キレイライン矯正の初回診察を受けてきた!マウスピース矯正の診察内容は?
とうとう予約当日となって、キレイライン矯正の初回診察を受けに行ってきました!
初回診察で何がわかるのか、何が聞けるのか。気になるところを書いていきます!
前回の歯列矯正についての考察記事は、こちらからどうぞ。
【歯の矯正?人の歯、自分の歯に、どれくらい気になっていますか?】
目次
東京プラス歯科矯正歯科ちばへ
受付
まずは、受付で予約名を伝えると、時間になるまで待合席で待機でした。ぼちぼち人が出入りしていて、歯列矯正以外にも普通に歯医者として通っている人もいるみたいです。
混雑しているわけでもなく、受付からとっても清潔感あり!
かなり綺麗なので好印象でした。
予約時間ぴったりになって受付から奥の診察台へと呼ばれ、いざ出陣!
検査・撮影
まずは歯科助手さんに対応していただいてます。
診察台で来院の目的確認とこれから何をしていくかを軽く説明されました。
来院目的はどこの病院でもありますよね。「今日は~でいらしてますよね?」ってやつです。患者の取り間違えがないように、ちゃんと確認してくださいました。
歯列矯正の説明や契約内容の説明よりまずは、検査をしてみないことには矯正できる骨格しているかわからないので、まずは検査と撮影に入りました。
撮影は、診察台で行われるのが2パターンとレントゲン室でレントゲン撮影です。
診察台で行われる撮影は、口を開けた状態と閉じた状態、そして歯を「いー」って噛んだ状態のを、それぞれ別の方法で2パターン撮影します。
まずは、普通のカメラ?見た目は普通じゃないんですが、普通のカメラっぽい感じのもので撮影。
その後、唇を大きく開く為の透明な器具を付けての撮影。
このふたつは、正面と左、右から撮影しました。
続いて、3D撮影です。これがシミュレーションに直結する画像となります。
かなりの光量のライトが当てられるので、目にタオルが被せられます。なので、何をやっているのかよくわかりません。タオルを被せられる前にチラっと見えたのは、丸くて白いカメラっぽい何か?子供の手ほどのサイズ感に見えました。おそらくそれが、口の中に入ります。
撮影は、下の歯をやってから、上の歯というように上下で別々に撮影されました。
口に入れる前に、風を当てられます。これにも意味があるのかな?
その後、口を大きく開いて全体をぐるんぐるんカメラらしき物が動かされます。口を半分くらい閉じた状態にして、同じようにカメラらしき物がぐるんぐるん動かされます。
最後は、レントゲン撮影です。
レントゲン撮影にも2種の機械があって、透明な器具を噛んだ状態での通常の歯医者でのレントゲン撮影と同じものを一回。
もうひとつは、耳にイヤホンみたいなものが入れられて、それで頭を固定される?みたいな感じのタイプのレントゲン撮影を行いました。
このふたつのレントゲンの違いは、よくわからなかったです。
実際の撮影は、通常のカメラ→レントゲン→3Dカメラの順で行われました。特に順番は決まっていなくて、カメラが空いた順で行っているようです。
撮影が終わると、一度歯科医師に歯の検査をしてもらいます。おそらくここが歯列矯正できるか否かが決まるところ!
歯の一本一本に器具を当てて、長さ?太さ?大きさ?を計測して、問診票に書き込まれていました。
「ノギス」という歯の計測器らしいです。(あとで調べました)
ここでの歯科医師の検査と各撮影でわかった歯の状態から、希望しているキレイライン矯正ができるか否かが判断されるようです。
歯科医師によるシミュレーション説明
この日は割と忙しいらしく、歯科医師による診察まで30分ほど診察台で待ちました。その間、キレイライン矯正についてのパンフレットや歯列矯正(ワイヤー・マウスピース)のメリット・デメリットをまとめた動画が流されているので、退屈ではなかったです。
動画やパンフレットの内容は、公式HPには乗っていない部分もあり、とても参考になりました。いっそ、この情報を公式HPに載せてくれたら、来院時に聞くことが減ると思うんですけども。個人差がありすぎる事だから、あまり断定した情報は出さないようにしているのかもしれませんね。
予定時間を約30分ほど遅れてのスタートになり、歯科医師による説明が始まる前、私の診察台に到着した歯科医師さんから、
歯科医師(; ´ω`)「お待たせしました。お時間大丈夫ですか?」
とひと言。このひと言あるかないかって、人としてかなり重要じゃないですか?!私の中で好感度があがりました!
