香港旅行を一段楽にする「オクトパスカード」購入方法!返金方法!使えるお店はどこ?
オクトパスカードは、香港旅行にはなくてはならないカードです。日本でイメージするならば、Suicaかな?
購入方法から使えるお店、帰国前のチャージの返金方法などまでご紹介します!
目次
- オクトパスカードの種類を知ってお得に使う!
- 購入方法は有人カウンターor券売機
- 使えるお店にはこのマーク!
- 残高が知りたい!お店じゃなくても調べられる!
- カードにまだお金入ってる…返金するには?
- あれ?残高がないはずなのに使えた?
- オクトパスカードって便利だった?
オクトパスカードの種類を知ってお得に使う!
オクトパスカードは、日本でいうところのSuicaです。お金をチャージして、電車やバスやコンビニ、フェリーなどあらゆるところで使える便利なカードです。
香港は、このオクトパスカードか現金での支払いがほとんどになるため、1人1枚は持っておくのがおすすめです。
オクトパスカードには種類があって、基本的にどのカードでも現金をチャージして何度も利用することができます。
カードの種類は色で見分けが付いて、それぞれの違いによって金額が変わります。
写真は券売機の購入画面です。(大人用のカード購入画面です)
上の段のカラフルな3種類は「エアポートエキスプレスカード」が含まれています。金額が左の方が高いのは、行き先が遠いからです。
青色のカードは、香港島にある香港駅までのエアポートエキスプレス乗車賃が含まれています(片道110HKD)。
オレンジ色のカードは、尖沙咀(チムサーチョイ)エリアにある九龍駅(クーロン駅)までです(片道100HKD)。
緑色のカードは、青衣駅(チンイ?駅)までです。
下段の白地のカードは、ツーリスト用と書いてありました。保証金を含めた150HKDがチャージされたカードで、エアポートエキスプレスにも乗車できます。現金がチャージされていますからね。
じゃあ、違いって何?って思いますよね。
違いは、MTRの乗車賃と保証金のようです。
(実際に経験したわけではないので、調べた結果の解説となりますことをご了承ください)
エアポートエキスプレスの乗車賃が含まれるカラフルなオクトパスカードには、改札を通してからの72時間=3日間のMTRが乗り放題となる権利が含まれているようです。
MTRを移動によく使う予定がある人は、このタイプを購入するとお得かもしれませんね。
ただし、カラフルなオクトパスカードには50HKDの保証金が必要となります。
白地のオクトパスカードは、MTRの乗り放題もなければ保証金もありません。Suicaと同じ感覚で使えます。MTRを乗り回す可能性が低く、保証金なしで良いなら、こちらのカードで十分だと思います。
香港空港からそれぞれの駅までのエアポートエキスプレスの乗車賃が含まれているため、目的の駅に着いたら残金がほぼなくなります。
すぐに買い物したい、乗り換えて遠方まで行きたい場合には、到着した駅にあるチャージ専用機(増殖機と書いてあります)にて、チャージできます。コンビニでもできますよ。
購入方法は有人カウンターor券売機
オクトパスカードの購入方法は、無人の券売機か有人カウンターです。香港空港の到着ロビーからエアポートエキスプレスに繋がる通路の途中に、有人カウンターと券売機が設置されています。
流れがスムーズ!
券売機はタッチパネル式です。
簡単な購入の流れを箇条書きにしたので、参考に!
- 言語を選択(英語・繁・筒)
- オクトパスカードの種類を選ぶ
- 支払い方法を選ぶ
- 画面右のカード挿入口・タッチ決済部分に支払い方法に応じた支払いを行う
- 画面下の取り出し口からパッケージに包まれたオクトパスカードが出てくるので取る
券売機は、飛行機が到着する時間帯には少々混み合いそうですが、割と空いている時間が多い印象です。
クレジットカードやオクトパスカード(オクトパスカード欲しいのに、オクトパスカードで支払うとはw)で支払いができます。
スマホにApple Payを登録していれば、カードではなくスマホのタッチ決済も可能です。私たち夫婦はこの方法で支払いました。
ただ、現金払いができないんです。現金の投入口がなく、支払い方法が記載されている部分にも現金のマークがないので、券売機ではキャッシュレス専用ということになるんでしょうね。
だから、有人カウンターが混み合います。
香港に到着してすぐの買い物って、まだ両替したばかりの現地の大きなお札しか持っていないことも多いため、有人カウンターでオクトパスカードを購入して、現金を小銭にしたい人にはうってつけなんでしょう。
使い方でわからない点も、店員さんに質問できますしね。
(基本的に中国語での対応です。英語もできる人はできるのかもしれませんが、確率は低そうです)
使えるお店にはこのマーク!
