初めての登山へ!初心者が山を登るために必要な山道具はコレ!

山頂からの朝日の写真

登山の道具は道具はたくさんあるし、全部買うなんて考えたらお財布がピンチ!
できるだけ簡素に登山を始めたいなら、コレだけ買えばOK!というものを実体験から選出しました!

 

目次

必要な道具とは?
  1. 登山靴
  2. 登山用靴下
  3. ストック
まとめ

 

 

山で必要な『もの』とは?

登山者のイラスト

登山でまずは何が必要かと言うと『安全』です!これは何よりも大事!安全を確保するためにはどんな山道具を持てばいいのかを考えます。

コンクリートで整備された街中の道とは違い、長く険しい山道を歩くので足元の安全は必須です!
富士山にスニーカーで行った時に、私は心から思いました。
私( ´・ω・)これは無事に帰れないかもしれない。。。
本気で転がり落ちるかもしれないと思いました。元々、脚力に自信もなかったので転倒したら真っ逆さまかな~と、登り始めてから気付きましたね。

足元の安全は山での全ての安全の基本!ウエアやザックの代用があっても、靴の代用はできません。しっかり悪路を歩ききれる登山靴を買った方が、安全度が増します!

 

 

初心者が買う山道具1
登山靴

まず、山と言えば歩きます。延々とひたすらに長い山道を歩きます。平坦なところもあれば、階段や鎖場、岩場などの悪路もあります。と言うことは、長い悪路を歩いても疲れにくい靴が必要ですね!

登山靴は様々な悪路を想定してつくられた『山を安全に歩ける靴』です。
砂や砂利が付着した岩などは、想像以上に滑りやすいです。雨なんか降った日にはスニーカー程度ではツルンツルンに滑りますよ!どの登山コースを選ぶかによって難易度は違いますが、悪路の無い山道なんてないです!

やはりグリップ力に優れた登山靴は足元の安全の為の必需品です。
私もタイオガブーツを履いた日から、山歩きが楽に感じたくらいです。スニーカーとは大違い!気楽に踏み出せる・踏み込めるって気持ち良いものですね!

オススメ登山靴はミドルカットの登山靴です。
登山靴は通常の靴よりも全体が硬いし、ハイカットだと足首を固定される感覚が強いので歩きにくさを感じやすいです。慣れない内はハイスペックな登山靴よりも、気軽に履けるミドルカットをオススメします。

この一足あれば、日本の山ならほとんど行けます!
難易度が高い山と冬山は別格なので、別に考えなくてはなりませんよ。

 

タイオガブーツ

軽さと安定のグリップ力が心強いタイオガブーツ。
全天候型の登山靴なので、いつ・どこの山でも安心して歩けます!

 

 

登山靴で靴紐がダイヤル式で簡単に締められる靴がありますが、そこそこの山に行くなら履かない方がいいと思います。
ダイヤル式は着脱が楽にでき、軽量で機能面にも優れていますが、靴紐の微調整ができません。
登りと降りでは靴紐を調整することはよくあります。登りの時は上までしっかりと固定するように締め、降りの時は一番上の部分を外し、足首の可動域を広げたりします。
ダイヤル式では全体を満遍なく引き締めるので、こういった微調整ができません。

ですが、低山や整備された山に行くのであれば着脱が楽なダイヤル式もアリだと思います。

 

 

初心者が買う山道具2
登山用靴下

次に靴をより足に密着させる為には靴下が必要です。靴がしっかりしていても、靴の中で足がズレれば靴擦れを引き起こします。小さな怪我は大きな怪我に繋がりやすいので、小さな違和感や不安は小さな芽のうちに取り除きます!

