素人が作る人生初の梅干し!レシピは意外と簡単?

素人が作る梅干し完成TOP画像

2019年6月に人生初の梅干しを作りました(*´ω`)難しいと思っていたけれど、レシピを見たら意外と手順は少な目、材料もシンプル!だったので作りましたが、これが思いのほか上手くいきました!!
しかし、少々問題も。。。

目次

 

梅干しの天日干し

三段干し網で梅干しの天日干し

しっかりと梅酢が出るように漬け込んだら、次は天日干しです。天日干しは梅雨明け後の天気の良い連続3日間で行います。
外に干すので虫がついたり、鳥や猫にいじられたりしないように、籠状になるような干しカゴ、干し網と呼ばれるものを使います。平ザルでもOKですが、見張り番がいないとちょっと不安ですね。

夫はお母さんから三段になっている干しカゴを借りて、天日干しを開始しました。
サイドからファスナーで開くので、物を出し入れする間口が広くて、作業がやりやすかったです。
梅の量が少ない場合、一段の干し網で十分だと思います。

三段干し網で梅干しの天日干し

梅の実がくっつかないように離して並べ、天気の良い梅雨明けに3日間は干します。雨が降ったら濡らさないようにすぐに取り込みます。
夜は、夜露に濡らさないように屋内か屋根の下へと移動させておきます。翌朝には再び天日干し。
1日に1回、梅の実の上下を入れ替えて乾燥を促します。

こうして手間暇をかけて3日間干すと、いい感じに梅干しの見た目になってきました!が、なぜか硬い。。。( ´・ω・)?
失敗なのか成功なのか。初めての梅干し作りなのでわからず。お父さんに聞いてみたところ、「熟せば柔らかくなる」とのことでした。
ので、熟成してからの完成を待ちたいと思います。

 

じっくり冷蔵庫で熟成

本来、梅干しは長期保存のできる食べ物なので、光の当たらない高温多湿でなければ常温保存が可能です。つまりは冷暗所という場所ですね。
しかし、我が家には該当する部屋がリビングしかありません(; >ω<)さすがにリビングの電気をいつも付けずにいるというのも嫌ですし、梅干しをリビングに置き続けるのも嫌です!

私( ´・ω・)「置ける場所、どうしよう?」
夫( ´・ω・)「冷蔵庫でいいんじゃない?冷暗所だし」
私( ´・ω・)「なるほど」

というわけで、我が家では梅干しをジップロックに入れて、冷蔵庫保存することに決めました。これが吉と出るか凶と出るか!
冷蔵庫で保存しているという人も調べてみるといるようですし。食べられなくなるような事はないのかな?と楽観しています。

しかし、「冷蔵庫だと熟成がなかなか進まない」という意見もあって。けれど、多湿になることがわかっている場所で保管してカビてしまったら、取り返しがつきません。
快適なお部屋。。。ほしいです( ´・ω・)

 

お味は。。。?

素人が作る完成品の梅干し写真

現在2019年10月下旬!同年6月からしっかり冷蔵庫熟成させていた梅干しも、早4か月が経ちました!そのお味のほどはいかに(`・ω・)?

見た目は普通の白梅干し。赤紫蘇を入れていませんが、十分に赤い色味になりました。色は、天日干しの時からそこまで変化はありません。
外側にまだまだ塩の結晶のようなものが付着しています。天日干しから一晩経った時には消えていたのですが、冷蔵庫に入れていたら再び現れました。
※カビではありません。

一番の問題は、硬さです。天日干し後の梅干しは外側から触ってわかるほどの、やや硬め!箸で持ってわかる硬さでした。それが熟成でどれだけ柔らかくなったのか?

素人が作る完成品の梅干しの中の写真

夫(*´ω`)「美味い!梅干しだ!」
私(*´ω`)「ちゃんと梅干しだ!美味しい!」
夫( ´・ω・)「あれ?でも。。。」

皮など外側の部分は柔らかく、見た目も味もしっかり梅干し!それも昔ながらの梅干しでした。
まだまだ塩分が馴染み切っていないのか、塩の角が立っているような味がします。けど美味しい(*´ω`)

食べ進めていて夫も気が付きましたが、中心部分がやや硬いままでした。食べられないほどの硬さではありませんが、周りが柔らかいので周辺との差が際立つ感じ。。。
美味しくないわけではないのですが、やや残念感が拭えません。

 

なぜ硬い?梅干しが硬い理由

梅干し作り経験者の父母に、天日干しの時に聞いた話では、熟成期間で柔らかくなるとのことでした。
ここで失敗したと思える点は、『冷蔵庫で保存していたこと』かな?と思われます。常温よりも熟成スピードは下がるようですし。

しかし、なんだかそれだけが理由とはあまり思えないのは、他の梅干しを確認したところ、箸で持った時に外側さえも硬く感じるものがあったからです。
これは熟成度の違いではないのではないか?と感じたので、インターネットで調べてみました。

 

原因1:漬け込む前の熟成が足りない

梅干しは、まず最初に青梅の状態で採取し、黄色~やや赤色に熟すまで放置しておきます。この時、きっちりと熟させずに漬け込むと、実が硬くなるようです。

梅酒や梅シロップは青梅を漬け込みますが、梅干しは完熟梅を使うという違いですね。

確かに、うちの梅干しは漬け込む前は黄緑~黄色でした。十分に香りが出ていたので大丈夫かと思いましたが、まだまだ熟しが足りなかったのかもしれません。

 

原因2:天日干しの気温

天日干しの時、日中は暑く、夜は涼しい。というのが理想の天日干しの気温だそうです。この寒暖の差が梅干しを柔らかくしてくれるとか。

今回の天日干しは、日中は天気が良かったし、夜はきちんと屋内に取り込んでいました。寒暖差と言われると、どこまでの気温差?という感じなのですが、十分だったように思います。

おそらく、今回の梅干しの実がやや硬いのは、漬け込む前の熟し具合が不十分だったということでしょう。

梅干し瓶詰め

写真(2019年6月の漬け込み始めの写真)を見ると、確かにまだ黄緑。。。(; ´□`)これは確かにまだ早かったですね。香りは桃のような芳醇な香りがしていたし、全体的に黄色く色づいていたように思えましたが、まだまだだったようです。
来年も梅干しを作るとしたら、しっかりと黄熟させて色も香りも出してから漬け込みたいと思います!

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