使えるお店はかなり多いのですが、タクシーは使えません。タクシーはクレジットカードも使えない車がほとんどで、未だに現金主義のようです。
使えるお店は、以下の通り!
- MTR
- 路線バス
- エアポート行きの高速バス
- エアポートエキスプレス
- コンビニ
- 街中にある商店や売店
- フェリー
- トラム
- ピークトラム
- 一部の屋台
「八達通」と書いてあれば、オクトパスカードのことです。お店の入り口に支払い方法が掲示されているところもありますが、書いていないお店も多いです。
そういうお店では、レジのところにオクトパスカードのタッチ決済用の機械が必ずあるので、レジを見て判断できますよ。会話が怖くない人は、「オクトパスOK?」とか聞いたら、答えてくれると思います。
注意点は、オクトパスカード以外にもタッチ決済があるらしく、タッチパネルが個別に用意されている点です。
上の写真は、お粥屋さんのレジにあるオレンジ色のタッチ決済用の機械と、写真下は下りのピークトラムの改札です。
ピークトラムの改札は、オクトパスカードのマークの下に黒い蓋があるのがわかりますか?
この蓋、基本的にはオクトパスカードのマークを隠すように閉じられています。係の人がいる場合には、お客様が持っているカードの種類を見て、蓋を開けて誘導してくれるんですが、係の人がいない時は自分で蓋を開けてオクトパスカードをかざさないと、改札を通れません。
これを知らなくて、オクトパスカードの上にあるタッチパネルに何度もカードをタッチしては、改札がエラーで閉じるのを繰り返していました…
残高がない時も同じように改札が開かないエラーなので、残高不足なのか?と思ったんですが、ついさっきチャージしたばかりだったんですよね。こういうトラップもありますのでw
残高が知りたい!お店じゃなくても調べられる!
オクトパスカードは電車もバスもコンビニなど、使えるお店がたくさんあるんですが、レシートを見れば簡単に残高がわかると思うじゃないですか。
見慣れない海外のレシートって、読み解けない…
本当に何が書いてあるか、わからない…!
商品と金額、合計金額はわかるんですが、オクトパスカードの残高ってどこ?って感じになると思います。
それに、お店ではなく電車やバスを利用している時は、改札を出る一瞬に利用金額と残高が表示されるんですが、あまりにも一瞬すぎて数字が見えません。あっという間に次の人が改札を通るので、表示がすぐに切り替わります。
そうなると、残高がわからない…チャージ不足で面倒なことになっちゃいそうですよね。
でも大丈夫です!残高を調べる専用の機械がありますから!
駅の改札前には、3種類くらいの券売機っぽい機械が並んでいます。その内の2種はオクトパスカード専用の機械です。
写真の左に映る「査閲八達通」と書いてある機械で、現在の残高と使用履歴が確認できます。
写真の右に映る「増殖機」と書いてある機械は、現金によるチャージが可能です。ただし、この機械で使える現金は50HKDと100HKDの2種類の紙幣のみとなっています。これ以外の現金でチャージしたい場合には、お店に行くしかないかな?
残高を確認したい場合は、細長いこちらの機械のオレンジ色の部分に、オクトパスカードをタッチすると、タッチ部分の上部の画面に直近3回分くらいの履歴が表示されているようで、1番上の数字が現在の残高です。
中国語読めない(;>△<)!
便利なのは良いんですが、瞬時に文字と数字が読み取れないので(慣れていないせいですね)、残高を確認する余裕が本当にないんです。
おかげで、何度か改札でチャージ不足とエラーが出て、顰蹙買ってしまいました…
香港の物価は、日本とそれほど変わらないというか、お店によってはやや高いところが多くて、100HKDチャージしてもあっという間に消えていくんですよ。
確かにMTRや路線バスは安いと聞きますが、飲食代もこのカード一枚で済ませるなら、2泊3日の旅行で400HKDくらいはチャージしておきたいところですね。空港移動にエアポートエキスプレスを利用するならば。
私たち夫婦は、何度も細かくチャージして手間がかかって仕方がなかったです。
両替した時に、ちょっと多めに入れておいても、後から返金できますし。チャージしておいた方が、何かと便利だと思います。
カードにまだお金入ってる…返金するには?
