初心者登山のテント泊登山練習!まずはテント泊に慣れること!
2019年の夏に涸沢カールにテント泊で向かう予定を立てた私たち夫婦。しかし、テント泊をしたこともない初心者登山者が無事にテントで2泊して、登頂から下山まで何事もなく過ごせるのでしょうか?
(; ゚ ロ゚)不安だ。。。不安しかない!
何を準備するべき?!
テント泊には何が必要?!
練習はどこで?!
素朴な疑問を解決してみます!
目次
テント泊登山の行程を考える
何からやったらいいのかわからない時は、全体の流れを掴むことですよね!
テント泊登山のスタートからゴールまでの流れをまとめました。
行程を2泊3日に分け、1日に必要な移動距離を短く分断しました!1日だと登り切る自信が無くても、日を分ければ体力も回復するはず!
1日目 上高地~横尾
1日目は上高地から横尾まで。ほぼ平坦な道を約3時間かけて歩くだけの簡単なコースです。
本来なら登山は早朝スタートが基本ですが、平坦道を約3時間の行程なので、午前中に上高地を出発すれば、十分に辿り着ける距離!だからこそ、ゆっくりと朝も準備できます!
横尾に着いたら体を休めながら、キャンプ場で1日目のテント泊です。
この日は持ち込んだ食材をメインに使った自炊予定。夏に行くので食材は日持ちしません。冷凍していっても、夏の日差しで溶ける可能性が高いので、初日は食事にお金をかけないつもりです。
ただし、日持ちする行動食は3日分に足りる量を持って行きます!
2日目 横尾~涸沢カール
2日目は横尾から最終目的地の涸沢カールまで一気に登り切ります!
横尾からは急登やガレ場が続く登山道がメイン。地図で見ると行程の残り1/3なのに、移動時間は平坦道と同じ!つまりは険しい登山道です!
恐らく体力があまり無い私は、2日目でだいぶ足が遅くなってしまいそうです。行動食の消費も激しくなることが予想されます(´Д`)
この日は朝早くに出発します。涸沢カールで写真や動画を撮影する為の時間、ゆっくりと体を休める時間を確保する為です。
涸沢カールに着いたらテントを張り、外気温に左右されにくいインスタント食材の食事の予定です。どうしても足りない場合は涸沢ヒュッテか涸沢小屋で何かお食事を購入しようと思っています。
おでん。。。有名なんですよね(*´ω`)食べてみたいかも。。。
3日目 涸沢カール~上高地
下山はそれほど時間がかからないので、1日で降り切ります。坂道を下るのも膝にきますが、平坦道を歩き続けるのも膝や足裏にくるんですよね。。。無事に下山できるか不安ですが、たぶん大丈夫!
この行程で見えてくる荷物は、2泊分の着替えとタオル、3日分の行動食、2日分の自炊食材、もしもの時の購入費用を多めに(現金)、怪我予防のシップやテーピングの持ち込みが必要と思われます。
具体的に何が必要なのか、書き出してみました!
テント泊に必要な最低限の荷物!
テント泊で必要になるものを具体的に書き出します。女性視点で書くので、男性には必要ない物もあります。
◆身に着けていくもの
まずは身に着けていくものです。これだけでも十分に重量を感じますが、ザックには更に2泊3日の荷物が入りますからね。重さに慣れなければ!
- 帽子
- サングラス
- インナー
- 上着(ウインドブレーカーなど)
- 速乾タオル
- 登山用靴下
- 登山靴
- ゲイター
- ストック
- 手袋
◆ザックに入れていくもの
- テント
- 寝袋
- テントマット
- レインウエア
- 着替え(3日分)下着、靴下、インナー
- 防寒着
- サンダル(歩きやすいもの)
- レトルト食材(1日分)
- インスタント食材 (2日分)
- 行動食(3日分)
- 水ボトル、ハイドレーション
- メディカルキット
- 日焼け止め
- ボディシート
- ゴミ袋
- メイク道具(手鏡必須!)
- スキンケアシート
- お金(現金多めがベスト)
ザックの中身は最低限!着替えはできれば洗って乾かすことができれば1日分減らしていきたいと思います。夏だから乾くでしょうか?
女性向けの荷物は、メイク道具とスキンケアシートです。さすがにすっぴん登山は嫌ですけれど、フルメイクをしていられる余裕がありません。
水は無料ではありますが、使い放題ではないのです!山で水は貴重!水資源を無駄にしない為にも、シートタイプのメイク落としとスキンケアシートは持ち込む必要がありますね。
ちなみにお風呂もシャワーもないので、ボディシートを持って行くと良いですよ。体がさっぱりするので、疲れがとれやすくなります。
山小屋ではカードが使えないことがほとんど!いざという時の為にも、現金多めで持っていると安心です。
最低限の荷物はたぶんこれで全部かと。あとは食材と行動食をどれだけコンパクトにできるかにかかっています。
テント泊登山は、パッキングとの戦いですね( ゚ ロ゚)!
重量級のザックを持つ練習は必須!
これだけの荷物で最低限です。夫と2人で持つので、だいぶ分散はされますが、着替えや食料はそう簡単に減らせません。
確実に10kgオーバーの荷物が完成しそうな予感がします。。。
以前、夫とアクアラインマラソンコースを歩こう!をやった時には、ゴール目前で涙が出ました(´;Д;`)辛かったんでしょうけれど、なぜ泣いてしまったのか自分にもわかりません。。。荷物も持っていなかったのに( ´・ω・)
私は体力が無い上に、膝を長く故障している為に長時間の体力勝負が本当に厳しい!ですが涸沢カールには行きたいので、ザックに水ボトルを詰めて、重量物を持って歩き続ける練習が必要する予定です。
距離と時間を歩くということも念頭におきますが、ザックに慣れることも大切ですね。不具合や直しが必要な箇所はないか、十分に練習したいと思います。
練習にはキャンプ場がオススメ!
テント泊だって練習した方がいいです!
マットを敷いても、寝袋とテントという簡易な寝床で安心して眠れるかどうか。実際に試してみなければわからない事は多いはず!
そこでキャンプ場でテント泊のお試しがオススメです。
水場も山小屋と似ていますし、色々と普段の生活に不足している感が掴めるかと。
女性は真っ当な鏡も明かりも無い中でスキンケアとメイクをするということをお忘れなく!
鏡もいつも家にあるような大きな鏡を持って行くことは難しいと思います。メイクアイテムを忘れないようにするあまり、手鏡を忘れないように気を付けたいですね。
庭でテント泊を予定していましたが、夫からこんな事を言われました。
夫( ´・ω・)「テント泊練習はキャンプ場に行かない?」
私( ´・ω・)「なんで?庭で十分じゃない?外だし。タダだよ」
夫(`・ω・)「庭だと居心地悪かったら家に戻っちゃうかもしれないよ!」
私( ゚ ロ゚)「!!!。。。確かに!」
夫(`・ω・)「逃げ場を無くさないと!」
納得いく理由でした。
GW中はどこのキャンプ場も死ぬほど混雑しているようなので、GW開けに行く予定を立てています。
テントの設営から寝袋の寝心地、荷物の撤収までの一連の流れを掴んでおくのも大切ですね。
まとめ
登山行程の予定、持って行く最低限の荷物、荷物を持つ練習、テント泊の練習と4項目にわたってまとめてみました。
夏まであと半年弱。それまでにどれだけ練習できるかわかりませんが、楽しんできたいと思います(*´ω`)皆さまもハイシーズン登山お気をつけて!