テント内レイアウトの悩み。サーカスTCを広く使うにはどこに何を置けばいい?

快適にキャンプしたいのに、テント内で動きにくいことありませんか?
2回の冬キャンプを経験してみて、快適キャンプの為に改善した点、新たに見つけた問題点をご紹介します。

目次

 

テント内を快適にしたい!

2回の冬キャンプを行なって、改めてテント内レイアウトの大切さを実感しました。見た目だけじゃなくて、実用的でないと、ただでさえ不便なキャンプがより不便になりますね。

まずは、おさらい。
1回目の冬キャンプの時に感じた不便さは主に次の点です。

  • テントの出入りがしにくい
  • テント内の動線が遮断されていて動きにくい
  • 荷物が平置きで物が散らばる
  • 物を置ける場所がない

これらを解消する為に、テント内レイアウトを変更しました。
そこで得られた快適性と問題点をまとめました。

 

冬キャンプ向けテント内レイアウトを試してみた

2回目の冬キャンプとなった浩庵キャンプ場では、1回目よりも快適なキャンプになりましたが、やはりまだまだ熟練していない感があって、面倒だと感じた場面がいくつかありました。
それをご紹介する前に、まず変更したレイアウトを図解します。

テント内レイアウト図
2回目の冬キャンプ「浩庵キャンプ場」

サーカスTCの中央にあるポールを基準に、左右対称になる配置を心がけました。どちらかに荷物が偏ると、出入りがしにくいと思ったからです。
快適さは1回目の冬キャンプよりも増しました。
ちなみに、1回目のテント内レイアウトは、こんな感じです。

富士山YMCAグローバルエコヴィレッジにてテントレイアウト
1回目の冬キャンプ「富士山YMCA」

1回目はインナーテントを置き、カンガルースタイルで挑みましたが、これが意外とスペースを取り、奥の荷物を取るのもひと苦労でした。
入り口に近い椅子に座っている人は、荷物を取ることさえもできない配置だったので、荷物を取ってもらうのをお願いするしかなく、お互いにストレスに…

この問題を解消する為にやったのは、次の2点です。
インナーテントをやめて、コット泊に。
荷物を立体的に置けるスペースを作る。
それぞれの結果を詳しくご紹介します。

 

インナーテントからコットで広さ獲得!

インナーテントが思っていたよりもテント内を圧迫していたので、やめることにしました。それほど暖かさがあるわけでもなく、防寒に必要な対策でもなかったので夫もあっさり納得です。

インナーテントの代わりには、コットを利用しました。
夫はDODの「ワイドキャンピングベッド」です。ロータイプのコットで、鮮やかな緑と紫のラインが特徴的。購入から6年くらい経過しているので、ベッドシートがやや伸びてきているのが気になっているようです。

私は持っていなかったので、新しく購入しました。WAQの「2WAYフォールディングコット」です。ベッドシートの張りが強く、新品時は沈み込みを感じられないほど!

このコットを使用した2回目の冬キャンプでは、思っていた通りにスペースが広がりました。
寝場所を一箇所から二箇所に増やしたことで、余計に狭くなる可能性も考えられたんですが、WAQのハイコットの下に荷物を収納することで、平置きになっていた荷物が隠れ、スペースを生み出してくれました!

コットだから座ることもできるし、寝ることもできるし。夜間は椅子を片付けて、コットだけにすれば、テント内はより広くなるかもしれませんが、やっぱり椅子は椅子で欲しいです。

 

収納棚は必須だった!

荷物の平置きは、キャンプと相性最悪だということがわかったので、2回目の冬キャンプに向けて、コーナンの3段ラックを購入しました。
荷物を平ではなく、立体に置けば、人が動けるだけのスペースを生み出せるかと思って。

思った通りの効果を発揮してくれました!
コーナンの3段ラックは、静止荷重で5kgまでしか乗せられません。ほとんど荷物乗らないんじゃない?と思っていたんですが、細々した物を奥にはちょうど良く、おそらく荷重も制限範囲内に収まっていたかと。

何より立体収納になったことで、荷物が取り出しやすいんです!
一番上はテーブル代わりにもなるし、2段目3段目は使う頻度が低い物を置いておくのに適しています。

難点は、一番下の段が地面とほぼ同じ高さになるので、地面が濡れていたり、草地だったりすると、荷物が埋もれてしまう可能性がありそうです。

また、初めて使うせいだとは思いますが、何を置いていいかわからない…
利用して便利だとは思ったんですが、もっと置く物を選別すれば、もっと便利に使えそうな気がするんです。まだまだキャンプギアに慣れていないので、これから改善をしていきたい部分です。

 

動線をどこに置くかが問題

2回の冬キャンプを終えて感じたのは、テント内の動線をどこに置くかという点です。
引きこもりキャンプなら、テントに入ったら動かないんじゃない?と思っていたんですが、撮影やら調理やらで意外と動きました。

手を伸ばせば届きそうで届かないテーブルの上の荷物や、ラックの一番下の荷物、デッドスペースに置いた薪の取り出しなどで意外と動き回ることが多くて、その度に椅子をズラしたり、相手に取ってもらったりを繰り返していたので、落ち着いてキャンプしていた気がしません。

理想は、「手を伸ばせば荷物に届き、椅子や相手を動かすことなくテント内を動き回れる動線がある状態」です。
YouTubeで見たキャンプ動画は、もっと快適でゆったりまったりしていたような気がするんです。あれを目指したい!

 

前室は作るべき?

テント内スペースは限りがあるので、拡張するなら前室が欲しいところです。
前室を作るとしたら、タープは必須かなと。

テントの前にタープを張れば、簡易な屋根や壁になるので、テント内のスペースをより広くすることが可能にはなります。
ただ、タープの下に置いた荷物は夜間もそのままでいいのか、風が強くなったら荷物をテントに収納しきれるのかなどの問題もあり、とりあえずタープ張っておけばいいとは思えないんです。

あれば便利だけど、あると面倒になる部分もあって。
コンパクトキャンプを目指す私たち夫婦にとって、サーカスTC+タープは必要なのかな?できれば荷物は増やしたくないのが困りどころです。

 

コンパクトで快適なキャンプを目指す!

便利なギアが増えれば、快適なキャンプに近づきやすいですが、それだと荷物の運び込みや撤収に時間がかかってしまい、ゆっくりする時間を削ってしまいます。
私たち夫婦が望むのは、「コンパクトで快適なキャンプ!」できるだけ荷物を削減してこそ、コンパクト!

また次回の冬キャンプで、改善したところや新たに見つけるだろう問題点などをご紹介します。
皆さんの快適キャンプの参考になれば嬉しいです(*´ω`)!

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