貴族にナリキリ!【ウェスティンホテル東京】でアフタヌーンティを味わうバースデイ!

「あのこは貴族」って小説知ってますか?山内マリコが書いた小説で、東京で生まれ育った妙齢の女性が、自身の婚活・結婚を機に生まれ育ちの違いを知ることになる物語です。
よくある女性の婚活ストーリーかと思うと、これが違う!言うなれば「貴族社会」!その社会的階級による価値観や世界観の違いが、至るところに散りばめられている!
庶民の視点しか知らない私にも伝わるストーリーが、じんわり面白い小説です。
その物語に登場したホテルのアフタヌーンティに、バースデイ祝いに行ってきました!

目次

貴族になれる?【ウェスティンホテル東京】

ウェスティンホテル東京】は、JR恵比寿駅から徒歩10分。恵比寿ガーデンプレイスを通り抜けたところに君臨する格式高いホテルです。
それもそのはず。ウェスティンホテルは、世界139カ国に8,000以上のホテルを経営するマリオットインターナショナルが運営するラグジュアリーホテルなのです!

マリオット系列のホテルは、清潔さ・設備の質・備品の質・接客の質などがどこでも最高で、どの国でもハズレを引いたことがありません!
マリオットホテルに出会ってから、「宿泊するならマリオットホテル」が私たち夫婦の合言葉になりましたw それくらい全幅の信頼を置くホテルグループです。

そんなマリオット系列のホテルであるウェスティンホテル東京ですが、実はもう1つ行ってみたいと思うキッカケがありました。それは、とある小説です。
山内マリコ著の「あのこは貴族」という小説で、物語に登場するのがこのウエスティンホテル東京なのです!

物語の重要なシーンではないものの、主人公が培ってきた「思い込み」が如何なるものかを書き表したシーンで登場しました。
そこでもラウンジでアフタヌーンティをいただいていた主人公。
妻(>▽<)いつかアフタヌーンティ行ってみたいな〜
と、密かに思うだけの日々を過ごしていたのですが、なんと…!夫が私の誕生日祝いにと予約してくれました!

ウエスティンホテル東京のラウンジ

ウェスティンホテル東京は、2023年に改装が完了して、新たな姿となって絶賛営業しています。もともとラグジュアリーで素敵なホテルだったのが、改装を経てさらに美しい姿となるなんて…行く前からドキドキが止まりませんでした!

中庭に面した大きなガラス窓。
天井近くまで届く採光窓のおかげで、ラウンジ内はオープンテラスのように明るい室内。
上を見上げれば雫を模したかのようなシャンデリアが神々しく吊り下され、オフホワイトのロングソファーにペールブルーの1人掛けソファーが並べられたその空間は、まさに日常から切り離された空間でした。

このラウンジ、入り口を入って正面にあるんです。こんなオープンスペースなのに、ラウンジ内に入ると外とは隔絶されているかのように感じられて、ゆったりお茶を楽しむことができるという空間…
(≧▽≦)最高だ!

11時のオープンから続々と予約客が列をなし、1組また1組とスタッフさんに案内されていくシーンは、まさに「あのこは貴族」のワンシーンのよう!
(≧▽≦)テンションあがる!

苺&ピスタチオのアフタヌーンティ全メニュー紹介

2024年3月に行った際のアフタヌーンティメニューは、苺とピスタチがメイン食材として使われたメニュー構成でした。
旬の甘酸っぱい苺をたっぷり使い、ほんのりとした苦味と落ち着いた緑色の風合いが苺と相性の良いピスタチオは、3段に分けられたティースタンドにふんだんに使われていました。

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティ
2024年1月〜4月までの限定!苺&ピスタチオのアフタヌーンティ

これでもか!というほど盛られた3段のトレイ。そして別皿のホテル特製のスコーン。
お茶はなんと、あのTWGから8種類の茶葉が飲み変え自由(飲み放題です!)で、コーヒーなどのソフトドリンクも付いています!

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティのティーメニュー
いつまでやるか不明!TWGが飲み放題のアフタヌーンティ

これだけの贅沢を揃えて、お値段は1人8,000円(税込)
しかも、アフタヌーンティは土日祝日限定メニューとなっているため、休日にしか味わえないという「限定」感も味わえちゃう!

