再リベンジを果たす!富士山へGO!
こんにちは(`・ω・)
突然ですが、行ってまいりました!
再リベンジ富士山です!
3度目の正直?!
7/14から始まった連休。皆さまはどうお過ごしですか?
私たち夫婦は決意を胸に富士山へ向かいました(`・ω・)!
連休の初日。夫が富士山の天気を見ていました。なんとなく登山に行こうと言い出すんじゃないかな、とは思っていました。
夫(`・ω・)「ねぇ!明日は富士山の天気が良いみたいだよ!登れるよ!」
私(;´ω`)「登れるかどうかは別としても、確かに良い天気だね。でも月曜日に予定入っていたけど、支障ない?」
夫(`・ω・)「問題ない!」
私(`・ω・)「ならば!」
色々考えても、やはり再リベンジを果たしたい私たちは土曜の内に行動食などを買い集め、万全の状態で富士山に挑みます!
私もこの再リベンジの時の為にカーフレイズや体幹を鍛えるなど、トレーニングを積んできたのですから。
何より、今回は山開きしているのでトイレの心配がありません(*´ω`)そしてご飯の心配もありません(*´ω`)少々お高くつきますが、現金さえあれば山の上ではどうにかなるので気が楽です。
高速で迷子?!
早朝から起きて、昨夜の内に済ませた道具を車に詰め込み、いざ出発した私たち(`・ω・)しかし、なぜかこんな時に限って高速で迷子になりました。
スマホのナビで運転していたのですが、地下トンネルを通過中にナビが動かなくなってしまいました。電波が届いていない?!と焦ったのですが、高速で車を停めるわけにもいかず、流されるままに進んで、少々遠いところへ進んでしましました(・ω・`)
幸先の悪いスタートに、温厚な夫が珍しくイライラして、しょげていました。
夫(´;Д;`)「あー!もう!」
それでも時間にして2時間程度の差でしかありません。少々登山のスタートは遅くなりますが、その程度のことで登山を中止するわけでもなし!
気を取り直して富士山北麓駐車場へ向かいます。
マイカー規制
山開きになると、各登山コースでマイカー規制がされます。いつもならば五合目駐車場まで車で行けるのですが、山開き中は通行禁止になります。
各登山コース指定の有料駐車場がありますので、そこへ車を停めて専用の有料シャトルバスで五合目まで向かいます。
駐車場代 1日1,000円
シャトルバス代 大人往復2,000円×2人
(´;Д;`)富士山だけの交通費で5,000円かかる。。。少々高いですが、仕方ありません。
富士スバルラインから登る吉田ルート
今回は行ったことの無いルートを選択しました。
1回目、富士宮ルート
2回目、御殿場ルート
3回目、吉田ルート(*´ω`)
一番人気の吉田ルートは、動画で見る限り歩きやすそうなのです。距離も御殿場ルートほど長くはありませんし、富士宮ルートほど岩場続きでもありません。
ここならば山頂を確実に目指せる(`・ω・)!かもしれない!
朝7時半過ぎ。駐車場には既に結構な数の車がありました。シャトルバスの待合場所には行列が。さすが富士山ですね。人気が高い!
私たちも遅れずにシャトルバスに乗りました。大きな観光バスで一度にたくさんの人を送るようです。30分に1本はあるので、時間を気にせず乗れそうです。
五合目に到着すると、更に多くの人で賑わっていました。登山に行く人、登山ツアーの集団。五合目のお土産屋さんを見に来る観光客など様々な人達がところ狭しと歩いていました。
私たち夫婦が目指すのは、お土産屋さんが並んでいる建物を突っ切ったところにある「吉田ルート五合目」の登山口です。
記念に写真を撮るつもりだったのですが、あまりの人の多さに断念しました。歩きながらまずは1枚。
吉田ルートは片道約7キロ。平均登山時間は往復で8~9時間程度です。ゆっくり歩いても順調に行けば夕方には五合目に帰ってくることができます。
果たして、この1ヶ月の筋力トレーニングは効果を発揮できるのでしょうか?楽しみと不安でドキドキします(`・ω・)
登山口に入った時点でまだ8時半くらいなのですが、下山してくる人達がかなり多いです。ご来光登山組でしょうか?
