凄すぎたキャセイパシフィック航空!ベトナム旅行で人生初ビジネスクラス搭乗!

年末年始に旅行に行くようになってから2023年で3年目…今回のベトナム旅行はひと味違いますよっ!
(  ゜⬜︎ ゜)なんと!ビジネスクラスに搭乗します!
しかも、初の乗り継ぎ便!どうなるんだろう、この旅行?!

キャセイパシフィック航空とは?

キャセリパシフィック航空とは、香港のフラッグ・キャリア!香港を拠点とするフルサービスの航空会社です。
フラッグ・キャリアとは、その国を代表する国際線を運行する航空会社を示す呼び名です。つまり、キャセイパシフィックは、香港を代表する航空会社ということ!

実は夫が大奮発してくれて、今回の旅行では人生初のビジネスクラスに乗ります!行きも帰りもビジネスクラスだなんて、なんて贅沢!最高の年明けとなる予感しかありません!

予約時のシートタイプは期待通りにならず

人生初のビジネスクラス!そりゃ、気分は高まりますよね!
ビジネスクラスと言えば、半個室になっているラグジュアリーな広々シート!
悠々自適に過ごすフライト時間、誰にも邪魔されずに機内食が楽しめる半個室!
こんな快適シートにゆったり座って、至れり尽くせりサービスを受けながら空の旅を満喫できるなんて…!
(≧▽≦)夢のようではありませんか!

キャセイパシフィック航空ビジネスクラス座席表

優雅にお茶飲んだり、ご飯食べたり、寝転がっても周囲の目を気にせずのんびりできるという、まさに夢のシート!
これに乗るのが夢だったのよぉ(≧▽≦)!

でも、残念なことに…搭乗予定の機材は、ビジネスクラスでもプレムアムエコノミーみたいな座席配置の機材だったんです…
2-3-2列か2-2-2列の見た目普通な、なんかアレなヤツ…
その上、最初に搭乗する羽田空港〜香港空港間は、夫と席が離れるという始末。出だしから好調とはいかないようですね。

キャセイパシフィック航空ビジネスクラス座席表

今回は行き帰りとも香港空港での乗り継ぎがある便で予約していて、東京〜ベトナム間で合計4便に搭乗します。その内の3便がプレミアムエコノミー風なビジネスクラスで…

妻(;>△<)「せっかくのビジネスクラスなのに!お願いだよ!どうか半個室シートに!1-2-1列シートに座らせてください!」
出発当日までずっと願い続けていましたw
しかし、予定はきっちり遂行されて、予定通りのシートタイプの機材に乗ることになりました。

これもビジネス?オープンタイプのシート

実際に乗れたのは2-3-2列、2-2-2列のプレミアムエコノミーのようなビジネスクラスです。こちらは短距離運行に使われる機材だと、キャセイパシフィックの公式サイトに記載されていました。
日本〜香港間って、短距離って認識だったのか…世界は広いな…

でも!これはこれで快適でした(≧▽≦)!
席の幅は一般的日本人ならば、左右に余裕を感じられるサイズ感!
前席との距離感は、身長162cmの私では、荷物を置くスペースの壁に足が届きませんw
身長175cmの夫でも、荷物を置かなければ足を伸ばせる長さがありました。

キャセイパシフィック航空2-2-2列のビジネスクラスシート

この足元のスペースもビジネスクラスとエコノミーでは違っていて、エコノミーでは前席との間に壁がない状態ですが、ビジネスクラスでは前席との間に壁があるので、荷物を置いても前席に座っている人の足が自分の荷物にぶつかりません。
リクライニングを100%倒しちゃうと、162cmでも荷物が邪魔で足を伸ばしきれませんでした。フットレストを上げ切らなければ、前に置いた荷物には足がぶつかりません。

地味に嬉しい。私は周りの迷惑になりたくない小心者なので、荷物の置き場とか置き方とか、めっちゃ気にしてしまうタイプです。
ビジネスクラスに乗れば、そういった小さいことを気にかけずに自分の好きにのんびりできて。長時間の空の旅がもっと快適になりました。

また、ビジネスクラスはエコノミーよりも人数が少ないため、上部の荷物棚は取り合いにならないのが嬉しいw
私たち夫婦の上の棚は、自分たちの荷物しか入っていないような状態でした。お土産の山!という感じの荷物がほとんどなく、1人分の手荷物だけといった感じの人たちばかりだったからかな。
荷物の置き場に困ることはなく、安心・快適な空の旅が楽しめました。

ちょっと意外だと感じたのはリクライニングです!シートの倒れ方がエコノミーと違うんですね!
2-3-2列、2-2-2列のビジネスクラスのシートのリクライニングは、ただ背もたれが後ろに下がるわけではないんですね!

