ロードバイクの空気抵抗を減らせ!前を走る人にどこまで近づけるか!

ロードバイクで最初の憧れは、漫画【弱虫ペダル】に出てくる人達みたいなヤツがやりたかったんです。前の人のロードバイクにギリギリまでくっついて、空気抵抗を少なくして走るヤツ!
やってみたけど、意外と難しかったのを覚えています。

あれから数年。。。今はできるようになったのか?

目次

 

ロードバイクのドラフティング効果

サイクルボール2伊豆いちショート

ロードバイクは一人でも楽しく軽快に走れるけど、一緒に走る人がいると、もっと楽しいですよね。それは一緒に会話とか景色とかを楽しめるという意味だけじゃなくて、複数人で走ることで後方の人達は楽にパワーを出せるんです!これが、ドラフティング効果と呼ばれるもの!

プロのレースでも、集団で空きスペース無く走ってますよね。あれは、ドラフティング効果を得る為にあえて密集して走ってます。その方が、全体的なスピードが上がって、速く進めるからです。

先頭を走る人は、いつもよりもブレなく走るだけですが、後方を走る人は前の人のロードバイクにどれだけ近づけるかがポイントになります。前にギリギリまで近づけることで、より空気抵抗を減らし、楽に走れるようになるんです。

この「前の人にギリギリまで近づく」っていうところがポイントなんですが、初心者の内からタイヤが接触しそうなほどくっつくのは、本当に危険です!

 

最初は怖い!危ない!落車の危機!

夫とロードバイクを購入して、まだ慣れもしない内からドラフティング効果を狙い、ライドの度に試していました。
夫が後方の時は、割とくっついていられるようなんですが、先頭を走る私が真っ直ぐ走れないので、あえて少しだけ距離を空けて走ることの方が多かったようです。
逆に私が後方の時、夫がどう走るのか先が読めないから怖くて、なかなか近づけずにいました。最初の距離感は約1~1.5mくらいの間隔を空けていました。
そんな頃、初心者ならではの落車の危機があったんです。

まだ初心者。初心者だと、ママチャリとロードバイクの違いって、そんなに理解していませんよね。ママチャリでスピードが上がったくらいにしか考えていなかったまま走っていたから、ハンドサインを知りませんでした。
停止、減速、右左折は声をかけていたんです。それが落車の危機になりました。

どこにでもある田舎道を走っている時、両側が大きな木と垣根で視界が悪い交差点がありました。そこを左折したかったので、夫は減速。この時、すでに声かけを忘れていました。
けれど、私からも道は見えていたので言われなくても減速。
しかし!危機はこのすぐ後に待っていた!

左から車が直進してきたんです。
もちろん夫は危険だから、思いっきり停止。突然のことだったんで、無言でした。
続く私は、夫の影になって車が見えなかったので、停止するとは思わず、夫に突っ込みました。

運良く減速していたこともあり、車に接触することも落車することもなかったんですが、減速していなかったら、夫に突っ込んで車にも接触していたかも。。。と思うと、恐怖で怒り大爆発しましたね。

私(; >□<)「急に止まるなんて、危ないじゃん!」
夫(; ´△`)「仕方ないでしょ!車が来たんだから」
私(; >□<)「それなら「止まる」って言ってよ!後ろからは前が見えないんだから!」
夫(#`・ω・)「そんなこと言われたって、突然だったんだから仕方ないでしょ」

初心者すぎて、どっちもどっち。。。今ならそう思えますが、当時は指示を出さない夫が悪いと考えていましたね。
たとえ後方を走っていたとしても、前が見えない状況に甘んじてはいけなかったんです。確かにドラフティング効果を得る為に、前の人にくっついて走ると、視界が極端に狭まります。だから、前の人からのハンドサインは視界の代わりなんですよね。
でも、それだけに頼るのは間違っていました。前が見えにくいけれど、前の人がどう走っていて、この次にどう反応するか考えながら走らないといけなかった。
前を走る人も、ハンドサインか声での指示出しは必要です。後ろの人達の安全確認は、先頭を走る人にかかっていますからね。

ロードバイクを購入したばかりの頃は、走り方とかロードバイクの特性とか理解していなかったから、どう動くとかまるでわからなかったです。夫がどう走るかも、全然理解できていませんでした。だから余計に怖かったんですね、私は。この先にどうなるか予測できなかったから。

 

夫にどれだけ近づけるようになったか

ロードバイクを初めて、夫は約6年、私は約5年くらいになりました。走っていない期間もあるんで、まだまだ初心者の域を脱してはいませんが、今は前よりも楽に走ることを体が覚え、夫の後ろギリギリまでくっついて走って、ドラフティング効果を得られるようにもなりました!

昔と今を比べると、こんな感じの距離感にまで縮めることができるようになりました。

ドラフティング効果の昔と今

基本は夫が前を引いてくれますが、前後が逆でも同じくらい近づけているようです。
昔は、ロードバイク一台分は離れていないと、夫の急な動きに反応できず、危険が伴ったので近づくのが難しかったように思えます。やっぱり慣れなんですかね?夫がどんな動きをするのか、なんとなく予測できるようになってくると、徐々に距離を近づけていけるようになったし、何より近づくほどに楽に走れるんですよね!

かすいちロングを走った時は、拳一個分くらいまで近づきました。そこまで近づくと、前方から風を受けることがほとんどなくて、逆に前に吸い込まれていくような、後押しされているような感じで走ることができました。
私(`・ω・)これがドラフティング効果。。。!!!
と、感動しながら走っていましたね。やっとここまで来ることができたな!って、ちょっとした感動を覚えました。

 

練習方法は?

これといった練習方法ではないんですが、とにかく無理をせず、地道に距離を縮めていきました。というのが、練習らしい練習方法です。

いきなり距離を縮めようとすると、前を走る人も後ろを走る人も慣れていないせいで、ぶつかってしまったり、落下物を踏んでしまったり、減速や停止などの反応が遅れてしまったりして危険が伴います。
同じ人とずっと走っていれば、その人がどう反応するか予測することができるようになってくるし、道の状況を知っている慣れた土地なら、より安全に走れます。

最初は同じ人と同じ場所を走るのが、おすすめです。前の人にくっついて走るという状況にまず慣れた方が、恐怖が薄まります。
あとは、ロードバイク一台~二台分を目安に距離を空けてからスタートして、数か月かけて距離を縮めていくのがいいと思います。

ドラフティング効果の練習として走るなら、平坦がいいですね。ドラフティング効果を実感しやすいし、同じペースで走りやすいので。
ヒルクライムや坂道ではおすすめしません。ペースを合わせるのが難しい上に、スピードが出ないのでドラフティング効果はないからです。逆にダウンヒルや下り坂でもおすすめしません。これは単に危険だから。レースでもない限り、自分の限界を超えての無茶はしないのが身のため、周りのためです。

 

他の人と一緒に走れるかな?

ほとんどのライドを夫と二人だけで過ごしてきているので、そろそろ他の人達と走ってみたいな~とも思いつつ。
でも、迷惑かけたら!とか、貧脚で遅いし!とかを考えてしまって、地元のロードバイカーさん達や社会人サークルなんかに声をかける勇気もなく。。。

みなさんは、どうやって見ず知らずの人達とコンタクトをとっているんでしょう?
Twitter?Instagram?地元掲示板?
気軽に声をかける勇気が出ないせいか、どこで仲間を探したらいいのかわからない~(; ´△`)!

SNSとか見ても、なんだかレベルが高そうで。。。気後れしてしまう私です。
貧脚初心者さん歓迎!みたいな人たち、いませんかね?

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