canon EOS 60D シャッタスピードを知って瞬間の撮影に強くなる!

こんにちは(*´ω`)
前回はISO感度についてご紹介させていただきました。その中でシャッタースピードについて軽く触れたので、今回はシャッタースピードのご紹介をしていきます。

シャッタースピードとは?

読んで字の如く、シャッターを押してから切り終わるまでの速さのことです。通常シャッターは閉じた状態にあります。シャッターを押した瞬間だけ素早く開いて・閉じているのです。
この速度を速くすることで瞬間を、遅くすることで少ない光を多く取り込んだり、素早い動きの被写体の残像を残したような写真が撮れるというわけです。

よくある困った写真で、子供の運動会やお遊戯会を見に行ったはいいものの、写真がどれも被写体である子供がブレてしまって、1枚も良い写真がなかった!なんてことはありませんか?
本当に困りますよね。やり直してください!なんて言えませんし、記念になる瞬間は一度しか訪れないと言うのに。。。

そんな時は事前練習です!
シャッタースピードを理解して、パっと操作できるようにしておけば、どんな瞬間でも慌てることなく素敵な写真が撮れますよ。
こうしている瞬間にも夫が後ろでカメラを構えています。。。私など撮らなくても良いでしょうに(;´ω`)

シャッタースピードの設定方法

まずはシャッタースピードの設定方法です。前回もご紹介しておりますが、復習ということで再度ご紹介いたします。

カメラ上部にあるモードダイヤルを『TV』に合わせることで、シャッタースピードを設定することができます。
TVモードに合わせたら、メイン電子ダイヤルを回すことで数値を変えます。
左に回すと値は小さくなり、右に回すと値は大きくなります。
この値は『何分の1秒』という単位になり、値が小さいと遅く(例:50分の1秒)、値が大きいと速く(例:1000分の1秒)なります。

シャッタースピードの違いで写真の出来がどう変わるのか?

値が1を下回るほど遅くもできます。主に夜景などを撮る時ようの速度ですね。
800以上くらいの値になると、落ちる水滴が玉になって撮影できます。滝や雨の風景で滴の形を残して撮りたい時には800以上の値を設定しましょう。
動き回る子供や小動物に対しては、2500くらいの値を基準にして設定を変えて見ましょう。突然どんな動きをするかわからない小動物ですが、その瞬間のスピードは本当に早いですよね。ブレずに撮るには、このくらいの値が必要のようです。
ただ、ここに述べた値はあくまでも基準です。機種によって差が出るようなので、お手持ちのカメラで練習してみてください。

ただし、シャッタースピードを変えるということは、光の取り込み度合も変えなければ真っ暗な写真が出来上がります。
晴天の屋外であればほぼ大丈夫ですが、日陰や屋内などではそうはいきません。ISO感度も合わせて変更してあげてください。

TVモードとスポーツモードの比較

シャッタースピード500とスポーツモードで比較してみました。この日は台風一過で強い風が一日中吹いていました。
こちらがシャッタスピード500の写真です。
そこそこの速度で撮ったつもりですが、木葉も木の枝もブレています。そもそもISO感度と合っていないですね。

こちらがスポーツモードの写真です。
ISO感度も自動の為、ピントを合わせるだけでOKです。手前の木も後ろの木、その遠くにある青空までくっきり写りました。

もっと簡単!スポーツモード!

先程の比較撮影で使用したスポーツモードというオートモードがあります。これに設定しておけば、運動会など瞬間を撮影したい場合には最適です。
けれど、やはり細かな設定がないと撮りきれない部分もあるのは確か。
オートモードで撮影しつつも、シャタースピードの特訓もしておきたいところですね。

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