冬キャンプの定番!【サーカスTC】と【winner well薪ストーブ】買っちゃった!

2018年12月に、夫が大原上布施オートキャンプ場で薪ストーブを使っているキャンパーさんを目撃した時は、夫は薪ストーブに興味は持たなかったんですが、なぜか2021年になって薪ストーブが欲しくなってしまった模様です!

そして。。。まさかの勢い購入!
オンラインでは売り切れだったのに、実店舗に入荷が!

目次

 

憧れを購入!こんなに嬉しいことはナイ!

夫(*´ω`)「薪ストーブいいな~あれがあれば、冬キャンプでも寒くない!」
私( ´・ω・)「どうして今になって?」
夫(*´ω`)「なんでだろうね?」
恒例となっている夫の気分の変化。一年前までは薪ストーブにロマンなんて感じていなかった人が、今年はやたらと気になり出し、そして毎日のようにネットを彷徨って販売しているサイトを探していました。

が、やはり人気!
薪ストーブの在庫はあるんですが、それを使えるテントの在庫がないんです。
難燃性の生地を使用したテントで、幾つかピックアップしていたのですが、どこもかしこも売り切れ続出。まだ在庫のある商品は、やはりどこか気に入らない点があって、購入するのを迷う状態でした。

そんな中!まさかのテンマクデザイン【サーカスTC】入荷のお知らせが!
オンラインでは数時間で完売してしまったのですが、実店舗では数は少ないながらも入荷されたと聞き、すぐさま店舗へ!
そしてGETー‼︎‼︎‼︎

夫( ゚д゚)「あった!あった!在庫あるよ!」
私(*´▽`)「やった!良かった!」
今年一番嬉しかった瞬間かもしれません(*´ω`)

 

テンマクデザイン【サーカスTC】

テンマクデザインのサーカスTC

テンマクデザイン【サーカスTC】といえば、ティピー型ワンポールテントで有名ですね。誰もが知っていて、キャンプ場での被り率がめっちゃ高いテントです。
基本は床シートの無い天井と壁だけのテント。オプション購入によって、好きな形へとカスタマイズしていくことができる仕様になっています。

標準セット内容は、こんな感じです。

  • テント本体
  • ポール
  • 張り綱(5本)
  • ペグ(15本)
  • 設営用ガイド(五角形シート、ガイドロープ、ペグ)
  • 収納袋

基本的には、これだけで基本的な形にテントを立てられる内容物が入っています。基本に忠実なティピーテントを立てるなら、これだけで十分です。

入口の布を壁のように立てたいなら、余分な張り綱とポールが必要です。
グランドシートは付属していないので、地面そのまま。靴のままで動き回りたいならいいのですが、「テント内」という感じの「床」が欲しい人は、オプションでグランドシート、やマットが必要になります。

公式オプションでもいいんですが、あえて手持ちの別製品と合わせてみてもいいと思います。サイズは合わないでしょうけれど、使用するに問題さえなければいいですよね。
だって、「不便を便利にして楽しむ」のがキャンプですもの(´∀`*)

 

設営ガイド。これがナイとね!

テンマクデザインのサーカスTCのガイドセット

このティピー型ワンポールテントのデメリットは、慣れていないと設営がめちゃくちゃ難しいということじゃないかな、と思います。

ワンポールテントなので、テントが自立してくれません。誰かがポールを支えてくれていたら、その間にペグを打っていくことができるんですが、ポールを立てる前にペグを打っておかないと、立てることすらもできないんです。
ペグの位置なんて、初めての設営じゃわからないですもんね。

それを簡単にしてくれるのが、標準の付属品「設営ガイド」です!
これがあれば、設営はもう単純!

五角形の小さなシートがあって、それの中心にペグを打ち、ガイド用の黒い紐を引っ掛けます。
この黒い紐の長さが、ちょうどペグを打つ位置に当たります。

サイト内での日差しや風向きから、テントの入口の向きを決めたら、五角形のガイドを置いて、黒いガイド紐で先にペグを打ち、その後にテントを広げてポールを立てるだけ!
なんて簡単!

 

難燃性のTCは厚みがあって重い

テンマクデザインのサーカスTCは、生地が特徴的。これが原因で売り切れ続出なんです。
「ポリコットン」と呼ばれる生地で、ポリエステル65%とコットン35%でつくられています。この生地が火に強く、多少の火の粉が触れた程度では、燃えないし溶けないんです。
これがあれば、秋冬のキャンプで薪ストーブが使えちゃう!