もちろん予約して来ているから、十分な時間はとっていますが、それでも予定時刻よりも診察が遅れたことにひと言あって、その上まったく忙しない感じがなかったんです!院内もバタバタしているという印象が無く、とても綺麗で落ち着いた空間に感じられました。
(*´ω`)ここなら安心して通えそう
別モニターに先程の撮影からとったシミュレーション画像が表示され、それを見ながら歯科医師よりキレイライン矯正の説明がされました。内容が対話形式だと長くなるので、箇条書きにします。
- 歯の状態としては、キレイライン矯正は可能。
- ただし、正面から見て綺麗に整うまで矯正すると、回数が増える分高額になっていく。
(※約20~30回で80~90万円程度) - 料金を安くするなら、キレイライン矯正とワイヤー矯正の両方で整える方が結果的に安くなる。
(※キレイライン矯正7~10回である程度整え、その後にワイヤー矯正で3~6か月:総額50~60万円程度) - 料金は、現段階では予想の値でしかなく、治療を進めていく間に増減することはよくある。
- どこまで矯正するかは患者様の判断で決めること。
(※完璧に直したい、そこそこ見栄えが整えば良いなど)
料金と合わせての説明だったので、頭の中で整理できて聞きやすい説明でした。
シミュレーション画面を見ると、矯正後の状態がわかるので、よりどこまで矯正で整えたいかの要望がハッキリしてきます。やっぱり目に見える画像があるのは強い!
歯科助手による料金説明
その後、歯科助手さんに交代して、キレイライン矯正の具体的な料金説明です。
キレイライン矯正は、自分のタイミングで来院・施術・支払いをする「都度払い」と回数契約の「初回セット(コース契約)」に分けられます。
まず大前提から。1回の定義です。
1回=ソフトとハードのマウスピース1個ずつで1セット=1回と呼びます。
この1セットを1か月使用します。前半はソフトを使って歯並びを直し、後半はハードを使って動かした歯を固定させるイメージです。
「都度払い」は、自分のタイミングで来院するので、どこまで矯正するかを治療しながら考える余裕があります。料金は初回は割安の2万円(税抜き)。その後は1回4万円(税抜き)です。
来院の度にマウスピースを発注するので、治療完了までに時間がかかることが難点といえます。また、1回ごとの支払なので一度の支払は高額ではありませんが、総額はセット料金よりは高くなります。
「初回セット(コース契約)」は、契約時に回数を決めます。
初回診察時に契約するので「初回セット」とよびます。回数が固定されていて、4回、7回、10回の中から選びます。もっと回数がほしい人は、追加セット料金にて追加します。
契約時、総額を支払ってから矯正治療が開始されます。
この初回セットお得になるのは、実際の歯列矯正の料金ではなくプラス@のサービスです。それが、ホワイトニングジェル。ほぼこれの料金分がお得になっている計算のようです。矯正の料金だけでいえば、一万円の違い。
追加セット料金は、都度払い・初回セットのどちらの人でも契約可能です。契約していた回数が終わっても、まだ歯並びに満足していなければ、追加セット料金で契約することができます。もちろん追加セット料金ではなく、都度払いで1回ごとも可能です。
こちらの料金も、契約時に総額を支払ってから矯正治療が開始されます。
必ずかかる料金は、再診料です。
どの契約内容を選んだとしても、再診料(3,000円(税抜き)は支払が必須です。
そのほか、ホワイトニング、歯石除去などの別途施術を来院時に希望することもできます。
歯列矯正時、マウスピース矯正だけで矯正することができず、他の施術を必要とする場合があります。
それの代表格が拡大床とIPRです。
拡大床は、上下どちらか片方で4万円(税抜き)。
歯列が狭いので拡大させて歯が並ぶ隙間をつくる器具です。これもマウスピース矯正と同じく、自分自身で付け外しができるので、装着時間の厳守が大事!