さらに嬉しいのは、窓際席やっぱり皆さん好きですよね?
窓際だったら、入り口から遠いし、中庭の風景もよく見えるし。けれど、レストランでも窓際席って有料じゃないですか?
それが、同一料金で予約できます!

ウェスティンホテル東京のアフタヌーンティ予約サイトに行くと、通常のアフタヌーンティと並んで「窓際確約予約」メニューがあるんです!
料金を少しでも抑えたい方には、「来店時間限定予約」メニューにすると、10%オフの7,200円でこのアフタヌーンティが食べられます!

ウェスティンホテル東京すごいぃー!
痒いところに手が届く配慮!
予約ページからして、素敵すぎる!
食べる前から高揚感が止まらなくて、嬉しいの悲鳴をあげ続けています。こんな素敵な対応されたら…好きになっちゃうじゃないですか!

さて、高揚感も収まりきらないので、この興奮のままティースタンドの下段からメニューをご紹介していきます。
執筆している最中にも、「またこのアフタヌーンティが食べたい…貴族のようなあの空間でお茶したい…」という欲求が渦巻いています。中毒性高いので、覚悟してくださいw

下段:トリュフ!サーモン!ドライトマトの塩味最強!

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの下段

アフタヌーンティは、下が軽食で上がデザートという仕様になっています。マナーに厳しいイギリス発祥のお茶会ですから、マナーどおり下段から食べ進めていきましょう。

  1. トリュフと卵のミニバーガー
  2. カラマタオリーブとドライトマトとゼッポリーニのピンチョス
  3. スモークサーモンとクリームチーズのボローバン(塩レモンのアクセント)

トリュフを使ったミニバーガー。
口の中がトリュフの風味でいっぱいに!と思いきや、そこまでトリュフ感が強くなくて、卵の味をよりまろやかにしてくれる風合いに落ち着いていました。
ミニパンって、中が詰まって硬いイメージがあったんですが、こちらはふんわり。見た目どおりのふんわりなパンを楽しめます。

ピンチョスは、写真中央のガラスに入った料理です。小さく切ったパンに具材を串刺しにして提供する料理のことですが、こちらはガラスの器に可愛らしく盛られていましたね。
カラマタ地方で採れるオリーブは、肉厚でジューシーさが売りらしいです。そこに味を凝縮させたドライトマトとイタリアの海藻を混ぜ込んだ揚げパンのゼッポリーニ。

どれも塩気の強い食材ですが、前菜としてこの少量をいただくなら、胃袋をよく刺激してくれる料理でした。
ゼッポリーニは、もっちもちな食感がクセになりそうです。もう少し大きめに切ったサイズを味わってみたくなりますね。

スモークサーモンとクリームチーズという、名前を聞いただけでも相性抜群の組み合わせの料理。これがとんでもなく軽いパイ生地に包まれているのがボローバンです。
ひと口でいくにはいささか大きく、縦に割るか横に割るか悩みますが、中身はぎっしり詰まっているのだろうか?という疑問を解消したくて、縦割りにしてみましたw

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの下段

検証結果:中までぎっしり詰まってた。
これ、こんなに滑らかになる?っていうくらい中のクリームが滑らかで、パイ生地もボローバンの名前の由来どおりに軽くてサクサク!

フランス発祥、イタリア発祥と由来は諸説あるようですが、どちらにも共通しているのは「軽いパイ生地で具材やソースを包んで焼く」という点。
サクサクと香ばしく軽やかなパイ生地は、文句なしに美味しい一品でした。

中段:柔らか軽いクリーム系→濃厚への変化!

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの中段
ごめんなさい。背景にピントが奪われて少々ボケています。

中段からはいよいよ濃厚なデザートが入ってきます。中段は品数が増えて全部で6品乗っています。
ここからアフタヌーンティの本領発揮ですよ!

  1. 苺とライムのタルト
  2. ピスタチオのチーズテリーヌ
  3. シュークリーム
  4. マカロン
  5. ウェスティンチョコレート
  6. 苺(彩り要員かな?)

