ロードバイクを洗車! これってウソ?!本当?!
こんにちは(*´ω`)
風が強いですが、天気が良いです。痛いくらいの日差しを感じています。
ロードバイク洗車のウソ本当?!
初めてロードバイクに乗ったのが、いつだったのか最早憶えてません(*´ω`)それなのに、洗車した回数はゼロ回!大まかに拭いたりした以外、まったくやっていません。
。。。これはいけません(・ω・`)
私のロードバイクは乗った回数さえも少ないので、ほとんどの汚れがホコリばかり。
夫のロードバイクはロングライドにも出かけているので、土や泥、海辺にも行ったせいもあり、錆ている部分もあります。
そろそろ本格的な洗車をしなければ(`・ω・)!
ちょうど富士登山も中止になって時間が空いたので、2人で2台のロードバイクを徹底洗車することにしました。
高価な品でもあるロードバイク。たかが自転車と侮らない方が身の為です。なにせ部品ひとつとっても繊細な造りなのですもの(; ゚ ロ゚)壊しでもしたら、万単位の買い直しになる可能性もあります。
何より思い入れのあるロードバイクに傷を付けたくないです!
- そんなロードバイクを洗剤でジャブジャブ洗って良いの?
- 車体はブラシで擦っていいの?
- 何をどこまで洗っていいのかわからない!
そんな疑問にお答えしつつ、作業手順を解説したいと思います(*´ω`)!
洗車に必要な道具
まず道具の準備です。色々と必要な道具があるらしいのですが、可能な物であれば家にあるもので代用します。
- 細かいところを掃除する為の毛先の柔らかいブラシ(歯ブラシで代用)
- 車体やチェーンなど全体を洗うスポンジ(食器用スポンジで代用)
- 中性洗剤(食器用洗剤で代用)
- 雑巾
- チェーンの潤滑油
- フレームのワックス剤
薬剤以外は全て代用品になりました(*´ω`)使えればいいのです。
では、次は洗車の全体的な手順です。
洗車する手順
- ブラシでチェーンの汚れを浮かす
- 中性洗剤を泡立てた液で汚れの少ない部分(車体の上部)から、汚れの多い部分(車体の下、チェーンやスプロケ(歯車))の順で洗う
- 水圧の弱いシャワーで全体を流す
- 水滴を拭き取る
- 油を差し、ワックスをかける
やってみよう!初洗車!
道具を準備して庭にロードバイクを出しました。風が強いので万が一にもロードバイクが倒れないようにしなければなりません。
私(・ω・`)「ロードバイクを立てるスタンド欲しいね~」
夫(*´ω`)「物干し竿と台があれば、どうにかなるよ」
楽観的な夫の指示で、物干し竿をビールケースとハンガーラックに引っ掛けて簡易なバーにしました。どうにか乗りますが、不安定です。
風が強いので、私が抑えつつ夫が洗車することにしました。
ここからはウソ本当?!を交えつつ、手順に沿って解説します。
手順1 ブラシでチェーンの汚れを浮かす
さすがにチェーンは真っ黒です。今までじっくり見ることがない部分なだけに、あまりの汚れにびっくりしました。
ブラシで擦るとブラシも即真っ黒になります。これは手袋した方が良かったかもしれません。既に夫の手が真っ黒です(;´□`)
ペダルを回転させつつ、チェーン部分を丁寧にブラッシングします。これで汚れの大半を浮かします。結構力を入れて擦っても大丈夫です。絡みやすい部品でもあるので、指など挟まれないように注意してください。
これだけでも結構チェーンが綺麗になりました。チェーンって、本来は銀色をしていたんだと今更思い出しましたね。。。本当にもう真っ黒(;´ω`)
手順2 中性洗剤を泡立てた液で汚れの少ない部分から洗う
中性洗剤を入れた水を混ぜて、よく泡立てたものを使います。スポンジにこの液を含ませて全体を洗っていきます。
サドル部分など高い位置にある汚れの少ない部分から、下にさがって汚れの強いチェーンやスプロケは最後に洗います。
フレーム部分の造りにはそれぞれ違いがあります。夫のロードバイクは、フレームの外側にワイヤーが付いてます。私の方はフレームの中をワイヤーが通る造りです。
この違い、洗車の時に面倒なことになるとは考えていませんでした。
私(;´□`)「ワイヤー通る穴に洗剤が入っちゃう! 養生した方が良かったのかな?」
夫(・ω・`)「あ~。。。その内乾くんじゃない?」
本当に乾くのか不安ですが、入ってしまったものは仕方ありません。フレームを分解することもできないので、自然乾燥に任せます。。。(・ω・`)中で水が腐りませんように。。。
本当ならばテープか何かで養生した方が良かったようです。フレーム内に水が入らないように注意しましょう。
そしてフレームにブラシは禁物です。柔らかいスポンジに含ませた泡で綺麗にします。ブラシですとフレームに傷をつけてしまいかねません。
洗剤は中性洗剤(食器用洗剤がそうです)ならば使用OKです。けれどきちんと残さず洗い流さないと、その部分が汚れになり、部分によっては錆そうですね。
2台のロードバイクがこの時点でだいぶ綺麗になりました(*´ω`)やっぱり洗車するものですね!しかし、落ち着いて作業なんてしていられません!実はこの洗車作業は時間との闘いです!水分は残す必要はありませんが、乾燥させるのではなく拭き取ってすぐさま油を差さねばなりません!ちんたらと水で洗っていては本体に悪影響なのだそうです!
