ロードバイクで事故に遭う!ロードバイクの点検修理は?物損リストに何を書く?第4回目
夫がロードバイクで走行中に事故に遭い、相手側の保険会社とのやりとりを弁護士さんに任せることにしました。
ですが、全く私達のやる事がゼロになったというわけではないようでして。。。
これまでの保険会社の対応や弁護士さんへの相談は、こちらの記事から。
第1回目:【保険会社の対応にイライラ!】
第2回目:【弁護士に相談すべき?弁護士の探し方】
第3回目:【弁護士さんとの電話相談】
目次
ロードバイクの点検が終わった
夫のロードバイク購入店である、あさひサイクルベースに事故に遭ったロードバイクを預けて1週間くらい経った頃、点検完了のお知らせが届きました。
一見してはわからなかった破損はあったのか?乗れないほどのダメージを受けてしまったのか?これで全てがわかります。
開店と同時にお店に着いたので、すぐに夫のロードバイクを見せてもらいました。まだ点検した段階なので、預けた時と何ら変わらない姿でのお出迎えです。
お店の人に話を聞いたところ、修理できないほどの大きな破損はとりあえず無く、今後も乗れるようになるであろうとのことで、ひと安心しました。
けれど、全損扱いとなったフレームのキズ以外にもちょこちょこ破損してしまっているようで、次のものが交換修理になりました。
- デュアルコントロールレバー
- サドル
- バーテープ
- クイックレバー
4箇所で済んでよかった~と思う反面、素人目で見てはみたけど、やっぱり点検してもらわないとわからない所ばっかりだったな~とも思いました。クイックレバーって、ホイールの一部品ですよ。そんなところに小さな異常が出ても、自分たちだけで点検していたら、たぶんすぐに気付けなかったでしょう。
私( ´・ω・)「。。。で、現状は誰がお金を払うのかな?このまま修理に進んでいいのかな?タイミング的なもの、弁護士さんから連絡ない?」
夫( ´・ω・)「何にも聞いてないね。ロードバイクの点検はすぐにという事だけしか」
私( ´・ω・)「聞いてみよう!」
修理はいつから?お金は誰が払うの?
点検したことで、ロードバイクがまた走れる状態になることがわかって、ちょっとだけほっとしました。
しかし、まだ保険会社とのやりとりが決着していないので、この点検修理の代金を誰が払ってくれるのでしょうか?医療費のように保険会社を通した方がいいのでしょうか?という疑問が湧き、すぐさまその場で弁護士さんに聞いてみました。
夫( ´・ω・)「あの~ロードバイクの修理について質問があるんですが」
受付の人「担当弁護士が本日いないので、質問をお預かりして後日折り返しご連絡いたします」
担当弁護士さんがいらっしゃらない日だったとは残念。ロードバイクを修理するか引き上げるか選択しなければならない段階で、弁護士さんに急ぎ質問!というのも急でしたね。もっと先々を考え、前もって質問しておけばよかったです!
この時点で聞きたかったことは、この3つ。
- 今、私達がお金を出してロードバイクの修理を進めていいの?
- ロードバイクの修理費用は、領収証をもらえば後から保険会社に請求できるの?
- 弁護士さんや保険会社を通してから修理した方がいいの?
この辺の事、弁護士さんにちゃんと聞いてから動けばよかったと思ってます。弁護士さんに依頼したら、「これはこうして、あれはああして」と手取り足取り指示してもらえるものだと思っていたせいで、思考停止していました。
今後、何をしたらいいのか連絡が取れるタイミングでしっかり聞いておいた方がいいですね。
この日は、点検修理の内容の説明に留め、修理に進める段階になったらお店に改めて連絡する形になりました。それまでロードバイクはお店預かりです。
弁護士さんから届いた書類は?
休日が明けると、弁護士事務所の方からメールが届きました。ロードバイク修理の質問の返答かな~?と思っていたら違った!
物損リストなるものを作成して、提出してほしいとの依頼でした!
弁護士さんには既に、現状の破損状況は伝えてあったのですが、正式な書式では提出していません。弁護士事務所の書式に合わせて、改めて記入し、提出してほしいとのことでした。
物損リストの正式な名称は、「事故物件損害自認書」というもの。
内容は、表になっていて必要事項を記入する形になっていました。
- 損害を受けた品名(メーカー、グレード等)
- 損害状況(破れ、キズ、汚損、その他)
- 修理可否(可・否)
- 購入価格
- 購入時期
- 購入店
ここで書き漏らすと無かったことになってしまうので、どれだけ小さい破損でも、ひとつも書き漏らさないように全部を書きました。
ベースとなった参考書類は、あさひサイクルベースの点検修理見積書です。ここに書いてあるものは全部書いて、あとはロードバイク以外の破損品を書いてという感じでした。
この物損リストが損害の全てにはなるんですが、破損状況や購入金額を証明する為の資料も別途必要になるんです。購入金額を証明するもの(購入時の領収書、オンラインならメールなど)、破損状況がわかる破損品の写真がそれに当たります。
手元にある破損品はいつでも写真が撮れるんですが、ロードバイクはお店に預けてあるので、写真を撮り忘れると写真を撮る為にお店に行かないといけなくなります。
事故直後の破損状況は、すぐさま写真に撮って保存して、「こういう状況でしたよ!」というのを確定させておくと、事故処理としてもスムーズだし、後から色々言われることも防げます。
物損リストを書いていて、今回の事故では大きな破損はなく、書いた項目も6つくらいで済む程度で良かったな~と思いました。車にはねられた割りには、損害が少なかったんだな~と。夫の腕も骨折ではありますが、千切れちゃった!とかじゃなくて、治るもので本当に良かった。
頼もしい連絡が!
損害状況と物損リストを提出すると、弁護士事務所から頼もしいメールが届きました!
「相手方保険会社に交渉を持ち掛けます。動きがございましたら、ご報告させていただきます」
頼もしいー!!!
弁護士事務所に依頼してから、当たり前ですが相手側の保険会社から連絡がくることは一切なくなりました。お陰でメールの音にイライラすることもなくて、夫と一緒に休日のコーヒーを楽しめております。
弁護さんに対応を依頼するのは高額だな、と最初は思っていましたが、この平穏な日常を過ごせるのならば、高額な費用を支払うに足るな~と。これできっちり損害を穴埋めしてくれる金額が支払われれば、万々歳です。
ただ。。。今までがメールや電話が鳴りまくりだったのに、急に静かになったので、動きがあるまで連絡がなくて逆にソワソワします。。。
チャットアプリみたいなので、閲覧だけできたら嬉しいな~と思ったりもしますが、交渉の内容なんて見ない方がイライラしなくて済みそうですよね。あとは、どれくらいの期間で決着がつくのかということ。全く未知の領域です。
記事更新しました!
第5回目:【保険会社から物損補償金額が提示された!】2021年3月12日更新
第6回目:【ロードバイク引き取り!】2021年3月30日更新
第7回目:【ケガの完治はどこで判断?】
第8回目:【事故現場の管轄警察署で書類作成】
第9回目:【やっと弁護士事務所から連絡がきた!】
第10回目:【弁護士事務所からの突然の郵便物!内容は?】