フィリピンのマニラで5つ星ホテル!【シェラトン マニラ ベイ】宿泊レビュー!
フィリピンの方は優しい。そう聞いていたけれど、実際に会ってみて実感できました!
そんな体験ができた宿泊先でした!
目次
- 【シェラトン マニラ ベイ】の概要
- 海外ホテルの水回り
- アメニティの種類は?
- 寝心地最高ベッド!
- ミニバーは一部有料(ってどこまで?)
- 1Fラウンジ「The Kitchen」
- 1Fカフェ&バー「& More」
- 屋外プールと冷房完備のジム
- なかった設備・サービス
- 総評
【シェラトン マニラ ベイ】の概要
ホテルからマニラ湾を望み、ニノイ・アキノ国際空港から車で早ければ約20分で到着できるホテル!【Sheraton Manila Bay(シェラトン マニラ ベイ)】
北に行けば、リサール公園やサンチャゴ要塞、マニラ大聖堂などの観光スポットにも行けて、南へ行けばオカダマニラやSMショッピングモールなどの巨大モールが集まるエリアにも行ける好立地な場所に存在しています。
ホテルの裏手には、SMショッピングモールよりも規模は小さめですが、日本のイオンモールほどのサイズかんのロビンソンパレスマニラというショッピングモールが徒歩5分です!
こんな好立地のホテル、見逃せませんよ!
同じマリオット系列のホテルがマニラには合計3つあったのですが、そのうち1つは空港すぐ側でした。
行き帰りの便利さは断トツなのですが、出かけるにはどこからも遠いのと、空港に何度も戻らなきゃ行けないのが、何だか交通費がもったいないな〜という気持ちになって、こちらは遠慮しました。
もう1つの系列ホテルは、マンダルヨン市というマニラ市の東にある街にありました。
こちらは観光スポットからちょっと離れていて、ビジネス向けや静かに滞在したい方向けなのかな?と思う立地です。
空港からも少し離れているので、交通の便が悪そうだと思い、こちらも遠慮しました。
ただ、3つあるホテル。どれもプール付きで綺麗なラウンジやカフェがあって、お部屋が綺麗なんですよね〜!
どのホテルに宿泊しても、楽しく快適な旅が確約されている!なんて素敵!
しかも今回…チェックイン時に無料のアップグレードをしていただけました!
(32㎡キングサイズベッドのお部屋→40㎡キングサイズベッドのお部屋)
マリオットボンヴォイカードの会員ランクが関係していたようです。
実は、今回カードに貯めたマリオットポイントを利用しての宿泊が初!
カード利用者の動画やブログを見て、無料サービスが充実していることから、期待に胸を膨らませていたのですが、そういう無料サービスってこちらからお願いしないといけないのかな?と、ちょっと焦りもありました。
けれど、チェックイン時にフロントのスタッフさんから「〜のサービスを無料でお付けします」と説明(日本語)されて、安心してサービスを受けることができました!
サービスと言っても、日本語的な意味だと「無料の設備・待遇」とかって意味に感じますが、海外だと割引の場合もあるので、無料か有料かを先に言ってもらえるのは本当に有り難かったです!
海外ホテルの水回り
シェラトンマニラベイは、1つの空間にシャワールーム、浴槽、トイレ、洗面台が一緒にまとまっていますが、それぞれのスペースがとても広く造られているため、独立した空間のように感じられました。
でも、仕切りがあってもガラスなので、丸見えではあります。
トイレは、外付けのシャワーがウォシュレットになるタイプのものです。
一応、トイレに紙は流せましたが、水洗の勢いは日本ほど強くありません。紙の量が多いと、詰まってしまいそうな予感がします。
トレイのすぐ側に電話が付いているのは、これは緊急時用なんでしょうね。海外ホテルのトイレに多い気がするのですが…トイレで緊急時って、詰まった時以外にどんな時があるのでしょうか?
お風呂には広い浴槽!海外だとあまり浴槽は一般的ではないので、ないことがほとんどですよね。清潔な浴槽があるだけで、嬉しいです!
1日歩き回って疲れた体を、熱めのお湯に沈めれば…もう幸せ〜。
浴槽は海外ながらのサイズ感です。身長162cmの私では、全身を沈める余裕がありますw
注意点は、お風呂の栓が閉じているか開いているか、見た目でよくわからなかったことですね。
お風呂の蛇口の下に、スイッチのようなものがあります。これがお風呂の栓のオンオフです。ただ、スイッチをオンにしても、お風呂の栓が閉じられているように見えにくいのですよ。
私、栓を開けたままお湯を溜め始めてしまって…蛇口からの給湯の勢いのほうが強くて、最初気が付きませんでした。
スイッチを上にあげると、栓が閉じます。これでお湯が溜められる状態です。スイッチを下にさげると、栓が開きます。これで排水されます。
栓の見た目だと、どちらも開いているように見えるので
シャワールームは、畳一畳よりちょっと大きいくらいのサイズ感でしょうか。
ガラス張りのシャワールームの中には、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーが揃っています。香りが良くて、毎晩この香りに癒されました。
敏感肌の夫にも合っていたようで、いつもなら乾燥しがちな夫の肌が潤いを保てたのは、このボディソープのお陰かもしれませんw
アメニティの種類は?
