アラフォー夫婦旅!フィリピン危険エリア?マニラに行く!

フィリピンの首都マニラ。首都ならば安全だろうという思い込みから、何も考えずに宿泊先を決めた私たち夫婦ですが、実は「マニラやばかった(らしい…)」ということに、行ってから気が付きましたw

目次

東洋の真珠マニラってどんなトコ?

マニラの街

日本と同じ島国のフィリピン。北側にある大きなルソン島の南に位置する「マニラ」が首都。
パシッグ川とマニラ湾によって交通の要衝として栄え、16世紀にスペイン人が統治し、1898年の米西戦争によってアメリカ領となっていった。

現在の人口は、約1,348万人。
織物や電子機器の製造、ココナッツオイルや精製糖などの加工産業が主軸。
同じフィリピンのセブ島の方がリゾートとして有名ですが、首都マニラにも年間100万人ほどの観光客が訪れる人気エリアなのです。
かつては「東洋の真珠」とも呼ばれるほど美しい街だったそうですが、幾度もの戦争を終えると貧富の差が激しくなり、貧民の流入が増えることで自然とスラムが形成され、雑然とした現在の街並みが構築されていったとか…。

年間の平均気温は、26〜31度ほど。平均気温だけ見れば、日本と同じくらいかな?と想像しますが、実際には高温多湿の気候のせいで、ジットリまとわりつく湿度の高い空気が暑さと不快感を倍増させています。
なんて言ったって、最高気温は38度にもなることも!雨季を迎える直前の4、5月が最も暑くなるとか!
乾季は12〜5月、雨季は6〜11月。雨季には土砂降りの雨が一気に降ってくるため、長雨にはなりにくい気候のようです。
もちろん、おすすめ旅行シーズンは乾季。カラっと晴れたら気持ち良さそうですよね!

おすすめの服装(7月バージョン)

フィリピンは、1年の中で雨季と乾季の2つの季節があります。7月は日本では夏ですが、フィリピンは雨季真っ只中!土砂降りの雨は避けられない可能性がヒシヒシ伝わる天気予報は、毎日晴れマークと雨マークが一緒にいましたw

そんな雨季のフィリピンでおすすめの服装は、圧倒的薄着!通気性・速乾性一番!
特に、ユニクロのエアリズムシリーズの服が大活躍しました!
私は、ユニクロのウルトラストレッチエアリズムワンピースを持って行ったのですが、汗をかいてもすぐに乾くし、湿気が服の内側に篭りにくいから、湿度が高いフィリピンにいても体はだいぶ楽でした。

気温だけで見ると、7月の日本よりも気温は2〜3度ほど低いのですが、湿度が高いっ!
この湿度が不快指数を爆上げして、体力を奪い去っていくのですよ!
イメージは、サウナ!しかも、高温のミストサウナです。ミストが見えるほどではもちろんありませんが、服を着てサウナに居続けなければならないと想像したら…キッツい…

しかし、外歩き用に薄着で通気性・速乾性が良い服は必須ですが、それだけではフィリピン観光は楽しめないのですよ…屋内の冷房対策は、暑がりな男性でも必須です。
海外の方は、割と半袖で屋内も屋外も平気そうにしている姿を見かけますが、日本人って冷房耐性低くないですか?夫は特に冷え性・寒がりの部類なので、冷房対策の上着にモンベルのストームクルーザージャケット持って行ってます。まさかの登山用レインウエアw

でも、これを着てちょうど良いと感じられるほど、冷房がめちゃくちゃ強いです。
街中のカフェはもちろん、フィリピンで大人気のショッピングモールはどこも寒いと感じるほどでした。モール内の廊下などはまだ平気なのですが、店内に入るとより冷房が強くって…
上着ないと、ご飯を食べている時間でさえも寒さにやられます。

寒さに強いと自負がある人は薄手の上着で、寒さに耐性がないと自覚している人は、思っているよりも秋物の上着でもいいかもしれません。
夫の寒がりは、ちょっと規格外な感じがしますので、参考になるかしら?

持ち歩き必須荷物ご紹介!

