台北のマリオット系列ホテル!Suz Catorze Hotelに宿泊!西門駅から徒歩10分の4つ星ホテルとは?

台北市の西門駅から徒歩10分ほどで到着できる「Suz Catorze Hotel」は、外観や周辺環境の印象と全く違って快適そのもの!
しかも、スタッフさんたちが優しい人たちばかりでした。

目次

マリオット系列ホテル【Suz Catorze Hotel】とは?

Suz Catorze Hotel】(スズカトルゼホテル)とは、1972年創業の高級ホテル「マリオット」の系列ホテル!
台北松山空港から車で約20分(混んでると30分)の立地で、繁華街の西門駅からは徒歩10分の距離!西門駅のフードストリートにも近いため、買い物に観光に便利なホテルです。

台北のSuz catorze hotelの地図

こうして記事や動画編集で色々調べる段階になって、ようやく宿泊したホテルがマリオット系列だったことを知りましたw
マリオットホテルって、私の中では高級なイメージしかなかったので、まさかこんな小規模ホテルが系列ホテルとは思いませんでした。
しかし、規模こそ小さいものの、高級ホテルのイメージを崩さない安定の接客サービスがちゃんとあったホテルです!

Suz Catorze Hotelは、マリオット系列のホテルランクでは「トリビュートポートフォリオ」というプレミアムに相当するランクです。
その上に君臨するのがトップランクの「ラグジュアリー」なので、相当良いホテル!

今回このSuz Catorze Hotelを選んだ理由は、「そこしか空いてなかったから」です。
まさか2月上旬が春節の時期とは知らなくて、泊まりたいホテルが空いていなかったんです。
春節という祝いの長期休暇時期&土日ということもあって、少々割高な値段設定ではありましたが、数少ない連休を家に引き篭もるなんてできませんでした!

夫(`・ω・)「ここならどう?(他より)安いよ!」
私( ´・ω・)「う〜ん…(もっと安いところはないだろうか?)」ところんケチw
夫(`・ω・)「行くの明日だから」
私(  ゜д゚)「ナンダッテ?!」

この時、旅行前日の朝6時。
そう、私たち夫婦の行動はいつだって直前w 気になったら・気が向いたらが合言葉の夫婦ですから、海外旅行も突発的に発生します。

夫の勢いに押され、下調べもほとんどないままに台湾旅行へと向かうことになったため、ホテルの口コミも最低限しか調べませんでした。
どうせバックパック1つで旅立つのですから、「そういう旅行だ!」と腹を括った次第ですw

結果、夫の選択に間違いなしっ!素敵なホテルで、気持ちの良い接客を受けて、観光に便利な立地のホテルに宿泊することができました。
お部屋の快適性や接客サービスのアレコレなど、詳しくレビューしていくので、ぜひ旅の参考にしてください!

お部屋のランクは最低ランク?

Suz Catorze Hotelの部屋は6つのランクに分けられており、私たち夫婦は1番低いランクの部屋に宿泊しました。どうせ出歩いてばかりでホテルには、寝に帰るしかないのですから。部屋代を高くする意味がないと思い、今回は最安値の部屋を選んでいます。

台北のSuz catorze hotelの部屋

まさに、口コミで星1つを獲得した部屋が、このトランキルスタジオという部屋だったとは知らずに宿泊!
泊まってみれば、その理由は「なるほど〜!」と思うものでしたが、気にならない方は全く気にならないと思いますよ。

口コミで星1つだった理由が、「眺望が悪い」だったからです。
密集してビルが建っているため、隣のマンションとの距離が非常に近いです。写真にもあるとおりの距離感なので、向こうの室内が見えますw そしてきっと、こちらの室内も丸見えでしょうw
眺望を求めていたら、これは確かに星1つになると思います。

けれど、このホテルにはこれが最安値・最低ランクの部屋なのです。眺望が良いと謳われるのはこの部屋よりも上のランク。眺望が良い部屋を求めるならば、上のランクの部屋を選べば良いだけですから。

台北のSuz catorze hotelの部屋

例えば、2つランクを上げればリバービュールームがあるし、最も高いランクのスイートルームは角部屋のメリットを利用したパノラマの眺望が得られます。
ホテルにどのような目的で宿泊したいのか。それが明確になっていれば、希望の部屋を選べます。

最低ランクの部屋で快適に過ごせるか?