IPRは歯を削る施術です。1回の施術で2,000円(税抜き)。
拡大床と同じように、歯の並ぶ隙間をつくる施術になりますが、こちらは削ります。1本だけを削るとバランスがとても悪くなるので、歯の状態を見て、複数の前歯の左右をちょっとずつ削り、隙間をつくります。
私はこれが必要になるかもしれないといわれました。下アゴが、親知らずまできっちり生えていて、現在隙間がほとんどないんです。歯間ブラシさえも入らないほど隙間がありません。もしかしたら、矯正治療を進めていく内に、隙間をつくるIPRが必要になるかもしれないとのことでした。
治療完了後のリテーナーについて
全てのマウスピース矯正、ワイヤー矯正で共通している内容です。矯正治療完了後の保定器具「リテーナー」についての説明です。
リテーナーは、最低でも1~3年(説明動画ではずっと)は装着していないと、歯列の後戻りによって、せっかく矯正治療したのに元に戻ってしまいます。
治療完了後から1年間は、マウスピース矯正をしていた時と同じだけの時間を装着する必要があります。ここで怠けると、後戻りが起きて、せっかく頑張って矯正したのが無駄になってしまいます。
2年目以降には、診察で状態を見ながら装着時間を減らしていき、3年目以降は寝ている時間だけで大丈夫になっていきます。
院内で再生されている動画では、マウスピース矯正発祥の欧米では、このリテーナーは就寝時にはずっと付け続けることが一般的だとしていました。
歯科医師さんに聞いたところ、リテーナーを付けないことに問題はあるけれど、長時間付けることには問題はないそうです。3年目以降になっても、日中にも装着していてもOKということですね。
また、リテーナーは契約内容によって無料・有料が分かれます。
都度払いだと有料、初回セット契約で7回以上であれば無料となります。
都度払いでも、追加セットで6回以上を契約すると無料になります。
そして、リテーナーの取り扱いです。
リテーナーは、マウスピース矯正用のハードタイプよりも更に厚みのある造り。マウスピース矯正で動かした歯を、しっかりと固定して後戻りさせないように固くつくられています。
リテーナーには、3タイプあって、治療完了時の歯の状態によって、歯科医師が判断します。
クリアなマウスピース(耐久年数:2年)、プレート型(耐久年数:半永久的)、ワイヤータイプ(耐久年数:半永久的)。
マウスピースとプレート型は、自分で付け外しができるタイプとなっていますが、ワイヤータイプだけは自分で付け外しができないタイプとなっています。
ワイヤータイプになってしまったらヤダな。。。と思いますね。治療を進めてみないとわからないことだから、今から心配してもどうにもならないのが不安です。
契約を解除したい時
矯正治療を進めてから、途中で矯正治療を止めたいとなった時、契約の解除ができます。
ただし、タイミングによって返金できる料金が違うので、契約解除を申告するタイミングはとっても重要です。
都度払いの場合、単発の契約といえるので契約解除はありません。必要なくなったら来院しなければいいだけのことです。
初回セット(コース契約)と追加セット料金の場合、回数を契約するので、契約解除のタイミングによって返金される金額が異なります。
セットで契約した場合、3回ごとにマウスピースを作成する為の撮影・発注が行われます。この撮影・発注よりも前であれば、契約解除のタイミングに最適です。
撮影・発注してしまった後になると、マウスピース作成分の料金を支払いとなります。手元に届いていないからといっても、支払いは避けられません。
また、支払方法によっても返金金額は異なります。(あんまり話を覚えていなくて、この辺りはほんわりとしか記憶できていませんでした!)
クレジットカードの場合は、マウスピースの撮影・発注していない分を、ほぼ全額に近い感じで返金。
デンタルローンの場合は、手数料などが差し引かれた上で、残金を返金。
契約する・しないは予約時に予防線を!
