【第1回】キレイライン矯正で歯列矯正やってみた!初めてのマウスピースの感触は?痛み・違和感・付け外しなどレビュー!
とうとうマウスピース矯正を始めます!
よく聞く痛みや辛さがどの程度なのか、マウスピース矯正で歯列はちゃんと矯正できていくのか、体験談を定期的に公開していく予定です。
マウスピース矯正を考えている方は、参考にどうぞ!
以前の記事はこちらから。
初回診察:【キレイライン矯正の初回診察を受けてきた!マウスピース矯正の診察内容は?】
目次
- 一回目のマウスピース受取!
- マウスピースの使用の流れと次回診察時期
- 装着時の注意点
- マウスピースのお手入れ
- 付け外しの練習
- 鎮痛剤と口内炎の薬
- ホワイトニング剤の使い方と渡すタイミング
- 歯科医師による装着状態の確認
- 一日中マウスピースを装着していて感じたこと
- 寝る時は?痛い?辛い?
一回目のマウスピース受取!
「東京プラス歯科矯正歯科ちば」にて、キレイライン矯正の第一回目をやってきました!
歯列矯正は初めてなので、口コミにある痛みや装着時の辛さ、面倒さなどがどの程度なのか、とっても気になりますよね。これから定期的にマウスピース矯正をやっていく中での感想や、歯列の状態変化など詳しくご紹介していきたいと思います。
歯列矯正についての考察記事察については、こちらです。こちらもぜひご覧ください。
【歯の矯正?人の歯、自分の歯に、どれくらい気になっていますか?】
まずは、一回目のマウスピース受取の様子を順を追ってご紹介します。
- 予約時間:AM9時
- 診療時間:約20分
- 料金:3,300円(診察料)
診察料は毎回かかります。契約時に支払った料金は、マウスピースの作成代金です。この辺りをよく間違えて覚えてしまう人がいるみたいで、結構しっかり注意事項として言われています。
※診察料はクリニックによって金額が異なります。
受けとった商品は、以下で全てです。
- マウスピース(ソフト、ハード各上下)
- 歯型
- 注意事項説明書3枚
- キレイライン矯正ガイドブック
- チューイ
- リムーバー
- 鎮痛剤、口内炎に貼る薬
- マウスピース洗浄剤
- 保管ケース
マウスピースの使用の流れと次回診察時期
診察台に案内され、まずは口の中をゆすいで綺麗にし、待機です。
すぐに歯科助手さんからマウスピースの装着時、取り扱いなどの全体的な注意事項の説明を受けます。説明は口頭で行われますが、説明時に使用した用紙はいただけるので、メモを取らなくても大丈夫です。
最初の説明は、今回使用する一回目のマウスピースの使用時期についてです。
キレイライン矯正では、ソフトとハード二種類のマウスピースで1セットとなります。ソフトを3週間、ハードを3週間取り付けることで、約1か月間の使用となります。
マウスピースや歯列の状態に問題がなければ、2セット目以降は患者さんが自分でソフトからハードに付け替えをします。
今回は一回目のマウスピースなので、ソフトからハードに付け替える頃に次回の診察日とし、自分でソフトからハードに付け替えて来院する形になります。
ハードの装着状態の確認、歯列の動きの確認など診るそうです。
次回診察が3週間以上開く場合は、患者さん自身でソフトからハードに付け替えておくようにとのこと。
ただし、痛みがひどい場合や何らかの異常がある場合には、クリニックにすぐに連絡して、マウスピースの装着をやめます。
装着時の注意点
基本の装着時間は、1日22時間以上。これより短い時間だと、矯正力が弱まり、予定通りに矯正することができなくなります。
外出先で、どうしてもマウスピースを外さなければならなくなった場合、1時間に5分間は装着すれば、歯の戻りをリカバリーしやすくなるそうです。2時間以上、装着せずにいると、歯の状態が元に戻ってしまいやすくなり、その後の治療の進行速度にも影響が出やすいとか。
装着時の飲食は基本的に水、味・甘みのない炭酸水・40度以下のお湯だけは可能。それ以外は、マウスピースを外してからの飲食をするようになります。
マウスピースをした状態での咀嚼は、マウスピースの破損に繋がります。
味・甘みのある飲み物をマウスピースをしている状態で飲むと、歯とマウスピースとの間に飲料が残り、歯が砂糖漬けにされている状態になって、通常よりも虫歯になりやすいです。
また、甘味がなくてもマウスピースに色が付着し、装着時に目立ってしまうようになります。
甘くなくても、熱すぎる飲み物も厳禁です。マウスピースが熱によって変形したり、亀裂が入ってしまったりするそうです。
これからの時期、温かい飲み物を飲む機会が増えてくるので、思わず飲んでしまわないように気をつけねば!