今回は最低ランクのお部屋で、まさに眺望がないw カーテンを開ければそこは隣のマンションと「こんにちは」状態!
果たして、安眠できるのか?安心して寛げるのか?が大きな問題となりましたが、泊まってみると意外にも全く気になりませんでした。

台北のSuz catorze hotelの部屋

こちらが実際の部屋からの眺望です。
お互いの窓の分厚さのせいか、汚れのせいか、あまり鮮明に隣のマンションの室内は見えません。けれど、夜になって室内の電気をつけたら、鮮明に見えてしまうであろうことは予想できます。
それが不安になる点でしょう。

ホテル全体としては川沿いという眺望の良さを謳っていますから、それを鵜呑みにして最安値の部屋に宿泊したら、間違った文句が出てしまうのも頷けます。
きっと星1つの口コミの方は、眺めが良いだろうと思い込んでいたのではないかな?と思いました。それが実際に泊まってみれば、窓の外には隣のマンションでは…残念ですよね。

観光で出歩くのがメインの私たち夫婦にとって、眺望はなんでも構いませんでした。なんなら窓がなくても平気なくらいです。
だって、室内で窓の外を眺めるよりも、その風景の場所に実際に行きたいんですもの!
観光のための旅行なら、部屋からの眺望は全くどうでもいい!

この部屋の広さは23㎡。そんなに広くはないので、荷物を広げると通路が塞がれてしまいます。
クローゼットや引き出しの収納力もそれほど大きくはないため、短期旅行ならば十分といった感じです。
けれど、アメニティや水も十分にあり、足りないものは一切ありませんでした。

  • 歯ブラシ(歯磨き粉付き)
  • 髭剃り
  • コーム
  • 爪やすり
  • 綿棒
  • ヘアゴム
  • デンタルフロス
  • ドライヤー
  • 水500ml(4本。2本はin冷蔵庫)
  • タオル(ハンド・フェイス・ボディ)
  • バスローブ
台北のSuz catorze hotelの部屋

23㎡と聞くと、だいぶ狭い部屋を想像されると思います。けれど、このホテルの23㎡は工夫されていた!
ベッドの正面に壁掛けの大型ディスプレイがあって、そのテーブルの並びに洗面台があります。こんな室内に洗面台?って思いますよね。

ここに洗面台を置くことで、バスルームスペースが広がるんです!
おかげで大きな浴槽があるし、トイレやシャワーブースが狭くありませんでした。

バスルームの使い心地

バスルームはユニットバス。もはや海外ではユニットバス以外には出会えないのでしょうか…できればバストイレ別だとありがたいですね。でも、不便はありませんでした。

台北のSuz catorze hotelの部屋

嬉しかったのは、足を伸ばせる幅広な浴槽!これが長時間移動の疲れを癒すにうってつけです!
熱いお湯を張って、の〜んびり足を伸ばして浮かんでいると、じんわり体が温まって疲れが溶けていきますよね。旅行中にこんなにしっかり湯船に浸かれるのは、本当に嬉しい!

台北のSuz catorze hotelの部屋

シャワーブースは、またこれトイレスペースに水が流れていくんじゃ…と思いましたが、段差がほとんどないのにブースの外への水漏れ一切なし!シャワーブース前に敷いた足拭きマットが水浸しになりませんでした。
排水設備が良いのでしょうか?傾斜の付け方が上手いのでしょうか?

ドアの隙間からシャワーのお湯が染み出すこともなく、安心して使えました。
気になるといえば、トイレットペーパーがオシャレ感を出しているせいか、カバーがない状態で設置されているので、シャワー後に自分がトイレットペーパーを濡らしてしまわないか心配になったくらいですw

見た目のままに、蛇口を回せばお湯が出る仕様だったため、海外あるあるの「お湯の出し方がわからない!」ということもなく、まさに快適!
シャンプー、トリートメント、ボディーシャンプー、ボディトリートメントもシャワーブースに揃えられていて、不足すればきちんと補充されていました。

トイレがまさかのウォシュレット!

海外では珍しいウォシュレット機能ですが、徐々に海外でもウォシュレットが標準装備され始めているのでしょうか?マリオットありがとう!
けれど、ボタンが多すぎるのが難点w

台北のSuz catorze hotelの部屋

トイレを流すボタンは、トイレの後ろの壁にありました。四角いボタンが上下にあり、上は小さいボタン、下は大きいボタンだったので便の大小によって使い分けるのだろうなと想像がついたんですが、問題はその隣にあるボタンの束w

壁に設置されたものが2つ、リモコンっぽいのが1つ。
果たしてどれがウォシュレット用だと思いますか?
正解は、真ん中と右側のボタン(多分。きっと。おそらく…)

写真の真ん中にある壁に設置されたボタンもウォシュレット用だと思いますが、考えてもみてください。用を足した後に使いたいのに、ウォシュレットの操作ボタンが背後って使いにくいですよね。
おそらく、そのためのリモコンなんじゃないかな?
だって、真ん中と右側のボタン配列が一緒です。壁にウォシュレットボタンを設置したはいいものの、使いにくいからリモコンを取り付けたって感じでしょうか。

そして、最も気をつけなければならない罠が左側のオレンジ色のボタンです。
一見すると、ウォシュレットボタンの並びにあるので、流すためのボタンかと思えますが、違うんです。これ緊急ボタンです!危険な時じゃないと押しちゃいけないヤツ!