まずは「私がメイン」と言わんばかりに正面に鎮座する苺とライムのタルトから。
軽くホロっと崩れるタルト生地を割れば、そこにはたっぷりのベリーソースが流れ出ます。上に乗った苺と、サクカリのクランブル?みたいなのが美味しくて堪らない!
ライムの爽やかさがあるせいか、全然重くないデザートです。

写真右に鎮座する緑色のピスタチオのチーズテリーヌ。
見た目からしてピスタチオを使ったケーキだと思い込んでいたんですが、小麦粉を使ったケーキだと思っているとビックリしますよ。舌に載せるとまさに「クリーム」なんだから!
シートにピッタリと張り付いてしまうほど濃厚なテリーヌは、ナイフなんて入りません。フォークだけでスッとすくえてしまうほどに柔らかく、想像を軽く飛び越えるほどに滑らかっ!

小麦粉が入っているものだと思い込んでいたせいもあって、このトロける滑らかさに驚かされました。本当ビックリするほど、舌触りがイイ!
ざらりと舌に残るものが何もないんですもの!こんなに滑らかで濃厚なピスタチオのチーズテリーヌって!
あとで調べてみたら、「テリーヌ」って小麦粉を使っていないレシピなんですね。だからあれだけ濃厚で舌触りが滑らかなんだと、納得しました。

写真からは見えにくい奥に、ちょこんと頭だけ見えているシュークリーム。こちらはウェスティンホテル東京特製のシュークリームです。
ホテル内のパティスリーでも購入できるシグネチャーアイテムのシュークリームは、ひと手間かかっているからこそホテルを代表するに相応しい味に仕上がっています。

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの中段

美しく綺麗な焼き色が付けられたシュー生地の中は、生クリームとカスタードの2種類。それをただ入れるのではなく、生クリームをホイップしてから空気を抜き、カスタードと合わせることでクリームの一体感と滑らかさを実現させています。
しかも、最初から半分にカットされているから食べやすい!

クリームを作るひと手間があるからこそ、シグネチャーとなるほどのシュークリームになっているんですよね。
これがアフタヌーンティで食べられるなんて幸せ…!
パティスリーでも1個680円で販売しているので、いつでも購入できます。

茶色の封筒に入れられたマカロン。緑の鮮やかさからピスタチオが取り入れられているとわかる一品ですね。
こちらもなかなかの濃厚さでした!
マカロン特有の軽いサクリとした外側の生地から、中央にはクリームが!と思いきや、まるで餡子のような食感がやってくるんです!これまた驚かされました!

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの中段

表面のツルツルした舌触りから、空気のように溶けていく生地がやってきて、餡子のようなどっしりしたクリームがドーン!と登場する。そんな感じのマカロンでした。クリームが餡子風な感じだったせいもあって、なんだか和を感じましたね。

中段の最後は、ウェスティンチョコレートです。
こちら写真には全く写っていませんでした。完全に死角に消え去ってしまっていました。プレートに花を添えるように真っ赤な色をしたハート型のひと粒チョコレートです。

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの中段

中までぎっしりチョコが詰まった一品ですが、ただ単にチョコレートを固めているわけではありませんでした。やっぱりウェスティンホテル。良い意味で期待を裏切ってくる!

ハート型チョコレートの中身は、三層構造です。外側は苺色の塗装、その下は硬いホワイトチョコレートの壁が続き、中身はミルクチョコレートのソースがとろり。
濃密なチョコレートが見た目も味も層になって押し寄せてきます!甘いもの好きな方なら大歓迎の味ですが、甘いものはちょっと苦手かも…と思われる方にはどぎつい一品となるでしょうw

プレートの彩り要員と思われる生の苺。そのまま食べても美味しかったです。小粒ながら甘味はありますが、濃厚な甘さを誇るアフタヌーンティのデザートと比べると、ほんのりとした細やかな甘さ。それだけに、口直しにピッタリです。

上段:濃厚滑らか極めるクリームの最終形態!

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの上段

これぞ王道!趣向を凝らし、技術を持って仕上げたアフタヌーンティの最高峰に相応しいデザートの数々です!
ティースタンドで1番目につくトップに飾られるだけあって、彩りも見た目も華やか揃いでした。

  1. フレジェ
  2. バニラフラン苺添え
  3. ダブルクリーム 苺のパッションフルーツ
  4. バスケットフレーズ キャラメルクリーム
  5. 苺とピスタチオのリコッタチーズクリーム

これがアフタヌーンティ最後のひと皿となるかと思うと…どれから食べるべきか、はたまた最後はどれで締めるべきかを悩みました。
こんなにも色鮮やかで美しいスイーツの数々…滅多にお目にかかれないからっ!