マウスピースは順調に入れ替えが進めば、終わった回のマウスピースを付けることはありませんが、歯の状態など不測の事態が起きた時には、前の段階のマウスピースを装着する場合もあるので、使い捨てと考えない方がよさそうです。
クリニックからも、マウスピースは歯型と一緒に全部を作成番号がわかる状態で保管しておくように言われます。
マウスピースの作成番号は、奥歯の外側に刻印がされています。私のマウスピースは一回目の分なので、「1」と刻印されています。次の分には、「2」と刻印されてくるはずです。
マウスピースのお手入れ
マウスピースは各自で管理となるので、毎日お手入れ必須です。
基本のお手入れは、柔らかい歯ブラシで汚れを落とすだけ。すすぐ時は水かぬるま湯です。熱湯消毒は絶対ダメ!です。マウスピースは熱に弱いので、40度以上の熱で変形・亀裂などの破損になる場合があるそうです。もちろん破損した場合は自己責任ですので、作り直しの際には、もう一度同じ料金がかかります。
しっかり洗いたい時は、マウスピース専用の洗浄剤を使用します。
今回、108回分の洗浄剤をいただきました。(無料です!)
無くなったら、来院時に購入もできますが、ドラッグストアでも似たようなものは販売しています。ドラッグストアで購入する時は、必ず「矯正用リテーナー」や「マウスピース用」と書かれた商品を選ぶように!
間違っても「入れ歯用」など、他の用途の商品で代用しないように!とのことです。研磨剤が入っている場合があり、マウスピースを傷つけてしまうからだそうです。
洗浄剤の使用頻度は、毎回でもいいい、毎週や毎月など、自分が気になったタイミングでの使用でOKとのこと。清潔な状態で保管・使用できていれば、深くこだわらないみたいですね。
付け外しの練習
その日から装着する予定の一回目のソフトマウスピースを、鏡を見ながら実際に装着してみました。歯科助手さんは隣にいて、装着のやり方を教えてくれますが、実際に装着するのは自分です。
まずは、付ける時の練習です。
上と下、どちらが先でもOK。
前歯から合わせて、上のマウスピースなら、下から指で押し込むように。前歯から徐々に奥歯へと押し込みながら装着します。
下の歯の場合も同じやり方です。前歯から奥歯へと、徐々に指でマウスピースを押し込んで装着します。
この時、押し込む力が甘いとちゃんと装着できていません。指で押し込むにも、それほど強い力を加えることができないので、補助器具があります。それが「チューイ」というゴムみたいな緑と白の円柱型のものです。
チューイを噛んで、マウスピースを歯にしっかりと装着させます。チューイは2個しかないので、噛む位置を変えながら、全体がしっかりとはまるように。
チューイは、その後も使用するので、水洗いで綺麗にして、保管しておきます。
次は、外す時の練習です。
これも上下どちらからやってもOK。
上のマウスピースは、歯の内側から指を入れ、奥歯から外していきます。
マウスピースの端に爪先を引っかけて、奥から徐々に前歯の方へ外します。一気には外れませんし、左右同時にも厳しいです。左右どちらかから外し始めて、ちょっとずる外していく感じになります。
下のマウスピースは、頬側から指を入れます。外すのは、奥歯から。
マウスピースの端に爪先を引っかけて、奥から徐々に前歯の方へ外します。指を入れる向きが違うだけで、外し方は上も下も同じです。
一気に外そうとして無理に力をかけると、マウスピースが割れることもあるので、ちょっとずつ外すのがコツだそうです。
マウスピースを外す時は、爪がある程度長さがないと、引っかかりません。爪を短くしている人は、リムーバーを使います。
フックのようにマウスピースに引っかけて、指でやるのと同じやり方でちょっとずつ外します。
