空港のセルフチェックイン手続きレビュー!出国・入国パターン別注意点!
目次
出国も入国もセルフで楽々?
初めてのタイ旅行の飛行機は、行きも帰りもタイ国際航空を利用しました。選んだ理由は、それしかなかったから!です!
年末年始の旅行の計画を本格的に立て始めたのが、9月頃だったんですが、すでにほとんどの座席が埋まっていて、選べる便も少ない状態でした。深夜に出発するか、深夜に到着するかというような不便な便は多少安かったんですが、たった数千円の違いで旅が楽しめなくなるのは困ります!
日本→タイまでは、直行便で7〜8時間ほどかかります。
帰りは風向きが変わるので、直行便で5〜6時間で到着できます。
今回は、タイ国際航空を利用して、こんな感じの行き帰りの飛行機を予約しました。
- 成田国際空港 午前11:45発 → スワンナプーム国際空港 午後17:05着
- スワンナプーム国際空港 午前8:00発 → 成田国際空港 午後15:50着
飛行機に遅延はなく、行きも帰りもほぼ時刻通りの到着になりました。
今回は、この飛行機の搭乗で利用した自動チェックイン(セルフチェックインかな?)の利用手順と「なんでやねん!」ポイントをご紹介します。
先に言っておきますが、行き(日本)と帰り(タイ)で使い勝手が全く違いました。
タイの方が便利だったよー!
エアトリで座席指定はできる?
今回、ホテルも飛行機もエアトリで予約しました。なので、座席指定や飛行機の事前のWebチェックインはエアトリのアプリからできると思い込んでいたんですが、できなかったです。
座席のランクによるのかもしれませんが、エコノミーで予約した私たち夫婦のチケットでは、エアトリのアプリからは座席指定ができないと、ネットで調べてわかりました!
座席指定ができるチケットタイプの場合、エアトリの予約確認画面上に「座席指定ができるようになりました」との一文がお知らせページに表示されるそうです。
どういうチケットタイプだったら、エアトリのアプリから座席指定できるのかはわかりませんが、できない人はどうやってもできないということのようです。
出発24時間前になると、タイ国際航空の公式サイトから、Webチェックインができます。そこから座席の変更もできました。
タイ国際航空のトップページに表示されている「i-チェックイン」から、予約者の苗字(ローマ字で)・エアトリの航空会社予約番号を入力します。
チェックインページでは、国籍や登録内容の確認・再入力が求められるので、それをクリアしてから座席指定となっていました。
座席はすでに適当に割り振られている状態です。他にも優先的に座席を指定できる人たちが好みの席を取っているので、現状空いている席への変更しかできません。
運良く、行きは窓際の2席、帰りは2-3-2の中央の並びの2席だったので、変更せずにWebチェックインを完了させました。
一応、エアトリの注意事項欄には「事前の座席指定をしたい場合は予約した航空会社に直接電話してください」という一文があったので、もしかすると電話で交渉できる可能性があるのかもしれません。
ただ、試していないので電話で座席指定ができるかどうかは不明です。また、日本語対応ができるかどうかも不明です。
セルフチェックインの手順
当日、空港に着いたらセルフチェックインを行い、サクサクと保安検査を済ませよう!と考えていました。Webチェックインを済ませていたので、それを利用して長蛇の列に並ばずに空港でのんびりしようと。
結果!出来ませんでした!結局、長蛇の列に並ぶことになってしまったんです!
ちなみに、成田国際空港では列に並び、スワンナプーム国際空港ではセルフチェックインで搭乗手続き・受託荷物預け入れまで完了できました。
空港での流れは、タイのスワンナプーム国際空港の方が断然楽でした!
ではまず、セルフチェックインの手順をご紹介します。
日本でもタイでも同じでした。
チェックインの有人カウンターの前に4台ずつくらいセルフチェックインの機械が並んでいるので、どれを使っても同じかな?と思いますが、一応搭乗する航空会社のカウンター近くの機械を使いました。
嬉しいことに、表示文字を日本語に変換することができます!
ただし、なぜか重要なところが英語表記のみでした!
