貧脚な初心者が伊豆いちショートを走ってきた!初めての本格ヒルクライムに挑戦!

貧脚で永遠の初心者な私ですが、60kmくらいなら頑張れるかな?と思って、サイクルボールの伊豆いちショートに挑戦してきました!
真夏の青空の下、貧脚初心者がどこまで上れるのか?

目次

 

サイクルボール伊豆いちショート完走タイム

2021年7月道の駅伊豆のへそ

サイクルボール2ndになってショートコースが増設されて、貧脚初心者な私でもサイクルボールに参加することができて、とっても嬉しいです!
ただ、ショートコースであっても貧脚初心者には辛い道程であることに変わりはない!死ぬ気で走りました!

伊豆いちショートは、60kmの短い距離の中に、ひとつ大きな山が待ち構えています。このだるま山が難所と呼ばれている部分です。これさえクリアできれば、あとは下りと平坦のみ!(平坦って言っても、伊豆だから。。。ね)

  • 距離:55.8km
  • 獲得標高:980m
  • 平均勾配:2.2%
  • 最大勾配:21.4%
  • スタート:7:50
  • ゴール:14:30
  • 走行時間:6時間25分(休憩時間除く)

完走目安時間よりも1時間30分プラスで、無事完走することができました(*´ω`)!
ヒルクライムでは、本格的な山や峠と呼ばれる道を走るのが初めてで、不安と心配がありましたが、予測していた時間の半分で走り抜けることができて、自分でも驚いています。

こんな貧脚初心者な私でも、頑張って完走できるだなんて!本当にうれしい!
伊豆いちショートコースのポイントや、ここ本当に辛いんだって!というポイントをご紹介していきます。走行の参考にどうぞ。

 

迷子と独鈷の足湯

メリダXベースをスタートすると、市街地というよりも幹線道路沿いを走ることになります。道が上下に入り組んでいるので、地図を見間違えると逆方向に行ってしまいそうになるところもあるので、進行方向がどっちなのか、地名でも確認しておいた方がいいですよ。
私たち夫婦は、スタート早々に道を間違え、無駄に山を上りました。

伊豆いちショート道間違い

本当は、赤いラインのように狩野川沿いを修善寺温泉まで駆け上るはずが、いつの間にか青いラインの方に入り込んでしまい、狩野川を遠く離れて、ひと足早く山に入ってました。
「こんな最初にヒルクライムあったかな?伊豆ってやっぱり平坦が少ないんだね」と思いながら走っていましたが、地図を確認した夫によって道間違いが発覚!結構上ってきていたんで、スタート早々に足を使ってしまった道間違いでした。

元のコースに戻るのは下り坂だったから楽だったんですが、無駄に距離を走ってしまったことと、夏の暑さに水分を無駄にしてしまったのが痛いかったですね。

夫( ´・ω・)「ごめんね。道間違えちゃった」
私( ´ω`)「大丈夫だよ。でも、このままショートカットしても着いたんじゃない?」
無駄にヒルクライムにはなりますが、間違った道を突き進んでも、修善寺温泉には辿り着けそうでした。
道間違いをした上に、無駄に足を使ったことに意気消沈してしまった夫。。。
夫( ´・ω・)「妻が先導して。。。」
私( ´ω`)「いいよ」
いつもは夫にナビゲーションをお願いしているんですが、夫が疲れた時には妻が支えます!
10分後~
夫(; ´△`)「妻!道間違えてるよ!」
私(; ´ω`)「え~?ショートカットできるし、このまま行かない?」
夫(`・ω・)「戻ろうよ!」
私(; ´ω`)「は~い」
ナビ見ながら走るのって、案外難しんですね。スピードを出しやすい平坦道だと、曲がり角があっという間に過ぎてしまいました。

なんとか道間違いと格闘しつつ、間違えようのない修善寺温泉までの道を上り始めました。
最初のチェックポイントの独鈷の湯公園まで、ほとんど平坦といってもいいくらいの上り坂で、斜度はあっても4%くらいなんです。だから舐めていましたが、結構キツかったです。速い人はサクサク上っていくんでしょうね。坂道では、夫にあっという間に差をつけられてしまう私は、一人で奮闘していました。

2021年7月伊豆の独鈷の湯公園

どうにか上り切ると、赤い欄干に彩られた独鈷の湯公園発見!東屋みたいなところには、足湯があって、足湯の隣にはサイクルラックもあります!もちろん「休め」と言っているんですよね。素敵な場所です!