ここで少々弁明をさせてください!
実は、この上段のお皿…名前とスイーツが一致していないかもしれません。
こんなラグジュアリーなところ、そうそう来ないものだからスイーツの名前だけでは、どれがそのスイーツなのかわからなくて。無知で申し訳ありません。
名前は違っていても、スイーツの味に間違いないことだけは保証します!
(*´∀`)それでは、続きをどうぞ。

フレジェは、フランス語で直訳すれば「苺」のことだそうですが、スイーツではスポンジ生地にバタークリームとカスタードを合わせたクリームを重ねたケーキのことだそうです。
つまり、見た目で該当するのはピスタチオの緑と苺の断面が鮮やかなカットケーキでしょう。

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの上段

こちらは、見た目に反する重量級ケーキです。フォークに指してみて初めてわかるその重さ。これは濃厚な2種類のクリームの重さか、フレッシュな苺の重さなのか?
苺はまんべんなく敷き詰められているようで、どこを切っても中から苺!クリームは濃厚で、苺の香りと味にノックアウト寸前です。

スポンジを使ったケーキって、クリームとの一体感があるかないかで全く仕上がりに差ができる代物だと思っているのですが、これはまさに一体感の化け物。
スポンジとクリームが渾然一体となって、これ1つでフレジェというスイーツなんだなと納得させられました。

苺とピスタチオのリコッタチーズクリーム。こちらはおそらくガラスカップの上段のものでしょう。実は、ガラスの器に入れられたスイーツは上下で分かれているんです。
フランはフランスやスペインの伝統的なお菓子の1つだそうです。カスタードをタルト生地に流し込んで焼いたものだとか。
合ってるかな?まぁいいやw ここではガラスカップの方ということで感想を続けますw

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの上段

とにかくこのガラスカップの見た目美しいデザート。とろっとろなクリームと上に乗った白と赤の粒々が絶妙な味のバランスでした!
白と赤の粒々はチョコレートかな?チョココーディングかな?噛むとサクッとした食感で、白はホワイトチョコの味が、赤はクランベリー?ラズベリー?のような酸味が感じられました。
中にはピスタチオのクリームも入ってる!クリームの多重層が最高!
クリームはとことん濃厚で滑らか!ラグジュアリーなスイーツって、どうしてこうも滑らかさに品があるんでしょうね?とことん舌の上でとろけてしまいます。

ダブルクリーム 苺のパッションフルーツは、プリンのような味わいのスイーツ。2段重ねになっているガラスの器の下の方です。
とろりんとしたクリームとパッションフルーツの酸味がマッチして美味しい!苺の鮮やかな赤も目に飛び込んでくる一品でした。

こちらを最後に頂いたのですが、これは最後を引き締めるには最高の一品だったかも!
なぜなら、パッションフルーツの酸味がこれまでのどっしりとしたスイーツの濃厚さを洗い流してくれるようだったから!
本当に1つ1つが濃厚で滑らかで、上品なのにドカン!と訴えてくる味なんですよね。どれもが品があるのになんて主張してくるのか…ウェスティンホテルのパティシエ凄い。

バスケットフレーズキャラメルクリームは、おそらく名前どおりバスケットの形を模した生地に入った苺のスイーツです。
見た目も可愛く、ホワイトチョコを使った白い花飾りが愛らしい。

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの上段

外側の生地は、一見すると煎餅レベルに硬そうに見えるんですが、噛んでみるとサクホロと簡単に噛めてしまうほど繊細だとわかります。
この軽い生地の中には、ホワイトチョコとピスタチオの濃厚クリームがたっぷりと詰め込まれていて、見た目の愛らしさとま正反対にアフタヌーンティ後半戦の胃袋に重い打撃を与えましたw 上に乗っている苺なんか、口直しにもならないくらいの濃厚クリームですので、覚悟していただいてください。

最後にご紹介するのは、バニラフラン苺添え。薄ピンク色をしたハート型のチョコ細工が可愛いスイーツです。
…もしかしたらこちらが本当のフレジェかもしれませんw 果たして本物はどっちなのか…知っている方、ぜひ教えてください。

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティの上段

こちらはさっくりと軽い生地に、柔らかいクリームが包み込まれています。これはまるでプリンのような…
とろける舌触りはもう極めてらっしゃる領域!最高でした!

