風邪っぴきのマレーシア観光!体調悪くてもご飯と観光はやめられないっ!

マレーシア旅では、夫婦揃っての体調不良に見舞われて悔しい思いをしました…
ほとんど動画撮影できなかったため、動画にはできなかった部分ですが、是非ともお伝えしたい!と思い、ブログにまとめました。
美味しいグルメどころに目をつけていたのに、ほとんど回れなかった悔しさを込めて、体調が悪くても「美味しい!」と感じられたご飯、体調が良いときに行けたお店・見どころをご紹介します。
目次
- グルメ立ち寄り範囲
- 1.Tea Garden NU Sentral
- 2.I Love Yoo! KL Sentral
- 3.8oz Suria KLCC
- 4.Super Saigon Sunway Putra Mall
- 観光立ち寄り範囲
- 1.バトゥ洞窟
- 2.鬼仔港
- 3.ペトロナスツインタワー
- KLセントラル駅周辺路線図
- 旅は体調次第!
グルメ立ち寄り範囲
こんにちは。ぽたぽたサイクリングの妻です。
2024年の年末旅行のマレーシア旅。そのグルメと観光は、発熱に邪魔されて思うようにはいきませんでした…
でもせっかくの旅行だからと、熱が下がったタイミングで街を出歩いてきたので、そこで出会ったグルメをご紹介します。

今回の行動範囲は上の地図です。基本的に、駅や主要観光地周辺にしか行けませんでした。
また、撮影自体を忘れる・体調不良でそれどころではなかったなどがあり、写真が少ないですが、ご勘弁を。
まだ体調が良かった前半に、4番のポイントには行けたのが幸いです。(この時は、まさか熱を出すなんて思いもしませんでしたよ)
出会えたグルメは、マレーシア名物の『カヤトースト』や『豆花』、香港粥など別の国の名物料理をいただける場所も見つけました。
さすがは「世界中の美味しいが集う国マレーシア」ですね。
1.Tea Garden NU Sentral
最初に訪れたのは【Tea Garden NU Sentral】
KLセントラル駅に直結したショッピングモール内にあるカフェです。
オープンなスペースに作られたテーブル席は、「気取らずに入れるお店」といった感じがして、カジュアルな服装でも気が楽。
こちらは着席してから注文し、入り口にあるキャッシャーで会計を日本と同じスタイルのお店です。

メニューはマレーシアの名物コーヒーの『コピ』や『カヤトースト』などをはじめ、チャーハンや豆花などのスイーツ系も色々あります。
日本でいうところの、ファミレスのような品揃えですね。
ここでは、『コピC』『カヤトースト(丸パン)』『豆花』を注文しました。
特にコピとカヤトーストは、マレーシアで絶対食べたいと思っていたものの1つです!
このお店では、カヤトーストのパンの種類がいくつかあります。名物として知られているカヤトーストは食パンですが、やっぱり名物なだけあって1番人気。お昼過ぎに来店したこの時では、すでに売り切れとなっていました。
まだ在庫があるカヤトーストは、丸いパンを使ったメニュー。中身は食パンを使ったカヤトーストと一緒だそうです。
中身は同じだし、明日には食パンのカヤトーストを食べて、このアジトの味比べをしてみるのもイイネ!と、こちらを注文しました。

