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登山用ヘルメットはいつ被る?必要なタイミング、種類と選び方もご紹介します!

登山にはヘルメットが必要だということを知っていますか?
どの山には必要で、被るタイミングはいつなのかを調べました。

 

目次

登山ヘルメットの役割
いつ被る?ヘルメットのタイミング
ヘルメットを選ぶポイント
ヘルメットの種類
まとめ

 

 

登山のヘルメットの役割

主には落石、滑落時から頭部を守る役割をもっています。
想像以上に頭部は衝撃に弱いものです。頭を打つと聞いても、転んだくらいの痛さ?という考えは甘いようです。
落石事故よりも転倒による怪我の方が圧倒的に多いです。自分の身長の高さから拳程度の大きさの石を落とすと、ヘルメットは割れたり、凹んだりと強い衝撃を受けます。ヘルメットですらそれほどの衝撃があるのですから、頭に直接当たったら。。。考えるだけでも恐ろしいですね。

万が一、脳内出血してしまったら。自力での下山は無理でしょう。
病院に行くまでも山の中では何時間とかかってしまうこともあります。救援を要請しても、10分以内に病院に到着なんてことはありません。

御嶽山の噴火があってから、ヘルメットは一気に普及しはじめました。静かな山に見えても、活火山は日本全国にあります。標高の高い人気の山はほとんど活火山と言ってもいいくらいです。
ヘルメットは自分で自分の身を守る鎧です。荷物になる、重い、邪魔になるなどのデメリットもありますが、命あっての登山ですからね。
自分の身はできる限り守りましょう!

 

 

いつ被る?ヘルメットのタイミング

稜線の写真

転倒、滑落の衝撃から頭部を守ると考えると、どこの山でも必ず必要だと言えます。落石は岩の多い山でなければほとんど起こる可能性はありませんが、転倒や滑落はどこの山でも起きますからね。

日本の山では『着用義務』がありません。あくまでも『着用推奨』です。
その基準になりそうな推奨例が長野県から出ていました。
山岳ヘルメット着用奨励山域』として掲載されています。
過去の遭難事故例や山岳の形状を考慮して考えられた山域のようです。表を見る限りでは難所と言われる山であるようですね。

注釈にもある通り「他の山域においてヘルメットが不要という主旨ではない」とのことです。
いつ、いかなる事故が自分の身に降りかかるか誰にもわかりません。できる限りの安全確保はやっておきたいですね。
また、多くの山小屋でレンタルヘルメットがあります。持って行くのが面倒な場合はレンタルしましょう。

 

 

ヘルメットを選ぶポイント

工事現場で使うヘルメット、バイクに乗る時のヘルメットなどヘルメットには用途に応じた種類があります。それぞれに安全規格があり、適合していないものは販売できません。
登山用ヘルメットにもEN規格とUIAA規格という安全規格があります。そのマークが表示されているかどうかが、安全基準を満たしているかどうかの見極めになります。

EN規格:欧州の統一規格です。EN12492:山岳用ヘルメット
UIAA規格:クライミング用品の安全規格です。

安全基準を満たしたら、次のポイントです。
フィット感、通気性、フードとの相性、重量。この4点が選ぶ時のポイントになります。

フィット感は言わずもがなですね。サイズが合わないヘルメットは視界を遮り、より危険が増します。

通気性もですが、特に重量です。頭の上に重荷があるだけで、疲労度にかなりの差が出ます。安全性を重視して、頑丈なものを買っても、重すぎては行動の邪魔になるだけです。
今の自分が持てるだけの重さかどうか、しっかり確認しましょう。店頭で少しでも「重いかも」と感じたら、登山中の疲労した体ではもっと「重い」と感じると思った方がいいです。

登山時の悪天候はいつ遭遇するかわかりません。その為にレインウエアは持ち歩いていると思いますが、そのフードが被れなければ意味はありません。
山用のレインウエアならば、フードが被れる仕様になっていますが、それも相性があります。ヘルメットの形状に合わないと、フードを被ることができません。
ヘルメットを見る時には、お手持ちのレインウエアも一緒に持って行くと着用感がより体感しやすいです。

 

 

ヘルメットの種類

登山用ヘルメットには主に2つの種類があります。それがインモールドとハードシェルです。それぞれの特徴をご紹介します。

 

 

インモールド

ロードバイクのヘルメットに似た形状です。発泡素材を使った軽量で通気性の高いタイプです。発砲素材の外側をポリカーボネートのような素材でコーティングしているので、軽いですが衝撃耐性ももちろんあります。
軽量ですが少々厚みがあります。
通気性の高さから夏登山で人気です。

 

ペツル シロッコ

軽量性と保護機能性を両立させたヘルメット。
後頭部をより広くカバーした形状で頭部の保護を強化。

 

ペツル メテオ

開口部が大きく、通気性に優れたヘルメット。
あご紐にはマグネットバックルがついていて、片手で閉じることが可能。

 

 

ハードシェル

ABS樹脂などの合成樹脂を使用し、内側には衝撃吸収材を使用した強く硬いヘルメットです。
薄手でコンパクトなサイズ感ですが、若干重さを感じます。
耐久性が高く、比較的に安価なので通年をとおして人気です。

 

ブラックダイヤモンド ハーフドーム

オールラウンドに使え、コスパにも優れたヘルメット。
後部に素早くサイズ調整できる大型ダイヤルアジャスターを装備。

 

エーデルリッド マディーロ

ヘルメットを折りたたむという斬新な考えでコンパクト性を強化。
折りたたみでも側頭部から後頭部までしっかりカバー。

 

 

まとめ

安全第一のヘルメットでももちろん構わないとされている登山時のヘルメットですが、できれば体にあったサイズで軽量のものが好ましいです。疲労している時にはちょっとの重さや違和感が苦痛になりやすいですからね。
楽しい登山に、安全も一緒に連れて行きましょう!

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