キャセイパシフィック航空2-3-2列のビジネスクラスシート

背もたれは後ろに下がりつつ、それに合わせて座面が少し上がっていく感じがしました。フルフラットにはなりませんが、エコノミーよりフルフラットに近い!だいぶ近いです!感動!
フットレストも別に上げられるので、好みの角度でのんびりできました。

1番の感動は、後ろや横の席の人にリクライニングの影響がないことですね!
ビジネスクラスの座席は、座席の背面が壁になっていて、後ろの席の人のディスプレイはその壁に付いています。だから、リクライニングしても後ろの人のディスプレイやテーブルに影響がありません。これは隣の席にも同じです。

これまでの飛行機旅では、後ろの人の迷惑かな?と思ってリクライニング全くしてこなかったんですよ。1番後ろの席になった時に初めてリクライニングしましたw
リクライニングができないと首と肩と腰が死にますねw 到着するころには体がガッチガチでした。周りに迷惑をかける心配がないので、遠慮なくリクライニングでした旅です。リクライニングって最高〜!

キャセイパシフィック航空2-2-2列のビジネスクラスシート

ディスプレイも心なしかエコノミーよりも大きな気がします。と搭乗した際には思っていたんですが、こうして編集しながら映像を見てみると、エコノミーとたいして変わらないかもしれませんね。「ビジネスクラス凄い!」って気持ちが、大きい印象を与えていたようですw
妻、めっちゃ舞い上がってますw

1-2-1列のビジネスクラスのディスプレイは、圧倒的に大きかったです!
やはり搭乗する機材によって、クラスが同じでも仕様が全く違っていますね。1-2-1列の長距離運行用機材は、2-3-2列や2-2-2列と全く違って、「これぞビジネスクラス!」といった感じです!

これぞビジネス!半個室空間シート!

帰りの便で、ホーチミンから乗り継ぎ空港の香港へと、たった1〜2時間ですが、キャセイパシフィックの最高のサービスとシートに座ってきました!
これぞビジネスクラス(≧▽≦)!待ってたよ!

キャセイパシフィック航空1-2-1列のビジネスクラスシート

1-2-1列のビジネスクラスシート!
席が通路に対して傾いているの、わかりますか?着席すると、周りの人と視線が交わりません!めちゃくちゃプライベート感があるシートです!
これに座ってみたかったぁ…!夫、ありがとう!

キャセイパシフィック航空1-2-1列のビジネスクラスシート

見てください…この足元の広さを!
リクライニングをしない状態では、足元が広々すぎて、奥に置いた荷物にすら届きませんw
フルフラット状態に倒しても、荷物を脇に避けておけば、身長162cmの私は足を伸ばすスペースも確保できました!なんてこと!こんなに広いなんて!

ビジネスクラス最強!
全席がこのシートタイプになれば、窮屈なんて言葉から解放される!

キャセイパシフィック航空1-2-1列のビジネスクラスシート

シートのリクライニングやディスプレイのリモコン、充電用コンセントなどは全て手元に揃えられています。シートから立ち上がる必要なんてないないw
ふかふかの大きなヘッドホンは、専用ケースに入れられての登場には動画そのままで感動しました!しかも、ケースの裏面は鏡になっていて、ちょっとしたお化粧直しに使えそうです。
読書灯は2段階に明るさが設定できて、リモコンのすぐ隣にあるので、角度の設定も簡単でした。

キャセイパシフィック航空1-2-1列のビジネスクラスシート

驚くのはまだ早かった…まだまだ収納スペースが出てくるw
500mlのペットボトルが楽々入る深さ・高さのある収納スペースは、座席の脇に。テーブルの下に位置しています。ちょっとした雑誌やノートパソコンなんかも余裕で入りそうです。

座席の下というか、通路側の肘掛けの下にはスライドドア式の収納スペースが隠れていました!
これ、何を入れればいいんですかw もう何も入れる荷物がありませんw
場所からして、靴を入れておきそうな収納かな?と思ったんですが、間違って靴を入れて汚してはいけないので、何も入れませんでした。

しかも、上着を引っ掛けておくスペースもあるから、自分のスペース内に全部の荷物が置いておける!
ビジネスクラスって、こんなに収納が多いんですね!
これなら、お土産たくさん買っちゃっても、寒さ対策で上着が何着か持ってきていても、荷物を置く場所に困りません!
ビジネスクラスー(≧▽≦)最高だー!

