眼内レンズICL手術をやってきた!見える?見えない?痛みはあるの?

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品川近視クリニックでICL視力回復手術を受けました。ここでは手術工程の全容とどう感じたか、ICLをしてみた感想をご紹介しています。

夫のレーシック手術に引き続き、私もICL手術を受けてきました。手術内容やICLのどの手術を受けることになったのかの詳細を書いていきます(`・ω・)

目次

 

ICLって何?

レーシック手術体験談でもちょこっと書きましたが、改めてICLがどういうものかおさらいです。

ICLは目の中に入れるレンズを入れて、視力を矯正させます。
目の中というのは、虹彩と水晶体の間のこと。どこかに乗せるのではなく、隙間に浮かばせるという感じに近いです。このレンズを挿入する為に角膜に3mmほど切開し、そこから注射器のような器具でレンズを挿入します。

レンズ自体の定期的な入れ替えなどのメンテナンスは、基本的にありません。一度入れてしまえば、何もすることなく目が見える状態になります。
レンズの素材はコラマーと呼ばれるコラーゲンを含む生体適合性の高い親水性素材で、目に入れても異物が入った時のような反応が起こりにくいとされています。

手入れ不要で視力矯正できるかのようなICLですが、メリットばかりではありません。
この視力矯正法はまだ新しく、日本では2010年に厚生労働省に認可されたばかり。まだ経過年数はたった10年です。症例数や経過年数による視力・肉体の変化など、様々な状態が未知数。安全に気を配ってはいますが、何が起こるかはわからないという危険性は無くなりません。

また、レンズ中央に空いた穴があるせいで、光源を見た時に光の周りに輪が見える現象が出るのは避けられません。見え方が変わってしまうと困る人にとっては、この症状は大きな問題となるでしょう。
(アルチザンなど他のレンズを使用した場合は、光輪現象が必ず出るわけではありません)

 

ICLに決めた理由

それでも私はICL手術を受けることに決めました。その理由は、やっぱり裸眼で生活したいからという理由が一番大きいです。

元々は夫と一緒にレーシックをするつもりだったのですが、強度の近視と角膜の薄さが原因でレーシック手術を受けられない目であることがわかり、視力回復手術を諦めるか、ICL手術を受けるか、その場で決めなければなりませんでした。
せっかく裸眼で生活できるかもしれない希望が見えたのに、検査の段階で弾かれてしまった焦りと無念で、どうするべきかの判断がとても難しく感じました。

その時の看護師さんの勧めもあって、とりあえずICL手術を受けられる目なのか検査をしつつ、メリット・デメリットの両方をよく考え、そしてICLをしている人の口コミを読んで、私はICL手術を受けることに決めました。

決め手になったのはネットの口コミもそうですが、検査担当してくれた看護師さんの1人がICL経験者だったことが大きかったです。

その人は私が受けたICL手術と同じものを受け、5年目の経験者。お話を聞くと、海水浴、プール、洗顔や洗髪などの日常動作も全く支障が無いこと。そして、目の違和感や視力低下などの不具合が起きていないことを聞きました。

もしかしたら、この人が偶然良い症例だったのかもしれませんが、良い症例もある実例が目の前にいてくださって、安心できるのかもしれないと思うキッカケにはなりました。

 

ICL手術体験談

これから、私が見て・感じたICL手術の全容をご紹介します。緊張の手術!術後に守らなければならない注意事項の数々!辛かったことなど!

 

2日前から点眼スタート

前回の検査の時、手術当日を含めた3日前から点眼薬を定期的に行うように指示されていました。つまり手術2日前ですね。
もらった点眼薬はレボフロキサシン。この点眼薬は目の細菌を減らして感染症予防する役割があります。

1日レーシックでは、当日手術直前とその2時間前に点眼するだけなのですが、本来は2日前からという使い方が正しいのでしょうか?
だとすると、1日レーシックは結構感染リスクも高いのかなって想像してしまいますね。今のところ、夫の目に問題はないので、大丈夫だったのでしょう。

さて、私のICL手術前点眼に戻ります。
点眼タイミングは、1日5回。起床時、朝、昼、夜、就寝前です。点眼する日は手術3日前から手術当日まで行います。まぶたや目を擦る・触る行為は、この日から禁止です。メイクの制限はありませんが、しない方が無難かもしれませんね。

点眼薬の説明を鵜呑みにしていたので、その場では何も思わなかったのですが、起床時と朝って。。。何時間空けるべきなんでしょうね(; >ω<)?
同じく夜と就寝前って。。。いつ?間隔がわからなかったので、とりあえず均等に分散してみました。私が点眼したのはこのタイミングです。

~手術前点眼タイミング~
起床時 AM5:30
朝 AM8:00
昼 PM12:00
夜 PM19:00
就寝前 PM21:00

 