真夏の日本以上の暑さを感じられる7月のフィリピン。快適な旅をするためには、色々とあると便利なモノを持参するのがおすすめです。
実際に、私たち夫婦が旅行で必要になった荷物をご紹介します。

  1. 日焼け止め
  2. 虫除けスプレー
  3. サングラス
  4. ハンカチ
  5. ティッシュ(ウエットも)
  6. 上着

財布、スマホのように持っていくのが当たり前のものは除外しています。それら以外で持っていると便利だったのは、この6つでした。
日焼け止めやサングラスは、日差し対策です。何もしていないと、あっという間に日焼けしてしまうので、対策をおすすめします。
日傘もあると便利かもしれませんが、安全性の面でリスクが高いイメージがあります。1本横道に入るだけで、車道も歩道もないような道路が多いので、車やバイクに引っ掛かりでもしたら大変です。

何といっても、一番のおすすめは虫除けスプレー!
フィリピンのマニラ。めちゃくちゃ虫が多い!それも蚊!
デング熱とかの危険性もあるので、虫除けスプレーないとヤバイです。街を歩いているだけで、足や腕に寄ってくるし、緑の多い公園なんかに近付こうものなら、もはや餌食ですよ…

でも、蚊は体の周りに見かけましたが、夫も私も刺されませんでした。日本の虫除けスプレーでも効果があったことに驚きですが、効果があって本当に良かったです。
(ちなみに、アース製薬「サラテクト ミスト」を使用しました。効果は抜群!)

ティッシュは、飲食時に手を拭いたりテーブルを拭いたりにも使いますが、一番はトイレです。
海外のトイレ問題…ここでもありました。
日本と違って、海外ではトイレってあまり外では行かないもののようですよね。ホテルやショッピングモールなどの施設にはありますが、街角にはないのが通常。そして、トイレには紙がないケースがほとんど。

トイレットペーパーのホルダーは壁に取り付けられているので、補充が追いついていないのか、補充する気がないのか…どちらにせよ、外のトイレのほとんどは紙がないと思っていた方がいいでしょう。
今回のフィリピン旅行では、ホテルや大きなショッピングモール以外でトイレを利用しなかったので、街中での実情は分かりませんが、ショッピングモールのトイレでも紙が切れているところが多数でした…ティッシュ持っていなかったら…(汗

フィリピンでは、トイレに紙を流しません。個室内にあるゴミ箱に捨てる形になっています。
これは配管が細いから、紙まで流すと詰まってしまうからだそうです。新しい建物でも配管がそのままの場合、トイレに紙は流せません。
トイレに入る前に、綺麗かどうか、紙はあるか、ゴミ箱はあるかをチェックしてから入るのがおすすめです。用を足してからでは…

旅の移動方法は?

ニノイ・アキノ国際空港第1ターミナルのGrabピックアップポイント

海外の移動手段と言えば、やっぱりGrabですよね!今回もGrabが大活躍してくれました!
ただ…ちょっと困った不具合もありましたので、お伝えしますね。

Grabは、タイやベトナムでも利用していたので、簡単に利用できました。久しぶりのGrabアプリだったのですが、迷って悩んで覚えたやり方って、案外忘れないものですね。
日本よりも圧倒的に安くて、タクシーに乗ってぼったくりに怯えるくらいなら、Grab呼んだ方が気楽です。料金は最初に決めるから、追加で払うことはありませんしね。

料金は、ニノイ・アキノ国際空港〜シェラトンマニラベイホテルまで約9kmの道のりで、360〜370ペソくらいでした。日本円で、900〜1,000円くらいです。
移動中って、外の景色に意識が持っていかれるので、どうしてもスリに遭いやすいですよね。Grabだったら、安全でエアコンが効いていて涼しくて。ドライバーさんによっては後部座席に向けて扇風機を置いてくれる方もいました!暑い国ならではの優しさ!

ちょっと困ったことは、2つ起きました。
1つは人為的なもので、もう1つはアプリの動作的なものです。まずは人為的な方から。

フィリピンのニノイ・アキノ国際空港に到着してすぐに、Grabを呼びました。
空港の外のレーンには、Grabのピックアップスポットが設置されていて。そこには有人カウンターがあり、おそらくGrabに慣れていない観光客向けに、Grabの設定をしてくれているのかな?という所がありました。

Grabピックアップスポットにいる状態でGrabを呼んだので、位置情報に間違いはないと思うのですが、なぜか車と合流できず…
車も同じ場所にいると表示されているし、ドライバーさんからも到着連絡が届いたのですが、そのナンバーの車が見当たらないのです〜!

