出発前の登山の準備=情報を取得する!計画書を書く!情報を共有する!
登山は出発前からの準備が大切です!時には生死を分けることになるものだってあるということを憶えておいてください!
近場だから。慣れたから。そんな事、帰りを待つ家族に関係ないんです。
無事に帰って「ただいま」って言うまでが登山ですからね!
私( ゚ ロ゚)「夫に言ってるんだよ?わかってる?」
夫(・ω・`;)「!!」
目次
家族と情報共有
登山前の下調べ
登山届がないと探せない
まとめ
家族と情報共有
出発前に下調べをしますよね。山までのアクセス方法や道程や時間、山に着いたら登り始める時間、休憩予定時間やポイント、下山時間など。
そういったものを調べて計画したら、実際にその通り行動するかどうかは別でいいので家族と情報共有しましょう。
一緒に山に登らないからって家族にとって不要な情報ではないんです。あなたが帰ってくるのが遅ければ心配しますし、万が一事故に遭っていたら、捜索願いを出すのは待っている家族です。
いついかなる山でも、登山計画は帰りを待つ家族と情報共有しましょう。
登山前の下調べ
出発前夜までに次のことは必ず調べましょう。
- 登山口までのアクセス(規制などないか)
- 山全体の地図
- 登山ルート
- 休憩予定ポイント、山小屋の有無(営業の有無)
- 間違いやすいルートのチェック
- 緊急連絡先
- 登山届の提出場所
- 当日の天気
調べた自分だけが持つのではなく、家族と共有しておきます。山では携帯の電波が届かない所も多いです。連絡したい時に電波がなければどうしようもありません。
何もないのが一番ですが、何かあった時の為に行動予定は明確に!
アクセス方法
山までのアクセスでよくあるのがマイカー規制です。富士山などの観光名所になっている山では、最盛期にはマイカーでの通行が禁止されます。通常とは違う場所に車を停めてバスで向かうことになりますので、事前に知っておかないと現地で迷子になってしまいますよ。
山全体の地図
登るルートがわかっていれば十分ではありませんよ。万が一迷子になった時、どこか別のルートにいる可能性もあります。他のルートを知っていれば、迷子になっても現在地を容易に探すことができます。
登山ルート確認
登山ルートはほぼ真っ直ぐと思っていると、思わぬ見落としでルートを間違えることもあります。ルートは地図で確認し、紙の地図でもスマホの地図でもどちらでも持っておくと便利です。
休憩ポイント、山小屋の有無
休憩予定のポイントや山小屋の有無や営業の有無は事前に調べておくと便利です。休もうと思っていた山小屋が営業していなければ、ご飯も満足に食べることはできません。
休憩ポイントでは電波があれば家族に状況を連絡します。何時にどこにいたが外部の人間に伝わることで、万が一の時の情報に役立ちます。
緊急連絡先
万が一遭難したと自覚した時は、安全が確保されている内に管轄の警察や自治体などに連絡をしましょう。
スマホの電池がなくなってからでは連絡さえもできなくなります。頑張って正しい登山道を探して体力を失ってからでは、発見されるまでの体力が持たないかもしれません。
連絡先は一時的にでもスマホに登録して、すぐに連絡できるようにしておきましょう。
登山届
登山初心者が忘れがちなのがこの登山届です。登山届を提出していないとどうなるのか、次の項目で詳しくご説明します。
登山届がないと探せない
探してもらえないことはもちろんありませんが、探す範囲が広範囲すぎて探しにくくなります。家族に登山計画を渡していたとしても、実際の入山時間などがわからない為に捜索にはかなりの時間がかかります。
登山届は遭難した本人の分だけではなく、その前後に登った人の分も確認されます。すれ違っていないか、様子はおかしくなかったなどの情報を得る為です。
一部の山では条例で登山計画書(登山届)の提出が義務付けられています。
日本山岳協会のHPで詳しいことが記載されています。
実際に登山届は受付に提出するような場所はほとんどありません。登山口の付近に置かれた箱やポスト状の物に投函するだけ。
個人情報満載の為、取り出されて不正使用されることを恐れて提出を躊躇う人も多いです。
そんな人に知ってもらいたいのが、ネット・FAX・郵便での提出ができるということです。
山を管轄する警察署や自治体宛に直接提出することができるので、個人情報を山に放り出しっぱなしになる心配はありません。
雛形や入力フォームがあるので、何を書くのか知らなくても大丈夫です。
まとめ
登山は下準備が全て!計画通りにいかなくても、計画を立てなければそれは遭難への道を歩むことになりかねません!
せめて家族には情報共有してから登りましょう。