はぁ…どれもこれも一品で心に幸福感を注いでくれる料理ばかりでした。
それなのに、まだ別皿があるんですよ!こちらも見逃せないウェスティンホテルのシグネチャーと言っても過言ではない料理です!

別皿:魅惑の卵不使用スコーン2種!

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティのスコーン

ウェスティンホテル東京のアフタヌーンティで提供されるスコーンは、ただのスコーンではありません。公式サイトのシグネチャーメニューには載っていませんが、これはシグネチャーになってこそのメニューだと確信します!それくらい美味しかった!

このスコーン、卵を使っていないんですよ!
ヨーグルト、バター、ミルクで作ったこだわりの詰まったスコーンは、その日の朝に作った出来立てをいただけます。

なんというか…もはや神。この味わい、この食感、この香り。どこをとっても神だ。
もう本当に、このアフタヌーンティに心が奪われてしまいましたよ。

安いスコーンは、見た目は同じでもガリガリと硬い食感のパンなのか?クッキーなのか?という味がしますが、これは全く違います。
外側はカリっとしつつも、ナイフはサックリ簡単に入ってしまい、断面からは淡いバターの香りがふんわりと。
内側はふんわりパンなの?と思うようなソフトな感触を残していて、これで卵が使われていないなんて信じられません。

ほど良く焼かれた焼き色に食欲はそそり、食べれば味は奥深く、卵アレルギーの方でも安心して食べられちゃうんですよ?凄くないですか?
ここに、最後のひと押しのクロテッドクリームとジャム&ハチミツですよ。もう文句なしの一等賞あげちゃいます。

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティのスコーン

スコーンは、プレーンと季節のスコーン(苺とクランベリー)が1つずつ。
添えらるクリームは、クロテッドクリーム、ブルーベリージャム、オレンジマーマレード、ハチミツの4種類です。
どの組み合わせも、めちゃくちゃ美味しかった…っ!

夫のおすすめは、クロテッドクリーム&ハチミツ。
私のおすすめは、クロテッドクリーム&オレンジマーマレード。
ハチミツも確かに美味しかったんだけど、オレンジの酸味がかった甘さが好きだった。好みの差ですね。

スコーン4つに対して、クリームもジャムも余るほどあります。実際あまりました。なので、たっぷり!これでもかってくらいたっぷり使って大丈夫です。
クロテッドクリームは重くなく、やや緩めくらいのクリームだったせいもあり、山盛りに乗せても美味しい!

夫おすすめのハチミツは、「ピュアハニー」と書かれていました。これもホテルオリジナル商品かな?
外は雨が降るような肌寒い気温だったのに、ハチミツは硬くならず、スプーンですくいあげるとトロリと溢れていってしまうほど。

私は、ハチミツ独特の苦味のある後味があまり好みではないのですが、このハチミツにはその後味の苦味が少なくて美味しくいただけました!定番のブルーベリージャムも、もちろん美味しかったです!

香り高いTWG8種!おすすめは?

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティのTWGセレクション

大きなケースに入れられた黄金色に輝く茶葉ボトル。ケースの蓋裏には、それぞれの茶葉の特徴を記してあり、なんとも豪華な雰囲気ではありませんか。こういう雰囲気の出し方、好きです。
なんと!この季節限定なのかはわかりませんが、あの「TWG」から8種類の茶葉が好きにいただけます!
これは凄い!素敵!最高!

  1. ロイヤルダージリン
  2. 1837ブラックティー
  3. パイミュータン
  4. ヴァニラブルボンティー
  5. シンガポールブレックファストティー
  6. フレンチアールグレイ
  7. スウィートフランスティー
  8. カモミール

これらはポットで提供されます。1つのポットでティーカップ3杯弱ほどの量が入っているので、全種制覇はかなり難しい…頑張ってみましたが、2ポットで限界でした。これ以上はお菓子の方がお腹に入らなくなってしまう…

アフタヌーンティのスイーツたちがとても濃厚&どっしりしたものが多いので、さっぱり口直しをしたい方へのおすすめは、フレンチアールグレイです。
こちらは茶葉の見た目も素敵ですよ!解説文には「美しいサファイア色の花びらを散りばめた」とあるとおり、茶葉には深い青色をした花弁が入っています!