自販機やカフェもあって、温泉郷の一角といった雰囲気が楽しめるチェックポイントでした。まだ早い時間帯だったので、人はほとんどおらず、ゆっくりできました。
ただ、この時点で朝8時30分くらい。気温は30度を超えてるんじゃないかな?ってくらい暑かったです。日陰にいないと、背中がチリチリと焼けていきますので、ご注意を。

そして、今回の伊豆いちショートの最も心配な部分はここから始まります!
ここからはだるま山を上る本格ヒルクライム区間です。ヒルクライム自体が初めてな私と、新車のビアンキで来ている為に走り慣れていない夫。ペースを合わせることができないので、それぞれ個別で走ることを予定していました。やはり予定通りに私が先行し、夫は修善寺温泉を軽く観光してまわってから、私を追いかけるという算段です。
私がだるま山高原レストハウスに着くのが先か?夫が途中で私に追いつくのが先か?

 

壁はだるま山高原レストハウスの前後!

夫と別行動し、まずはコースに沿って上り坂を走ります。修善寺温泉の中は道が狭く、車一台分程度の道幅しかありません。車同士がすれ違う場面に遭遇すると、必然的に停車しなくてはならないので、この区間は早めに抜けるのがよさそうです。足止めされかねません。

本格的に山に入ってきたな、という場所からだるま山高原レストハウスまでの私的な難所を地図に表しました。

伊豆いちショート難所1

オレンジ色のラインがまだどうにか頑張って上れている区間です。日陰があるし、車の往来がほぼ無いので自分のペースで走ることができます。

青のラインは足を休められる唯一のポイントになると思います。緩やかな坂か平坦のわずかな区間です。短いですが、ここで息を整え、足を少しだけでも休められれば。

赤のラインは死にそうでした。ギアは一番軽いのに、鉄下駄のホイールをつけているかのような重さを感じ、後ろに引っ張られる感覚と足の重さを否応なしに感じる区間です。
つづら折りになっているんですが、右カーブの時には斜度が緩やかになるので、気持ちも楽です。足が休められるほどではなかったんですが、ペダルを回せないほどの斜度ではないです。
左カーブが大変辛い。。。なんでこんなに斜度があるのかと思うほど、斜度がキツかったです。ペダルに体重をうまく乗せきれず、どうしても膝を使ってしまいました。ヒルクライムの上り方を練習してはいたものの、実走で使えるほどのレベルには至っていなかったようです。

ダンシングなんて、1mも進めば良い方でした。余計に体力を奪っていくので、座りすぎて接地部分が痛い!という時の苦し紛れのダンシングにしかなりませんでした。
もっとダンシングをうまく使えるようになれば、貧脚でも自重をうまく使って上りやすくなるはずです。

赤のラインの前半は日陰が多いんですが、後半はがっつり日向です。背中も腕も頭も暑いです!自販機はひとつもないし、コンビニ等の店もありません。だるま山高原レストハウスに着くまでは、補給すらもできません。
手持ちのボトルと補給食だけが頼りになります。補給不足にだけは気を付けていきましょう!

だるま山高原レストハウスまでのヒルクライムでは、30分遅れでスタートした夫に何とか追いつかれることなく上り切ることができました。夫の方は、バイクの横転事故を目撃し、ちょっと時間をとった瞬間があったそうです。ヒルクライムの途中でロードバイクを降りたので、スピードを殺してしまったのが私に追いつかなかった原因でしょう。

続いて、だるま山高原レストハウスの先の区間です。山頂がだるま山高原レストハウスだと思っていると、痛い目を見ます。伊豆いちショートコースの最大斜度は、この先に待ち構えているんです!

伊豆いちショート難所2

だるま山高原レストハウスで休憩した後、戸田峠まで結構な上り区間が待っています。この区間でも辛いんですが、戸田峠の分岐まで来てしまえば少し楽な斜度になるので。

上の地図上でいうと、青のラインから赤のラインに変わるところに絶景ポイントがあります。それは次の項目でご紹介しますね。その休憩ポイントの先が、今回の最大斜度21.4%のヒルクライムです!遠くから見ても、キツイのか何なのかわからないんですが、実際に目の前にしてみると壁にしか見えません!
見晴らしのいい場所なはずなのに、見晴らしの良さなんて見ている余裕がない私!ただひたすら目の前の地面だけを見て、必死に息をしているだけで精一杯でした。

最大斜度21.4%を上り終えても、平和寺のある場所まではまだ上り坂区間は続きます。平和寺が見えたら、やっと上りが終わり、ダウンヒルの始まりです。そこまで頑張れば、あとはもうロードバイクに座っているだけで進めますよ。

 

だるま山高原レストハウスからは絶景!