まずは、『コピC』。到着して驚いたのは、コーヒーとミルクが別の容器で提供されるスタイル!
マレーシアの『コピには、3つの種類があると知っていますか?
無糖・ミルクなし:コピO(全部ゼロだから、Oというのだとかw)
砂糖・無糖ミルク:コピC
砂糖・コンデンスミルク:コピ
一般的なのは、シンプルなネーミングの『コピ』です。
それなのに、どうして私たち夫婦は『コピC』を選んだのか。それは…無知がゆえっw
メニューに写真があったので、写真の印象だけで決めた結果、違うものを注文するという帰結w しかも飲んでからも、その間違いに気がついていません。
(*´ω`)知らないということは、幸せでもあるのかも…
さて。そのコピCですが、無糖ミルクでも凄く美味しい!
味わいは、日本のブレンディに似ています!無糖ミルクだからこそ、甘すぎなくて日本人にも飲みやすいコーヒーではないでしょうか。
自分でミルクを混ぜる量を調節できる点が、自分なりの味を作れるという魅力になっていて良いですね。
カヤトーストは、ジャムやバターよりもパン自体の美味しさに目が飛び出ました!
カリカリっと焼かれた丸パンは、おそらく全粒粉パンに近い味わいなのですが、これがたっぷり挟まれたバターとジャムとの相性が良いのです!
バターをケチってはいけません。バターはたっぷりあるからこそ、存在を認識できるというもの。
少量のバターでは、また冷たく固いバターでは、この味わいは作れない。パンの熱で少しとろけながらも、形を維持できるギリギリのところのバターの味と食感がイイ!
本当は、この2つだけで軽食を終えようと思っていたのですが、台湾で食べ損なった豆花があるのを見つけてしまって…
台湾の雪辱をマレーシアで果たしますw
私、ずっと豆花は豆腐スイーツだと思っていましたが、これって豆乳を固めたスイーツだったのですね。お恥ずかしい限りですw
このお店の豆花は、シンプルに何の飾りもありません。
甘いシロップをかけた真っ白なスイーツ豆花。
それが、バターたっぷりのカヤトーストの後にはピッタリと言わざるを得ないっ。
透明なシロップは、甘さが控えめです。豆乳の甘さを押し上げるような細やかな甘さで、決して「砂糖の爆弾!」という感じではありません。
このシロップの甘さが、豆花自体から豆腐のような味を引き出していて、口の中からお腹の中までさっぱりとさせてくれました。
それと、ほんのりと温かいスイーツなのですね。まさに食後にピッタリ!
2.I Love Yoo! KL Sentral
旅行すると、なぜか長い旅路の果てに到着した異国の地で、お腹に不具合が出ませんか?はっきりとした病気ではないし、熱が出るわけでもない。けれど、何だかお腹の調子はよろしくない…
このお店は、まさに夫がそんな調子に見舞われた際に出会ったお店です。
【I Love Yoo! KL Sentral】は、香港粥を扱うお店です。
KLセントラル駅のコンビニや飲食店が所狭しとある路地の一角にありました。正確な位置は…ちょっとわかりません。何せ迷いながら進んだもので。
目印となるものと言えば…KLセントラル駅からヒルトン、ルメリディアンホテルへの分岐路から、ホテルへ向かわず、その反対側にある小規模な飲食店が集まっている路地の途中です。
もし探してみたい方は、ぜひ探してみてください。
ここは残念ながら、映像がありません。夫の様子をみながらの食事だったため、撮影する余力がありませんでしたから。
ですが、その分食レポでお伝えします!
ここは、香港にあるような味わい深いお粥と揚げパンが食べられるお店です。
しかもリーズナブル!
中くらいの丼いっぱいのお粥2つと油条(揚げパン)1つで、8.9RM。日本円で547円でした。
お粥は丼にたっぷりと入っているので、十分お腹いっぱいになる量です。
店頭のショーケースにある揚げパンはカットされていませんが、食べやすいようにカットして提供してくれます。
お店はこじんまりとして、決して綺麗とは言えませんw
でも、ここは周りを気にせず、自分の胃腸の心配だけしていればいいような雰囲気のお店でした。
入り口にあるキャッシャーで注文・会計を済ませたら、好きなテーブルを選んで、自分で料理を運びます。食べ終えた食器はそのままで構いません。
3.8oz Suria KLCC
このあたりから本格的に体調不良に陥って、撮影はままならず、食事もまともにできずの状態で訪れたお店です。
ペトロナスツインタワーに隣接するスリアという巨大ショッピングモールの一角にあったコーヒーショップで、レモンティーをいただきました。
これが…乾いた体に染み渡るほど美味しかった…!
【8oz Suria KLCC】は、コーヒーなどの商品を購入するスペースと飲食するスペースが通路で分断されている一風変わった形態をしていました。
飲食スペースは、このお店専用という風ではなく、ショッピングモールの中にある無料の休憩スペースかのような雰囲気で、疲れた方々が自由に座っています。
…でも、多分このお店の飲食スペースだと思うのですよね。店名が掲げられていたから。
コーヒーショップでレモンティーとは…と思う注文ですが、メニューにあるしw こっちは体調不良でコーヒーなんて飲める状態ではなかったので、有り難く注文させていただきました。
これがまた、ビックリするほど美味しい!
レモンティー一杯で10RM。日本円で350円します。
サイズ感は、日本のMサイズと同等くらいでしょう。海外あるあるの巨大サイズではありませんでした。
この料金が高いか安いか…どう思います?
まぁ料金はさておき、味はとっても美味!
レモンは、生のフレッシュなレモンの薄切りでも、個包装されたレモン汁でもありません。ドライレモンと化した薄切りレモンをアイスティーに浮かべているのです!
このレモンの風味が、とっても美味しい!
砂糖やシロップを入れていないのに、レモンの酸味と一緒に甘さがどこからともなくやってきて、まるで脱水症状を起こしている時に飲むOS-1のような美味しさを感じましたw
アイスティーにも苦味はなく、喉がイガイガしていても痛くなりません。
レモンの優しい甘さとビタミンが…体に染み込むぅ〜!
ちょうど具合が悪くなり出したところだったので、生き返る思いで飲み干しました。
ここは、スタバやドトールのような会計システムです。
キャッシャーで注文・会計を済ませたら、隣のコーナーでドリンクを受け取ります。
席は前もって確保しておかないと、座れなくなるほど混雑しているので気をつけて。
4.Super Saigon Sunway Putra Mall
4番目のお店は、ブキッビンタンから少し離れたところのショッピングモール内のお店です。
どうしてこんな所にいるのかというと…バトゥ洞窟からの帰り道の途中でした。電車を使ってKLセントラル駅を目指したのですが、途中で地元の楽器屋さんに向かうために下車した駅(プトラ駅)です。
プトラ駅の隣に大きな橋があり、それを超えたところにプトラモールというショッピングビルがあります。
マレーシアは大きなショッピングビルがたくさんあって、買い物好きには堪らないでしょうね。
…問題はモール内やビル周辺が迷路みたく道が真っ直ぐに通れない点です。旅行のたびに迷子になる私たち夫婦にとって、この複雑な構造は辛い!
壁の反対側に目的地!
下に降りたいのに道が途切れる!
川の反対側に行きたいのに、地上階の道路に横断歩道がない!
ね、迷子になりますよね?
【Super Saigon Sunway Putra Mall】は、サイゴンという名前のとおりベトナム料理のお店です。
夫が偶然見つけて、ベトナム料理の美味しさを思い出したので、こちらに入りました。
入って正解!