ICL手術の受付へ

午前9:30に受付して、待合室1に入った直後、手術前の点眼薬をさされました。目を開く点眼薬だそうです。
この点眼薬は手術に呼ばれるまでの間、10分間隔でさし続けるようにとの指示。
目が開く=瞳孔を開く?なのかな?点眼薬が効いてきたお陰で、視界はすこぶる悪いです。全体がぼんやりして、壁時計の針の位置も見えません。照明は眩しくて直視は無理です。

 

残金支払いと手術前説明

約30分して、まずは会計に呼ばれました。前回の検査時に頭金は支払済みでしたので、残りの料金を支払いました。
普通は、手術後に会計なんですよね。けど、夫の手術後の様子を見ていたら手術後に色々やるのは無理なんだろうな~と思います。だって本人の目が見えてないし、痛みでそれどころじゃなかったし( ´Д`)

会計では支払いだけではなく、手術前の説明もあります。
会計後から手術に呼ばれるまでの間にやっておいて欲しい事が4つあります。それを済ませて待機してほしいと。

  1. お手洗いを済ませる。
    手術エリアに入ると基本的には手術が終わるまで出れませんので。
  2. 荷物をロッカーに入れる。
    アクセサリーは全て外し、長い髪は飾りのないゴムでまとめ、スマホなどの電子機器は荷物と一緒にロッカーへ。手術エリアに持ち込めるのは、使用中のメガネ、上着だけです。
  3. 術後の保護メガネのサイズを確認する。
    手術後は1週間ほど保護メガネをかけ続けます。M、Lサイズがあるので、試着用を着用して、どちらのサイズにするか決めておきます。
  4. 手術帽子をかぶる。
    髪の毛を全て帽子の中に入れます。前髪も後ろ髪も、サイドは耳を出さないようにして髪を帽子に入れます。これは手術に呼ばれてからでいいそうです。
    (が、手術エリアでも帽子があるので、ここで帽子をかぶらなくてもいいと言われました)

この4つが終わったら、待合室3で呼ばれるまで待ちます。この間も、点眼薬は続けています。

 

手術エリアへご案内

10:30頃。看護師さんが来て、名前が呼ばれたら名札が渡されました。ひらだなでフルネームと、何の手術をするのかが書かれた名札です。
私は名前の下に【PIOL(ICL)】と書かれていました。
これは手術が終わって回収されるまで、首から下げておくようにと渡されました。

手術エリアは受付の左奥にあります。入り口前で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。ゴムっぽい素材で、つま先は無いタイプのものでした。サイズはざっくりと大小のみといった感じ。
靴を脱ぐので、靴下を履いてきた方がいいと思います。誰が履いたかもわからないスリッパを履くのは、消毒されていても嫌じゃないですか( ´・ω・)?

 

手術前の点眼薬と問診と

夫の話を聞いた時と、おそらく待合室の場所が違うのでは?と思います。手術内容によって、部屋を変えているのかもしれません。
手術エリア右手の待合室で、緑のベンチシートに座って待機。壁を向いている上に、テレビなど一切ありません。どうせ見えないから何も置いてないのか、電子機器を置かない為か?

そして、またすぐに点眼です。種類は違う目を開くお薬をさしました。手術前の点眼薬は、4~5種類くらいありました。目を開くもの、麻酔用など。その内2種類(麻酔含む)はかなりの頻度で看護師さんがさしに来ます。
ここでの点眼薬は自分ではやりませんでした。
あとは飲み薬も出され、その場で飲みます。長さ1cmくらいの細長い錠剤で、抗生剤だとか。大きさがあるので、飲みにくいです。

それから看護師さんによる最後の問診です。最終確認で既往歴や薬へのアレルギーの有無を確認されます。一番最初に書いた問診票をもとに聞かれる内容になります。

とうとう手術帽子をかぶる時がきました。
帽子はどこからも髪が出ないようにかぶります。耳もしまいこんで、もみあげも帽子の中にしまい込みます。
その状態で看護師さんが帽子をテープで留めます。かぶれやすい人には、かぶれにくいテープで留めてくれますが、粘着力が弱いようなので、その上から通常のテープで補強されました。
メガネはここから外した状態です。外したメガネは自分で持っています。
マスクはやりにくいですが、帽子の上から耳に引っ掛けて、付けた状態です。深く耳に引っ掛けることができないので、動くとすぐに取れてしまいます。
最後に血圧を測り、診察に移りました。

 

最後の診察

同じ手術を受けるであろう男性2人と一緒に、医師の説明と最後の診察を受けました。待合のベンチシートの背面が診察スペースになっています。
同じ手術なので、説明は3人まとめて行われました。

  • ICL手術は順調にいけば、片目10分くらい。
  • 右目→左目の順番で行う。
  • 手術中は常に麻酔を点眼しながら行うので、痛みは無い。けれど、何か感じる場合は遠慮なく申告するように。
  • 術後は休憩エリアでしばらく休んだ後、診察をする。異常が無ければ帰宅となる。

手術説明は非常にシンプルでした。ここに来るまでに何度も看護師さんに聞いている内容でもありますしね。
執刀する先生は優しそうな雰囲気の人で、結構安心感がありました。(視界がぼやけて見えていないので、雰囲気と声しか判断するものがありません)

 

手術へGO!

