憧れの真鍮製イギリスEトマース社製【マイナーランプ】でキャンプに灯りを!本物の炎の揺らめきに心トキメク!
キャンプ自体は夫の趣味で、私はただくっついて行ってアウトドアを楽しんでいるだけという状態だったんですが、そんな付属品みたいな楽しみ方をしていた私でも、「キャンプでランタンつけてみたいな〜」と思うようになりました。
今回は、夫プレゼントのイギリスEトマース社製【マイナーランプ】をレビューします!
目次
- 【マイナーランプ】で本物の炎の揺らめきを!
- 着火手順
- 加熱される部分とされない部分
- 風速5mの屋外でも炎に変化なし!
- 注油用オイルボトルは買った方が良い!
- 横倒し注意!オイルは簡単に漏れ出す!
- 消火方法
- キャンプ場でキラリと光る真鍮製!
【マイナーランプ】で本物の炎の揺らめきを!
この度、夫から早めの誕生日プレゼントに3つもキャンプギアを頂きました。本当に本当にありがとう!
今回はその内の一つ真鍮製の【マイナーランプ】を使ってみた感想などをご紹介します!
まずは、【マイナーランプ】の概要を。
「マイナーランプ」「マイナーズランプ」「オイルランプ」「ヨットランプ」「カンブリアランタン」などの名称で呼ばれますが、何が正解なのかよくわかりません。
公式サイトが見つからず、このランタンの正式な製造先は一体どこなのでしょうか?誰か知っていたら教えてください。
- サイズ:高さ22.5×上部7.7×底8.8cm
- 重量:約1kg
- タンク容量:約50cc
- 連続燃焼時間:約10時間
- 燃料:レインボーオイル、灯油
収納袋や箱はないので、持ち運びに必要な場合は別途用意します。
私は入っていた箱と緩衝材でとりあえず持ち運びしていますが、できればちゃんとした収納袋に入れても安全に持ち運びしたいので、簡単に出し入れできる収納袋(クッション材付き)を探しています。
購入店は【銀の船】というオイルランタンと輸入雑貨を取り扱うオンラインショップです。アウトドアショップでは見かけないような「ちょっと変わったオイルランタン」を取り扱っていて、人とキャンプギアが被りたくないなら、ピッタリのお店かと思います。
銀の船での説明には、呼び名は「マイナーランプ」で、イギリスの「Eトマース社」の製品と書いてありました。ここでは呼び名を【マイナーランプ】で統一してご紹介します。
マイナーランプの最大の魅力は、真鍮製のボディ!
この魅惑の色味、風合い!まさにレトロ感、アンティークっぽさを好む人の心に刺さる逸品!
着火手順
着火手順はとっても簡単ですが、一部「え?どうやって?」と思った部分もあるので、その部分は私が感じたことをそのまま書き入れてご紹介します。
- 本体ボディ部分から下部のタンク部分を外し、芯が入っている口金も外す。
芯や口金は一度使うと汚れてしまうので、取扱時には手袋をするか、手を拭ける布やティッシュを用意しておくと便利です。 - オイル注油口からオイルを8分目まで入れる。
タンクの内容量がどれくらいか、外から判断できません。タンク自体に重みもあるので、持っても揺らしても全くわかりません。完全に勘に頼るしかありません。 - 口金を閉じ、芯を0.5〜1mm程度に引き出す。
芯が長いと炎が大きくなります。炎が大きいすぎると、加熱しすぎで危険なのと、ガラスが煤で黒くなりやすいので、炎の大きさが1.5〜2cm以内に収まるように芯の長さを調整します。
※燃えている状態では芯の長さ調整はできないので、必ず着火前に! - ボディをタンク部分に取り付けて完成。
ガラスの内側でゆらゆらと揺れる炎の姿は、本当に綺麗です。
一見すると密閉された容器内で燃えているようですが、見えにくいところに外気を取り込んでいる穴があります。その説明は消火方法で。
オイルは、パラフィン系のレインボーオイルか灯油なんですが、灯油だと煤が出やすくなってしまうようで、そうなると一度の使用でもガラス面が黒くなってしまうようです。
ランタンを分解して拭き掃除すれば、綺麗になりますが、毎回やるのは手間ですね。
お手入れの手間を少なくするなら、やっぱりパラフィン系オイルがおすすめのようです。
ランタンを購入した銀の船でもレインボーオイルは販売しています。色はまさにレインボーと思いきや、12色から選べ、カモミールやローズの香り付きオイルなんて変わり種から、虫除け効果のある天然ハーブオイルも販売しています。
虫除けオイル…結構胸に刺さります!
春夏のキャンプするなら、虫除け対策は必須ですからね。灯りに寄り付きやすい虫をどうにかしないと、ランタンを付けることもままなりません。
オイルは少ない量だと300mlでも売っていますが、キャンプに持って行くように100均でオイルボトルを購入すれば、大容量で安くなった2リットルタイプを買った方がお得です。
加熱される部分とされない部分
炎が燃え始めると、あっという間にボディが加熱され、手で触れるのは危険です。着火したら、すぐにボディを取り付けてしまいます。
特に炎から上の部分は熱いので、持ち上げる時には安全のために手袋着用した方がいいかもしれません。
吊り下げようフックは着火後も加熱されませんが、ボディに長く触れていると熱を持ちました。吊り下げない場合には、フックがボディ本体に触れないような工夫をした方がいいのかもしれません。不意に触って、ヤケドは辛いですよね。
タンク部分は基本的に熱くなりませんが、使用方法によっては絶対に大丈夫とは言えないので、安全な範囲で炎を楽しみましょう。
風速5mの屋外でも炎に変化なし!