綺麗な店内にはヒジャブを着けた女性たちが優雅に食事を楽しんでいて、私たちもそれに混じって美味しいベトナム料理を待ちました。
カメラを向けると、自然と笑顔をくれる店員さんたち。
サッと画角の前を空けてくれる店員さんたち。
( ゜д゚)すごくカメラ慣れしてません?
注文と会計方法は、日本のファミレスと同じです。テーブルに案内されたら、店員さんに注文を伝え、料理をいただきます。食事を終えたらドリンクカウンターと一体化しているキャッシャーで支払いを済ませて完了です。
このお店、ドリンクの持ち帰りもできるので、暑い外を歩くならば是非コーヒーのテイクアウトを。
ここでは『牛肉のバインミー』と『エビの生春巻き』と『カモミールティ』を注文しました。
カモミールティは、ビル内の冷房で冷えた私が体を温めようと思って注文したので、夫は飲むつもりはなかったのですが、店員さんは夫の分のカップも出してくださいました。
( *´∀`)店員さん優しい!

バインミーは、できるだけ辛さを抑えて欲しかったのですが、抑えた辛さでもまだ辛いw
さすがマレーシアですね。夫に太刀打ちできるギリギリ(ちょっと飛び越えた)辛さでしたが、夫も美味しくいただけました。
牛肉は甘辛く煮付けた?焼いてから煮込んだ?ような、味しみしみ。山椒の辛味が効いているのか、シビシビとした感触が楽しいです。
辛さを例えるなら…辛いカレーライスのような辛味です。唐辛子は入っていますが、それよりも香辛料で辛さを感じるような感覚でした。そこに細くカットされた野菜がゴロゴロあって、食感も味もじゅわっと飛び出してきます。
パンがまた絶品でしたね〜。このパンに牛肉の煮汁?が染み込んで、噛むたびにじゅわって旨味が滲み出てくる〜!
外側のちょいカリッと焼けている部分が、噛んだ瞬間に期待値を爆上げしているのが堪らなく好きです!
生春巻きは、もっちもちのライスペーパーとピーナッツの入った甘いソースが絶品!
「もっちもち」ではなく、「もっちん!もっちん!」日本で食べるライスペーパーと違う商品なのでしょうか?こんなもっちんもっちん食感は、感動ものでした!
中身は、エビ・人参・大根・レタス・きゅうり・そうめん?の6種類。野菜がぎゅうぎゅうに詰め込まれているので、一気に頬張りましょうw ハムスターの気分を味わえます。
シャキッとした大根の美味しさは、この料理の根幹!シャキシャキの食感とさっぱりした爽快さを与えています。
甘いピーナッツソースは、できるだけたっぷりと付けた方が美味しいですよ!生春巻き自体に味はないので、このソースがっつりが美味しい!
観光立ち寄り範囲
元気に観光できたのは、バトゥ洞窟だけでしたねw 旅行の半分は体調不良に陥ってしまったのが、本当に残念です。
そんな中で観光できたのは3箇所。
カラフルな階段と巨大なヒンドゥ教の神様の像が見られる『バトゥ洞窟』
マレーシアのチャイナタウンにあり、フォトスポットとして有名な『鬼仔港』
最も有名な『ペトロナスツインタワー』