悲しいのは、この間2〜3分くらいだったと思うのですが、此の僅かな時間でドライバーさんからキャンセルされてしまいました…
夫と2人で呆然と立ち尽くしましたよ。まさか、こんな呆気なくキャンセルされてしまうとは思いもしなかったです。それが、到着直後のGrabだったので、フィリピンの洗礼を受けたか…という思いでいっぱいでしたw
まぁ、タイでGrabを他の人に乗っていかれたときよりは、ダメージありませんけどね。

もう1つの困ったは、アプリの動作が安定しないことです。
問題を感じたのは、位置情報です。

出発地点と目的地にピンを指すのですが、車が向かっている最中でどちらの位置もズレるんですよ。
これには本当に困りました!
地図を開いて、自分でポイントを指定してピンを指しているならまだしも、ホテル名などを検索して出発地点や目的地を設定しているのに、車を呼んでいる途中でピンの位置がズレちゃったら、車と合流できないじゃないですか。

ガッツリこの現象が起きたとき、私は早まってズレてしまった出発地点に移動しなきゃ!と焦ってしまったんですね。それがちょうど、中央分離帯のある片道3車線道路の道の反対側…信号は500mくらい先にしかないという面倒な位置だったのですよ。

フィリピンのGrabって、3分以内に到着することがほとんどで、本当にすぐ近くにいるので待つことがありません。アプリ上でもどんどん車が近付いてくるので余計焦って、夫婦でズレた出発地点まで駆け出しました。
結果、これが面倒なことになっちゃったんですよ…

車がもうすぐ到着する!という直前で位置情報が元に戻ってしまい、今度は私たち夫婦がいる位置がスタート地点からズレてしまいました!
とんでもなく焦りました。車はもうすぐそこなんです。そんなタイミングで位置情報が修正されるなんて!

反対車線から元のスタート地点を見てみると、それらしい車が路肩に停車しました。
私(  ゜д゚)「…‥…あれかな?」
夫( ´・ω・)「あれだね…」
2人で絶望をヒシヒシと実感w 空港でのドライバーさんからのキャンセルを思うと、反対車線にもう一度戻るには5分以上かかってしまう…
また、Grab呼び直さないとな、と肩を落としていました。

でも、ここで優しさという奇跡が!
何と、ドライバーさんからメッセージが届いて、5分くらい待ってくれるとのこと!来た道を急いで戻ると、ドライバーさんは私たち夫婦に気が付いて、少し近くまで徐行して寄ってきてくれました。
私(≧▽≦)なんて有難い!

タイの時にもあった現象なのですが、今回のフィリピンでの方が状況はもっと酷かったです。スマホに表示されるピンの位置が、明確にズレて表示されたので、信じちゃった結果大変なことになってしまいました。
ドライバーさんにも、ズレて表示されるのでしょうか?
けれど、ドライバーさんは正しい位置にお迎えに来てくれたので、ピンの位置がズレるのは利用者だけ?
よくわかりませんでした。

ちょっと小噺…
マニラには、ジプニーという乗合バスのような激安移動手段もあるのを知っていますか?
小さなデコトラのような見た目をした窓のないバスなのですが、乗り降り自由で現金支払いで乗車するそうです。試しに乗ってみたかったのですが、気温35度を超える中でエアコンなしはキツいのでは?と思いました。
なぜなら、ジプニーに乗っていた現地のお兄さんの顔、死にかけていたからw
あまりの暑さに無表情だったのでしょうね。目が合っても、ぼーっとしておられました。
真夏の暑さの中で、乗車する勇気がある方はぜひ!

安心ではない観光?立ち止まると怖いかも?

マニラのサン・アグスティン教会前の客引き

フィリピンの首都マニラ。首都とはいっても、安全かというとそうでもない一面も隣り合わせという、スリリングなエリアです。
地元民すら用がなければ立ち入らないスラム街は、川を越えてすぐそこだったり、めちゃくちゃしつこい客引きがそこら中にいたり、ストリートチルドレンが車の窓越しに覗き込んできたり…

私たち夫婦が、このフィリピン旅行で特に怖い思いをしたのは2つあります。
・ストリートチルドレン
・客引き
どちらも普通の街中で起きているので、観光地や空港周辺だからといって気を抜かないように、ご注意ください。

凄い数のストリートチルドレン

まずは、ストリートチルドレンの存在です。
道路をふら〜と歩いていたり、コンビニの前に待ち構えていたり、5〜10歳くらいの小さい子供が1人きりでいるような姿がよく見られました。けれど、彼らは個人ではないと思います。なぜなら、彼らは集団でやってくるからです。
小さい子供がそれぞれ活動しているかと思いきや、一度対応してくれる人(観光客)がいると、他の子達も寄ってくるため、対応に終わりがありません。