シャラトンマニラベイのアメニティは、以下の通りです。
浴室、ベッドルーム、クローゼットと室内にある全てをまとめています。
- タオル3種類
- バスローブ
- ドライヤー
- コーム
- シャンプーキャップ
- 歯ブラシ(歯磨き粉)
- VANITY KIT(?)
- ボディローション
- 石鹸
- 髭剃り(頼んだらいただけました)
- アイロン(アイロン台)
- セキュリティボックス
スキンケア、メイク落としはなく、それ以外なら揃っているといった感じのアメニティです。
1つだけ用途不明のキットがあって、「VANITY KIT」って何なのか全くわからず、袋を開けられませんでした。帰国してから調べたら、コットンや綿棒などの使い捨ての用品のことを指すらしく。
その場でなぜ調べなかったのか、謎ですね。わからないな〜とばかり思っていましたw
アメニティセットは洗面台の石造りの箱の中にあるのですが、珍しく髭剃りが置いてなかったんですよね。もしかしてないのかな〜?と思っていましたが、フロントに連絡すると次の日いただけました。
部屋にないアメニティでも、聞いたらいただけるものがあるようなので、ぜひ聞いてみてください。
このホテルはSDGsに取り組んでおり、無用ならばシーツやタオルは使い回しが基本となります。
もし、シーツやタオルの交換を希望する場合は、直接お願いしたり、タオルを床に置くなどの客側からのアクションが必要です。
環境への配慮は素敵なことですが、せっかく豪華で優雅な気分に浸りたい旅先ですので…遠慮なくタオルを使わせていただきます!
でも、シーツは整えるだけにしてもらいました。ちょっとでも良い事に参加できればと。
寝心地最高ベッド!
ベッドはキングサイズ。いつもより大きなベッドって、寝返り打っても布団からはみ出ないから嬉しい!
硬さのあるベッドだと思いましたが、寝てみると良い感じの弾力・反発力を感じました。寝起きは、どことなくすっきり爽快!
毎回の旅行で、夫婦共々参っているのは…枕です。
硬くても首が痛いし、柔らかくても頭が沈み込みすぎてしっくりこないのです。
自分にちょうどいい枕って、どんな硬さなんでしょうね?
旅先では、だいたい柔らかすぎる枕が2つありますが、2つ使うと首が折れて苦しいし、1つだと高さがどうにも足りなくて苦しいし。
何がちょうど良いのか、わからなくなっていますw
どなたか、自分にベストな枕を知る方法を教えてください。
ミニバーは一部有料(ってどこまで?)
国内旅行なら、部屋にあるミニバーの無料のコーヒーやお茶で一息入れるのですが、海外だと無料の範囲がわからなくて、触れませんw
有料の札に書かれていなければ、おそらく無料なのですよね?
でも、その確証がないと怖くて…
わざわざフロントに電話するのも面倒だし、と思っていると聞くタイミングがなくて、そのまま旅を終えてしまうのです。
いつか、この謎は解決できるでしょうか?
今回のお部屋のミニバーは、こんな感じでした。
浴室とベッドルームとの境のスペースをうまく使っていて、カードキーを奥にもちょうど良い位置となっていました。
プリングルスやナッツなどのお菓子がちょっとと、お酒や炭酸飲料などは冷蔵庫に。
無料のお水は、無料とわかるように「complimentary」と書かれた札がかけられていたので、安心して飲めました。
外のスーパーに行けば、同じ値段で2個買えてしまいそうな値段設定のミニバーのお菓子やドリンクたち…
でも、ホテルから一歩も出ないで食べられるからこそ、この値段なのですよね。
( ´・ω・)でも高い!
1Fラウンジ「The Kitchen」
お待ちかねの美味しいご飯!今回は、朝食付きプランではなかったので、朝食料金を追加して2日ともホテルのビュッフェをいただきました。
場所は、ホテル入り口の右にある「The Kitchen」和洋中さまざまな多国籍な料理を提供するダイニングです。
広々した店内には、ちょっとノリの良い音楽がかけられて、朝から楽しげな雰囲気を漂わせていました。
ビュッフェ台にはすでにたくさんの料理が並びます。
ビュッフェ台はフロアの中央に配置され、入り口から右側にはコーヒーやドリンクコーナーが別に設けられていました。
でも、席に案内されると「コーヒーか紅茶いりますか?」とも聞かれるので、それ以外のドリンクがセルフサービスのようです。
圧巻の料理の種類と量!
