富士ヒル2022試走ライド!富士スバルラインを激走する夫婦!

夫が富士ヒル2022に出走するため、夫婦で試走に行って来ました!
今回は、夫が愛車のロードバイクで。私は電気の力で走るe-Bikeをレンタルしました!
夫の初試走タイムは?貧脚妻は完走できるのか?

目次

 

富士ヒル概要&試走

『Mt.富士ヒルクライム2022』に夫が初出走!本格的なヒルクライムレースに参加するのは、実はこれが初めてです!

富士ヒルは、日本一高い山の麓から五合目までを駆け上るヒルクラムレースですが、斜度がそこまでキツくないことから、初心者でも制限時間内に完走を目指しやすいとあって、完走率98%のレースなんです。
そこまで初心者向けというならば、夫だったら完走を、いやブロンズタイムを目指せるのではないか!

スタート地点は富士スバルラインから約1kmほど離れたところにある『富士北麓公園』です。
料金所の少し手前からタイム計測地点を設けて、本格的にスタートします。

富士ヒル2022の詳しい大会紹介は、こちらの記事から読めます。
夫が【富士山ヒルクライム2022】に挑む!「夫ブロンズ計画」発動?!

富士ヒル2022コースMAP

駆け上る坂道の平均斜度は5.2%と、そこまで険しい道のりではないと思えるのが恐ろしいところですよね。
実際に走ってみると…坂道は、坂道ですよ!

天気予報は曇りのGW終わり頃、夫婦そろって富士ヒル試走へレッツゴー!
夫は愛車のBianchi Oltre XR3
私はレンタサイクルショップで、e-MTBをレンタルしました。

初心者向けのヒルクライムコースとは言え、標高も高いところに行くとなれば酸素は薄い…私の体がそれに対応できるかどうか不安なのと、あまりにも夫と差がつき過ぎても困るので、電気の力を借りることにしました!
人生初のe-Bikeは、果たして楽なのか?実走した感想も含めてご紹介します。

 

平坦多し?コースレビュー!

富士スバルラインを獲得標高のグラフで見てみると、やっぱり真っ直ぐに右肩上がりの上り坂ですよね。
どこにも足を休ませられるポイントなんて無いように思える斜度が続くように見えるんですが、これが意外と実際に走ってみると違った感想を得ました。

富士ヒル2022コースMAP

富士スバルラインって、実は平坦が多いです。実際に走ってみて、平坦〜斜度が緩いとこををご紹介します。

  • 一合目〜二合目の中間ほど
  • 二合目〜三合目の中間ほど
  • 四合目を過ぎて残り「4.4km」の看板の先〜ゴール直前

この3ヶ所は記憶に残るほど、平坦に近い区間だなと感じました。貧脚さんや体力がない人は、ここら辺で足を休められるのでは無いかな。タイムを縮めようと思う人は、この区間を爆走するのが例年の富士ヒルのようですね。レース動画を見ていると、爆走している集団がたくさんいました。

二合目〜三合目の中間あたりでは、やや下りのような道もあり、スピードが乗っていれば惰性で進めそうな短いポイントもありました。足を休めるには絶好のポイント?かな?

最後の4.4km地点からの平坦区間は長く、ゴール直前の登り坂まで続くので、この区間に頑張れたら、大幅にタイムを縮められそうだと思います。
ただ、完全な平坦ではなく、緩やかな登りを繰り返しながらの平坦なので、キツい人にはキツいと感じられるでしょう。(まさに私がキツかったです…)

 

夫のタイムは?

さて。晴れた富士スバルラインをライドした夫の完走タイムは、こんな結果になりました!

  • 完走タイム:1:53:39
  • 走行距離:24km

今回、夫は心拍数を上げ過ぎず、MAX心拍数の9割程度になるように抑え気味で走行しました。なぜならば、その方が最後まで元気に走れるから。
運動時の最大心拍数の参考数値は、「220ー年齢」で算出できます。

それでも徐々に高くなる標高と酸素の薄さに疲労はあったようですが、いつもの全力ライドに比べると楽だった様子が伺えます。
走行中にも体力的な余裕があったようなので、ブロンズを目指すならば、あと23分タイムを縮めればブロンズ獲得です!

 

e-MTBの実力とタイムは?