夜中登るってすごいですよね。昼間ですら厳しい道のりなのに、よく見えない夜道なんて無謀に思えてなりません(;´□`)
早速、夫と2人で登り始めました。周囲には同じように山頂を目指す人達でいっぱいです。道が広く、平坦なのでまだまだ余裕がありますが、この人数のまま徐々に狭く険しくなる山道を登るのかと思うと、別の意味で不安でした。。。
けれど、山小屋や仮設トイレのある休憩ポイントごとで人は分散し、「前にも進めない」なんて人の多さにはなりませんでした(*´ω`)良かった
過去2回とも八合目まで行っての下山だったので、私の中での分岐点は「八合目」と決まっていました。八合目到着時の時間、体調の良し悪しで山頂を目指すかを最終的に決めようと思っていました。
六~七合目の岩場道が地味に辛い!
まったくもって写真を撮る余裕さえ奪っていく岩場でした(;´ω`)基本は膝の高さまで足を上げなければ登れない岩場です。所々、両手を使わないと登れない場所が出てきます。
そして何より左右から人が入り乱れてくるので、基本的に順番に登っているとは言え、隣からいきなり人が横入りしてくるような道でした(;´□`)これが結構大変でした。
自分が登るだけでも辛い岩場なのに、視界の外から手が出てきて体当たりに近い感じで前に入ってくるんです。
岩場なので足場は不安定。横から押されたら、もちろん落下の可能性もあります(´;Д;`)
本当に怖かったし、イラだちましたね( `△´)
限界に近い状態で素が出てしまう山ですが、他人を蹴落としてまで山頂を目指すのは止めていただけないだろうか。。。落ちたらシャレになりません。
もちろん、そんな人達ばかりではなく、譲り合って助け合っている人が大勢いました。そういう気持ちに皆がなれたらいいのに(・ω・`)
到着八合目!
午前11;37。八合目に到着しました(*´ω`)!
息は上がりましたが、今までよりも体調も良く、体力もまだ十分です!これならば山頂を無理なく目指せる!
見上げる山小屋ごしの青い空が綺麗でした。冷たい風が山道を駆け上がって追い風になり、空からは太陽の真夏の日差しで熱されます。日差しは暑いのに、風は冷たくて気持ち良い登山日和でした(*´ω`)
そして、お待ちかねのランチタイム!
残念なお知らせです(・ω・`)山小屋ではご飯を食べられると思っていたんですが、どこの山小屋も休憩スペースとしても解放していなくて、入ることもできませんでした。物販はあったので、そこで軽食を買うくらいしか。。。
そこで購入!600円のカップヌードル!
通常の値段の約6倍?!高い!(*´ω`)さすが山価格!
サイズは普通サイズです。割り箸付きで、食べ終わったらゴミも回収してくださいます。
山小屋にもよるかもしれませんが、その山小屋で購入した品のゴミならば、回収してくれるようです。持ち込みや他の山小屋で購入した品のゴミは、各自で持ち帰りが基本ルールのようですね。
カップヌードル美味しかったです。スープまで飲み干したのはいつ以来でしょうか。。。(*´ω`)
10分ほどランチ休憩を取ったら、そこからまた登山開始です!ここから先は行ったことの無い道の領域!緊張と興奮で心拍数が無駄に上がりました(`・ω・)
そして、コースマップで見ていたので心の準備が出来ていた「たくさんある八合目」に惑わされずに登ります。
八合目?次も八合目?
コースマップを見ると、八合目の次は「本八合目」。その次は「八合五勺」と続きます。しかし、実際に登って数えていたら「八合目」と名のつく山小屋のある箇所は5つありました( ゚ ロ゚)多い!