だるま山高原レストハウスは、本当に絶景ポイントです!ここから見える景色は、何とも言えない感動に包まれていました!
自分の脚で上ってきたという自覚が湧かないまま、ぼんやりと疲労回復して眺めていたんですが、それでも「いい景色だな~」と思える絶景です。

伊豆いちショートだるま山高原レストハウス

だるま山高原レストハウスでは、素敵な出会いもありました(*´ω`)
ある有名YouTuberさんがプライベートでいらしてたんです!感動で打ち震えていたら、「こんにちわ」と声をかけてくださって!
プライベートにも関わらず、お写真を撮らせていただけました!こんな時期なんで近づいて写真撮影が躊躇われたんで、YouTuberさんだけを2mくらい離れたところから写真を撮りました。できれば一緒に撮りたかった!コロナじゃなければ!

私はちょうど着いたところで、相手はちょうど出発するところだったらしく、お引止めするのも申し訳ないので、すぐにさようならしたんですが、写真掲載の許可をとるの忘れてしまっていました(; ´△`)
写真掲載もできず、誰とも言えないんですが。この感動だけはブログに残しておきたくて。。。
この場を借りて、あの時はありがとうございました(*´ω`)!

だるま山高原レストハウスでは、屋内屋外両方でゆっくり休憩できます。食堂スペースでは、名物のわさび丼や焼きおにぎり、ソフトクリームなんかもあります。自販機もしっかりあるので、次のチェックポイントまでの十分な補給をとるには最高の場所ですね。

伊豆いちショートだるま山高原レストハウス

だるま山高原レストハウスを超えた先にある休憩ポイントもまた、絶景なんです。どちらかといえば、私はこちらからの景色の方が凄かった印象があります。自販機や東屋など何もない砂利道の駐車スペースしかありませんが、それでもここで立ち止まって写真を撮る人は多かったです。

伊豆いちショートだるま山からの景色

右下の写真で見える山とその山の右下から左上に続く道があるのがわかりますか?そこが最大斜度21.4%に続いている道です。こうして遠くから眺めているとキツくなさそうに見えるんですが、上ってみると違うんですよね。本当に壁です、壁。

 

恐怖の本格ダウンヒル!

私は、ヒルクライムが今回の伊豆いちショートで初めてでした。坂道と呼べるものなら走ったことはあるんですが、上り坂とヒルクライムは一緒にしてはいけませんね。坂道は短距離で終わるし、その後は平坦だったり下りだったりするんで、すぐに楽になれますが、ヒルクライムは長距離でずっと上り坂なんですよね。それを体感してみて、クライマーは恐ろしいと改めて思いました。

そして、ヒルクライムが初めてということはダウンヒルも初めてなんです。急な下り坂を走ったことはあっても、長く続くダウンヒルは初めてです。しかもつづら折りのダウンヒルの恐怖は、走ってみないとわからないことだらけでした。

ダウンヒルで怖いのは、スピードですよね。スピードに乗りすぎると、その力が遠心力となってカーブを曲がり切れません。山道なんで、対向車線にはみ出したら車とぶつかります。
かといって、道の左端を走行するのが難しいんです。なぜなら、路面状態が悪いところが多いから。道のひび割れもありますが、木の枝や落ち葉が溜まっている部分は、決して乗り上げてはいけません。落ち葉が濡れでもしていたら、簡単にタイヤが滑り、最悪の場合はガードレールを飛び越えていってしまいます。

常にブレーキに手をかけているというよりも、常にブレーキを握りしめている状態で走り続けるので、地面の振動を平坦以上に感じます。手を離すことが絶対できないので、地面のちょっとした衝撃で手が痛いです。下ハンドルを持っているとブレーキの強弱がつけやすいんですが、その体勢をとるとスピードが増すというデメリットがあるので困りものですよね。

後続車がいなかったのが幸いだったので、私は路肩から距離を取り、道の真ん中を走らせてもらっていました。ブレーキを一生懸命握ってスピードを落としているのに、一緒に下り始めたバイクと同じスピードで走れるから不思議ですよね。
このダウンヒルは、約15kmくらい続きます。山道の風景から民家が見え始めたら終了です。

 

道の駅月ヶ瀬で梅ジュース!

初めてのヒルクライムとダウンヒルを終えて、緊張と脚の限界で疲れ切った体に、この道の駅月ヶ瀬で癒しデザートを堪能できます。
ランチメニューのある月ヶ瀬テラスキッチンもあったんですが、だるま山高原レストハウスで食べてきたし、この先にあるチェックポイントでピザを食べたかったので、ここではデザートだけを食べることにしました。

リバーサイドスタンドという小さなお店で、静岡紅ほっぺいちごラテフロート、梅ゼリー入りジュースをいただきました。

伊豆いちショート道の駅月ヶ瀬

梅ゼリー入り梅ジュースはおすすめです!疲れた体に梅の疲労回復効果が染み渡ります!底に入っている梅ゼリーの食感がなんとも楽しい!見た目もグラデーションの美しいドリンクなので、映え間違いなしです!