登山用の靴下は靴と足の密着性を高める為だけではなく、足が疲れにくい設計、汗を吸収・速乾、高いクッション性で足裏・つま先を守るなどの性能があります。
素材は登山でお馴染みのメリノウールや化学繊維など色々ありますが、だいたいぶ厚いです。
山の上では夏でも涼しい~寒いことが多いので、基本保温性の高い厚手になっています。中厚手~厚手と微妙な厚さの違いもあるので、登る山の気候を考えて揃えるものアリです。

靴と足の密着性を高めるからと言って、くるぶし丈なんて選ぶのは危険です。
慣れている人ならば靴擦れにはならないでしょうが、登山靴や登山自体に慣れていない人なら足首が靴擦れを起こします。以外と擦れるんです。
ふくらはぎの中間くらいまである丈が一般的ですし、ベストです。足首もすっぽり入るので温かいですし、靴擦れも起きません。

足指全体がひとまとまりになるミトンタイプと五本指に分かれるタイプがありますが、五本指タイプはあまり一般的ではないようで、店頭に無いことが多いです。
五本指タイプだと足の爪で他の指を傷つけることがないので、よく足の爪で怪我をする人は五本指タイプがいいと思います。
保温性の違いは個人差かな?と思ったことがあります。
私は五本指タイプでもミトンタイプでも自分の体温が高めなので、どちらでも温かく感じました。友人は冷え性で、自分の冷えた指が当たるミトンタイプだと余計に冷えると言っていました。
レビューでも、五本指は一本ずつ包まれているから温かいとか、ミトンタイプの方が温かい空気に触れる面積が大きいから良いとか様々でした。

 

サウスフィールド アウトドアソックス

足裏からのカバー力が強く、足のアーチが崩れにくい!
厚手で保温性アリ。汗を素早く吸収・乾かしてくれます。

 

BIO MAX 機能性五本指ソックス

甲側はメッシュ地になっていて通気性を確保!
立体的な足の形に合わせて引き締めてくれる設計でフィット感が高いです。

 

 

初心者が買う山道具3
ストック

足の補助!という意味でストックはあると便利です。特に登山初めてという人にはあった方が楽に感じると思います。

ストックは使い慣れないと二の腕が疲れたり、背中が疲れたりもしますが、使い慣れれば歩みを補助してくれる便利なパートナーです。
利用するしないは現地で考えるとしても、持っていると安心ですね。特に脚力が弱い人、膝が弱い人、体力が心配な人は持って行くことをオススメします。
私は疲れてくると上半身がどんどん前傾姿勢を通し越して猫背になっていってしまいます。ストックがあればそれを抑制してくれますし、疲れて悲鳴を上げる膝を助けてくれるので助かっています。

しかし「邪魔」という意見もあります。
坂道や階段状などの山道ならば使い勝手はいいのですが、岩場や鎖場などではストックは邪魔以外の何ものでもありません。いちいちザックに片付けるのも面倒ですし、その度に足を止めるのも嫌だと思います。
けれど片付けないで手に持ったままだと、後ろを歩く人にストックの先端が向いてしまって大変危険です。自分も両手が自由に使えないので滑落の危険が増します。

ストックにはT字型とⅠ字型があります。昔はI字型が基本でしたが、最近はT字型が増えてきた感じですね。
T字型だと登り降りで持ち方を変えられるので、掴みやすいです。
I字型は昔からある形で人気です。T字型は使い慣れないという人が多いそうです。

ストックの先端にある硬いゴム状のカバーは雪山以外では付けるものです。山道や岩場を傷つけない為のカバーです。雪山に行かない限り、基本的には付けておきましょう。

 

サウスフィールド トレッキングポール

T字型の持ちやすいストック。
登山初心者が持ちやすい安価でシンプルなデザインです!

 

こちらはI字型。
持ち手のグリップしやすい形は長時間の登山でもしっかりと掴めます!
私的な意見として、手が大きい人はT字型よりI字型の方が握りやすそうですね。

 

 

まとめ

登山をはじめる3つの山道具をご紹介しました。この3つがあれば、とりあえず初めての登山は安全に成功できると思います!
あとは『覚悟』です。歩ききる覚悟、同行者と楽しむ覚悟をして山に挑みましょう!

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