材料5つのお手軽燻製!段ボールで簡単に作れる!
自粛生活もだんだんと長引いてきた感がありますね。こんな時こそ、家でできる気晴らしが最高です!
目次
- 材料5つの簡単燻製に挑戦!
- 段ボールにひと手間しない燻製の作り方
- 燻す物によって温度・時間を変える
- スモークウッド?チップ?香りは何?
- 食べ物は乾燥させてから燻す
- 完成!初の燻製ウインナー!
- 簡単だけど気になるのは。。。
材料5つの簡単燻製に挑戦!
外出自粛が続く中、だんだんとストレスも溜まって、新しい情報にも疲れて、やる気は起きないけど、家にいるのも退屈になってきました。
こんな時こそ、普段はやらない料理が楽しい(`・ω・)!
天気の良い週末に、夫と2人で人生初の段ボール燻製をしてみようかと思い立ちました。
キッカケは、やっぱり退屈だったんですよね。家にいても、何かできるわけでもなし。外に出るのは迷惑になるし。
そこで思い出したのが、『山と食欲と私』と『いぶり暮らし』という漫画でした。いぶり暮らしは燻製にはまった2人のお話で、初心者スタートから色々な物を燻製にして楽しんでいます。見ていて面白そうだし、美味しそうでした(*´ω`)
山と食欲と私では、基本は登山なのですが、とある回に段ボール燻製をしているお話がありまして、それがやけに簡単そうだったんですよね。私たちにもできるんじゃないかな?と思わせるほどに。
そこで、材料たった5つだけのお手軽簡単な段ボール燻製に挑戦してみることにしました!
材料5つって、本当に嬉しい!材料費がかからないと、この1回だけで終わってもいいやという気にさせてくれます( ´ω`)
気になる段ボール燻製の材料はこちら!
- 適当な大きさの段ボール 1つ
- 網 1枚
- アルミ皿 1皿
- スモークウッドかスモークチップ 適量
- 燻製にしたい食べ物 適量
段ボールと食べ物は家に置いてあったものを利用し、購入したのは網、アルミ皿、スモークウッドの3つだけ!
しかも、ダイソーには燻製セットが売っていて、網、段ボール、アルミ皿がついて300円(税抜)!大きさは30cmもないくらいの小さなサイズだったので、少量の燻製にはちょうどよさそうでした。残念ながら、スモークウッドやスモークチップは別売り。しかも売り切れ!この機会に燻製をはじめる人、増えてるみたいですね。
段ボールにひと手間しない燻製の作り方
燻製用の段ボールとなると、切込み入れたり、温度計を設置したり、密閉したりと色々手間がかかりそうなイメージなんですが、私たち夫婦は全部を止めました。もっとお手軽で簡単でいいじゃないか!と思って(*´ω`)
ではでは、さっそく燻製を作り方をご紹介していきます!
- 横長の段ボールを立て向きにして、入り口が観音開きになるように設置。
段ボールは中に入れる網の大きさに合わせると、手間がかかりません。 - 適当な位置に網を設置し、食べ物を置く。
- 下にアルミ皿を置いて適量のスモークウッドかスモークチップを入れ、火をつける。
- 段ボールの扉を閉めて、開かないように重みのあるもので閉じる。
- 30分~2時間燻したら完成。
欲張って大きな網を購入したせいで、適当な段ボールがありませんでした。しかし!問題はありません!段ボールの前と横に切り目を入れれば、網は安定して差し込まれました。
段ボールの上に置いてある新聞紙は、重石かわりです。ガムテープで密閉しなかったので、もくもくと煙が抜けていってました。でも、中にも十分なほどの煙が広がっていたので、そのまま放置決定!
燻す物によって温度・時間を変える
燻製時間は食べ物によって変わるみたいです。熱燻、温燻、冷燻と温度の違う燻製方法があって、火を通したくない物ほど温度の低い燻製をするようです。温度が低い分、燻す時間は長くなります。
スモークウッド?チップ?香りは何?
スモークウッドは温燻向き。
スモークチップは熱燻向き。
一応区別されているようですが、スモークウッドでも割と高温になっていました。細かく味や香りを追求したら、燻製方法によって選んだ方がよさそうですが、お手軽にと考えるならどちらでもいいのでは?と思えました。
あと、選ぶ時に香りに悩みます。サクラ、リンゴ、ナラなど種類が豊富で。ホームセンターでスモークウッドを購入する時に悩みましたが、今時は説明書きのポップがあるので便利ですね。
一般的なサクラは香りが強いので、牛や豚などの肉と相性が良いそうです。多く出回っているので、入手も簡単。
ナラは色が濃くつきやすいので、魚を燻製にする時に使うと、綺麗に色が付きやすいです。
私たち夫婦が今回使用したウッドは、リンゴ。香りがそこまで強くないので、魚や豚肉を燻すには良いものです。
食べ物は乾燥させてから燻す
燻製に水分は厳禁です。食べ物の表面に水分があるものは、天日干しなどで乾燥させてから燻します。
また、チーズのように水分を多く含んでいる食べ物は、燻製中に水分が表面に出てくるので、こまめに様子を見て水分を拭き取る手間がかかります。
段ボールのひと手間を抜いても、食べ物にも手間がかかるので燻製は意外と手をかけないといけないイメージがありますね。
けれど、放置できる食べ物を入れておけば、手間なんてゼロ!
私たち夫婦は、ウインナーを燻して、完全放置してみました!
完成!初の燻製ウインナー!
私(*´ω`)「ん~どれくらい燻そうか?30分かな?温度高そうだし」
夫(*´ω`)「様子見ながらでいいんじゃない?」
30分後~
私( ´・ω・)「ほぉ~燻されてる!けど、まだ。。。?かな?」
夫(*´ω`)「もうちょっと置いてみたら?」
さらに1時間30分後~
私(; ´ω`)「燻してるの忘れてた!」
結局2時間も燻してしまいましたが、これがなかなか上手くいきました!ウインナーは黒々していますが、しっかり香りが付いています!
(隣にある魚は燻していません。みりん干しです)
ただ。。。思った以上に煙いですね。燻製直後に食べようとすると、どうにも煙い感じが否めません。でも美味しいんですよ(; ´ω`)!
やっぱり煙いな~と思って食べきらずに一晩冷蔵庫へ。もちろん臭い対策の為に密閉容器に入れました。
すると、驚くことに煙たさが消えて、燻製の良い香りがするではありませんか!燻製の本領発揮は燻した直後ではなく、少し置いてからなのかもしれません!
夫(*´ω`)「美味しー!一晩寝かせた方が美味しいね!」
私(*´ω`)「本当だね!これなら煙くない!」
簡単だけど気になるのは。。。
臭い。やっぱり気になります。
煙。結構気になります。。。
燻製中の煙対策はしっかりしておかないと危険ですね。家の風上でやると、家の中が燻製されます。結構香りが強く残るので、家の風上ではやらない方がいいです。
燻製に使用した段ボールを家の中に片付けるのも、同じことになります。普段から臭いが気にならない人でも、燻した煙臭さはちょっと無理なんじゃないかな?と思うレベルです。
あと気にしておきたいのは、近隣の住宅への迷惑です。風下の家には煙と臭いがどうしても向かってしまうので、一度に大量の燻製は止めておいた方が賢明かもしれません。ウッドの量が多すぎたり、段ボールを密閉しておかないと、煙は大量に漏れていきます。
段ボールの密閉はガムテープで簡単にできるので、煙が漏れない対策は必要かもしれません。