8速→11速への改造なるか?!スプロケ・リアディレーラーを変えたい悩み!
夫( ´・ω・)「リアディレーラー変えて、今の8速から11速に変えたいな。。。どうしようかな。。。」
夫、密かに悩んでました。
目次
8速→11速への改造とは?
私( ´・ω・)「ロードバイクを改造するの?今度は何を?」
夫(`・ω・)「実はスプロケの枚数を増やして、変速を増やしたいんだ!」
私( ´・ω・)「ふむ。そうなると、どうなるの?」
夫(`・ω・)「変速の段階が増えるから、今までキツかった坂道とかを楽に走れるようになったりするんだ!」
私( ´・ω・)「ほう!この後輪に付いている歯車みたいなのを変えるんだね」
夫( ´・ω・)「それだけじゃないんだけどね。。。」
私( ´・ω・)「え?」
夫のロードバイク改造計画は、水面下で着実に計画が練られていました。実に数か月の試行錯誤を経て、私に話がくるのは大まかな計画が固まった最終段階直前(購入前)くらい。いつものことですね。
今回、夫が改造したいといった部分は、後輪に付いている歯車ピラミッドの部分であるスプロケです。この歯車を今より枚数を増やしたり、歯車の歯の数が少ないものに変えたりすることで、坂道でも軽く上れる・平坦では重くして加速しやするなどの自分に合った変速にすることができます。
今現在の夫の変速は、後ろ8枚・前2枚の合計16速です。
ちなみに、私のロードバイクはというと、後ろ9枚・前2枚の合計18速。同じだと思っていましたが、私の方が変速が多かったようです。
夫( ´・ω・)「それだけじゃないんだよ。リアディレーラーも妻の方がイイやつ付いてるんだよ」
私( ´・ω・)「へぇ、知らなかった」
そんなに乗らない私の方が、イイやつだったようです。
私( ´・ω・)「じゃあ、改造じゃなくて私のロードバイクを乗ったらいいんじゃないの?」
夫( ´・ω・)「サイズが小さいから、ちょっと厳しいね」
私( ´Д`)「そうだったね。私のロードバイクは女性向けサイズだったね」
すっかり忘れていましたが、私のロードバイクは女性向けに作られたサイズで、ハンドルの幅やフレーム全体がややコンパクトに収まっているものでした。確かにこれでは、夫のサイズには合わないです。微妙な違いではありますが、ロングライドでは厳しい差です。
変速が増えるメリットとは?
8速→11速になるメリットは、簡単にいうと細かな調整がしやすいので、コースにあった負荷で走ることができる=楽に走れるということですかね。特にヒルクライムのような急な上り坂を走る場合には、大きな歯車の方が重要になってきます。
ただ、歯車のサイズが大きければいいというわけではないのが、ロードバイクの面倒なところ!
後輪の歯車をスプロケと言いますが、このスプロケは10枚前後くらいの枚数でセットになっています。
歯車の歯の数が増えることで、歯車そのものの直径も大きくなっていきます。この歯の数のは1枚ごとに1~4ほど増えていきますが、等間隔に増えていくわけでもありません。小さい歯車の方は2ずつ増えていき、途中から大きい歯車へ向けて3増えるということもあります。
この歯の数の段階というのは、変速の段階の細かさです。これが細かい方がいい人と、もっと幅を持たせたいという人、そして軽くペダルを回したい人と、重くていいから加速しやすくしたい人など、それぞれの好みに応じて必要とする歯車の枚数や歯の数が変化します。
夫が重視しているのは、軽いペダルで回せること。つまり、1番大きな歯車が32か34であることです!
軽いペダルでくるくる回したい人は、大きい歯車の歯が多いほど、軽く走れます。歯の数が少ないほど、ペダルを踏み込む力はいりますが、その分力がかかりやすく、少ない回転数で加速しやすいです。
夫はどちらかというと前者。なので、歯車の歯の数が多いほど、くるくる~と軽くペダルを回せるので、スプロケの最大値が32か34まで欲しいところ。
多くのスプロケは、歯の数は11から始まり、28や30くらいまでです。歯車の歯の数を数えていくと、こんな感じで歯車が重なり合っています。
11、13、15、17、19、21、23、25、28、30、32
これで11枚の歯車が、2ずつ増えていくスプロケです。
夫は最低でも32、できれば34までのスプロケが希望。スプロケだけで見れば、購入価格は数千円程度。そんなに高くはない買い物なんですが、問題はスプロケだけ買っても意味がないことなんです。
最低限の改造部分は4か所!