また、運転中の車の中も窓越しに覗き込んでくるため、迂闊に窓を開けていると物売りも寄ってきて、大変なことになります。
走行中の車に?って思うでしょう?
フィリピンの道路は、時間帯に寄って事故渋滞した日本の高速並みに渋滞します。そのため、片側4車線の道路にストリートチルドレンがいるのは、よくあるんです…

私たち夫婦が乗ったGrabの車が、ホテルから空港への大きな道路の渋滞にハマったとき…ストリートチルドレンはやってきました。
前方から、車の後部座席だけを確認して歩いてくる5歳くらいの男の子。
私( ´・ω・)「なんか小さい子供が道路歩いてる」
夫( ´・ω・)「へぇ」
この時は、夫も私も道路に子供がいて危ないな〜くらいの認識。
子供 (│窓│゚∀゚)ジーーーーー
夫(  ゜д゚)
私(  ゜д゚)
子供 (│窓│゚∀゚)「●●●●」
私(  ゜д゚)何か言ってる…

外が眩しいので、両手で目の周りを囲うようにして窓にベッタリ張り付いて覗き込んでくる様は、まるで映画シャイニングの表紙のようでした…
( ´Д`)怖かった!子供なのに何をしてくるかわからなくて、怖かった!

車が動き出すと、子供は自然と離れていきました。
ちなみに、Grabのドライバーさんは日常茶飯事なのか、完全無視しておられましたw これが現地での正しい対応なのか?!

さらに驚きだったのは、中央分離帯がホームレスの家になっていること!
布で囲われていたりするのは普通で、家(?)によっては板でしっかり壁が作られていたりもしました。さらに凄いものになると、街路樹の2mほど上の部分に畳2畳ほどのツリーハウスが作られていたりと…
現地のホームレス、快適な暮らしを作る力が凄い!

しつこい?あっさり?客引き

もう1つの怖い思いは、しつこい客引きです。
日本でも客引きはしつこいですが、そんな比じゃないほどしつっこいです!

客引きは、商売があるもののエリアに必ずいます。街中なら飲食店の前、これはわかりやすいです。お店に入ってほしいので、お店の前に集団でいます。
メニューを見せて興味を引いたり、相手の母国語で話しかけて会話を始めたり。

ですが、飲食店の客引きはそこまでしつこくありません。お店の前を通り過ぎれば、それ以上追ってきませんから。
…追ってくるんですよ‥…観光地の客引きは!

追いかけられた、というよりも後ろをくっついて来られて、ずっと話しかけられ続けたのはサン・アグスティン教会、マニラ大聖堂がある古い街並みが魅力の観光スポット全域です。
…恐ろしいですよね。このエリア全体に客引きがいるんですよ。逃れられないんですよ…!

最初に遭遇したのは、サン・アグスティン教会前です。
ここでは、日本語で話しかけてきて教会の説明を延々と話していました。もちろん頼んでいません…
手には料金表とおぼしきA4サイズのラミネート加工されたカードがあり、何かしらの客引きであることは確かですが、唐突な営業開始にビビってしまい、何を話しかけられているのかも頭に入りませんでしたw

まずしつこさですが、夫婦で観光している私たちを分断するかのように話し始めて、私たちの間に入ってくるんです!
どちらかというと、男性である夫よりも女性である私を狙って話しかけている様子に、内心ではビビりまくっていました。
( ;・-・)))怖くて目が合わせられない…

夫はあまりにしつこい客引きに、教会を見るのを諦めて駆け足で敷地の外へと向かしました。
夫はこの時、私に「逃げよう」と小声で言ったそうなのですが、客引きのおじさんの声が大きくて聞き取れず(汗
気が付いた時には、私の隣には夫では客引きのおじさんがっ!

こんな状態でも日本語で話しかけてくる客引きのおじさん…
それ、逆効果じゃないでしょうか…

その後も、馬車への客引き、トライシクルというサイドカー付きの原付、観光スポットの案内・説明などの客引きが道路のそこら中にいて…ゆっくりお店や街並みを見ている余裕はありませんでした。
だって、何か見てるとすぐやってくるんだもん(汗

しかし、彼らにも担当エリアがあるようで、道路を越えると追いかけてきませんでした。エリア越えちゃうと、問題になるんでしょうね、きっと。
けれど、道路超えた先で別の客引きが待っているので、こちらにしてみればエンドレス…

客引きへの効果的な対応はコレ!

