涸沢カールに登りたい!必需品は?~寝袋(シュラフ)編~
夢の涸沢カールを目指して!必需品を探しています!
前回は『テント編』でした。
今回は『寝袋編』です。今回は何を買うか決めたい!
目次
山用とキャンプ用の違い
山用とキャンプ用。同じアウトドアでも用途が違えば、選ぶ条件が変わりますよね。
車やバイクで荷物を持っていけるキャンプとは異なり、全ての荷物が自分の背に乗る登山では、テントと同じく『軽量・コンパクト』が最重要!
かと言って、テントのようにキッパリと区別されているものでもありません。
お手軽コスパで、ちょっと大きい、ちょっと重いものは買いやすいのでキャンプに向いているとか、ちょっと高いけど、軽量でコンパクトで非常に温かいものが山に向いているとか、その程度の違いです。
涸沢カールへは2人分の宿泊荷物を持たなくてはなりません。今までの登山と違い、体力尽きたからと言って夫に荷物を持ってもらうことはできないのです(`・ω・)!頑張る!
厳選寝袋3選
山で使いたい寝袋は、やっぱり保温力抜群の『マミー型』ですね!
マミー型の寝袋だとしても、夏用・冬用・3シーズン用などに分類されているので、用途に合ったものを選ばないと大変危険です。冬登山に夏用寝袋持っていったら凍死しますよ(; ゚ ロ゚)!
紅葉シーズンの10月の涸沢カールの平均最低気温は約マイナス2.3度ほど。軽く氷点下いきます!実際に登った方も、日中と夜の温度差に驚くほどだそうです。
登山で疲れた体は夜の冷えに対抗できるほど、体温を上げることができにくいです。日常的に体温高めの私ですが、登山した夜だけは冷え性になります。
そして重要なのは『重さ』です!自分で持ち続けなければならないので、重くなりやすい化繊は今回除外しました。ダウン一択でいきます!
mont-bell アルパインダウンハガー800 #0
- 重さ:1,150g
- 収納サイズ:19×38cm
- リミット温度:-18度
- コンフォート温度:-10度
- フィルパワー:800
- モンベル独自のストレッチシステムで寝返り楽々。
※モンベルでは、リミット温度(寒がりさんがリラックスして眠れる温度)とコンフォート温度(寒さにやや強い人が丸まって眠れる温度)を表示しています。
ISUKA エア810EX
- 重さ:1,290g
- 収納サイズ:21×37cm
- 最低使用温度:-25度
- フィルパワー:800
- 厳冬期の山でも活躍できる脅威の-25度。超撥水「ナイロン66」を採用し、テント内が結露しても寝袋に浸透させない。
Takemo スリーピングバッグ7
- 重さ:1,150g
- 収納サイズ:20×37cm
- 最低使用温度:-15度
- フィルパワー:750
- ダウンのかさ高性を最も引き出せるボックス構造を採用し、高い保温力を発揮。
重さはどれも1kg弱。収納サイズもほぼ同程度です。保温力を考えると、少しでも数値の良いものを選びたくなりますね。
イスカはちょっと行き過ぎてしまったかもしれません。-25度対応なんて、厳冬期の山に行くわけではありませんものね。けれどこれがあれば寒がりさんでも温かぬくぬくかな?と。
寝袋だけじゃ眠れない!?
寝袋探しですっかり忘れていた必需品がありました。それは『テントマット』の存在です!
高品質な寝袋だけでは決して解決しない地面の硬さ。それを柔らかいボディでガードしてくれるのがテントマットです。キャンプマットと言ったりもするようですね。
銀色で裏面に水色の薄いスポンジが付いたシート状のものを見たことはありませんか?あれです。安いものであれば100円均一で売っています。厚みはほとんどありませんけれど。
厚みがあるほど荷物になりますが、寝ている時の快適性が上がります。
そんなテントマットには主に2種類あります。
- 広げてすぐに使える発泡マット
- 空気を入れて使うエアマット
発泡マットは安価で手に入れやすく、広げればすぐに使えるメリットがあります。コンパクトに収納ができません。
エアマットは収納時のサイズが非常にコンパクトです。持ち運びに便利ですが、その反面空気を入れる手間がかかります。
テントマットの快適性はそのまま眠りの快適性になります。地面からの冷気を遮断する役割もあるので、これもあまり手を抜けない必需品です。
次回はこれも視野に入れてお財布と相談しなければ。。。( ´・ω・)涸沢カールへの道は険しい!
まとめ
寝袋は妥協できない最大のポイントですので、あっさりと決まりそうです(*´ω`)
問題はテントやザックやテントマット。。。まだまだ選ぶ物がたくさんありすぎて、思考が停止してしまいそうです(; @ω@)