外出する際は、リムーバーとチューイと保管ケースを一緒に持ち歩けば、外食する時に忘れないかと。
外出時の保管ケースは、ピンク色のがま口財布みたいな形状をしています。
開口部が広く、マウスピース上下セットが余裕で入ります。
シリコン素材のようなもので出来ているので、撥水効果ばっちりです。
鎮痛剤と口内炎の薬
ちょっとドキドキなのが、鎮痛剤と口内炎の薬が処方されたことです。
マウスピースを装着していて、痛み出したら飲んでくださいと言われました。痛むほど辛いのかな~と、この時点でドキドキです。
鎮痛剤を飲むのはいいけれども、飲むのは新しいマウスピースを装着した2日以内まで。それ以降も痛みが継続する場合は、マウスピースの装着を止めて、クリニックに連絡・来院になります。
痛みがひどいということは、マウスピースが合っていない可能性がある為です。歯列を矯正しているんだから、歯が多少痛いのは我慢しないと、と思うのは危険だそうです。
多少の違和感や圧迫感はあっても、痛みはいきすぎ。無理に我慢すると、歯の根や骨にまで異常をきたしてしまう恐れが出てくることもあるので、痛みの我慢しすぎには注意です。
口内炎の薬は、マウスピースが口の中に当たって口内炎になってしまう人が多いらしいので、事前に処方されています。口内炎に貼るタイプの薬です。使い方の紙を渡されますので、使い方がわからなくなるということもなさそうです。
ホワイトニング剤の使い方と渡すタイミング
今回、1本(約2週間分)のホワイトニング剤をいただきました。無料で付いてくる特典です。
私が行った東京プラス歯科矯正歯科ちばでは、キレイライン矯正の契約でホワイトニング剤が3本プレゼントでした。契約回数によって、プレゼントされる本数は変わります。私は10回コース契約だったので、3本プレゼントでした。
その内の1本目が、初回マウスピース受け渡し時にいただいています。残りの2本については、マウスピース矯正の治療が終わる時に渡すようにしているとのことです。
私も、マウスピース矯正中にホワイトニングをしても、結局はマウスピースをしている状態では意味がないので、ホワイトニング剤をもらっても使うタイミングは治療後にしようと決めていました。治療後にもらえるということで、ホワイトニング剤の保管を考えなくていいのは、有難かったです。
ホワイトニング剤は、注射器のような形状をしていて、約2週間で使い切りになる分量が入っています。
先端部分は蓋になっていて、残った液を保管する時に付けておきます。
未開封状態で、冷蔵庫保管をしたら、約1年は品質が守られるとのこと。開封したら2週間で使い切るようにとのこと。
ホワイトニング剤は、マウスピースと一緒に使います。
マウスピースの内側にホワイトニング剤を点で塗布し、マウスピースを装着します。そのまま2時間放置でOK。使用後は、軽く歯を磨いて、マウスピースも歯ブラシで洗浄し、薬剤を取り除きます。
ホワイトニング剤を使用すると、歯がしみやすくなり、色素沈着も起きやすくなるらしいです。なので、使用するタイミングは考えた方がいいかもしれません。コーヒーや赤ワインなど、色のついた飲み物を飲む前には絶対やらない方がいいですね。
また、一回の塗布で歯が白くなるのではなく、1本分のホワイトニング剤を2週間使い続けることで、徐々に歯が白くなっていくようです。
ホワイトニング剤は、マウスピースから溢れるほどの量は多すぎになります。歯科助手さんによると、説明書きでは歯1本に対して米粒ほどとありますが、その半分くらいで十分とのことです。
歯科医師による装着状態の確認
最後は、歯科医師による装着状態の確認でした。これは一瞬で終了しました。
口を開けて、自分で装着したマウスピースの状態を診てもらいます。上下をぐっと軽く押された感じがしたら、もう終わりでした。装着が上手かったのかな?