チェックインの手順は文字にするとこんな感じです。
- 搭乗予定の航空会社のロゴを押す
- 13桁のeチケット番号で検索
- チェックイン済みを確認したら、「はい」を選択して「次へ」を押す
- 3つの項目からやりたいことを選択※ここは英語表記
1.バッグの変更・追加と搭乗券の印刷 =受託手荷物がある場合はこちら
2.搭乗券の印刷 =受託手荷物がない場合はこちら
3.チェックインの変更 =チェックイン内容に変更がある場合かな? - 1を選び、受託手荷物の個数を入力して「次へ」を押す
- 受託手荷物への注意事項2点。問題なければ「いいえ」を選び、「次へ」を押す
受託手荷物の個数分のタグが印刷されるので、受託荷物にタグを貼り付け、「次へ」を押す - 搭乗券の再印刷は必要か?※ここも英語表記
搭乗券が印刷されていなかったら「YES」を選び、搭乗券を印刷 - チェックイン完了画面。「終了」を押して終わり
ちなみに、30秒操作しないでいると操作を続けるかどうかの画面が表示されますが、「操作を続ける」を選べば元の画面に戻ります。
画像でも、セルフチェックイン手順をご紹介します。
これでチェックインは完了ですが、最後の「搭乗券の再印刷」を選ぶ画面。まだ搭乗券を印刷していない状態でもこの画面が表示されるので、「NO」を押した場合にどうなってしまうのかわかりません。
成田国際空港は、受託荷物のセルフチェックインがないので、結局は有人カウンターの列に並ぶことになるので、そこで発券してもらえるのかもしれませんね。
上記のセルフチェックインの操作は、多少の画面・機械の違いはありますが、日本でもタイでも操作方法や表記される内容は同じでした。タイでも日本語表示を選ぶことで、上記のように日本語で操作することができます。でも、やっぱり英語表示になってしまう2点は変わらずでした。
列を間違えた!並び直しで時間が!
実は、成田国際空港でとんでもないミスがありまして…
混雑するからとかなり早めに空港に到着する予定を立てていました。出発時間は11時45分ですが、6時には空港に到着できるように。
セルフチェックインが使えると思い込んでいたので、有人カウンターを使用せずに保安検査までサクサク終わらせてしまおうと思っていたんですが、セルフで受託荷物を預けられるのはANAだけだったようです。
それを知らなかったため、結局はスーツケースを預けるために有人カウンターに並ばなければなりませんでした。
そして、更なるミス!空港の有人カウンターの場所表記を読み間違えました!
Dカウンターが搭乗する航空会社のカウンターだとすると、Dの表記があるカウンターは対面に並ぶ形で左右に展開していますよね。この左右のカウンターどちらも同じ航空会社のカウンターだと思っていました。
旅行経験の少なさが思い込ませたミスです〜!
右側のカウンターの前に、タイ国際航空のロゴが入った看板があったので、最初はそこに並んでいました。でも途中から前に並んでいた人達全員が左側のカウンター前に並び直したんです。
私( ´・ω・)あれ?ここにいても並んでいることにならないの?隣なの?と思い込みました。
隣は航空会社の表記がなかったので、勝手に左右のどちらもタイ国際航空のカウンターなのかな?と、後押しとなったのは前の人達が全員並び直したこと、タイ国際航空のロゴが入った看板に「ビジネスクラス」の表記があったことの2点です。
エコノミーとビジネス以上で列が違うんだと思い込んでしまったんです。深読みしすぎました。
前に習え。の精神で、私たち夫婦も左のカウンターに並び直しました。
そして、搭乗手続きが始まる時間が近づき…全く別の航空会社の列であることが発覚!
左の列に並んでいたのでは、タイ国際航空のチェックインはできないとスタッフさんに確認が取れて、そこから再び並び直しとなりました!
日本語圏内で看板の意味を理解できないとは…
海外旅行初心者がなせるワザですな…
次からは間違えないぞ(`・ω・)!
ちなみに!
よく見るとタイ国際航空の有人カウンターの看板には、「チェックインを済ませてください」という注意書きがホワイトボードに書いてありました。
セルフチェックイン機で各自チェックインしてから、有人カウンターに並ぶ流れなのかもしれません。
受託荷物のセルフチェックインはタイだけ?
スーツケース、いわゆる受託荷物のことです。セルフチェックインの機械がある空港には、スーツケースに関してもセルフで預けられる機械があるものだとばかり思っていました。実際、国内線にはありますしね。
でも、成田国際航空で受託荷物のセルフチェックインができるのは、ANAの搭乗者だけ…
でも、タイでは使えました!