キャセイパシフィック航空1-2-1列のビジネスクラスシート

ビジネスクラスのディスプレイは、離着陸時は壁面に収納されています。ディスプレイを出していない状態では、隣の夫の席のディスプレイがよく見える状態ですw
ディスプレイを出すには、端にある銀色のボタンを押し込むことで、飛び出す仕様になっています。

基本的にはお客様が操作しますが、機内の安全についての動画が再生されている時にディスプレイを収納したままにしていると、客室乗務員さんがディスプレイを見えやすいように出してくれます。

1-2-1列のビジネスクラスのディスプレイは、大きかった!
シートとディスプレイの距離が2-3-2列や2-2-2列と違って遠いので、大きめのディスプレイを設置しているのでしょうね。この辺りの贅沢仕様も堪りません!

機内食は選択制!狙いはハーゲンダッツ!

機内食はシートタイプに関わらず、同レベルのものが提供されていると思いました。食事メニューは飛行する時間帯によって変わるので、私たち夫婦はランチ・軽食・ディナーを合計5食分いただくことになりました。
(1月2日の羽田空港での事故によって、帰りの便が香港空港へ折り返し、変更になりました。それについては別途詳しく記事にする予定です)

キャセイパシフィック航空ドリンクメニュー

ドリンクメニューは、どの時間帯でも変化はほとんどありませんでした。一部あったりなかったりしますが、ほとんど同じメニューが提供されるようです。
ワインなどのアルコールメニューについては…普段からお酒を飲まないので、これだけの種類があれば十分なのでしょうか?

ページは、左半分に英語表記、右半分に中国語表記で同じ内容が掲載されています。
どちらか一方が読めれば、注文に支障はないでしょう。また、離陸前ならばその国の電波が使用できるので、離陸する前に翻訳しておくと、注文に悩みません。

キャセイパシフィック航空食事メニュー
画質が悪くてごめんなさい💦

こちらが行きの便の食事メニューです。
羽田空港を午前10時頃に出発しているので、まずはランチメニューから提供されました。乗り継ぎ便は午後16時すぎだったため、軽食メニューの提供となりました。

ランチメニューの3つの前菜は全ていただけました。選択制なのは、メインとデザートです。それぞれ3つの中から1つ選ぶ形式のようです。
客室乗務員の方々がそれぞれ聞き回っていますが、ウエルカムドリンクやおしぼりの配布などでも忙しく、離陸直前までメニューの確認に時間がかかる様子が見られました。

キャセイパシフィック航空食事メニュー
こちらも画像が悪い💦

こちらは帰りの便です。
帰りは午前11時すぎに出発する便からだったので、こちらもランチから提供されました。乗り継ぎ便ではディナータイムとなっていたようで、しっかりディナーメニューがいただけました。

どの便の食事もしっかりと量があり、空腹状態になれないw
飲み物も食前と食事と一緒に持ってきてくれる分と2杯分あって、お腹がタプタプです。
冷たいドリンクも温かいドリンクも種類があって、エコノミーと違って事前にメニューがわかるから、悩める時間があるのが嬉しいです。

エコノミーでは、どんなドリンクがあるかわからないまま、目の前にあるジュースかコーヒーしか選べなかったので。「選べる自由」があるって最高ですね!