こんなの見せられて、心躍らないわけがない!
(*´∀`)なんの花弁でしょうか?薔薇だったら素敵ですね。
定番の茶葉に柑橘系フルーツをブレンドしており、とっても爽やかな風味でした。重厚なテリーヌさえも、さらっと流してしまえるお茶です。

甘さをとことん感じたい方へのおすすめは、ヴァニラブルボンティーです。
あのノンカフェインで有名なルイボスティをベースに、TWG厳選のバニラをブレンドしています。ティーカップに注ぐと、ブワっとバニラの香りが立って、その甘い香りに癒されること間違いなし!
カフェインゼロってところも、おすすめポイントです。

この他にもコーヒー、カフェオレなどの定番ドリンクもありますが、まだお腹に余裕があるうちにぜひ飲んでみてほしいのは、「ストロベリーロイヤルミルクティ」です!ホットとコールドどちらもあります。香りを強めたい方は、ぜひホットで。

ウエスティンホテル東京のアフタヌーンティのストロベリーロイヤルミルクティ

こちら、見た目は普通のミルクティですが、強いミルクの味わいと苺フレーバーのバランスが最高に美味しかったんです!
ホットとコールドどちらも飲んでみましたが、どちらも美味しい!
甘みと香りをより感じるのはホットですが、コールドもさらっと飲み切れてしまうのでおすすめです。

接客神!スタッフの質は教育の賜物!

いや〜アフタヌーンティ自体があまりにも最高だったので、接客までこれ以上を求めるのは如何かと思いつつも、やっぱりゆったり「貴族気分」に浸るには、それに適したサービスを受けたいものですよねw
そう、ウェスティンホテル東京は接客も神だった!

アフタヌーンティという概念が、入れ替えられてしまった感覚です。これまでも有名どころのアフタヌーンティをいただいて来ましたが、全てにおいて格式の違いを感じさせられましたっ!
2時間という時間制限があるアフタヌーンティにも行きましたが、食いしん坊な上に早食いなのでお茶のラストオーダー前に帰ることがほとんどだったのが、ウェスティンホテル東京のアフタヌーンティでは、ラストオーダーと声をかけられるまで、時間に気が付かなかった…!

これほど時間があっという間に流れているとは!
時間が過ぎ去るのに気付かせないほど、ゆっくりとしたティータイムを過ごさせるとは!
お腹も心も満たすとは、こういうことなのかと…本当に驚かされるばかりでした。

テーブルに呼び出しボタンなんて無粋なもの、置いていないんですよ。けれど、「お茶頼みたいな」とか「フォーク落としちゃった」とか、ちょっとスタッフさんを呼びたい時に、ふと目線をあげると30秒以内に誰かと目が合うんです。

そして、微笑んで頷かれる仕草…
(*´ω`)なんだ。ここ天国か。
そう思わせてくるー!

押し付けがましくもなく、暑苦しくもなく、なんて丁寧で行き届いた接客だろうって、夫婦ともに感嘆しました。
こんなにも接客が良かったと感じたのは、いつ以来だろうか…。
丁寧な接客も、優しい接客も受けてきましたが、ここは「格」が違うんです。

「一流」と名ばかりのサービスを提供するところもありますし、一流の中にあってもスタッフの質にはバラつきがあるものだと思っていましたが、そんな思い込みは捨て去らねば。
だって、どのスタッフさんも「一流」だったんだもの!

誰も雰囲気をぶち壊さないし、誰もセカセカしていないのにスピーディだし、しかも生演奏までやっていた…
最高すぎるよウェスティンホテル東京…

妻(*´∀`)美味しいアフタヌーンティに、貴族気分になれるウェスティンホテル東京が利用できて最高に楽しかった!
妻( ´・ω・)でもしばらくはスイーツなしだろうな。夫は甘いものそんなに好きじゃないし…ザンネン。
夫(*´ω`)「ウェスティンホテルって、秋にはマロンのアフタヌーンティやってるんだって。秋にも行きたいね」
妻(≧▽≦)「うん!行こう!」ウェスティンやっぱり神!

2024年4月1日エイプリルフール!
YouTubeに本記事の動画をUPしました!なかなかの出来栄えと自負致しますw
ぜひご覧ください(*´∀`)

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