私のお腹は、空腹のゴングを鳴らしながら、どれを最初に胃袋に収めたいか真剣に見極めておりましたw
だって、種類が本当に豊富なんですもの!
よくある洋食メニューの中に、チラホラとフィリピンぽいメニューが並びます。
ご飯もの、麺もの、肉類のおかず、サラダ(野菜)のようにジャンルで分けられているようでした。
くるっと一周見て回るだけでも、「この一食で全てを食べ切るのは難しそうだな…」と確信!心(胃)の底から求めるご飯を探しましょう!
日本食からは、天ぷら、鶏の唐揚げ、お好み焼き、海苔巻き、刺身などのメニューがありました。
パンの種類も豊富で、たっぷりな甘さを抱えたチョコレートのドーナッツや、全粒粉の食パン、シリアルも置いてあります。
自分でトッピングできるヌードル、粥コーナーもあって、朝からたくさん食べたい方にもピッタリ!
特徴的なのは、その場で作ってくれるコーナーが3〜4種類あったことです。卵料理、麺料理、ワッフル・クレープなどのように、出来立てが美味しいメニューも作り置きせずに味わえるなんて素敵ですよね。
私のおすすめは、やっぱりホテルの味がわかる「卵料理」です。
卵料理といえば、ホテルメイドのオムレツが好きです。自分では、硬めのオムレツ風な卵焼きかスクランブルエッグしか作れませんのでw
シェラトンマニラベイのダイニングでは、料理人が常に1人はオープンキッチンについて、卵料理のリクエストに応えています。
シンプルなオムレツ、野菜入り、チーズ入りなど、手元にある食材ならば何でもお好きなだけ入れ放題!なんて贅沢!
卵料理にかけるソースも数種類あり、定番のケチャップもあれば、東南アジアっぽいスイートチリのようなソースもありました。
私は、チーズたっぷりのチーズオムレツを作っていただき、しかも目の前で料理風景も撮影させていただきました!
もちろん、撮影前にスタッフさんに許可をとっていますから、ご安心ください。
当たり前なのかもしれませんが、本当に手際がよろしくて。スイスイと卵液がオムレツの形になり、ツイツイとフライパンを動かすだけで丸く形が作られていく様子は、まるで魔法のようです。
私…同じように動いている気持ちではありますが、同じような結果に繋がりませんw
1日の栄養もカロリーも、ほとんどここで摂取していたと思ってます。
夫はメインに1皿、デザートにフルーツとヨーグルト、フレッシュジュースとコーヒーで終わりなのですが、私の場合は、メインを3皿食べてから、デザートを2皿食べ、ドリンクはコーヒーで。一度ヨーグルトでお口直しをしたら、もう一度おかわりしたいメインを探しに行きましたw
食べ過ぎとは思っていません。旅行ですから。
1Fカフェ&バー「& More」
2日目の夕方に、ちょっと小腹を満たしに夫と一緒に利用したのは、1階にある「&More」です。
朝食会場となっているThe Kitchenの向かいにあるカフェラウンジで、コンセントもあるカウンター席には、いつもお仕事をしている方々が美味しそうなドリンク片手に座っておられました。
人が飲み食いしていると、どうにも気になりますよねw
この日は中途半端な時間にランチを食べてしまって、夕食をガッツリと食べられそうになかったので、こちらのカフェに足がむいた次第です。
結果、行って良かった!
カフェなので、ドリンクの種類が豊富でお酒もあります。夜は奥のバーが開くそうです。
そんな中、ケーキとアイスクリームが本当に魅力的なものばかり!
ケーキを食べようかと思ったのですが、やっぱり少々割高感が否めなくて…注文するには躊躇するんですよぉ〜。
夫は「好きなように食べたらいい」と言ってくれるのですが、やっぱりコスパが悪いものは手が出しにくい!
そこで見つけたのは、ど紫色をしたアイスクリームです。他にはチョコレートとか定番の味が並んでいる中で、ど紫。やけにアメリカンなアイスクリームだと思いませんか?
これ、「ウベ」と呼ばれる紫色の芋から作られたアイスクリームなんだとか!
ウベはフィリピンではよく栽培される芋のようで、日本のさつまいもに見た目が似ています。中は皮と同じ紫色をしているところが違いですね。
ちなみに、さつまいものように甘さはないそうです。ただし、消化酵素と抗酸化作用のあるアントシアニンを含んでおり、美容に良いと…!