「八合目」最初に着いた山小屋です。
「八合目」少し登った先にあった山小屋です。
「八合目」更に先へ登ったところにあった山小屋です。
「本八合目」コースマップにもあった山小屋です。
「八合五勺」九合目の直前の山小屋です。
(;´□`)「八合目」だけで3つある!?山小屋同士が隣り合っているわけではないんです。つづらおりを抜けて「次の山小屋だ!」と思った先に書いてあったのが「八合目」×3つだったんです。
一体どうなっているんでしょうね?(・ω・`)富士宮や御殿場ルートで肩すかしくらいまくったお蔭で、そこまで落胆はしませんでしたが、逆に笑えて来ました。
そんなたくさんある「どこかの八合目」で補給休憩を取ることにしました。思いのほか暑くて、水の消費量が予想以上だった為、山小屋で購入することにしました。
バナナ1本 150円
あんパン1個 250円
m&msチョコ 1個 200円
水500ml 1本 500円
合計 1,100円(*´ω`)物価の高さにびっくりします。まだ八合目での値段ですが、山頂に行くと100~200円加算されている物もありました。必要な物は自分で持っていくか、低いところで買っておく方がいいですね。散財しまくりです。
今回、こまめに食べて行こう!のルールに従い、こういった軽食を短時間で食べ続けていくことにしました。
体がエネルギーをちょっとずつ摂取し、消費できるので負担が少ないです。いっぺんにたくさんのご飯を食べると、体が消化にエネルギーを使ってしまうので、逆に疲れてしまったりします。
この方法は私たちに合っていたようで、「どれかの八合目」でもまだ体力に余裕は感じていました(*´ω`)そして、やはり山の上ですね。あんパンの袋がパンパンです。
ついに!山頂の風景がコレだ!
本当に見事な山頂でした。晴天の青空が私たち夫婦を祝福してくれているかのように感じるほどでした(*´ω`)
山頂の入口のような感じで設置されている白い鳥居。そのすぐ下に写真のような記念碑がありました。永田さん?という方の登山記念碑のようですね。
狛犬のいる白い鳥居を夫と2人で手を繋ぎ合って潜りました。
夫(*´ω`)「やったー!登頂!」
私(*´ω`)「登頂成功ー!」
そこらじゅうの人達がハイテンションです。
鳥居を抜けると、山頂にある久須志神社が目の前に広がります。
真上から注ぐ日光の神々しいことと言ったら、涙が出そうでした(*´ω`)
山頂からは広く広く眼下に富士の麓が広がっています。色鮮やかな新緑に、町並み。真っ白な雲が空を覆います。
しかし感慨にふけるよりもまず、お腹が空きました(・ω・`)少し歩くと、ジュースやビールが売っている売店がありました。中を見ると、色々食べている人達がいます!(`・ω・)ここはご飯食べられる場所?!
「山口屋」さんという山小屋では、食堂と売店があり、テーブルは無い昔ながらの海の家みたいな感じの所でご飯を食べることができました。
壁にかかっているメニューを見ると、うどん、ラーメン、甘酒、おでんなどなど色々なご飯があります(*´ω`)疲労MAXだった私たちは早速お店に入りました。
お店では既にたくさんの登山者が座ってご飯を食べていました。店員さんたちが忙しなく料理を作り、品出しをしています。注文方式がわからないので、とりあえず夫だけ座らせて店員さんに聞くことにしました。
私(・ω・`)ご飯のことは誰に聞けばいいのか?レジみたいな物がないし。。。
眼鏡の店員さん(*´ω`)「いらっしゃいませ。ご飯ですか?注文されました?」
うろついていたら店員さんから声をかけてくださいました。
私(・ω・`)「! 注文してもいいですか?」
眼鏡の店員さん(*´ω`)「どうぞ!」
私(*´ω`)「ラーメンとうどんを1つずつください」
眼鏡の店員さん(*´ω`)「ごめんなさい。うどんが朝で売り切れました」
私(; ゚ ロ゚)売り切れ早っ!「じ、じゃあ。ラーメンを!味噌と醤油を1つずつお願いします!」
眼鏡の店員さん(*´ω`)「はい!ありがとうございます!お金は商品と引き換えで受け取ります。料理が出来たら適当にお呼びしますので、叫んで呼んでください。それまで座ってお待ちください」
15~20畳くらいある店内でお客さんがひしめいているので、料理の待ち順はなんとなく適当のようです。それでもマナーの良い人達ばかりで「我さきに!」なんて人はいませんでした。
なんとなく自分たちがいつ注文して、次の人達があの品を注文したから、次は自分たちの料理が来るかな?みたいなそんな空気で皆さん待っていました(*´ω`)
しかし料理の出来は早かったです。座って待っていて5分もなかったと思います。
眼鏡の店員さん(*´ω`)「醤油と味噌ラーメンのお客様ー!あ、そこで待ってていいですよ」
私(*´ω`)「はい!」
眼鏡の店員さんは私のことを憶えていてくださったようで、席まで持ってきてくださいました。記憶力が良いですね。
テーブルがないので商品の受け渡しは手渡しです。店員さんはお盆にラーメンを持っているので、手が塞がっています。なので受け取りと料金の支払いはお客さん自身がやります。
眼鏡の店員さん(*´ω`)「手前と奥のが醤油と味噌のラーメンです。商品を受け取ったら、お金をお盆に置いてください。お釣りはお盆の上からお取りください」
既に用意されていたお釣りを受け取り、ラーメンGETです。
これが山頂の900円ラーメン!