では、合計5食もあったキャセイパシフィック航空の機内食から、一番印象に残った最初のランチメニューをご紹介します。
まずは、前菜が3つのプレートでそれぞれ提供され、1つだけ大きなお皿で提供されました。
そう!この時、前菜メニューもメインと同じく3つあって、何かしら選んだような記憶が朧げにあるんですよ…(もうすでに朧げですw)

でも、先に配膳された夫を見てみると、前菜が3つもあるので選ぶ必要なかったのかな?と思っていたら、やっぱり中央の大きなお皿は選んだ前菜だったようです。

キャセイパシフィック航空食事メニュー

私が選んだ前菜は、プロシュートとトマト、モッツァレラのティンバーという料理名でした。料理名からはどんな料理か全く想像できていなかったのでw 配膳されてから「この料理で合っているのか、わからない…」といった感じで見ていましたw
一応モッツァレラっぽいのとプロシュートっぽいものが見えるので、間違ってはいないでしょう。

機内食で冷たいお蕎麦ってビックリだったんですが、日本のお蕎麦そのままといった感じで、風味もきちんと蕎麦してました!
刻み海苔のパックと麺つゆボトルが別添えになっているので、海苔はパリっと、蕎麦はキリッとした美味しい状態でいただけたのには感動しました。他国の料理なのに、ここまでしっかり作り込んでくれるんですね。

帰りの便では素麺が同じように提供されたのですが、こちらも絶品でした!
のびやすい麺のはずなのに、全然のびた食感がなくて、程よい茹で加減と麺つゆの濃度!薬味も色々と載せられて、日本人も満足する一品です。

パンはおかわり自由のようで、食べ終えると「まだいる?」と聞きにきてくれました。
噂に聞いていたキャセイパシフィックのガーリックトースト!美味しかったぁ!
じわっっとバターが染み出して、ガーリックの香りが美味しいー!!
上空だと味覚が落ちますよね。地上よりもガーリックの風味はちょっと劣るように感じられますが、これ以上のガーリックは危険でしょうね。

前菜が終わると、メインの前菜の皿だけが下げられて、お盆はそのままです。そこにメインのメニューが配膳される仕組みになっていました。
メイン料理は、アンガスビーフを選択!
メニューには料理名や食材名が書かれているのですが、読んでも全く意味がわからない!料理が想像できないんですw

そこで、ポークかビーフかチキンかみたいな感じで、主要な食材を見て決めました。
調理法は色々あっても、食材の味は変わらないしね。
アンガスビーフはおそらくステーキっぽいのでは?と想像したとおり、ステーキで登場です!

このアンガスビーフのステーキ、「ここは地上のレストランなの?」と思えるくらい、柔らかく仕上がっていました!これには本当にびっくりです!
だって、ここは地上何百メートルも上空の飛行機の中なんですもの!調理だって、温め直すくらいしかできないはずなのに!

あ〜もう最高です。何から何まで最高の食事です。
…あとは最後のデザートさえあればw

キャセイパシフィック航空食事メニュー

狙うはもちろんハーゲンダッツ!
この日のために…この日のために1年間アイスクリームを我慢してきました!
とうとう解禁される日がやってきたのですっ!

行きの香港〜ホーチミン間は軽食だったため、デザートはチョコケーキが提供されました。ハーゲンダッツではなかったのは残念でしたが、最後の帰りの便ではフルーツ盛りとハーゲンダッツと両方頼んでしまいましたw
まさか両方選べるとは思わず、誤算の喜び!

このハーゲンダッツで嬉しいのは、日本でよく販売しているミニカップではなく、通常のサイズだということ。ミニカップよりも量があり、高さのあるカップは日本では見かけません。
これが食べられるなんて…アイスを頬張った瞬間、私は幸せに満ち溢れていることを知りました…

運行する便によってフレーバーはさまざまで、バニラと抹茶だけ共通していましたね。他は、キャラメルやマンゴーなど、違ったフレーバーが選べました。
色々なフレーバーがある中で、私が選んだのは定番中のど定番ばかりw 1年もアイスクリームを食べるのを我慢していたせいか、定番のフレーバーばかりが恋しくなってしまいました。
(*´∀`)いやはや本当に至福!至福!

無料アメニティ?何がもらえる?