この並びに配置するって、まさに罠ですよね。よく確認しないで押したら、とんでもないことになりそうです。
私よく考えなしに行動することがあるんで…こういうボタン類は夫に使い方を聞いてから使っています。
皆様も、こんな風に海外のホテルで「なんで?」って思ったことありませんか?

静かなラウンジ

残念ながら、今回は本気の食べ歩き旅行だったため、ホテルの施設はほとんど使用しませんでした。
撮影だけしてきたので、ぜひご覧ください。

台北のSuz catorze hotelのラウンジ

ホテルの2階に、宿泊者なら誰でも利用できるラウンジがあります。置いてあるお茶、コーヒーやお菓子は無料で、カウンターのガラスケースの中に入っているものだけ有料でした。

ゆったり寛げる大きなソファーがいくつも置かれ、目の前を走る高速道路が視界を遮りますw
けれど、そんな日本ではない街並みや道を歩く人々を見るのも楽しいと思いませんか?読めない漢字の標識を見るだけで、私はワクワクします。

窓ガラスが防音性なのか、目の前が道路でも全く騒がしくありませんでした。
こちらは午前10時〜午後9時まで毎日営業していますが、営業していない場合でも入ることはできます。夫は朝活するために午前6時頃にラウンジにいましたが、問題はなかったそうです。

小さいながらもフィットネスジムあり!

ラウンジの裏側、エレベーターホールの右側にはフィットネスジムがあります。
営業時間は午前7時〜午後11時まで。オートロックのドアがあるため、こちらは営業時間内でなければ開けることができません。

台北のSuz catorze hotelのジム

中は奥行きのある細長い空間です。道路に面した壁がガラス張りなので、圧迫感がないのが良いですね。
ちょっとした有酸素系マシンとウエイトトレーニングマシンがありましたが、数・種類ともに多くはありません。体を微調整する程度の運動に向いているかと。
室内には部屋に置いてあるものと同じ500mlの水ボトルとフェイスタオルがあり、自由に使って良さそうです。

スタッフさんの対応は?

さすがマリオット!なのか、このホテルのスタッフさんたちが良い人たちばかりだからなのか!
何不自由なく過ごさせていただけました!

これまで約1年間をかけて英語を学習中の夫婦ですが、まだまだ日常会話もままなりません。いざという時には知っている単語を並べて乗り切れるのですが、「会話」がままならないんです。
カタコトさえもあやしい私たち夫婦に、ホテルスタッフさんたちは嫌な顔せずに対応してくださいました!これだけでも有り難い!

その上、偶然かもしれませんがチェックアウトする日に、日本語を話せるスタッフさんがいてくれたんです!
カタコトですが日本語が話せるようで、英語ではうまく通じないと困るだろう部分の補足や、説明が不足すると不安になるだろう部分を補足してくれて、無事チェックアウトして空港へ行くためのタクシーに乗るまで、サポートしてくださったのが、本当に嬉しかったです。
(≧▽≦)あの時は、本当にありがとうございました!

Cuz Catorze Hotelの口コミを見ると、サービスへの評価が良いことがわかりました。やっぱりマリオット系列のホテルですね。接客サービスへの安定度が高い!
これだから、少々高くてもマリオット系列でホテルを選びたくなるんです!

その中で面白いな〜と思ったことが1つ…。
スタッフさんはジャケットの左胸ポケットのところに名札バッジを付けていたんですが、それが「マイケル」や「ケビン」や「ケイト」のような欧米の名前だったんです。
偶然、欧米風な名前のスタッフさんがいたとしても、全員ってのはあまりにも不自然ですよね。海外からの旅行客が多いから、わかりやすい名前を付けているのでしょうか?
こういうところも、海外旅行をしていて見つける日本との違いで面白いです。

2024年3月
YouTubeにこちらの記事の動画をUPしました!
ぜひご覧ください(*´∀`)!

ちょっと自分語り

また1つ、違う文化に触れることができました。あと何回海外旅行に行けるかわからないし、あとどれくらい自分が生きているかもわかりません。
そんな中で、1日1日が本当にあっという間です。

だいぶ昔に、難病に罹ったことを記事にしましたが。結局治らないことだけがはっきりしていて、治療がどうなっていくか、今後がどうなるか不透明なまま生きています。
気持ちは前向きにならないし、集中力もガクンと落ちるし。これが難病のせいなのか自分自身の心のせいなのか、わからず対応に苦慮する毎日です。

周りから見たら、「何をウダウダやってるんだ?」とイラつかせてしまうことも多々あって、家族が見守ってくれる現状が非常に有り難く。それと同時に自分に対して悔しいような悲しいような、失望のような気持ちを向けてしまいます。

それでも一緒にいてくれて、ありがとう。
家族でいてくれて、ありがとう。
この記事が見つかったら恥ずかしいけれど、気持ちを伝えられずにいる方が悲しいと思ったので、こんなところで文字にしています。
明日もまた、一緒に笑い合えますように。

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