ただし、そのデメリットもしっかりあって。
非常に重い。小柄な女性だと設営は途端に難しいものになってしまうかもしれないくらい、全体が重いです。

重さの原因は、大人四人が入れる大きなテントということもありますね。
それにしても重いです。ワンポールテントなので、テントの中央からポールで生地を持ち上げなければいけません。これがとっても重い!

 

非常に高い!広い!

テンマクデザインのサーカスTC

購入したその日に、テスト設営をしてみました!
もう次の休みまで待っていられなくて!

五角形の幅4.2mなだけあって、結構広いです。そして、天井までが高い!一番高い中心点で2.8m!

設営時の床の広さは、大人二人でかなりの余裕を感じられました。
中心のポールから壁までの最短距離は、2.32m。
一辺の長さは2.72m。
DODのローコットを入れてみたんですが、壁際にピッタリ収まり、テント内を全く圧迫していません。凄い広さです。

テントの高さもまた凄くて。私の身長は160cmあるんですが、入口のファスナーの一番高いところにすら、手が届きません。天井にはジャンプしても手が届かない高さです。

 

ファスナーはプラ

ファスナーが結構しっかりしていて、私は好みでした。
テントだけじゃなく、ファスナーってかみませんか?生地がまとわりついて、グシャっとファスナーに噛んじゃって、穴が空いちゃうんですよね。

サーカスTCのファスナーは、しっかりゴツい感じ。
個人的に好きです。こういうの。

 

遮光性、断熱性、保温性

難燃性の生地だけあって、生地は厚みがあります。そのせいか、やや遮光性があるんです。
テント内に入ると、一段暗く感じます。色が暗い色ではないので、そこまで暗さは感じませんが、ある程度の遮光性があるように感じられます。

やや断熱性もあるので、日差しの熱も遮ってくれます。秋冬キャンプで、日差しの熱を遮られる方が困っちゃいそうですが、夏には嬉しいですね。

生地の厚みがなせる技なのか、テント内はなんとなく程度ですが、暖かさを感じました。風が通らないせいかもしれません。
秋冬キャンプなら、入口を締め切っておけば、結構暖かさを保っていられそうですね。

 

winner well【ウッドストーブサイドビューM】

winner wellのウッドストーブサイドビューM

そう!テンマクデザイン【サーカスTC】を購入したのは、この薪ストーブが欲しかったからです!
この薪ストーブの為に、薪ストーブを使える難燃性のテントが欲しかった!

鹿の角のロゴマークのwinner wellとのコラボで実現したテンマクデザイン×winner wellコラボの薪ストーブ【ウッドストーブサイドビューM】

見た目がね、もう最高にカッコイイ!
このシルバーのボディに、早く初の火を入れてみたい!
残念ながら、火を起こせる場所にすぐに行けなかったので、組み立てだけして火入はまだなんです。

標準セット内容は、こんな感じです。

  • ストーブ本体
  • ロストル(網)
  • ダンパー付き煙突(1本)
  • 直煙突(4本)
  • スパークアレスター(1本)(先端の煙突)
  • フタ用リフター(1本)(灰かき棒)
  • フタ(ストーブ本体上部の丸い蓋)
  • 収納袋(※販売元によっては付いていないのかもしれません)
 

使用には追加購入が必要です

基本的なものは全部揃っているかのように見えて、実は足りない!そんなところが初心者向きじゃないですよね。
安全に火をつけ、ストーブとして活用し、撤収する為には足りないものがあります。それがこちら。

  • 耐火布(ストーブの下に敷く)
  • 直煙突(テントより高くする為)
  • 煙突プロテクター(テントに触れる部分の保護)
  • ペグ(6本)
  • 張り綱(3本)
  • 煙突掃除ブラシ
  • 火消し壺
  • 一酸化炭素警報器
  • 温度計

最低限、これだけは追加で購入しておかないと、安全に薪ストーブを使うことはできません。
耐火布は、直火OKのキャンプ場だとしても、地面が草地なら気をつけておいたほうがいいと思います。最悪の場合、炎上しかねないので。

ペグと張り綱は、ストーブ固定用です。
ペグはストーブの足を地面に固定する為に使います。
張り綱と残りのペグは、ストーブの煙突先端を固定する為です。

薪ストーブ本体は重いし、煙突は軽いので、「固定しなくてもいけるんじゃ。。。?」なんて淡い期待を夫婦で持っていましたが、色々調べてみたところ、固定していないと思わぬ突風や、足を引っ掛けてしまった時の被害が甚大ではありません。

ストーブは倒れるだろうし、そうしたら火が外に広がるだろうし、煙突は高さのある分だけ周囲の人達にぶつかってしまうかもしれないし。
そんなことになったら、被害拡大は免れません。想像しただけでも怖いです。。。(;>△<)

 

設置は簡単!

