プロに聴く山の登り方
こんにちは(*´ω`)
初めからプロに聴いておけば良かったよ。と今になって思います。
けれど、自分でやってダメだった経験があるからこそですよね。
山好きの為のHP
YouTubeを見ていて、偶然にもプロの方が講師をしている『山の登り方講座』の動画を見ました。本当に偶然だったのですが、内容は「なるほど!」と納得するものばかりでしたので、是非ご紹介したいと思います(*´ω`)
見ていた動画は『山旅クラブ』と言う全国の山好き仲間へ情報提供している方々が作成したもののようです。日本山岳ガイド協会公認の登山ガイドのHPもあります。該当HPは以下へどうぞ。
山旅クラブ 日本山岳ガイド協会公認
http://timber-line.net/index.html
このサイトでは主に九州方面の登山について詳しく紹介されています。その他にも登山ガイドを行ったり、登山教室(座学)を行ったり、登山用品の買い物サポートツアーを行ったりと、様々な方向から登山する為の方法を紹介してくださっているようです。
前述の動画では、内田修市さんという講師の方が山の登り方について説明されていました。
楽に登ろう!正しい山の登り方
多くの山は麓に近いほど傾斜は緩やかです。ほぼ平坦な道が続くところもあります。その場合は、通常とおりに歩いていただいても問題ありません。
しかし、徐々に傾斜は厳しくなり、障害物も増えていきます。そんな時には歩き方を変えてみましょう(*´ω`)
- 傾斜が厳しくなってきた山道の歩幅
これは私も以前にお伝えしておりましたとおりです。1歩踏み出す幅を狭くします。
富士山で実践した時には、前に出ている足のつま先に、次に踏み出す足の踵が当たるくらいの歩幅、つまり1足分の幅しか開きません。
足幅を広げることによって1歩は大きいのですが、その分体はエネルギーを消耗します。足幅を狭くすることで無駄なエネルギーを削減し、効率よく前へと進む方法です。
1歩分でも苦しくなってきたならば、さらに半分に!そんな風にして小さな1歩を重ねていきます。
- つま先の角度は外へ
傾斜が厳しくなればなるほど、つま先は外側を向くように歩きます。
これはふくらはぎへの負担を軽減させる為です。坂道に対して真っ直ぐにつま先を向けた場合、ふくらはぎはピンと張った状態になります。この状態を続けると、あっという間に疲れ果ててしまいます。
つま先を外側に向けることでふくらはぎへの張りを和らげることができます。逆ハの字の形を意識して歩くとふくらはぎへの負担は大きく軽減できます。そして、つま先を外側に向けることで横へのフラつきが抑えられ、安定感が増します。
- 力を入れる・踏み出すのは後ろの足。前の足は添えるだけ
坂道を登っていると、意識しなければ前に出ている足で体全体を引っ張り上げるように進もうと力が入ります。この時、力を入れる足を前後で逆にすると驚くほどに楽になります。
後ろ足で踏み出す。イメージはしづらいと思いますし、実践しても意識をしてないと、つい前足で引っ張り上げようとしてしましました。けれど、後ろ足に力を入れて坂道を上ると、面白いほど楽になりました。
- 足の指先で最後まで地面を掴む・蹴る。前の足は静かに置くだけ
疲れてくると足の裏全体でぺったりぺったりと登りがちになります。それではせっかく踏み出した力も前に進む力に変わりにくいです。
つま先まで力を入れて地面を掴み、つま先全部のスナップの力を利用して踏み出すと、体に無駄な力を入れずに登ることができます。
この時、着地する足は静かに置くだけにすると良いです。体重が乗ったそのままでドシン!と置くと逆に疲れます。その上、膝や足首といった間接への負担が大きくなります。着地するときは静かに置きましょう。
- 目線は前
登っている時、どうしても足元が不安で下を見てしまいます。危険な箇所であれば足元を見て登った方が安全です。けれど少し先まで見通して、安全な足場であるとわかった道では下よりも前を向いて登ると体勢が安定します。
前述の後ろ足で踏み出す登り方では特に前を見た方が力の入れ方がわかりやすいと思います。
慣れるまでは意識を続けることが大変そうですが、慣れてしまえば体力を温存した登り方が身に付きそうです(*´ω`)
この登り方をマスターしたならば、富士山も楽勝かもしれません(`・ω・)
富士登山決行日の山と天気予報
9/7現在の予報では富士山Cランク。登山に適していない天候です(・ω・`)
天気はくもりの予報ですが、風が強い日が続くので荒れるかもしれませんね。
せっかくの今季最後のチャンスですので、できれば登りに行きたいです。