名前を呼ばれ、持っていたメガネケース、ひざ掛け、マスクが回収されました。手術後の休憩エリアに置いておいてくれるそうですが、ひざ掛けは寒さ対策だったのですけれど。。。仕方ありません。
手術室前の1人掛けソファーまで案内されました。そこから体感で5分ほどして、手術室へ案内されます。
いくつもの機械がある中で、部屋のほぼ中央にある歯医者にある椅子のようなリクライニングできる椅子に座りました。

ここで夫に聞いていた手術室の状況とだいぶ違い、若干パニック(; @ω@)!
私が座る椅子の頭側には先生が待機しています。その上には眩しいまでのライト。
あれ?この状況って、なんだか手作業で手術するように見えるんですけれど。。。全自動ではない、のでしょうか?

はい。ほぼ手作業による手術でした。
レーシックとの違いなのかもしれません。ICLは一部を機械が行いますが、手術工程のほとんどが先生による手作業です。
恐怖に震えたICL手術の全貌は?!

椅子に座ると首からお腹までフェルト生地みたいな毛布で包まれ、お腹からつま先までサラっとした張りのある毛布で包まれ、身動き取れなくなりました。
手術室は低温を維持している為、かなり寒い。と聞いていましたが、実際に入ると緊張で寒さなんて感じる暇がありませんでした。

 

右目の手術スタート

右目だけ見えるように、穴の空いたカバーのようなものを顔全体にかけられます。裏面は強力な粘着テープになっていて、隙間なくぴったりフィット。
この状態で上下のまつ毛をテープで固定されました。(まつ毛、抜けるほど強力なテープではないのでご安心を)
そして、まぶたを閉じてしまわないように透明なプラスチックっぽい器具を挿入します。これが地味に痛かったんです。

私(; @ω@)あれ?痛い?痛いよ?!痛いって麻酔効いてないんじゃ?麻酔切れた?!

ぷちパニックです。麻酔が切れはじめてしまったのなら、手術時に痛みを感じるんじゃないかと。
そんなことはありませんでしたけれど、この瞬間は恐怖で、椅子のひじ掛けを力の限り握りしめて耐えていました。

右目の直上にライトが置かれ、めっちゃ眩しい!まぶたを閉じたいのに閉じれない!
ライトの中の光源は3つあって、逆三角形のような形です。その中央を見続けるように指示されました。あまりにも眩しいので、ちゃんと見れているのかわからず、とりあえず、3つの光源の中央を意識しました。

透明な消毒液ダバーとかけられ、目を先生の指示に従って上下左右に動かします。消毒液だからか、目頭側に眼球を動かすと、染みるんですよ!そして、その染みるという感覚が怖いんです!
麻酔を再び点眼して、手術がスタートしました。

傍に控えた看護師さんは、常に私の目に水分を与え続けてくれています。さながら、ジョウロで水を与えるかのように。シャワワーと流されてくる水のお陰で、視界はぼやけています。
眼球にしか麻酔がかけられていないので、意識がはっきりある状態で手術内容を見続けなければなりません。この恐怖、想像していたよりもずっと怖かったです。

ジジジっと機械音のような、焼いたような音がしました。おそらく角膜の切開が始まった音です。痛みは全くありません。視界にもその様子はほとんど見えません。
すぐに音は止み、「目にレンズを入れていきますね~。嫌な感じがしますよ~」と先生に告げられました。
嫌な感じ?って、何だろう? (; ´・ω・) ?と思っていると、その感覚がやってきました。
ひと言でいえば「痛い」です。

けれど、切り傷や擦り傷のような痛みではないです。眼球を圧迫されているような感覚がし続けています。
麻酔をされているせいか、この嫌な感じを受けている点が眼球のド真ん中に感じていました。そこからグイグイ奥へと押されているような感覚です。
この感覚、レンズが正しい位置に挿入し、固定されるまで続きます。「順調にいけば10分」手術前の説明が思い出されます。
私(; @ω@)10分も耐えるの?!

レンズが入ったことで視界に変化がありました。ぼやけた感じが一瞬はっきりしたような?けれど、注がれる水のお陰で手術の様子はぼんやりしたままでした。これがなかったら、本当に怖すぎる!