そして妻の私ですが、初めてのe-Bike。それもMTBタイプに乗るのが人生初だったので、バッテリーの消耗に怯えながら最初はスタートしていました。

お借りしたお店は【富士山サイクルアクティビティショップBonVelo
富士急ハイランド目の前にあって、駅からも近いのでアクセスしやすい立地にありました。
駐車場も広くて、レンタル中は車を置かせてもらえるサービスも嬉しい!

今回お借りしたe-BikeはMTBタイプのこちらです。

レンタサイクルBESVのTRS2xc

ギアは、SHIMANOのDeore10速(フロントシングル)
バッテリーもSHIMANO製で「High、Normal、Eco」の3段階調整。
最大走行距離は、95km・130km・140km(モードによって電池消費が異なります)
フロントサスペンション機能がオンオフできるタイプで、オフロードもヒルクライムも楽しめます。

料金は、半日レンタルで8,800円(税込)でした。
レンタル時間が明確に決まっていなくて、お店の人から「13〜14時くらいには帰って来ますよね?」と確認されたので、そのくらいの時間までが半日と捉えていいのかもしれません。
ざっくりした管理で良かったです。お店の開店が朝9時だったので、12時返却だったら間に合いませんでした。

バッテリーについてですが、お店の人に聞いたところ、富士五合目までノーマルモードでならお店まで往復はバッテリーが持つだろうとのこと。走行時間もそうですが、乗る重量によっても消費が増えるそうなので、一概に大丈夫とは言えません。
身長160cmの平均体重な私で、お店〜富士五合目まで約60km往復に、バッテリー残量が半分ほど残りました。

街中ではエコモードを率先して使用し、登り坂に入ってからはノーマルモードを。斜度がキツいところではハイモードも使用していましたが、心配性なものでバッテリー切れを起こさないように節約して走ってました。

そんな電気の力を借りた妻のタイムはこちらです!

  • 走行距離:24km
  • 完走タイム:2:10:00

やっぱり遅い!電気の力を借りてもまだ夫に追いつけない(;>△<)!
初のe-Bikeだったんですが、アシストする力が弱いというか、アシストしてもらえるほど私がペダルを踏み込めないというか…

アシストしてもらう為には、もちろんペダルを回さなきゃいけないんですが、1番軽いギアにすると、アシストもなんだか軽くて。体感では、ロードバイクの1番軽いギアの状態で平坦を走っているような空回り感がありました。

ただ、ギアを重くするとアシストが入ってもペダルが重くて息切れを起こしてしまったので、ギアを軽くするしかないだろうなと思って軽いギアでクルクル回すんですが、それだとやっぱりスピードが出ない…

富士スバルラインは想像していたよりも平坦区間があったので、そこでロードバイクの夫から千切れてしまいました。
ロードバイクだったら平坦でガンガン踏めるんですが、e-Bikeは車体の重さがあるのでアシストをフル活用しないと重いのかな…?もしかしたら、私の超貧血体質が厄介なだけで、健康体の人が乗ったらもっと爽快に走れるのかもしれません。

 

富士ヒル試走の感想

何よりも楽しかった!夫婦でこの感想が1番に出ました(≧▽≦)!
車でしか走ったことのない道を、ロードバイクで走れる楽しさって、体験してみないと得られない充実感ですよね。目標としたゴール地点までの道のりは長いけれど、風景も楽しめるし、体の疲労も終わってみれば楽しい疲れです。

試走なので、道が空いている状態で走行できました。富士ヒル本番では、この道を約一万人のローディーが走ると思うと壮観ですね!
道を埋め尽くすほどのロードバイク!
熱気に包まれる富士スバルライン!
楽しそう(*´∀`)!

今回試走をしてみて、ロードバイクで登ってもみたいな〜と思った貧脚な私。e-Bikeの方が圧倒的に楽なんだろうけれど、平坦で感じたe-Bikeの重さがなくなった感じはどうなんだろう?と、気になって仕方ありません!
今年の夏…もう一回富士スバルラインに戻ってこようか考え中です。

富士ヒル本番は6月12日!
あと1ヶ月!夫よ頑張れ!

YouTubeに試走動画を公開しています。
こちらもぜひご覧ください(*´∀`)!

おすすめ