手順3 水圧の弱いシャワーで全体を流す
水圧が強いとフレームの隙間から水が入ってしまうので、それを防ぐ為にも弱い水圧のシャワーにして、短時間で洗い流すのがコツです!
夫と連携してせっせとシャワーを浴びさせ、余分な水分を拭き取ります!ので写真を取れませんでした。カメラマンが欲しいです(・ω・`)
水は全体にかけます。しっかりと洗剤と汚れを洗い落としつつ、スピーディーに。
フレームの穴を養生しなかった場合も養生した場合も、穴や隙間へシャワーを向け続けることはいけません。隙間から水が入り込むことは避けなければならないので、あくまでも『さっ』と洗い流します。
手順4 水滴をふき取る
きちんと洗い流した後は、すぐに水滴を拭き取ります。水を吸い取りやすい・毛羽立ちのないクロスが最適ですが、雑巾でも構いません。ただ、雑巾の生地がスプロケの間、チェーンなどに絡んでしまわないように注意が必要です。
私が前輪部分を洗い流している間に、夫が流し終わった後輪部分を拭き取る連携作業です。(`・ω・)やはり作業は複数で行うと格段に速いですね。
チェーンを外していたならば、この時にはめ直します。そしてペダルを回してその遠心力で後輪部分の水滴を吹き飛ばします。チェーンの水滴も飛ばせるので、拭き取る以上に簡単で素早いです。
普通の自転車と違い、後輪の上にあるカバーがロードバイクにはありません。遠心力で水滴を飛ばす場合、後輪の後ろから上に向かって水滴が飛びます。汚れが飛ぶようなものなので、ご注意ください。
手順5 油を差し、ワックスをかける
綺麗に拭き取り・吹き飛ばしたらば、最後は注油です。
まずはチェーンに油を差します。馴染むようにペダルを回して異音がないかも確認します。綺麗に洗車され、油が差されたチェーンは静かに回ります。この時に異音が出るようでしたら、チェーン、スプロケが傾いているかもしれません。
最後はフレーム本体のワックスがけです。
液体状のワックスは安価ですし、長持ちします。けれど割と大変です。なので当家ではウエットシート状のワックスを使います(*´ω`)
ささっと拭けて、簡単にワックスがけができるのでオススメです。ワックス効果はそれほど長持ちはしませんが、毎日乗らないのであれば十分だと思います。
綺麗になりました(*´ω`)ワックスかけたお蔭で夫のロードバイクも私のロードバイクもピカピカです。
洗車とは整備
たかが洗車ですが、汚れが付着したままだと部品が傷付きやすくなったり、破損の原因にもなります。『汚い』だけではないので、定期的なメンテナンスと一緒に洗車することをオススメします。
ただ、細かい部品の調整やブレーキの清掃は専門店にお願いする方が無難です。なぜなら解体しなければならないからです。専用の道具が必要にもなりますので、個人で行う場合はお気をつけください。
解体したはいいものの、組み立てられない。。。なんて事はよくあることです(*´ω`)
ロードバイクを洗車する上で注意することは!
- チェーンの汚れは泡を付ける前にブラシで浮かす。
- フレームの穴や隙間は養生する。
- 全体を柔らかいスポンジで中性洗剤の泡で洗う。
- 洗ったらすぐに流す・拭き取る。
- 油・ワックスをかけて完成。
これらに注意して広い場所で行ってください(*´ω`)