キャセイパシフィック航空のビジネスクラスといえば、無料でいただけちゃう種類豊富なアメニティが楽しみでした!
アイマスクやネックピロー、歯ブラシなどの必需品もあると動画で見ていたので、何が出るかな!といった期待感にドキドキしながら搭乗したのですが、なぜかどの便にもアメニティグッズが置いてありませんでした。

期待していた1-2-1列のビジネスクラスでも、アメニティグッズは何1つなく…
どうして?と疑問符ばかりが頭をよぎりましたが、それよりも目の前の豪華な食事に気持ちが満たされて、帰国するまでスッカリw

もしかしたら搭乗する時間帯によって、アメニティの有無があるのでしょうか?
今回の搭乗便は4便で、それぞれ次のような時間と行き先で搭乗しています。

  • 10:10 羽田空港発〜14:20 香港空港で乗り継ぎ
  • 16:45 香港空港〜18:35 タンソンニャット空港
  • 11:35 タンソンニャット空港〜15:20 香港空港で乗り継ぎ
  • 16:25 香港空港〜21:15 羽田空港

アメニティが付く便は夜の便なのでしょうか?
歯ブラシやハンドクリーム、アイマスクなど、キャセイパシフィックのロゴマークが入ったポーチに入れられて〜…と予想していたのですが、どこにも見つからず…

キャセイパシフィックの公式サイトでは、長距離便でご利用できると記載があったのですが…羽田空港〜タンソンニャット空港は長距離ではないと?
確かに香港空港乗り継ぎを挟みましたが…香港空港〜羽田空港も短距離と認識されている…⁈誰か教えていただけると助かります!

ドリンクはオールフリー!無料!

今回の便で確認できた無料なもの!それはドリンクです!一年かけて覚えつつある拙い英語で聞いたところ、ドリンクは無料とのお答えをいただきました!

日本でも、基本的なソフトドリンクは無料ですが、高価なお酒は有料ってありますよね。夫も私もアルコールを飲まないので、お酒までは確認しなかった!メニューには金額表示はなかったので、おそらくこのメニューの中のドリンクは無料だと思います。

また、ビジネスクラス以上で提供されるウエルカムドリンク。こちらは搭乗するとすぐに客室乗務員の方がお盆にいくつか種類を持ってきてくださいます。

キャセイパシフィック航空ウエルカムドリンク
  • シャンパン
  • オレンジジュース
  • キャセイ・デイライト(キャセイパシフィックオリジナルドリンク)

確か、炭酸水もあったかな?常時この3〜4種類くらいをお盆に載せて提供して回っていて、たまに欲しいドリンクがお盆にないことがありますが、言えば持ってきてもらえると思います。

実は私…人生初のビジネスクラスを祝って、シャンパンを飲もうと思っていたんですよねw
普段はお酒を飲まないし(体質でほとんど飲めません)、年末年始で初ビジネスクラス搭乗だし、せっかくだからとシュワシュワなお酒をいただこうかと…

夫( ´・ω・)「疲れている時にお酒を飲むと、酔いやすいよ」
妻( ´∀`)「疲れっていっても、出発する時なら大丈夫かなって!」
夫( ´・ω・)「妻。悪い酔いしちゃわない?」
妻(; ´∀`)「いやぁ〜…ないとは言い切れない…」
夫( ´・ω・)「やめておきなさい」
妻(;>△<)「…うん。そうする」
出発早々、無理は禁物ですよねw 夫に諭され、オレンジジュースや水だけをいただいたお陰で、空の上で悪酔いすることなく美味しく食事やハーゲンダッツをいただけました。

羽田空港ラウンジ最高!これぞラグジュアリー!

キャセイパシフィック航空の羽田空港ラウンジ

これぞラグジュアリー!と呼んでしまうほど、羽田空港のキャセイパシフィックラウンジは最高の場所でした!
(*´∀`)できれば、ずっとここに居たい…

異なるタイプのソファーが置かれ、大体3つくらいのタイプ別に分けられたラウンジです。
入り口を入って左側には、ご飯を注文できるキッチンカウンター前があり、その前に飲食に適したテーブルタイプがいくつか配置されています。
中央には足の高い椅子が配置されたカウンタータイプ。その窓際には1人用ソファーがずらりと並びます。
入り口から右奥には、ゆったり足を伸ばして座れる広々したソファー。
この3タイプに分けられた感じです。写真は入り口から右奥のソファータイプです。

キャセイパシフィックラウンジで有名なワンタン麺、フレンチトーストは、入り口から左側のキッチンカウンターで注文できます。
注文方法は、カウンター前にいる店員さんに注文すると、フードコートでもらえる音や振動が鳴る番号札が渡されます。これが振動すれば、料理ができた合図なので、自分でカウンターまで取りに行きます。
音が鳴らないタイプなので、ご注意ください。

キャセイパシフィック航空の羽田空港ラウンジ

注文できるメニューは5〜6種類ほど。
キャセイパシフィック航空で有名なワンタン麺、担々麺、フレンチトーストなどがあります。
この注文カウンターの隣にはドリンクバーの機械が置いてあり、自分で好きなドリンクが飲み放題!しかも、グラスに自動で注がれる生ビールサーバーも!

