だけ噛むなら、楽なものです。装着もしっかりとできますしね。
けれど、これを噛み続けようとすると2つの問題が浮上しました…それが【痛み】と【持続力】です。

まずは【持続力】ですが、チューイーを噛んでもマウスピースと前歯の隙間が埋まるのは本当に一時的なのです。時間にして1時間持つかどうかくらいかな。
頑張ってチューイーを噛んでいる時間の方が長いので、もっと効果を持続させられないかなと思っています。
ただ、ゴム掛けよりも力が強いし、効果が目に見えるので、私的にはこちらのほうが嬉しい。（効果は見えたほうが嬉しい！）

もう1つの問題は、【痛み】です。これ…本当に辛いですね…
歯の痛みって、他の外傷と比較にならないほど痛みの度合いが大きくありませんか？結構痛みに強いと自負していた私ですが、歯の痛みで寝込みそうになるほどです…
( ´Д`)歯が…歯が痛いっ…顎も痛い…なんなら頬骨も痛い…

長い時間チューイーを同じ位置で噛み続けているため、問題の歯だけでなく歯全体から痛みがするんです。しかも、その痛みは割と長続きしちゃって…
1番辛いのは、何もしていなければ痛みは小さく済むのですが、ものを食べるときが最大で痛みが増すというところ！
食べることは私の喜び！幸せ！それが痛みに悩まされるなんて辛い！

多少は歯並びが改善されている効果は感じているので、「これで最後になるように！」という祈りを込めて、毎日頑張ってチューイーを噛み続けています。（現在まだ4日目…）
今5セット目のマウスピースを着用しているので、あと2枚分約2週間分はこの生活で頑張らなければっ！

けれど、これが終われば本当の意味でマウスピース矯正から完璧な卒業ができると思えば、今だけの辛さです！短期間なればこそ、頑張れる！
(｀・皿・)負けないぞー！頑張って終わらせるぞー！歯並び整えるぞー！

再診察で知る【後戻り】の真実

今回、今までにないほどしっかりと歯列矯正の仕組みを質疑応答していただけた感がある診察でした。
そして、いつものように初見の歯科医師さん…このクリニックには何人の歯科医師さんがいらっしゃるんでしょうか…

後戻りからの再治療を施していただき、約2ヶ月が過ぎました。本来ならば、1ヶ月ほどの治療期間で済むはずなのですが、あまりにも歯の動きが悪いため1ヶ月追加しての再診察となった次第です。
いただいた7セット分のマウスピースのうち、4セット目で動きの悪さを感じて再診察していただき、その後7セット目までを装着し終えて、最終的な再診察を迎えました。

今回のマウスピース矯正の目的と問題点は、一貫しております。
問題はただ1つ。中央の前歯、その1つ左隣の歯の傾きと長さの矯正がうまく進まない点です。

前歯の矯正は歯列矯正では最後まで残りやすい部分だということは、以前の診察でお聞きしました。角度が90度まで捻れて生えていたことも、治療に時間がかかる要因だということも理解しています。
しかし、半年以上も動かないっていうのは…納得いたしかねるっ！
しかも、一度はマウスピースにしっかり適合したんです！それなのに、あっという間の後戻りで逆戻りです…
( ´Д`)なぜ戻ってしまったの？

再診察では、再度のマウスピース作成を前提としてレントゲン撮影などを済ませ、歯科医師さんによる診察と質疑応答を受けました。
ここで初めて知ることになる歯列矯正の真実が明らかになるとは…

歯列矯正では、歯の動きをマウスピースやワイヤーで力をかけ続けて矯正しますが、歯は歯肉の奥で骨とくっついています。この骨が矯正によって徐々に溶けて、正しい位置に動きおえると、そこから半年ほど後でゆっくりと骨が再生していくらしいです。

めっちゃビックリしました。つまり、骨が再生し終えるまでは、後戻りのリスクが高いということなのですよ！
しかも、加齢によって歯列が歪んでいくことは避けられません。人は老いていくものですからね…
そして、もう1つビックリしたことがあります。

なんと、保定具となるリテーナーの矯正力よりも強い力で歯が元の位置に戻ろうとするタイプの人がいるというではありませんか！
きっと、私はまさにそのタイプです！

だって、指示どおりに22時間以上リテーナーを装着し続けていたにも関わらず、いとも簡単に後戻りしましたからね！
(｀・ω・)自慢にもならねぇ。

歯列矯正後、6ヶ月ほどは後戻りのリスクが高い。なぜなら、骨が再生している期間だから。
リテーナーの矯正力よりも元に戻る力が強いタイプの人がいる。
歯の動きには波があり、動きやすい時期と動きにくい時期が存在する。

なんという絶望的な真実なのでしょう…
この話を聞いて、今までの不満が腑に落ちた気分です。最初から話してくれていたら、今ある気持ちも違っただろうに…と、つい思ってしまいます。

今回の歯科医師さんは、今までと違って質疑応答が医師らしいというか、一般論ではなく、きちんと歯科医師としての回答をしていただけたように感じました。
これまで質問しても、「そういうもの？なんだかな〜」という感じが否めなくて、なんとなく納得できないまま不満と不安を抱えながらの治療を行なっていたため、ちょっと気分がスッキリしていますw 単純ですw

ですが、これまでの治療で歯並びが整っていないわけでもありません。治療の成果はしっかりと出ているのですが、部分的に結果が伴っていないだけなのです。それが不満なのです。
もしかしたら、私の前歯が治しにくい条件を複合的に持っているのかもしれません。こればっかりは、歯科医師さんも「やってみないとわからない」という回答でした。

マウスピース矯正で歯の角度は変えづらい？

今回、色々と質疑応答してくださった歯科医師さんには、これからについて疑問・不満に思っていることをお聞きできました。
1番の不安は、再度の後戻りです。

一度はマウスピース矯正を完了させたのに、数ヶ月で後戻りとは本当に悔しい思いをしました。
今の状態で矯正を終え、リテーナーに戻ったならば再び歯並びが悪くなってしまう可能性は捨てきれません。それは歯科医師さんも同様の考えでした。

しかし、このままマウスピース矯正を続けても動く可能性もありますが、動かない可能性もあります。
マウスピース矯正では、このような歯の角度の矯正は難しいらしいのです。
歯を前後に動かしたり、捻れを矯正したりには強いということですが、角度だけを変えようとするならワイヤー矯正の方が効果を得やすいとの回答をいただきました。

今後の治療方針は？

現在、私の歯並びは当初に比べて綺麗に整っています。しかし、よく見るとまだ歯の角度が揃っていないのがわかります。ぱっと見はほとんどわかりません。そのくらい綺麗に歯並びが整いました。
そのあと少しを、綺麗にしたいのが私の希望です。

このあと少しをどうするか…
時間を無駄にしないならば、ワイヤー矯正に切り替えたいところですが、まだインビザラインの契約期間が残されています。契約料は追加で発生しないので、最後のチャンスとかけてみることにしました！

マウスピースを外せば、綺麗な歯並びです。これで満足とするか、近所の信頼できる歯医者さんでワイヤー矯正をするかは、最後のインビザラインの結果によって考えようと思います。
ここまでくると、歯科医師さんから指示や指導はほぼありません。インビザライン装着時のルールを守ってさえいれば、治療するか終わりにするかは患者さんの意思ひとつです。

あぁ〜！まだ終わらない！あとちょっとが終わらない！
時間だけが無情に過ぎていくのが悲しい！
でも、途中で投げ出すなんてできない！
(｀・ω・)あと少し。インビザラインで歯列矯正がんばっていきます。