街を歩けば客引きに当たる、みたいな観光でした。どうにもゆっくり街を見て歩けなくて…
タイやベトナムにも客引きはいましたが、フィリピンの客引きの方が圧倒的にしつこかったです。街も見て歩けないとは…

しかし、2泊する旅行の中でも、しつこい客引きへの対応を見つけられましたよ。
他の観光客が客引きされているのを見ていたら、あっさり引き下がる場合としつこい場合との2パターンあることに気がついたんです。
その違いって何かな?と考えたら、最大の違いは「笑顔」と「反応」だと思いました。

日本人は海外の方からすると、ずっと笑顔でいるという印象が強いように、客引きを断る場面でも愛想笑いで受け流そうとすることが多いように思います。実際、フィリピンでも日本人観光客は笑顔で客引きを振り切ろうとして、振り切れない…状態でした。

そして、必ず断るために「反応」をします。「いらないよ」と客引きに伝えようとするための「反応」ですが、それがあるからこそ、客引きはしつこくなっているんだな、と。
だって、「無反応」の観光客にはあっさり引き下がっていましたから。

欧米の観光客は、自分には不要なサービスだと反応しないようですね。
笑顔ではなく無表情。そして、断りは手振りひとつか全く反応しない。まるで何もないかのように道を素通りしていくだけの相手には、客引きもしつこくしないとわかりました。

それがわかってからは、夫と一緒に頑張って(w)無表情で街を歩いて、しつこい客引きから逃れられました。
その犠牲となるのは、夫婦で会話しながらの街観光ですがね…
スタスタスタスタ 私((( ・-・) 夫(((( ´・ω・)
か、会話したいっ!

しつこい客引きを回避したい場合は、ぜひ無表情・無反応で歩いてみてください!
効果は絶大です!

屋台じゃないけど氷はヤバイ?!

東南アジアでは、ローカルフードがおすすめとよくありますが、ローカルフードは衛生面で不安が多く、お腹が弱い&病弱な私たち夫婦は食べられていません。食べたいのですが、食べると病院送りになってしまいそうで…
けれど、屋台のローカルフードだけがヤバい訳ではないと、今回の旅で知りました。

お腹ぐるぐるになった可能性のあるお店は、マニラ大聖堂の近くにあるカフェです。(風評被害にしたくないので、店名は伏せます)

外観は雑居ビル風ですが、内装は小洒落た素敵なカフェでした。冷房も効いていて、ゆっくりできそうなテーブル席もあり、見た目からは衛生面に不安はありません。
夫はフルーツティーを注文したのですが、おそらくはそこに入っていた氷が問題かな、と思います。なぜなら、飲んだ直後ではなく、氷が溶け出してからの時間差でお腹がぐるぐるし始めたからです。

飲んだ直後は、夫も美味しいと感じていました。ただ、若干の苦味のような変な味を感じるようで、その苦味が不安というか嫌というか。夫の第六感が何かを叫んでいたようです。
私も飲んでみたのですが、全くわかりませんw こういうところ鈍感です。

夫がこれ以上飲むのは…となったので、残りを私がいただきました。
問題は、それから1時間ほど経過してからです。
外気温は35度超え。蒸し暑い7月のフィリピンで、氷なんてすぐに溶けます。ドリンクがどんどん氷で薄まっていく中、私はそれを飲み切りました。そして、しばらくするとお腹に不穏な気配が立ち込めてきたのです…

私( ´∀`)「ねぇ夫」
夫( ´・ω・)「どうしたの?」
私( ´∀`)「さっきのフルーツティー、変な味ってどんな味だったの?」
夫( ´・ω・)「う〜ん…苦味、みたいな感じかな?どうしたの?」
私( ´∀`)「ワタシ、オナカ、ぐるぐる」
夫( ´・ω・)「大丈夫?俺もさっきからぐるぐる…」
私(  ゜д゚)「大丈夫?!」

夫婦でお腹ぐるぐるさせながら、どうにか耐え切りましたw
明確にお腹は下していませんが、その日は朝食以降に飲食したのがそのドリンクだけだったので、確実にあの氷かなって思っています。

安全なカジノ!両替レートが最も高かった!