オクトパスカードは使い切らなかった現金を、空港にある有人カウンターで返金できます。その際に手数料がかかるのはツーリスト用ではないカードだそうです。
おそらくですが、エアポートエキスプレスが含まれているのも、ツーリスト用と書かれた白地のカードも、全部ツーリスト用なのではないか?と思います。
有人カウンターでは、券売機で購入した4種類以外にもカードの種類があるような表示がされており、こちらのタイプを返金したい場合には、返金に一定の手数料がかかるのかもしれません。
私たち夫婦が購入した白地のオクトパスカードは、手数料なしで残っていた全額をHKDにて返金できました。2枚同時にカウンターに差し出したら、ちゃんと両方の金額の合計で手続きしてくださいました。
返金は「リファンド」です。「リファンド プリーズ」で通じますので、安心してください。
カタカナ発音の英語でも、十分に通じました(*´∀`)!
あれ?残高がないはずなのに使えた?
私、1つだけ不思議に思っていることがあるんです。
オクトパスカード、「チャージした現金以上に使える?説」です。これを感じたのは、到着した当日、香港で最初の買い物をした時に「あれ?」と思ったんです。
そろそろ夕食をと考えていた私たち夫婦は、人混みに疲れたのでコンビニでご飯を買ってホテルの部屋で食べようと考えていたんです。
すでにエアポートエキスプレスで九龍駅まで利用していた後だったため、オクトパスカードには50HKDしか入っていないはずですよね。
白地のツーリスト用のオクトパスカードは、購入が150HKDだったので、カード内には150HKDが入っています。
そこから香港空港〜九龍駅までエアポートエキスプレスの乗車賃100HKDが引かれて、残高は50HKDです。
コンビニでは、夕食の他にも水やお菓子など色々購入したので、98HKDかかりました。
絶対足りない。決して決済ができるわけではないのに、なぜかレジは通っちゃったんですよ…
私( ゜д゚)「なんで使えるの?これって借金?オクトパスに?どういう仕組み?」
夫( ´∀`)「なんか使えるらしいよ。少しくらいの不足なら」
私( ゜д゚)「?!」なぜ知っている…?
帰国後に色々調べてみました。
夫の調べた情報は、おそらく保証金(デポジット)のある通常タイプのオクトパスカードのことかもしれません。
保証金があるタイプのオクトパスカードは、保証金の範囲内であれば残高が不足していても使えるらしいです。回数や不足でも使える場所の制限があるかどうかはわかりません。
残高不足で利用すると、次にチャージした分からその不足分が補われ、残高に反映します。
つまり、今回の私のオクトパスカードで考えると、次のような流れになるのではないかな?と思います。
- 150HKD:オクトパスカード購入時
- -100HKD:エアポートエキスプレス乗車
- -98HKD:コンビニで商品購入
- +200HKD:現金チャージ
- 152HKD:チャージ後の残高
いや〜すごい!ちょっとした不足だったら、そのまま使って大丈夫だなんて便利ですね!
でも、私たち夫婦は通常のオクトパスカードじゃなくて、保証金のないツーリスト用を購入したはずなんですが…その点の疑問は解明されませんでした。
全くわからない( ゜д゚)!
オクトパスカードって便利だった?
香港旅行にオクトパスカードは、絶対必要ですね!あらゆるところで使えるし、ちょっとした屋台でもオクトパスカードが使えるお店が多いので、持っているとどこにでも行けて、なんでも買えます。
逆にクレジットカードが利用できるお店が、観光客向けじゃないとないっていうのが不便に感じたくらいです。
K11やM+などの、大型で高級なショッピングビルだと、大半のお店でクレジットカードは使えるんですが、地元密着型の小さいお店だと、現金化オクトパスカードしか使えないんですよ。
しかも、お釣り用に小銭を用意しているっていうわけでもないらしく、小銭がないと四捨五入して多めに支払うことになりかねませんw タクシーの時は多めに支払いましたw
今回は、100HKDや200HKDの細かいチャージを3〜4回ほど繰り返して、使いたい時にチャージできる場所を探すという不便があったので、多めにチャージしておいた方が旅行中に気兼ねなく使えます。
そして、帰ってレシートを整理している時に気が付くんです。
( ´一`)思ったより使ったなぁ…って。
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アカウント名は「ぽたぽたサイクリング」
今回の香港旅行も動画に編集中ですので、UPしたらブログ内やX(旧Twitter)でお知らせします!お楽しみに!
2023年9月30日更新!
YouTubeにオクトパスカード購入〜返金までの紹介動画をUPしました!