最後に透明な消毒液をダバダバかけられて、右目が終了しました。手術時間はそれほど長くは感じず、体感では5分程度かなというくらいです。
終了直後はまだ目に圧迫を感じ、それが痛いと感じました。まぶたを閉じた右目の上に、冷たいタオル?布?か何かが置かれ、その状態で左目の手術スタートです。

 

困難の左目!

同じ要領で左目もカバーをかけられ、まつ毛とまぶたを固定されます。工程は全く一緒なので、何をされるのかわかるだけで安心感があります。
けれど、レンズ挿入時に先生の不穏なひと言が私をぷちパニックに陥れてくれました。

先生「あれ?これ、入ってる?」
看護師さん「いえ。入ってないです」
私(; @△@)何があったーーーー!!!!?

説明は一切ありません。おそらく患者に説明するほどのことではなく、手術中の先生と看護師の会話なのでしょう。
けれど不安です!この間もグイグイ押される圧迫感が続きます!
先生の「入った」という言葉が、おそらくはレンズ挿入の位置のことかと予想されます。入っていないということは、若干ズレた位置に入り込んでしまったのか、それとも回転してしまったのか。
原因も状況も推測でしかなく、話しかけられもしませんでした。私が話しかけて集中を乱しては、余計ひどい事になりそうで!
私はただただ我慢で耐えました(; >ω<)!無事に終わってー!

右目よりも若干時間がかかったかと思います。体感ですが。。。
左目は先生の指先?もしくは何かの器具?がグイグイ目を押しているのが見えるし、その間も圧迫される嫌な感じが痛みとして伝わってくるし、叫べるなら叫びたかったです。
私(; @◇@)「あーーーーーー!!!!!!」

右目よりも長く感じた左目も無事に終了し、最後にやっぱり消毒液をダバダバかけられて、手術は終了です。

手術カバーが外されると、視界は一変していました。
左目はまだぼやけていますが、右目はかなりはっきりとした視界になっていたんです。
手術前に案内された時にはぼやけた水墨画のようでしかなかった手術室が、この瞬間から人の顔もはっきり見えるようになりました。

 

休憩エリアで30分

手術エリアの隣に用意された黒い革張りのリクライニングローチェア。傍らにあるローテーブルには私の荷物とお茶のペットボトルとビスコいちご味。

ビスコやお茶を堪能する前に、眼圧を下げる薬3錠をその場で飲みます。白くて円盤状の錠剤です。やや大きい粒が3錠は、飲みにくい。。。水が足りなければ追加で持ってきてくれるそうです。

看護師さんの説明では、これから約1時間は目を休めて待機。その後に診察を行い、問題がなければ術後の注意事項を説明し、帰宅となるそうです。
休憩エリアは6畳ほどの部屋をパーテーションで区切った造りになっていました。その中に3~4席分のリクライニングローチェアがあるようです。壁際の一角には目の診察台が2機置かれていました。

壁時計があったので、ここからは正確な時間です。
手術終了時間は11:50。手術エリアに入った時間から考えると、約1時間20分が経過していることになります。
待ち時間が長かったので、手術自体は短時間だったのでは?と推測されます。

約30分後の12:20に看護師さんに呼ばれ、先生の診察を受けました。両目ともに特に異常はないと診察され、先生から最後に何かの点眼薬をさされて、これで手術は全ての工程が終了となります。

 

レンズはどこから挿入したの?

後で鏡を見たら、黒目の上の方に出血痕がありました。角膜を切開し、レンズを挿入したのは左右ではなく上部からだったようです。確かにこの位置なら、通常では人から見えにくいですね。

出血痕は大きなものではなく、2~3mm程度の幅でした。左目の方が出血痕が小さかったのが不思議です。左目の方が手術に時間をくっていたので。

 

見える?見えない?ICLをした感想

レーシックを受けた夫と違い、術後すぐに見える状態を体感できた喜びは素晴らしいですね!見えなかった世界が見えるようになるなんて、奇跡のようです!

全身麻酔ではないので、手術の様子を見続けなければならない恐怖はありますが、あの圧迫される痛みならば、ほとんどの人が耐えられそうだと思います。鋭い痛みは無いので、確かに痛みのほとんど無い手術であることに間違いはありませんでした。

予定よりも結構お金がかかって、時間もかかってしまいましたが、ICL手術で視力回復して良かったと本当に思います。
早く注意期間を終えて、本当にメガネの無い生活を楽しみたい(*´ω`)!

長くなってしまったので、術後注意事項と辛かった出来事はこちらの記事へどうぞ!→【ICL手術の翌日に痛みは?辛い注意事項!守り切れるか?!

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