今回の改造希望を成立させるには、最低でも4か所の部品交換が必要になってきます。
- スプロケ
- リアディレーラー
- ハンドルの変速レバー
- チェーン
この4つは連動していなければ使えません。(さらに細かく言うと、変速の為のワイヤーやハンドル周りを改造した後のバーテープなども必要があるのですが、メイン部品ではないので省略しています)
スプロケだけを今より変速が増えるものに変えても、変速させるハンドルの段階が足りなければ変速できません。例えば、1~12階建てのビルなのにエレベーターが10階までのボタンしかないイメージですね。これはリアディレーラーも同じです。
そして、変速の段階が増えるということは、スプロケを回転させているチェーンも長くしなければなりません。今までより歯車の枚数が増えるのですから、当然伸ばさないと足りませんよね。
そう!スプロケの枚数を増やしたいだけなのに、付属で色々交換しないといけないんです!
割と面倒!結構お値段かさみます!
その合計、およそ3~4万円。各部品は数千円なのにー!
シマノ105リアディレーラーR5800狙い!
スプロケを変えるにあたって、狙っているリアディレーラーは「シマノ105リアディレーラーR5800」
最新のものではありませんが、R5800の性能で十分満足だということで、こちらを狙っています。
リアディレーラーの性能の違いによっては、変速をストレスなく行えるようになります。変速が上手くいかないと、スピードに乗れなかったり、走りに集中できなかったりとデメリットが色々あります。リアディレーラーも大切な部品です。
このリアディレーラーに合うスプロケの歯の数が11から32になりますが、最小・最大ともに適合するサイズの幅があります。大きい歯車でいえば、1番小さくて28。1番大きくて32の歯の数がないと合いません。
リアディレーラーひとつとっても、合う合わないサイズ幅があるので、希望している部品が組み合わせられるものなのかを調べることは絶対です!
また、リアディレーラー自体にもショートとミディアムのサイズがあり、シリーズは同じなのに大きさが違うということがあります。これもまた、購入前に確認しておかないといけない点のひとつです。
細かなサイズの違いがありすぎて、購入を悩む以外に考えることが増えて面倒。。。
面倒じゃなくするには、同じメーカー・同じシリーズで買い揃えると、間違いはしにくいかもしれませんね。
シマノ105リアディレーラーR5800なら、同じR5800シリーズのスプロケやシフトレバーにすると、合わなくて使えないということだけは無いです。
問題はお小遣いともうひとつ
各部品のサイズ、互換性をクリアしたところで、問題はお小遣いともうひとつ。。。
まずはお小遣い問題。実は、夫は2020年分のお小遣いを使い切り、すでに2021年分を前借として使っています。だから、これ以上の買い物は来年に使えるお小遣いをガンガン削っているということになるんです。
私( ´・ω・)「お小遣い、大丈夫?」
夫(; >ω<)「大丈夫じゃない!けど来年分から前借!う~ん。。。でもどうしよう。。。使いすぎてる気もするし」
もうひとつの問題は、2020年が結構好きな物を買いまくっているという気持ちです。この上まだ買うのか?と本人も思っているらしく、節約ではないけれど、そろそろ節制しなければならないのでは?と考えている模様です。
家計の財布に手を出しているわけではないので、私としては問題を感じませんが、言われてみると今年の夫は色々と好きな物を買ったな~という記憶が蘇ってきます。
お小遣い制の皆さんは、こういう時はどうしているのでしょう?
我慢?
購入?
さてはてどっちが後悔がないのでしょうか。
夫( ´・ω・)「どうしよう。。。買わない方がいいのかな。。。いや!スプロケ変えるなら、いっそフロントも変えた方がいいかな?バランスが。。。」
悩みすぎて更に悩みだす夫!変速改造はなるのか?!