夫は紅ほっぺいちごラテフロートを食べました。ここのソフトクリームが美味しいの!底にある苺が冷たくて、甘くて、少しだけ酸味があって!美味ー!

道の駅月ヶ瀬は、地元でも人気なのか割と混雑していました。店内は座るところが見つけられなかったので、外でいただいています。サイクルラックは自販機の目の前に設置されていました。ドリンク補給にちょうどいい場所でした。

 

本格ピザ店 The Crankのシェフも走る?!

だるま山高原レストハウスでは軽い食事しかとっていなかったのは、このお店でランチをする為!
本格ピザ店のThe Crank!
なんとサイクルラックが店内に二台も設置されています!こんなサイクルフレンドリーなお店は他に見たことがありませんでした!どうしてこんなにサイクルフレンドリーなのかというと、このお店のシェフもロードバイクに乗る人だから。

店内の壁にはたくさんのサインやサイクルウエアが飾られていて、ロードバイク好きなのが伝わってきます。
サイクルラックを店内に設置している為なのか、床はコンクリートなんです。これだと汚してしまうかもという心配も少なく、遠慮なく店内にロードバイクを持ち込めます。
店員さんの対応がすごく良くて、店の外でサイクルボールのチェックインをしていると、入り口ドアを開けて招き入れてくれました。入口もロードバイクを押しながら入れる広さが保たれていて、しかもドアは引き戸!凄い!

このお店の詳しい紹介は、別の記事にまとめます。言いたいことがありすぎて!もう素敵!ここではひとつだけご紹介しておきたいことが。。。
サイクリストには、ドリンクセットがサービスです!

 

メリダXベースはビンディング厳禁!

長い伊豆いちショートも終わり、6時間半でスタート地点だったメリダXベースに帰ってきました。朝に見た時は、これから上るんだ!という気合と緊張でいっぱいだったけれど、ゴールした時には感動と安心で緊張がやっと解けました。

メリダXベースは道の駅伊豆のへその奥の奥です。ロードバイクを降りて進みますが、メリダXベースの入り口から約150m手前にサイクルラックがあります。そこでロードバイクを置き、ビンディングシューズからクロックスに履き替えなければなりません!

メリダXベース入口

疲労で完全に目に入っていませんでしたが、サイクルラックの目の前に鍵付きロッカーとソファーがあります。そこでビンディングシューズを脱いでロッカーにあるクロックスを履くように注意書きがありました。
ロッカーは鍵付き、自己管理です。

長い長いヒルクライムを走り終え、足をついたところもあったけれど、どうにか完走することができました!
女神の声を聞いて、宝箱を開ければ、そこには完走した者にしか手にすることのできないサイクルボールカードが!!!

伊豆いちショート完走

私(*´ω`)「やったね!完走したよ!走り切ったよね!」
夫(*´ω`)「頑張ったね!完走だよ!」

 

楽しかった!辛かった!苦しかった!

初めてのヒルクライム、ダウンヒル。初めてのことが多かった伊豆いちショートは、無事に完走で終えることができました。ケガも事故もなく済んだのは、本当に良かったです。
真夏の青空と伊豆の山々が、何よりも記憶に鮮明に焼き付いた一日になりました。この暑さと脚への疲労は忘れることはできません。

貧脚初心者な私の感想としては、だるま山高原レストハウスに向かうヒルクライムが一番つらかったですね。最大斜度21.4%は、前後に楽な区間があるので、瞬間的なら多少の辛さも乗り越えやすいと感じられました。
けれど、だるま山高原レストハウスへ向かうヒルクライム区間は、延々と長く続くつづら折りなので、その長さが本当に辛く感じましたね。つづら折りのカーブを曲がる度に、あと何回曲がれば頂上なんだよと思いながら、徐々に重くなるペダルを押し込んでいました。

だるま山高原レストハウスを目前にした最後のつづら折りが、あまりにもキツくて、ロードバイクを降りて歩いた唯一の区間です。長く続いたつづら折りのヒルクライムに、足も気持ちも悲鳴をあげてしまいましたよ。
逆に、最大斜度21.4%のヒルクライムはなぜか足をつくこともなく上り切ったので不思議です。

思い出深い一日になりましたが、もうヒルクライムはいいかなと思えました。実際に上ってみて、楽しさを感じられなかったんです!楽しいよりも、辛い!キツイ!ばかりを感じて走っていました。もう少しヒルクライムが上手くなれば、楽しいを感じられるようになるんでしょうか?

次のサイクルボールで検証してみようかどうか。。。できれば、もうキツイのは嫌ぁああ(; ´△`)!

おすすめ