それぞれ別日に観光しています。バトゥ洞窟はとくに遠いため、そこで半日を費やす覚悟でないと行って帰っては厳しいです。
公共交通機関があるとはいえ、先の読めない渋滞という現象がスムーズな観光の邪魔をしてきますw
ぜひとも時間には余裕を持って向かってください。
1.バトゥ洞窟
私たち夫婦は、ルメリディアンホテルからGrabで向かいました。(料金は547円)
ちょっと遅い出発&渋滞があったため、到着は12時すぎです。この時間帯になると観光客の数が増えるので、バトゥ洞窟のロータリーが尋常じゃないほど混雑します。
混雑するポイントは2箇所。
ロータリーに入る手前のメイン道路が分岐するポイント。ここは大通りからロータリーへ向かう分岐になるため、かなりの数の車が出入りします。しかし、譲り合うというよりも急ぎ合うといった方がいいかもしれないほど、車線は無視して進みます。
次の混雑するポイントは、ロータリーです。車2台分ほどしかない狭いロータリーに、Grabやタクシーが入り乱れる様子をご想像ください。
到着する車もいれば、出発のためにGrabを探す方もいます。ロータリーはちょっとカオスでした…
この混雑ポイントが時間とともに混雑加減を増していくため、どんどんひどくなるようです。
途中で車を降りようと思いましたが、ドアを開けられる隙間がないので、それも無理。という現象が起きますw Grabのドライバーさんによるかもしれませんが、そんな混雑していても誰も焦っていないのが不思議でした。「混んでいるんだから焦る必要ある?」みたいな感じです。
駅からだと、バトゥ洞窟の正門は見つけやすいですが、ロータリーからだと少し歩きます。動物園のような区画を通り抜けた先ですので、人の流れに沿っていけば辿り着けますよ。
動物園のような場所は道沿いにあって、3階建てほどの大きなカゴの中には、色とりどりの孔雀がいました。段違いの棒があり、威張っている孔雀ほど高い位置の棒でのんびりしているようでした。
鳥の世界にも、マウントってあるんでしょうか?
さて、バトゥ洞窟は天然の石灰岩の洞窟を利用して作られたヒンドゥ教の寺院です。
宗教への敬意はもちろんのこと、転落防止のためにいくつかの禁止事項が設けられています。
- ミニスカート
- 胸元が見える服
- 裸
- 短パン
- タバコ
- 唾を吐かない
- ペット(イラストでは犬)
唾を吐かないとか、当たり前すぎてビックリする注意書きですが、文化が違えば当たり前ではないのかもしれませんね。書いておかないとダメだった過去があるから、書いてあるのですものね。
ということで、暑い国ですから露出多めの服装には注意が必要です。入り口でチェックをしているスタッフさんがいますが、基本は自己申告となります。
禁止事項に該当する場合、入り口でローブを有料で借りられます。
露出さえ少なければスカートでも大丈夫ですが…バトゥ洞窟の階段は、下から見る以上に急勾配です。登山経験者なら、この急登はヤバイとわかってもらえるはず。
しかも、階段の幅は狭く、平ではありません。ところどころで欠けていたり、下に向かって傾斜があったりなどして不安定です。そこをスカートだとちょっと問題が…
下から覗けちゃったり、下を歩く人が裾を引っ掛けちゃったりするのでよろしくありません。
混雑必至の観光地なので、歩きやすい服装で行くのが1番安心できます。
両手を使わないといけないほどの急勾配ではありませんが、重い荷物を持って・スカートの裾を気にしながらなどでは、観光を楽しめないのは間違い無いです。
( ´・ω・)ロングスカートで行きました…裾をズボンみたいにして登り降りしたけど、景色見る余裕がなかった…