やはり高い!でも美味しい!(*´ω`)塩分がジワジワと体に吸収されるのが解ります!疲れ切った体にラーメンの美味しいこと!美味しいこと!
スープまで飲み切りました(*´ω`)ご馳走様です。
ご飯を注文して食べ終わるまで約15分。相当お腹が空いていましたね(*´ω`)けれど驚きはこの直後でした。
店員さん(`・ω・)「本日ラストオーダーになります!まだご注文される方はいらっしゃいますか?」
ラストオーダー?!(; ゚ ロ゚)まだ15時だよ?!もう閉めるの?!
そもそも山小屋が何時から営業しているのかわかっていませんでした。もしかしたら、十分な営業時間なのでしょうね。宿泊客の準備もあるでしょうし。
お邪魔になるので、さっさとお店を出ました。歩いていると体温が上がるのでわかりませんでしたが、山頂の風は本当に冷たいです。座って休憩していると寒くてフリースが必要になるくらいに!
夫(*´ω`)「堪能した!帰ろう!」
私(*´ω`)「了解だ!いざ帰路へ!」
寒いのが嫌い&剣ヶ峰までの体力は無いと即座に判断し、帰路につくことにしました。
山頂滞在時間15分(*´ω`)
帰りは下るだけの簡単なお仕事です。
帰りはブル道と呼ばれるブルドーザーが通る下り坂のつづらおりを延々と下ります。
思っていたよりも砂が柔らかく、御殿場ルートの大砂走りほどではないですが、砂がクッションになってサクサク下れます。所々圧縮されたような固い地面もあるので注意が必要です。
吉田ルートの下山道には山小屋はありません。なので水や食料は購入しておくか、残しておく必要があります。
帰りは楽々~(*´ω`)と思っていたのですが、同じような道が続くので飽きます。また、六合目から登山道と合流するのですが、六合目から五合目へ向かう道が来る時よりも長く感じました。そう言えば、私たちが登る時に下山してくる人達はみな疲れ切った顔をしていたな、と思い出しました。きっと今の私たち夫婦もそんな顔をしているのでしょうね(;´ω`)
念願かなった富士山頂制覇!
夫の念願でもあり、いつの間にか私の希望にもなっていた富士山山頂を踏むと言う願い!それが今回達成することができました(*´ω`)
たくさんの人に応援していただきました。そのお蔭で努力し続けることができましたし、山頂まで登りきることができました!
応援してくださった皆様。本当にありがとうございます(*´ω`)
この夏は良い思い出ができました(*´ω`)本当に幸せです。帰宅する車の中で、夫ともこの感動をずっと話していました。
夫(*´ω`)「富士山って日本一の山を登れて本当に嬉しかった!」
私(*´ω`)「本当だよね!頑張って良かった!」
大望が叶い、夫も少しは落ち着くだろうね。と話していました。(;´ω`)まあね。そんな訳なかったね。
翌日。
夫(*´ω`)「ルート3776って知ってる?海抜0メートルから富士山の山頂を目指すプロジェクトがあるんだって!」
私(; ゚ ロ゚)何言ってんだ、こいつはぁ?!
夫の趣味は尽きません。