見た目から味が想像できないでいると、スタッフさんがテイスト用にと、スプーンに取り分けてくれました!
それも、夫と私それぞれに1スプーンずつ!
(≧▽≦)大盤振る舞い!
試食してみると、これが美味しい!
甘さは確かにアイスクリームですが、さっぱりとした口溶けに、嫌味のない甘さが美味しかったです!
しかも、サイズはアメリカンサイズか?と思うほどの大きなワンスプーンでした。大きなカップグラスに、山盛りサイズの1個が乗っています。サイズ感がバグったかのようですw
このスタッフさん、実は前日の朝食会場でもお会いして、翌日の朝食会場でもお会いまして。何度も会ううちに、「また、あなたね!」とお互いを認識できる間柄となりました!
こういう旅先の出会いと親近感、特別な感じがして嬉しいです。
(記念に写真を撮っていいか、夫が英語で聞いてくれました!快くOKをいただけて、さらに嬉しい!)
屋外プールと冷房完備のジム
シェラトンマニラベイには、素敵な屋外プールと冷房完備のジムがあります。
7階のエレベーターを降りて、一度外へのドアを出ると右側にジムがあります。中は冷房が効いていて涼しく、水やタオルも置いてあります。
貴重品入れもあるのは嬉しいですね!運動するときに、カードキーとか置いておく場所に困りますものね。
入り口脇にはリンゴが置いてあったのですが、これって食べる用でしょうか?夫が運動していたとき、帰る方がリンゴ1個を持ち帰りました。
( ゜д゚)…食べていいの?
給水機の水、タオルも置いてあり、身一つで来て大丈夫です。着替える場所はないので、トレーニングウエアに着替えてからがおすすめです。
エレベーターを降りたフロアにトイレがあるので、そちらでも着替えようと思えば着替えられるようです。
このジムは朝6時から営業開始と書かれているのですが、それより早い時間でも開けてくれるとチェックイン時に言われました。
私たち夫婦、朝は早い方です。旅先では4〜5時くらいには起きているので、それくらいの時間帯にジムに入れると嬉しい夫。部屋から電話をしてみると、開けてくれるとのこと!
こういうサービス嬉しいですよね。
しかし、サービスはこれだけでは終わりませんでした!
翌日も朝早くにジムに行きたいと部屋から電話したところ、「電気の付け方教えてあげるから、次回から勝手に入っていいよ」と言われたそうです。嫌味でも何でもなく、「その方が使いやすいだろう?」という優しさなのでしょうかw
ジムと同じ場所には屋外プールがあります。
場所は屋外ですが、シェラトンマニラベイの建物に囲まれているため、外部から覗かれない構造になっています!これなら安心ですね。
プールの周りにはサマーベッドが並び、人が使っていないところなら自由に使って良いようです。
ベトナムの時は、屋根付きのベッドが有料とは知らずに使ってしまい、チェックアウト時に請求を受けてしまいました…今回はタイミングが悪くプールを利用しなかったのですが、有料席があるなら、有料ってわかるように看板が欲しいです。
なかった設備・サービス
あると思っていたけれど、実際にはなかった設備・サービスをご紹介します。
なかった設備・サービスは、外貨両替とエグゼクティブラウンジの2つです。
外貨両替サービスがないのは、5つ星ホテルなのに珍しいなと思ったけれど、立地的な理由なのでしょうか?
マニラはフィリピンの首都だけれど、セブ島の方が観光地として有名だし、マニラに何がある?と言われると、見どころがそう山盛りってわけでもないですよね。
観光地となっている部分もあるけれど、宿泊したシェラトンマニラベイでは、外貨両替の需要が多くないということなのかもしれません。
なかった設備・サービスのもう1つは、エグゼクティブラウンジです。
5つ星ホテルにはよくある特別な方しか入れないラウンジです。上層階のエリアに宿泊、もしくはホテルの高ランク会員になると入れる専用ラウンジですが、残念ながら、シェラトンマニラベイにはありませんでした。
総評
シェラトンマニラベイは、接客と清潔感がめちゃくちゃ良かったホテルでした!
接客は、本当に色々助かった点が多く、困っているとすぐに「どうかしましたか?」と声をかけに来てくれます。
英語が不慣れで、適切な言葉で話せていないにも関わらず、笑顔で対応してくださって、嬉しかったぁ…!
清潔感は、かなり高いポイントでした!
浴室の隅やシャワールームの隅など、海外のホテルってどうしても汚れが落ちていない…落ちていないですよね〜。
でも、ここはそんなことがありませんでした!
日本人が思う高級ホテルをそのまま現実化したような、綺麗で清潔感あるホテル。
また、泊まりに行けるといいな〜と思っています。
2024年8月21日更新!
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