キャセイパシフィック航空の羽田空港ラウンジ

右に進んだ1番奥のバーカウンターでは、様々なドリンクが注文できます。
ワイン赤白、ビール、ウイスキー、クラシックカクテル、ノンアルコールカクテル、フルーツジュース、ソフトドリンク、コーヒー、紅茶などです。
メニューはカウンターにあります。クラシックカクテルの種類だけでもかなりの数があるので、滞在時間は飲み物に困りませんね。

キャセイパシフィック航空の羽田空港ラウンジ

入り口を入ってすぐ左の軽食カウンターでは、サラダやパン、チーズやプチスイーツが置いてある夢のカウンターです。
ケースに入ったサラダやチーズなど、好きな個数だけお皿に取り分けていただけます。デザートなど、自分で取るものもありました。

キャセイパシフィック航空の羽田空港ラウンジ

いただいたのは、もちろん美味しいと噂のワンタン麺とフレンチトースト!
この2品は絶対食べた方が良いと、おすすめしたくなる美味しさでした。

ワンタン麺はクセがなく、あっさりした出汁が効いたスープが空腹のお腹に染み渡って、ジワ〜っと温めてくれました。
このスープで胃袋を優しく起こしたら、続いては麺!見た目は細麺の中華麺ですが、食べてみるとまるで素麺のような柔らかい食感!いや、茹ですぎってわけではないんです。味わいが素麺のような中華麺のような、どちらとも決めきれない程よい柔らかい優しい味わいが、口の中に漂っていくんです。優しいスープと共にっ!

妻(*´∀`)これは…胃袋に染み渡るぅ!
朝は出発準備に忙しく、空港に着いたらチェックインの列に並び、12月の寒空の下で何にも食べていない空っぽの胃袋を、驚かせもせずに優しく包み込んでくれるワンタン麺…これは食という名のセラピーですね。

豚肉がたっぷり包み込まれたワンタンと、エグみのない小松菜が食感にも味にもアクセントを加えてくれていて、食べやすいワンタン麺でした。

でも、まだこれで終わりではありませんよ。デザートという名のフレンチトーストが待ち構えていますw
フレンチトーストは、見た目は緩い卵焼きのようなフォルムですが、外側がパリッと焼かれていて、中はふっくら…かと思いきや!プルルンとしただし巻き卵のような食感を残すフレンチトーストです!

ふわふわでも、しっとりでもないフレンチトースト…ちょっとクセになりそうな食感ですね。トロけそうでいて、トロけていかないw プリンのようでいてプリンではないこの味と食感…ぜひ食べてみてほしいです。

他にもプリンやあんみつ、ミニケーキやチョコレートなど盛りだくさんなメニューが並んでいます。ここで数時間待機と言われても、私は文句を言いませんよw できればもっと長時間居座っても良いと思えるくらい心地よいラウンジでした。

キャセイパシフィックのラウンジは、羽田空港と香港空港それぞれを利用しましたが、施設の広さや清潔度、注文のしやすさなどは羽田空港のラウンジが1番だと思いました。
香港空港のラウンジの1つの方が広さはありますが、広すぎて自分の席に戻るのが大変という…
それでは、ここから先は香港空港で利用しらキャセイパシフィック航空の3つのラウンジをご紹介します。

香港空港のラウンジは3つ!どこでも使える?