その後、歯科医師に対して質問があれば質問を、なければそのままマウスピース等の商品を受け取って会計となります。
一日中マウスピースを装着していて感じたこと
一回目のマウスピースをクリニックで装着してから、ご飯のタイミング以外では常に装着状態で過ごしていました。色々と思うところが出てきて、今後が不安になる感じなのが否めませんでした。。。
装着食後は、痛みがなく、圧迫感?のようなものはあっても辛くはないだろうという感覚でした。歯茎に当たる感じもないので、痛みと呼べるような感覚は、本当に一切ないんです。これなら続けられそうかなと喜んだのもこの時だけでした。
装着後、約3時間経過し、だんだんと圧迫感と違和感が増してきました。マウスピースは1mm程度の厚みで、そんなに嵩張らないしと思っていたんですが、口の中って僅かな違和感でも感じ取りやすいって体感しました。
マウスピースがめちゃくちゃ気になる!
つい舌でマウスピースを触っちゃうし、歯が浮いている感じ(上下の歯が触れないように、少しだけ歯を開けている感じと言えば伝わるでしょうか)が非常に気になります!
私、歯の食いしばりが癖になっているんですが、それがあるせいか余計に口の中で歯を浮かせている感が強いです。
見た目はクリアなマウスピースなので、夫に見せても「全然目立たない」とは言われています。周りの人達からは、マウスピースをしていることは気づかれないかもしれないです。
でも、自分自身の違和感すごい。。。
装着から8時間ほど経過した頃では、違和感よりも圧迫感でモヤモヤイライラするようになりました。
痛くは無いんです。痛くは。ただ、圧迫感が凄くって、それがモヤっとするというか、気になりすぎてイラっとするというか。
外す時、必ず置き場に困ります。外出時だったら、トイレに行って付け外しして、保管ケースなんですが、家にいる時にまで保管ケースは面倒なので、お皿を一枚出しておくことにしました。
ご飯の時は、用意したお皿の上にマウスピースを置けば、すぐに外せます。家族の了承が必要ですけどね。
軽く口を開けて、指先でちょっと引っかけただけでマウスピースは外せないんですよ。がっつり指が口の中に入る光景を目の前にいる人に見せることになってしまうので、一緒に暮らしている人が嫌がってしまったら、家でも洗面所やキッチンなどで付け外しすることになりそうです。
これには夫がその場で付け外しを許可してくれたので助かりました。でも、夫の方を向いて付け外しはやらないように気を付けます!親しい仲にも礼儀あり!です。
2021年10月28日追記!
キレイライン矯正を付けて四日目あたりから、モヤっとした圧迫感が少なくなった気がします。
装着に慣れたというよりも、歯が動いたのかな?といった感じです。未だにマウスピースがあることに違和感はありますが、日を追うごとに少なくはなっています。
これなら、鎮痛剤の必要もなさそうです。
最初のハードに付け替える時、再びモヤっとした圧迫感にイライラしてしまうのかな~と思うと、ちょっとだけ緊張です。
寝る時は?痛い?辛い?
日中に、違和感と圧迫感で想像以上にマウスピースが気になってしまって、これは寝る時はもっと大変になるかもしれないと覚悟していたんですが、意外とすんなり眠れた上に、熟睡していました。
もしかしたら、日中に気にしすぎて疲れていたのかもしれません。眠れないよりも、疲れて眠れた方がマシなので、結果オーライですね。もし眠れなかったらと思うと。。。辛すぎる!
お布団に入ったタイミングでは、まだ違和感や圧迫感がありましたが、歯磨きをした時に付け外しをしていて、たった5分くらい外していただけなんですが、それが結構すっきりしました。
付けていて圧迫感が凄いけれども、外しても歯が戻っていく感覚が凄いんです。ただ、もう一度マウスピースを付けた時には、なぜか外す前よりも圧迫を感じないんですよね。ちょっとでも外したことで、すっきりした感覚があります。あんまり無駄な付け外しを繰り返さない方がよさそうですが、どうしても耐えられない時には、5分以内を目安に外そうかな?
2022年5月17日更新!キレイライン矯正の経過状況を定期的に更新しています。
第2回目:【キレイライン矯正を装着した最初の一週間で感じた事、困った事】
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