このウッドストーブの足は、ストーブ本体の底に折り畳まれているだけなので、足を広げるだけで設置完了。とっても簡単です。
標準セット内容物は、なんとストーブの中に全部入る仕様になっています。ストーブ本体に収納してしまえば、置き場所も取らないなんて、親切設計ですよね。

ストーブ本体で約10kgの重さがあるので、取り扱いにはお気をつけてください。見た目は軽そうに見えるんですが、見た目以上には重いやつです。

そして、煙突。これは見た目どおりに軽いです。めっちゃ軽い。
ダンパーが付いている方が上に来ます。これさえ覚えておけば、上下逆転で取り付けてしまうことはありません。が、しかし、煙突ってガッチリはまっているようで、何かにロックされているわけじゃないんです。

下の煙突に乗っているだけの状態なので、逆向きに傾けると、スルッと落ちてきてしまいました。
火入をして、煤がついたら違うのかもしれませんが、最初の綺麗な状態では逆向きにすると落ちるので、設営時は注意です。夫はこれで、何度も煙突を落としていました。

 

付属の煙突だけでは低いかも?

winner wellのウッドストーブサイドビューMの追加煙突

今回、煙突2本を追加購入しています。使用するテントのサイズによっては、必要のないものとなるでしょう。
私たち夫婦がなぜ煙突を追加購入したかというと、煙突の長さがサーカスTCよりも低かったからです。

標準セット内容の煙突の高さでは、煙突の先端、つまり煙が出る部分がテントの上部にある通気口の隣になってしまい、外に煙を出しているのに通気口からテント内に取り込んでしまう状態になるんです。

winner wellのウッドストーブサイドビューM

私はこうなる状況だとは知らず、薪ストーブセットを買えば済むのだと思っていました。でも、薪ストーブを調べ尽くしていた夫は、こうなる事態を知っていて、薪ストーブ購入時に一緒に追加煙突も購入してくれていたんです。

テンマクデザイン【サーカスTC】の高さは、2.8m
winner well【ウッドストーブM】の高さは、2.4m
標準セットでの高さは、こうなっています。
使用するテントの高さが、ウッドストーブの高さよりも低ければ、追加購入は必要ないと思います。

 

テント内のベストな配置は?

薪ストーブ。ロマンの薪ストーブ!
新しいテントとともにお迎えできたのは嬉しいんですが、気になるのはテント内の配置です。

テント内を広く使いたいならば、やはり薪ストーブは、壁際に置きたいですよね。
でも、これ危険です!

これも夫が調べておいてくれました。
薪ストーブを使った人の中で、「テントが溶けた、焦げた」などの口コミがありました。その人達に共通していた点があったんです。

煙突の低いところや薪ストーブ本体が、テント生地に触れていた・近い。
火を燃やしすぎた。(高温になりすぎた)

一番高温になる部分は、薪ストーブ本体です。そこから熱が上昇し、煙突も高温になっていきます。
けれど、難燃性のテントに被害を与えてしまうほどの高温になるのは、ストーブ本体に近い部分になるようです。

薪ストーブを壁際に配置しようとすると、どうしても煙突の低い部分や、薪ストーブ本体がテント生地に近づいてしまいます。そうなると、テントが溶けちゃったり焦げちゃったりのリスクが高まるというわけです。

また、ダンパー(空気調整弁)を全開にすると、よく燃えますが、燃やし過ぎれば温度が上昇し続けてしまいます。必要以上に高温にしてしまえば、テントの耐熱性を上回り、溶けたり焦げたりしてしまうと。

サーカスTCと薪ストーブ

薪ストーブ本体と煙突の低い部分が、テント生地に触れない為には、薪ストーブはテントの中央が一番といえます。
サーカスTCは中央が一番高さがあるので、薪ストーブもテント中央のポール脇に配置するのが良さそうだと、夫婦で納得した結果に落ち着きました。

 

来週には初火入れか?

次の休みに、キャンプ場を予約しました。予定が崩れなければ、一週間後にはお楽しみの初火入れ!
私(>▽<)「待ちきれない!楽しみだね!」
夫(`・ω・)「早く来週にならないかな!早く薪ストーブの暖かさを感じてみたい!」
夫婦で薪ストーブの虜になりました。まだ使ってもいないんですがね。

実際に火入れをして、どのくらい暖かさを感じられるのかどうかは、また別の記事にしていく予定です。
更新をお待ちください。

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