気の弱い人は、こういう「契約どうする?」的な会話が苦手ですよね。私もとっても苦手です。
なので、予約時のご意見欄にこう書いておきました。
「家族と相談するので、必ず一度は家に持ち帰って考えます」
こう書いておけば、予防線になるかなって!
そうしたら、ちゃんとそれを読んでいてくださっていました!
歯科医師さんは、シミュレーション説明が終わると次の患者さんのところに行ってしまうので、契約の話は歯科助手さんとしていました。そこで、話が終わりに近づくと、エステサロンとかだと「今日契約した方がいいですよ~!」とかいう圧迫が始まりますよね。
全然ナイです!
歯科助手さんは、私が予約時のご意見欄に書いていた「一度必ず家に帰って考えるから」という一文を読んでいて、この日この場で契約を迫るような態度も言葉も一切ありませんでした!
( >▽<)小心者にとって、こんな対応してもらえるのは本当に嬉しい!「勧誘しないよ」って謳っていても、勧誘する店もあるくらいですもんね。東京プラス歯科矯正歯科ちばは、強引に契約迫らなかった!
説明が終わって資料を渡されたら、そのまま初回診察料を払ってご帰宅できます。心配な人は予約時にひと言添えておくと安心できますよ。
逆に、予約時に「家に帰って考えてから契約するから」と書いていても強引に契約を迫ってくるようなら、信用はできない病院と思っていいかもしれないですね。
初回診察の感想
初回の診察は、とても良かったです!
院内は清潔感があって、とても静かです。騒ぐ人はいないし、うるさくないし。ビルの4階にあるので、外の喧噪も聞こえてきません。
JR千葉駅からも近く、徒歩5~10分以内で到着できる立地も良かったですね。近隣には駐車場もあるので、車で来院する人も駐車場に困らないと思います。
歯科医師さん、歯科助手さんの対応もとても感じが良かったです!
忙しない感じはなく、落ち着いているし、説明の時はちゃんと目を見て話してくれるので、「流れ作業」という感覚はありませんでした。ちゃんと患者さんとして認識されてると感じられるのは、安心できますね。
問題の料金と期間ですが、今回参考として提示されたのはこんな感じです。
- キレイライン矯正で7~10回(7~10か月)を行い、その後にワイヤー矯正を3~6か月行うと、綺麗に歯列が整うまで矯正できる。
矯正治療の合計期間は、約1~1年半ほど。 - 料金は、合計金額:50~60万円ほど。
(キレイライン矯正:25~35万円)
(ワイヤー矯正:20~30万円)
もちろん最終的に「どこまで矯正するか」を決めるのは患者さんで、その「どこまで矯正するか」によって料金も期間も大きく変わってきます。
この場で即決するのは、なかなか難しいですよね。
そう、この場で決めなくてもいいんですよ。
例えば、キレイライン矯正で治療スタートしたとしても、途中からワイヤー矯正に切り替えることも可能です。そして、キレイライン矯正で満足いくほど整えば、それで治療完了としても問題ありません。
虫歯のような治療完了が歯科医師さんによって決められるのではなく、患者さん側に治療完了の選択があるので、治療を進めながら順次相談していってもいいとのことです。
( ´・ω・)ただ、だからこそ悩むんですよね。どこまでどうしていいか、初めてだから。
2022年5月17日更新!キレイライン矯正の経過状況を定期的に更新しています。
第1回目:【キレイライン矯正で歯列矯正やってみた!初めてのマウスピースの感触は?痛み・違和感・付け外しなどレビュー!】
第2回目:【キレイライン矯正を装着した最初の一週間で感じた事、困った事】
第3回目:【キレイライン矯正!初ハードタイプのマウスピースへ!2~4セット分の発注と歯を削るIPR!】
第4回目:【2セット目のソフトへ移行!キレイライン矯正で本格的な歯列矯正が始まった!】
第5回目:【キレイライン矯正4セット目マウスピース装着した4ヶ月目の現状と今後の流れ】
第6回目:【キレイライン矯正最終セット!7セット目が終わった歯列はどうなった?】