家族で行く宝登山トザン!満開の蝋梅とこれから見頃の梅を愛でる!
突発的な思いつきで、2020年2月8日に父母と夫と4人で埼玉県長瀞にある宝登山(ほどさん)へと行ってきました!
今まさに黄色い蝋梅が満開です!
目次
長く花見ができる宝登山
長瀞と聞いて思い浮かぶのは、ライン下りですかね。行ったことはありませんが、山奥というイメージです。
そんな長瀞に、今まさに満開を迎えている蝋梅が見れると父母に聞き、家族で遠出することになりました!
前夜~
母( ´ω`)「花見しようよ。蝋梅咲いてるって」
夫(*´ω`)「ロウバイって見たことないけど、咲いてるなて写真撮ってみたいな。あ、山なんだね。登山もできるよ」
私(; ´ω`)「場所は?お父さん達登れそうかな?駐車場はある?」
夫(*´ω`)「なんとかなるよ」
私(; ´ω`)「なんとかするから、なんとかなるんだよ。。。」
この親にしてこの子アリだな!と思った瞬間でした。本当そっくり親子。考えるよりも先に行動する。。。
色々計画たてる前に決まってしまいましたが、結果オーライではありました。
埼玉県長瀞にある宝登山は、標高497mの小さな山です。
長瀞駅前から続く参道には、有名な長瀞の桜が咲き誇る写真スポット。ソメイヨシノ、シダレ、八重などの桜が順次咲いていくそうです。4月頃には満開の桜の下を歩けます。
山頂には黄色くて小さな花を咲かせる蝋梅が2月上旬から先始め、2月中旬ころには満開を迎えます。それに続くように紅白の梅が咲きだし、続いて桜へとリレーしていくように花が咲き乱れます。
山頂に花がひしめく姿は、まさに圧巻!梅と桜が咲くころに是非訪れたい場所でした。
登りも下りもキツくない
低いとはいえ、山です。急登があると父母にはキツそうなのでロープウェイで登ることを想定していましたが、全くその必要もないほどに楽々登れました!(母は若干お疲れ気味でしたが)
登り:60分(かなりゆっくり)
下り:20分(かなり速足)
基本は坂道。緩やかな傾斜で、幅の広い坂道がつづら折りになって続いていきます。山の木々に適度に囲まれ、涼しい日陰の中を登りつつ、時折見せる秩父山系らしき山の姿が遠くに見えます。
天気の良い日は特に気持ちよいハイキングができそうです。
事前に調べておいたところ、難所というような難所はたったひとつ。階段が現れたら、山頂はもうすぐそこです。
この山頂前の階段が急で、慎重に!と思っていたのですが、登山道とハイキングコースで道が違ったのか、そんな急な階段には出くわしませんでした。登っても50m程度?なものでしたね。
それよりも、溶け残っていた雪がしみ込んだ土が、たくさんの人が歩いたことで泥となり、山頂手前の坂道は泥道になって滑りやすかったので、そちらの方が危険でした。
ロープウェイは15分刻みで出ていますが、花が見頃となる時期には臨時便も出ているようなアナウンスがあり、もう少し本数が多いのかもしれません。
下りだけ父母がロープウェイに乗りましたが、満員だったようです。
山頂は蝋梅、梅、福寿草、桜!
山頂に到着すると、姿は見えないのにふんわりと蝋梅の香りが漂ってきました。春を思わせる優しい香りですね。
ロープウェイ駅より更に上の小高い丘のような斜面一面に蝋梅が咲き乱れています。
青空と黄色の蝋梅がとても見事!一眼レフカメラ持ってきて良かったー(`・ω・)!
上から、蝋梅→冬桜→梅→つつじ→福寿草という感じで植えられています。
2月上旬では、蝋梅と冬桜は満開。梅は早咲きのものが1、2つくらい花開かせていますが、ほとんどがまだまだ蕾を固く閉ざしていました。
写真に写る枝が全て梅の木ですが、まだ咲きそうではなかったですが、これが咲いたらさぞかし綺麗でしょうね。埋め尽くすほどの紅白の梅の花。咲いた頃にまた来てみたいです。
蝋梅は花が長いので、梅の咲きはじめと重なる時期があります。その日こそシャッターチャンスですね!
狛犬ではなく狛オオカミ?
山頂の蝋梅園の更に上には、宝登山神社の奥宮があります。小さな社ですが、狛犬ならぬ狛オオカミが鎮座した静かな空間でした。宝登山神社の由来となった山犬達だそうです。
参道脇にお土産屋さんや売店があって、寒さ対策なのか焚火とそれを囲う丸太のベンチもあって。なかなか風情がありました。
今の時期は甘酒など温かい飲み物が多かったのですが、夏にはラムネも販売していようです。坂道だけの楽なハイキングでも、急いで登ると汗が出るほどには体力を消耗します。火照った体に冷えたラムネは美味しそうですね!
社の左右にいるオオカミも凛々しい顔つき。狛犬とはやはり顔つきが違いますよね。オオカミなだけあって、顔がシュっとしています。