景色は最高です!
黄金に輝く神像を背中から見るなんて光景は、珍しいですよね。そう、そんな珍しい景色を見る余裕なく先へ進んだのは私ですw
階段が急すぎて、歩くの辛くなってしまいました。
途中で降りられないからバトゥ洞窟は大変ですよね。
写真で見る階段は4つ並んでいます。けれど、左右の階段は階段と同じ素材で中央分離帯が作られていて、隣の階段へは渡れないようになっています。
そして、階段は一方通行。登るなら登る。降りるなら降りる。
つまり、降りたいなら上まで登り切らないといけないのです!
写真当日、中央の2つの階段は規制されて立ち入れないようになっていました。(理由不明)
入場は無料なので、入り口はそのまま通過して階段を登って行きましょう!頂上は遠いけれど、絶景が待っていることは確実です!

入り口前には鳩の集団。階段には猿の集団がいます。基本的にどちらも人間には無関心ですが、餌になるものを持っていると突進してくるので、飲食物は持ち歩かない方がいいですよ。
飲み物は、水が1番。甘い香りのするジュースみたいなものだと、猿が寄ってくる可能性が高いです。
頑張って急勾配の階段を登った先には、天然の洞窟そのままの姿にカラフルな寺院が建てられた風景が待っています。
鮮やかな寺院は見る人の目を引きますが、そこは宗教の施設。寺院に立ち入るならば靴と靴下を脱いで裸足になるのが条件です。

私は寺院の外から眺めるだけで十分。
日本のお寺と違って、壁や扉が区切られていないため、外からある程度見ることができるのが特徴的な造りです。
鮮やかな原色を使った神像が、物語を語るように配置されている姿は、ひとつの絵巻を見ているようでもあり、素敵な時間でした。
2.鬼仔港
【鬼仔港】は、マレーシアのチャイナタウンにあるフォトスポットです。
KLセントラル駅から近いのですが、歩くと30分ほどかかるので、最寄りのPasar Seni駅まで電車を使うほうをおすすめします。
Pasar Seni駅からは歩いて6〜7分です。
壁に描かれた昔いたであろう人々の姿、中国っぽい提灯が連なる道、色ガラスを埋め込んだ天井と小さな赤い橋。その奥には、映え写真を求めるインスタグラマーたちが押し寄せるフォトスポット…
事前に調べていた印象と違っていて、ビックリしました。

上の写真の赤い橋の前も、フォトスポットの1つです。多くの観光客がこの橋の前で写真を撮っていました。列はなく、自分のタイミングで撮影が行われているので、人がいない瞬間がありません。
じっくり撮影したい方は、人が少ない時間帯を狙うのが良さそうです。
赤い橋の奥へ進むと、レトロな空間が…と思っていたのですが、そこは現代アート空間と化していました。
屋内のように見えますが、上に吊り下げられた白い布の奥は空です。完全に屋外です。
日差しや風景をあえて遮っているのでしょうか?
右の壁には、一面の大型ディスプレイで何かの映像が延々と再生され続けており、所々にある鏡の前で撮影大会が行われていました。

左へ進むと、小さなブースごとに用意されたフォトスポット。それぞれのブースに付けられたQRコードは、そのブースでの映え写真を撮影するとどうなるか、撮った方のインスタグラムに繋がっていました。
こんなに「どうぞ写真をお撮りなさい!」という観光地は、初めてですw
バイタリー溢れる観光客に押されっぱなしな私たち夫婦は、どこで写真を撮ろうか迷いに迷いましたw
鬼仔港は、小さな路地の一区画です。もともとそれほど大きくない場所なのですが、フォトスポットごとに区切られていて、人が入ると結構な狭さに感じました。
フォトスポットがたくさんあるので、写真を撮りたい方には面白い場所だと思います。
とても賑わっているので、静かに観光したい方向けの場所ではなさそうでした。
地図上では、たくさんの飲食店やホテルが連なっているのですが、12月30日の日中に訪れたところ、どこもお店はやっていない様子です。ホテルはちょっとわかりませんが。
こじんまりと営業している風のところもあるのですが、開いているのか閉まっているのか店先を見る限りではわからない状態がほとんどでした。
3.ペトロナスツインタワー
最後は、マレーシアと言えばっ!の観光名所『ペトロナスツインタワー』です。
ここは絶対見ておきたかったのですが、ここへ行く日が1番体調が悪かったという最悪のタイミングでした…
でも、体調悪くても見ておきたい!せっかくだもの!ということで頑張って行ってきました。