タイのスワンナプーム国際空港では、チェックインもセルフなら受託荷物の預け入れもセルフ!
日本よりも簡単・楽に保安検査まで進むことができました!
日本でも早く全航空会社で利用できるといんですけれども。セルフでできると、有人カウンターにならばなくていいので、タイでは搭乗手続きに5分くらいしかかかっていません。
では、その受託荷物のセルフチェックインの手順をご紹介します。
撮影動画が紛失してしまったので、残念ながら文字だけでのご紹介となります。
上記の写真は、タイのスワンナプーム国際航空の国際線の出発フロアの見取り図です。
搭乗する航空会社によってカウンターは違うと思いますが、中央付近の円柱状のマークとシルバーの縦のラインが、セルフチェックイン機と受託荷物のセルフチェックインカウンターが対面する形で並んでいます。
有人カウンターも同じ列の奥の方にあるので、わからないことがある場合はそちらで対応してもらえると思います。
受託荷物のセルフチェックインは、搭乗券を発券するチェックインが終わってからの操作となります。なぜなら、搭乗券の読み込みが必要だから。
確か手順はこんな感じだったと思います。
- 搭乗券のバーコードを読み取り
- 受託荷物に貼り付けたタグのバーコードを読み取り
- パスポートを読み取り
- 荷物をカウンターの隣にあるレーンに乗せて重さを計測
- 問題なければレーンが自動で動き出して荷物が奥へと運ばれる
操作方法は画面上に文字とイラストで表示されるので、手順がわからなくても画面通りに進めば問題はありません。
また、わからないことがあっても近くにスタッフさん達がいるので、操作に手間取っているとササっと代わりにやってくれます。タイ語も英語もわからなくて大丈夫です。
visit Japanを使うタイミングはいつ?
海外に行って日本に帰国する際、visit japanが必要になります。必ず利用しなくてはならないわけではなく、入国と税関をスムーズに通過したい人は登録しておいた方が、圧倒的に楽だというだけです。無理に登録する必要はありません。
でも、このvisit Japanがあったので、PCR検査やワクチン接種証明の確認などで手間取ることは一切ありませんでした。
なんなら、登録した帰国用のQRコードを使うこともありませんでした。
利用するタイミングは、帰国時の空港です。
まず、飛行機を降りて受託荷物を受け取る場所へ行くまでの長い通路の間で、vist japanの登録完了画面を通路の両脇にいるスタッフさんに見せます。歩きながらで大丈夫です。
登録完了している画面は、青色で表示されているので、本当にチラ見せ程度で問題ありませんでした。
画面が確認されると、スタッフさんから黄色の用紙を受け取ります。
この用紙は1人1枚必要です。この黄色の用紙を持っている人が、検疫をクリアしている証明となるようです。
画面をすぐに表示させることができなかった夫の分もと、スタッフさんに用紙をもらおうとしたら、スタッフさんが確認できた本人にしか渡していないとのことで、断れました。
自分で手続きができない小さな子供の分がある場合には、それを登録している画面を見せる必要があるようです。
通路の最後では、検温モニターによる体温測定があり、問題がなければそのまま通過できます。
これが検疫となっているようでした。
続いては、受託手荷物を受け取ってから、税関を通過する時に使用します。
税関を通る場合は、1人1人がvisit japanで登録したQRコードによる申告が必要です。自分では手続きできない同行者がいる人、もしくはvisit japanの税関用の申告を済ませていない人は有人カウンターへ案内されていました。
税関用の質問に全て答えて登録を終えていると、visit japanのログイン画面の下から、QRコードを表示させるリンクが表示されます。
登録した「入国・帰国予定」を開き、画面の下までスクロールすると、「税関申告の準備」にQRコードを表示させるリンクが見つかります。
これを使えば、セルフチェックインのように電子申告での税関を利用できるので、ほとんど並ばずに税関を通過することができます。
2023年1月10日更新!
YouTubeにこの記事の動画を公開しました(*´ω`)!
内容は、空港でのセルフチェックイン手順に絞っていますが、旅慣れしていない人には動画の方が見やすいかな、と。
快適な旅の参考に、ぜひご活用ください。