直火のランタンで気になるのは、耐風性能ですよね。ちょっとの風で消えてしまうのは困りますよね。キャンプ場って、テント内であっても風が入り込んでくるので、風の影響を受けないでは入られません。
このマイナーランプは、耐風性が「風に強い!」で有名なハリケーンランタン並みと噂!
実際に、初使用のキャンプ場が山の中腹で見晴らしが良いサイト。
風速5mのやや強い風が時たま吹き付ける中で使用してみましたが、炎が掻き消えてしまうことなく、オイルを使い切るまで燃焼させられました!
テント内ではなく、テントから1m離れた完全な屋外とテントの入り口付近に置いた状態でテストしていましたが、全く問題を感じさせない耐風性でした。
炎の揺らめきが激しくなることもなく、ランタンの中の炎だけが穏やかという不思議な状態。
ランタン自体は、底のタンクの方に重みがある造りなので、風で倒れる心配も少ないと思います。
ただ吊り下げて使用する場合は、風で揺られてしまうのは避けようがないので、落下しないように気をつけた方がいいかもしれません。
注油用オイルボトルは買った方が良い!
小さい容量のオイルを購入した人は必要ないかもしれませんが、大容量のオイルや注油に適したボトルの形状じゃないと、タンクに入れる時に大変な思いをします…
私は100均CanDoでこんなオイルボトルを購入しました。
調理器具やキッチン周りの収納系に売っているオイルボトルで、蓋がしっかりロックされて自然と空いてしまわないタイプのものです。
この形状だと、必要な分量だけ持ち運びできますし、タンクに注油する時にも注ぎやすいです。
購入時には考え付かなかったんですが、計量メモリが付いていると更に便利だと思います。
マイナーランプのタンクがそうなのか、他のオイルランタンもそうなのかわかりませんが、タンクに入れたオイルの量が全く外側から判断できないんですよ。
中身が見えるわけでもないし、持ち上げてもタンク自体が重いから、どれくらい入ったかを確認しにくいんです。
オイルボトルの方に計量メモリが付いていれば、どこまで入れたか目安になるから、入れすぎて溢れてしまうことも少ないかな、と思います。
横倒し注意!オイルは簡単に漏れ出す!
このマイナーランプに限らない注意点だと思いますが、念の為…本当に簡単にオイルが溢れますよ!意外とあっさり簡単に!
( ´Д`)やってしまった…!
現在、収納袋を持っていない状態なので、元々梱包されていた透明な袋と緩衝材の紙に包んで、元々入っていた箱に入れて持ち運びしています。
問題がなければ、これでもいいかな〜と思っていたんですが、イヤイヤ大丈夫じゃなかった!
キャンプを終えて撤収する際、うまく緩衝材の紙を巻きつけられなくて。
横向きにしてクルクル〜と巻けば、やりやすいな。とか思っちゃったんですよ。
タンク部分はしっかりとボディと固定していたし、オイルは使い切ったので溢れるものはないと思っていたのが間違いでした。
家で開けてみたら、しっかり袋の下部が濡れていて…
幸い臭いがほとんどしないオイルだったので、臭い被害はありませんでした。
購入時に入っていた透明な袋に入れていなかったら、今頃は緩衝材の紙も外箱も濡らして、車の中にオイルばら撒き状態だったでしょうね…
そう考えると恐ろしい(;>△<)!
火が自然に消えるまで燃やし続けていたので、それでオイルが無くなったと思っていましたが、そうではなかったようです。
染み出す程度にはオイルがあるのだと、経験積みましたよ。
芯になっている紐もオイルを十分に含んだ状態なので、燃やし切ってもオイルが完全に無くなっているわけではないようです。
完全に空っぽにするには、どうしたらいいんだろう?と調べたら、ランタンを使うのは「夜」だけなので、翌朝の調理用の火起こしの際に、新聞紙などに含ませて着火剤代わりにするという人もいるようです。
確かにその手があったね!
消火方法
消火方法は、説明書では注油の時のようにタンクを外して炎を吹き消すとあるんですが、ボディが加熱されてさわれないのにどうやって…?とすごい疑問でした。
耐火手袋をした状態でならば触れますが、焚き火や薪ストーブで使用する耐火手袋って、煤で汚れているじゃないですか。それでランタンに触ったら、当たり前ですけど汚れちゃいますよね。
そんなの嫌ー!
というわけで、タンクを取り外さないで消化します。
狙うは、ボディの裏側にある吹消口です。
気付きにくいんですが、直径6mmの小さな穴がボディ裏側に空いているんです。ここからも外気を取り入れているんでしょうね。
というわけで、ここへ向けて思いっきり息を吹きかけます。
肺活量とかそんなにいらないです。ただ、ケーキの蝋燭を吹き消すよりも強めに息を吹きかけるくらいの威力で。
そうすると、タンクを取り外さなくても消火できます。
キャンプ場でキラリと光る真鍮製!
どのランタンを買おうか、そもそもランタン買う必要あるのか?と、色々考えてずっと買えないでいた私に、まさかの真鍮製ランタンをプレゼントしてくれた夫。
このランタン、やっぱり素敵だな〜と思って眺めています。
真鍮製の見た目の良さもあるんですが、炎の揺らめきはやっぱり本物に限りますね!
一緒にプレゼントされたSOOMLOOMのアルミテーブルのランタンポールに吊り下げれば、あっという間に素敵キャンプレイアウトの完成です!
初使用だったスリーストーンキャンプ場では、このランタンの灯りを絶景の夜景と一緒に見れて、本当に幸せでした!
こんなにも素敵なプレゼントを、あんな最高なタイミングでプレゼントしてくれて、夫にありがとうを何回言っても感謝の気持ちが尽きません!
YouTubeで動画を公開しています!
開封〜着火〜夜に映えるランタン動画をぜひご覧ください(*´∀`)!