香港空港では、キャセイパシフィック航空は3つのラウンジを持っています。
ピア、ウィング、デッキの3つです。それぞれコンセプトが異なっており、置かれているテーブルやソファーのタイプと数が、それぞれのラウンジで違います。

キャセイパシフィック航空香港空港のラウンジ「ピア」

ピアは、ターミナル1の63番ゲート付近のラウンジです。
1番広くて(というか奥行きが長い)席数が多いラウンジでした。こちらはソファー席が大部分を占めており、ガラスの間仕切りによって窓際と施設側とにスペースが分けられています。

入り口は端の方に設置されているので、一方向に進めば良いのは迷わなくて良い点なのですが、奥行きが長いw
奥に行くほど薄暗い照明にしているせいか、奥がどこまであるのかパッと見でわかりません。これがまた広さを演出しているのでしょうね。

ほとんどの席でUSB充電が可能です。テーブルに黒い取っ手が付いていて、それを引くと差し込み口があります。
無料のWi-Fiもありますが、こちらは利用者が多すぎるせいか、快適な速さではありませんでした。タイミングが良ければ、十分な速さがあるのかもしれませんね。

ウィングは、ターミナル1の2番ゲート付近のラウンジです。
搭乗口を見渡せる吹き抜けのようなラウンジで、ソファー席をメインに、半個室のようになる壁の高いソファー席がいくつか設置されていました。
香港のBFタイプのコンセントが席の近くにあるため、変換プラグを持っていれば充電には困らないですね。

こちらのラウンジを利用したのは、羽田空港の事故によって急遽飛行機を変更したため、臨時で利用できるようにしてもらえました。
そのため、疲れ果てて映像には残していません…あしからず。

キャセイパシフィック航空香港空港のラウンジ「デッキ」

最後は、デッキです。ターミナル1の6番ゲート付近にあるラウンジです。こちらが1番小さいラウンジだと思われます。
搭乗口の上にある吹き抜けフロアに作られた構造で、一部は写真のようなオープンスペースになっています。ガラスの間仕切りの後ろにはソファー席がありますが、席数が少ないです。
全ての席で充電ができるようにはなっていないため、充電ができない端の席は人気があまりないようでした。

香港空港のどのラウンジでも、麺類などの温かいメニューやカクテルなどのドリンクメニューがカウンターで注文できます。
そんなに混んでいませんが、なぜか注文したいタイミングって人と被りませんか?私が注文しに行こうと思ったら、5〜6人ほどが並んでいたため断念しました。
デッキに滞在できる時間は30分ほどしかなく、注文すると食べ終わりそうになかったので。
残念です。今度行くときは、本場のワンタン麺が食べたいです。

CAさんの接客は?

キャセイパシフィック航空は香港を拠点とする航空会社です。日本のフルサービスとはどのような違いがあるのか、会話が通じないことに面倒臭がられないかと心配していましたが、そんな心配は不要でしたね。
めっちゃ接客素敵(≧▽≦)!

私たち夫婦は、英語初心者といっても過言ではないほどの初心者ですw 中学英語でわからないところが多々あるくらいの初心者っぷりですので、ヒアリングはほとんどできませんw
自信満々に言うのもお恥ずかしいですが、それくらい英語ができない夫婦でもどうにか旅ができています。

そんな私たち夫婦に対しても、客室乗務員の方々はなんとか意思の疎通を図ろうと頑張ってくださいました!
ある方はカタコトの日本語で、ある方は手に持ったタブレットを見せながら、ある方は何度も繰り返しながら。その人なりのやり方で意思疎通を図ろうとしてくださって、本当に助かりました。

基本的に話す内容といえば、ドリンクと食事のメニュー選択の場面しかありませんが、説明されるほとんどの内容がわからないんですよ。答えようがないじゃないですか。
それでも、何とか聞き取ろうとするこちらを汲み取ってくださる姿勢が見えて、心配や不安が薄れました。

1番の出来事は、羽田空港の事故によって上空で急遽進路を変更した時の対応です。この内容は別途記事にまとめていますが、この出来事は本当に忘れられない出来事となりました。
客室乗務員の方も、対応してくれた親切な乗客の方も、本当にありがとうございました。親切な方々がいたことを、ここに書き残しておきたいと思います。

なんやかんかとあった人生初のビジネスクラスは、天国のような幸福な空間が、体感時間1〜2時間といった感じで、あっという間に終わってしまいました。
普段は移動時間が面倒で暇で仕方がないのですが、今回は「もうちょっとここでゆっくりしたいな」と思える素敵な時間を過ごせました!

次回はどんな場所へ行こうか、夫と相談中です。
きっとまた、今まで感じたことのない体験が待っているんだろうと思うと、ワクワクと同時に小心者な私の心臓がバクバクしています。

2024年1月14日更新!
キャセイパシフィックのビジネスクラス搭乗動画をYouTubeにUPしました!
映像でもぜひご覧ください(*´∀`)!

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