場所は、繁華街ブキッビンタンのエリアといっても良いですよね。そこまで離れてはいません。
ただ、どの駅からも微妙に距離があるのですよ。公共交通機関で来たら、少し歩くことはお覚悟の上でご来場ください。
私たち夫婦は、この日のホテルであるウェスティンホテルから歩いて行きましたw 体調悪いのにw
ホテルからツインタワーまでは、歩いて約20分ほどです。12月でも30度超えの気温ですから、外を歩いていくのは辛いのですが…
なんと!冷房の効いた空中廊下みたいなものが、パビリオンからずっと伸びています!
パビリオンは、ウェスティンホテルの目の前です。空中廊下みたいな場所へ行くのに迷いましたがw
でも、そこへ辿り着けさえすれば、道なりに進んで(人の波について行くともいうw)行けば、ペトロナスツインタワーに到着できます。
一旦、地下通路に入ったりもするので、迷子になりやすい方はGrabを使うのが安全です。

ペトロナスツインタワーは、やっぱり下から見上げる迫力がすごかった!
タワーの近くにいると、見上げる覚悟がえげつないです!
常夏の国の青空と一緒に撮影すると、映える映える!
途中にある空中回廊みたいなところへ入るには、お金がかかるので諦めましたw 観光は安くお得に。がモットーですw
ツインタワーの手前に写っているスリアという巨大ショッピングモールで、グルメポイント3番目の【8oz Suria KLCC】で、レモンティーを飲みました。
観光名所なだけあって、ビルの中も外も観光客で賑わっています!大晦日だからということも、人が多い理由かもしれません。この辺りでカフェに入るのは、結構難しそうです。あまりにも人が多すぎるので、飲食店の前には行列ばかりでしたから。
ペトロナスツインタワーの目の前には、KLCC公園があります。
ドリンクをテイクアウトして、自然豊かな公園でのんびり過ごすのも良さそうですね。東京ドーム4個分の広さの公園ですから、散策しながらがおすすめ。
この近辺は日中も賑わいますが、最も混雑するのは夜。毎日20時ころには、KLCC公園の北東の端にある噴水でショーが開催されているからです。
このショーは、煌々とライトアップされるペトロナスツインタワーと一緒に見られるポイントが、最も混雑します。
絶景&撮影ポイントを得るには、早めに到着しておいたほうが良いでしょう。
KLセントラル駅周辺路線図
KLセントラル駅には、たくさんの路線が入り組んでいます。空港へのエキスプレスや、その他のエリアへ分岐する各在来線が多く、どこがどこだかパッと見てわかりにくいのが難点です。
Googleマップでは路線がよくわからないこともあったので、駅に全体の路線図があると嬉しいな!と思っていたところ、ちょうどありましたので載せておきます。

KLセントラル駅は、写真中央の丸がたくさん連なっている部分です。
そこから各路線で東西南北へと分かれていきます。
この図は簡略化しているため、実際の地図とは合致しない部分もありますが、路線の分岐がどこなのか一目瞭然なのが良いですよね。
旅は体調次第!
今回のマレーシア旅行では、まさかの体調不良に悩まされました。発熱・悪寒・喉の痛みのトリプルコンボを決められて、後半はほとんどホテルの部屋で寝るだけの旅行…
無念でなりませんっ!
風邪ひとつ引かない夫も一緒に体調を崩していたので、本当に海外の菌は恐ろしいですね。
2人同時に体調を崩したのですが、おそらくホテルのプールで遊んだときかな?と、勝手に推測しています。
プールの水が顔にかかり、目や鼻から入ったのではないかと。
その後、全身を洗いましたが、それだけでは不十分だったようですね。
こうした突発的で逃れられない体調不良を見越して、日本から解熱剤などの薬を常備しておくと安心です。
私は2〜3日分の解熱剤や鎮痛剤を持ち歩いています。いざという時、すぐに飲みたいですからね。不測の事態が起きたときこそ、薬を探している余裕はありませんもの。
皆様も、旅行中の体調不良にはお気をつけください。
普段から飲み慣れている薬があるだけで、心穏やかでいられますよ。
できれば、日程の半分&人数分の常備薬をスーツケースに忍ばせておくことをおすすめします。
( *´∀`)この記事が、皆様の旅の参考になると嬉しいです!
最後までお読みくださって、ありがとうございました!
また次回の記事をお楽しみに。