フィリピンのオカダマニラ

日本では遊べない遊びがしたい!
ならば、カジノには絶対行っておきたいですよね!
豪華絢爛なマニラのカジノといえば、オカダマニラです。

オカダマニラは、ニノイ・アキノ国際空港からも近く、観光スポットであるSMショッピングモールからも近い湾岸エリアに立つ5つ星ホテルです。
巨大なその建物の中には、有名ブランドや飲食店が立ち並び、プールやスパなどを内包する豪華なホテルです。

しかし、オカダマニラが有名なのはホテルだけではありません。豪華絢爛なカジノが、メイン入り口の真正面に待ち構えています。その様子はまさに威風堂々、絢爛豪華、圧巻の風景です。
入り口のあまりの迫力に、つい笑いが漏れてしまいます。

現金をかけられる海外のカジノですから、中に入るのも手続きが大変なのでは?と思ったのですが、割と簡単に入れました。
以下の禁止事項を守れば、誰でも簡単に入れます。

  • バックパック(リュックサック)はクロークに預ける
  • カジノ内は撮影禁止(撮影機材を出すのもダメ)
  • サンダルなどの過度な軽装
  • その他〜…何かあった気がしますw

警備のスタッフさんが立っている隣に注意書きの看板があるのですが、スマホを取り出すと「撮影ダメ!」と怒られるので、翻訳できませんでしたw
覚えている限りでは、入場に際して上記のルールがあります。

カジノの入り口の右側にクロークがあるので、バックパック(リュックサック)はそこに預けます。ハンドバッグやショルダーバッグのような荷物なら持ち込みOKです。
ただし、パスポートや財布はクロークに預けないように。中で身分証の提示を求められたとき、持っていないと問題になります。何より紛失リスクが高いです。

また、過度な軽装はラグジュアリーを売りにするオカダマニラではNGとなります。
サンダルやハーフパンツ、クラッシュジーンズなどが該当するでしょう。私はスニーカー、ブルージーンズに綺麗目トップスという服装でしたが、立ち入りは拒否されませんでした。Tシャツでも平気です。

複数ある入り口には警備員が立ち、中にも警備員がたくさん。人は多いですが、それ以上にカジノの奥行きが広くって、1番奥までは歩き疲れて行きませんでしたw
それくらい広いです。

そんなカジノですが、中にある外貨両替所で両替したのですが、空港・ショッピングモール・街中とある両替所の中で1番レートが高かったです。
空港が0.35、街中が0.33、ショッピングモールが0.33のところ、オカダマニラのカジノは0.39でした。
微々たる違いですが、現金化するとだいぶの差だな、と感じます。

ショッピングモールは安心?

マニラのSMショッピングモール

旅行前の事前調査では、フィリピンはショッピングモール天国と聞いていました。その通り、いろんなところに巨大ショッピングモールがあるし、現在建設中だし、これからもまだまだショッピングモールが乱立するでしょうね。
特にオカダマニラがあるエリアのショッピングモールは、巨大です!一日中遊べるんじゃないかってほど大きいので、覚悟して出かけないと歩き疲れるだけで一日が終わりますw

そんなショッピングモールですが、入り口に荷物検査の警備員?警察?が待ち構えているため、一見すると中は安全なのかな?と思うのですが、何も危険物が武器とは限らないのですよ…
そうと思い知ったのは、宿泊したホテルの裏にあるロビンソンプレイスマニラというショッピングモールでの出来事です。

厳重な入り口のチェックを抜けて、大きく開いたエリアに雑貨などを売っている屋台のようなお店が並ぶのですが、その周辺をウロウロしている現地の方…なんと、偽ブランド品を売る人たちです!

個別に売っているのか、チームで売っているのか定かではありませんが、ショッピングモールに入った観光客に目を付けて、「ここからすぐのホテルでブランド品を安く買える」と誘ってきます。
写真入りの名刺を見せたり渡してきたりもしますが、安全ではないので誘いには乗らない方がいいでしょう。

また、スリが横行してもいるらしく、大きなショッピングモールだからと安心してばかりはいられないようです。
犯罪って、人が多いところに起きやすいから、どこにいても怖いですね。とはいえ、遭遇するかしないかは運ですね。

気を付けていれば安全なマニラ

海外ですので、日本ほど気を抜いて大丈夫ということはありませんでした。けれど、危険な目に遭うことはなく、無事に旅を終えられたのも事実。
スリ、置き引き、詐欺などには自分が気を付けていれば、巻き込まれにくい状況にできるのだと思います。

( *´∀`)皆様の旅も、安全で楽しい旅となりますように!

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